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: 清純であらねばならない彼女の不義に怒りを露にするものの、王の意思に反して彼女を追い詰めたため、それが原因で命を落とすことになった。
 
: 清純であらねばならない彼女の不義に怒りを露にするものの、王の意思に反して彼女を追い詰めたため、それが原因で命を落とすことになった。
 
; [[ランスロット]]
 
; [[ランスロット]]
: 円卓の同僚。もともと性格的な相性は最悪だったが、ギネヴィアを脅迫、罵倒したことで激昂させてしまい、殺されることになる。
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: 円卓の同僚。もともと性格的な相性は最悪だったが、ギネヴィアを脅迫、罵倒したことで彼を激昂させてしまい、殺されることになる。
: この世界でも再び自分と同じ陣営で戦う事になるが互いに相手の内情を全く理解せず、信用もしていないため相変わらず険悪極まりない仲であり、彼と話をする時には両者とも感情的になって殺気立ち、一触即発な空気を作り出す事が多い。しかし円卓の騎士最強とも言われるその実力については確かに認めている模様。
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: この世界でも再び自分と同じ陣営で戦う事になるが互いに相手の内情を全く理解せず、信用もしていないため相変わらず極めて険悪な関係であり、彼と話をすると両者とも感情的になって殺気立ち、一触即発な空気を作り出す事が多い。しかし円卓の騎士最強とも言われるその実力については確かに認めている模様。
 
; [[モードレッド]]
 
; [[モードレッド]]
 
: 円卓の同僚。自分と同じくモルガンが送り込んだ刺客でもある。そのためか割と気にかけている。
 
: 円卓の同僚。自分と同じくモルガンが送り込んだ刺客でもある。そのためか割と気にかけている。
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:自らの望ましい強い王として、アーサーは使える、適していると考え、利用した。当初はそうだった。だが―――。
 
:自らの望ましい強い王として、アーサーは使える、適していると考え、利用した。当初はそうだった。だが―――。
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;「私は女は嫌いだ。<br> モルガンは醜く<ruby><rb>淫蕩</rb><rt>いんとう</rt></ruby>だった。清らかさを<ruby><rb>謳</rb><rt>うた</rt></ruby>ったギネヴィアは貴様との愛に落ちた。<br> 私は生涯、女というものを嫌悪し続ける。<br> 人間というものを軽蔑し続ける。<br> 愛などという感情を憎み続ける。<br> その、私が―――。<br> はじめて。嫌われる事を恐れた者が、男性であった時の安堵が、おまえに分かるか。<br> ……それが。貴様とギネヴィアのふざけた末路で。王の苦悩を知った時の、私の空白が、おまえに分かるか。」<br>「私には、まだやるべき事が残っている。<br> ―――報いを受けろ。貴様はまた、我が王を裏切った」
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;「私は女は嫌いだ。<br> モルガンは醜く<ruby><rb>淫蕩</rb><rt>いんとう</rt></ruby>だった。清らかさを<ruby><rb>謳</rb><rt>うた</rt></ruby>ったギネヴィアは貴様との愛に落ちた。br> 私は生涯、女というものを嫌悪し続ける。<br> 人間というものを軽蔑し続ける。<br> 愛などという感情を憎み続ける。<br> その、私が―――。<br> はじめて。嫌われる事を恐れた者が、男性であった時の安堵が、おまえに分かるか。<br> ……それが。貴様とギネヴィアのふざけた末路で。王の苦悩を知った時の、私の空白が、おまえに分かるか。」<br>「私には、まだやるべき事が残っている。<br> ―――報いを受けろ。貴様はまた、我が王を裏切った」
 
:アグラヴェインの周囲に見せなかった自身の、そして王への偽らざる本心。王に仕えるうちに、いつしか王に希望を見出し、惹かれていき、やがて王の苦悩を知るのだった。そしてそこで自分が「男」だと思いながらこの上なく敬愛していた王が、自身がこの上なく嫌悪してきた「女性」であったことに心底絶望した。
 
:アグラヴェインの周囲に見せなかった自身の、そして王への偽らざる本心。王に仕えるうちに、いつしか王に希望を見出し、惹かれていき、やがて王の苦悩を知るのだった。そしてそこで自分が「男」だと思いながらこの上なく敬愛していた王が、自身がこの上なく嫌悪してきた「女性」であったことに心底絶望した。
そしてそのことを知るきっかけとなり、今この世界でも目の前で王や自分達に剣を構え、挙げ句の果てに自身を裏切り者呼ばわりしたランスロットに対して、今まで蓄えてきた憎悪と怒りの全てを爆発させている。
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:そしてそのことを知るきっかけとなり、今この世界でも目の前で王や自分達に剣を構え、挙げ句の果てに自身までも裏切り者呼ばわりしたランスロットに対して、今まで蓄えてきた憎悪と怒りの全てを爆発させている。
:気に食わない相手の本音を知ったランスロットは愕然とし、そして……。
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:気に食わなかった相手の本音を知ったランスロットは愕然とし、そして……。
    
