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33 バイト追加 、 2013年9月14日 (土) 23:15
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カウンターガーディアン。<br />
 
カウンターガーディアン。<br />
 
集合無意識によって作られた、世界の安全装置。<br />
 
集合無意識によって作られた、世界の安全装置。<br />
人類の持つ破滅回避の祈りである「アラヤ」と、星自身が思う生命延長の祈りである「ガイア」の二種類がある。<br />
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人類の持つ破滅回避の祈りである「アラヤ」と、星が思う生命延長の祈りである「ガイア」の二種類がある。<br />
 
どちらも現在の世界を延長させることが目的であり、世界を滅ぼす要因が発生した瞬間に出現、その要因を抹消する。カウンターの名の通り、決して自分からは行動できず、起きた現象に対してのみ発動する。その分、抹消すべき対象に合わせて規模を変えて出現し、絶対に勝利できる数値で現れる。<br />
 
どちらも現在の世界を延長させることが目的であり、世界を滅ぼす要因が発生した瞬間に出現、その要因を抹消する。カウンターの名の通り、決して自分からは行動できず、起きた現象に対してのみ発動する。その分、抹消すべき対象に合わせて規模を変えて出現し、絶対に勝利できる数値で現れる。<br />
 
無意識がカタチになったものである為、発生しても誰の目にもとまらず、誰にも意識される事はない。<br />
 
無意識がカタチになったものである為、発生しても誰の目にもとまらず、誰にも意識される事はない。<br />
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:月世界の王。地球を掌握せんと動いていたが、抑止力の存在を知って方法を変える。<br />その結果に生まれたのが[[真祖]]。
 
:月世界の王。地球を掌握せんと動いていたが、抑止力の存在を知って方法を変える。<br />その結果に生まれたのが[[真祖]]。
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== 精霊種 ==
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== ガイア ==
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=== 精霊種 ===
 
自然(星)の触覚。自然霊。ガイアの抑止力の一つ。<br />規模の小さいものは「妖精」と呼ばれ、基本的に人間には知覚できない。人間に知覚できるまで規模が大きくなると、「精霊」と呼ばれる。ただし、「妖精」という言葉の使用例は多数あり、レッドキャップやゴブリンといった肉体を得ている幻想種としての妖精や、あるいは人間の空想が生み出してしまった悪魔に近いものもいる。「妖精」と呼ばれる存在全てが抑止力というわけではない。<br />「[[真祖]]」は分類としては精霊に含まれる、「受肉した自然霊」。<br />精霊規模のものは空想具現化を可能とする。<br />また、神霊が極度に信仰を失うと神秘の力が弱まり、精霊にまで格落ちすることもあると言う。
 
自然(星)の触覚。自然霊。ガイアの抑止力の一つ。<br />規模の小さいものは「妖精」と呼ばれ、基本的に人間には知覚できない。人間に知覚できるまで規模が大きくなると、「精霊」と呼ばれる。ただし、「妖精」という言葉の使用例は多数あり、レッドキャップやゴブリンといった肉体を得ている幻想種としての妖精や、あるいは人間の空想が生み出してしまった悪魔に近いものもいる。「妖精」と呼ばれる存在全てが抑止力というわけではない。<br />「[[真祖]]」は分類としては精霊に含まれる、「受肉した自然霊」。<br />精霊規模のものは空想具現化を可能とする。<br />また、神霊が極度に信仰を失うと神秘の力が弱まり、精霊にまで格落ちすることもあると言う。
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== ガイアの怪物 ==
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=== ガイアの怪物 ===
 
[[プライミッツ・マーダー]]。ガイアの抑止力の一つとされるも、詳細は不明。<br />
 
[[プライミッツ・マーダー]]。ガイアの抑止力の一つとされるも、詳細は不明。<br />
 
人類に対する絶対的殺戮権を有するとされる。<br />現在は[[死徒|死徒二十七祖]]の第一位として数えられている。
 
人類に対する絶対的殺戮権を有するとされる。<br />現在は[[死徒|死徒二十七祖]]の第一位として数えられている。
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== 英霊 ==
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==アラヤ==
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=== 英霊 ===
 
神話や伝説の中でなした功績が信仰を生み、死後祀り上げられてなった人類の守護者。<br />もとは人間であっても亡霊(人間霊)ではなく、精霊に近い。精霊は人々のイメージを殻に自然が発生させるものだが、英霊は中身も人間の思いで編まれている。英霊を英霊たらしめるものは信仰、人々の想念であるが故にその真偽は関係なく、確かな知名度と信仰心さえ集まっていれば物語の中の人物であろうがかまわない。<br />ただし、本来は「人類という種を守る」という点において最上位の抑止力であるが、名のある英霊は神性が高いなどの理由で、アラヤではなくむしろガイアよりの存在になっている。ヒトを守る力として運用されているものは、「守護者」と呼ばれる。
 
神話や伝説の中でなした功績が信仰を生み、死後祀り上げられてなった人類の守護者。<br />もとは人間であっても亡霊(人間霊)ではなく、精霊に近い。精霊は人々のイメージを殻に自然が発生させるものだが、英霊は中身も人間の思いで編まれている。英霊を英霊たらしめるものは信仰、人々の想念であるが故にその真偽は関係なく、確かな知名度と信仰心さえ集まっていれば物語の中の人物であろうがかまわない。<br />ただし、本来は「人類という種を守る」という点において最上位の抑止力であるが、名のある英霊は神性が高いなどの理由で、アラヤではなくむしろガイアよりの存在になっている。ヒトを守る力として運用されているものは、「守護者」と呼ばれる。
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:生前、世界と契約した英雄。本来ならばその伝説の大きさゆえに守護者の任につくことはないはずの者。<br />契約が完全履行されたわけではないため、現在はまだ守護者ではない。
 
:生前、世界と契約した英雄。本来ならばその伝説の大きさゆえに守護者の任につくことはないはずの者。<br />契約が完全履行されたわけではないため、現在はまだ守護者ではない。
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== 超能力 ==
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=== 超能力 ===
 
「[[魔術]]」という神秘に根ざしたある種の技術ではなく、「[[混血]]」のようにヒト以外の魔の力を取り入れた結果でもなく、ヒトがヒトのまま持つ特異能力。本来、人間という生き物を運営するのには含まれない機能。俗に言う超常現象を引き起こす回線。<br />超能力の回線を持つ者は、息を吸うが如く超常現象を引き起こす。本人たちにとってはそれが「出来て」当たり前のことなので、外部(一般常識)からの指摘で初めて自分が異常なのだと気がつく事になる。<br />魔術と違い、先天的な資質が不可欠とされ、基本的には「一代限りの突然変異」。ただし、近親婚を繰り返すなどして血脈の中に超能力を留めておこうとする一族等の例外はある。また、別の資質だったものが、後天的に変化して、別の超能力を持つに至る場合もある。<br />高度なものになると、魔術では再現できない。<br />一見すると超能力=魔術でできないこと=魔法のように思えてしまうが、例えば直死の魔眼がもたらすのは「死」であり、どれほど特殊な過程を経ようと結果(死)が人の手で実現可能な域であるため、魔法の域には至らない。<br />これを「魔」に対抗するための人類という種の祈りの結晶、つまりアラヤの抑止力と捕らえる考え方もあるが、真偽は定かではない。
 
「[[魔術]]」という神秘に根ざしたある種の技術ではなく、「[[混血]]」のようにヒト以外の魔の力を取り入れた結果でもなく、ヒトがヒトのまま持つ特異能力。本来、人間という生き物を運営するのには含まれない機能。俗に言う超常現象を引き起こす回線。<br />超能力の回線を持つ者は、息を吸うが如く超常現象を引き起こす。本人たちにとってはそれが「出来て」当たり前のことなので、外部(一般常識)からの指摘で初めて自分が異常なのだと気がつく事になる。<br />魔術と違い、先天的な資質が不可欠とされ、基本的には「一代限りの突然変異」。ただし、近親婚を繰り返すなどして血脈の中に超能力を留めておこうとする一族等の例外はある。また、別の資質だったものが、後天的に変化して、別の超能力を持つに至る場合もある。<br />高度なものになると、魔術では再現できない。<br />一見すると超能力=魔術でできないこと=魔法のように思えてしまうが、例えば直死の魔眼がもたらすのは「死」であり、どれほど特殊な過程を経ようと結果(死)が人の手で実現可能な域であるため、魔法の域には至らない。<br />これを「魔」に対抗するための人類という種の祈りの結晶、つまりアラヤの抑止力と捕らえる考え方もあるが、真偽は定かではない。
  
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