;「……いえ、畏れ多い。それに、私には仕事がまだ、五つばかり残っています。」<br>「賊軍の排除。侵入者の排除。破壊された聖都の修復。聖抜を受けた市民たちの誘導。<br> そして―――最後にただひとり残される貴方が住まう、<ruby><rb>絢爛</rb><rt>けんらん</rt></ruby>たる離宮の仕上げ。」<br>「まだ……やる事が、ありすぎる。ありすぎる、というのに―――……現実は、ここまでのようだ。」<br>「今度こそ、貴方に、理想の国を献上する予定、でしたが―――」<br>「まことに、お恥ずかしい―――私の計画は、今回もうまくいかなかった。」
 
;「……いえ、畏れ多い。それに、私には仕事がまだ、五つばかり残っています。」<br>「賊軍の排除。侵入者の排除。破壊された聖都の修復。聖抜を受けた市民たちの誘導。<br> そして―――最後にただひとり残される貴方が住まう、<ruby><rb>絢爛</rb><rt>けんらん</rt></ruby>たる離宮の仕上げ。」<br>「まだ……やる事が、ありすぎる。ありすぎる、というのに―――……現実は、ここまでのようだ。」<br>「今度こそ、貴方に、理想の国を献上する予定、でしたが―――」<br>「まことに、お恥ずかしい―――私の計画は、今回もうまくいかなかった。」
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*『Fate/Grand Order』ではサーヴァントとして登場するものの、[[イアソン]]や[[シータ]]同様クラスは不明。
 
*『Fate/Grand Order』ではサーヴァントとして登場するものの、[[イアソン]]や[[シータ]]同様クラスは不明。
 
*『Fate/Grand Order』の夏期イベント『FGO 2016 Summer』では、アルトリアやモードレッドは水着姿のサーヴァントとして登場し、トリスタン、ランスロット、ベディヴィエール、ガウェインはまとめて礼装カードとして登場しているが、ビジュアルが公開されているにも関わらずアグラヴェインは影も形も姿を見せず、誰一人言及していなかった。
 
*『Fate/Grand Order』の夏期イベント『FGO 2016 Summer』では、アルトリアやモードレッドは水着姿のサーヴァントとして登場し、トリスタン、ランスロット、ベディヴィエール、ガウェインはまとめて礼装カードとして登場しているが、ビジュアルが公開されているにも関わらずアグラヴェインは影も形も姿を見せず、誰一人言及していなかった。
**おかげで、アルトリアの台詞で「王としての責務は執務室に置いてきた」と言っていることもあり、'''「王を始め主立ったメンバーが休暇で海に行っている間に一人だけ執務室に残って業務をこなしている」'''等とネタにされることに。
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**おまけに、アルトリアの台詞で「王としての責務は執務室に置いてきた」と言うものもあり、'''「王を始め主立ったメンバーが休暇で海に行っている間に一人だけ執務室に残って業務をこなしている」'''等とネタにされることに。
 
**別説としては、この礼装の一同を撮影したカメラマンなのではとも。
 
**別説としては、この礼装の一同を撮影したカメラマンなのではとも。
 
*FGOユーザーからの広く使われている通称として「アッくん」なるものがある。…厳格でド真面目なワーカホリックである彼のイメージにそぐわなすぎるフランク極まりない響きの通称だが、それだけ愛されているとも言えるだろうか。
 
*FGOユーザーからの広く使われている通称として「アッくん」なるものがある。…厳格でド真面目なワーカホリックである彼のイメージにそぐわなすぎるフランク極まりない響きの通称だが、それだけ愛されているとも言えるだろうか。
*上記のようにガウェインと兄弟だが、彼よりも年下であるにも関わらず凄まじい老け顔である。トリスタン曰く、円卓でのストレスがきつすぎてあそこまで変貌してしまったとのこと。生真面目過ぎる性格と報われない仕事も嫌がらずに引き受ける性分のせいでもあるのだろうが、それでも[[ガウェイン|天然で]][[ランスロット|とんでもない]][[トリスタン|方向に暴走しがちな]][[ベディヴィエール|同僚達]][[アルトリア・ペンドラゴン|や主君]]の行動に目を光らせたり、文官としてとてつもない量の仕事を任されたり、更には自分の出生などが原因となる大きな問題や苦悩、周囲から向けられる不信感や誤解などを一人で抱えながら円卓の騎士として働き続ける事は想像を絶する負担が精神に掛かるのは言うまでもなく、それだけのストレスが一気に掛かれば老け顔になってしまうのも当たり前である。むしろそこまで過酷な労働環境の中でよく潰れずに耐えられたものである。
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*上記のようにガウェインと兄弟だが、彼よりも年下であるにも関わらず凄まじい老け顔である。トリスタン曰く、円卓でのストレスがきつすぎてあそこまで変貌してしまったとのこと。生真面目過ぎる性格と報われない仕事も嫌がらずに引き受ける性分のせいでもあるのだろうが、それでも[[ガウェイン|放っておくと]][[ランスロット|とんでもない方向に]][[トリスタン|暴走しがちな]][[ベディヴィエール|同僚達]][[アルトリア・ペンドラゴン|や主君]]の行動に目を光らせたり、文官としてとてつもない量の仕事を任されたり、更には自分の出生などが原因となる大きな問題や苦悩、周囲から向けられる不信感や誤解などを一人で抱えながら円卓の騎士として働き続ける事は想像を絶する負担が精神に掛かるのは言うまでもなく、それだけのストレスが一気に掛かれば老け顔になってしまうのも当たり前である。むしろそこまで過酷な労働環境の中でよく潰れずに耐え抜いたものである。
    
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