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* サーヴァント階位:第五位
 
* サーヴァント階位:第五位
 
* CV:子安武人
 
* CV:子安武人
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* キャラクターデザイン / 中原
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『Prototype』の世界で行われた、[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前の聖杯戦争]]に登場する、「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」のクラスの[[サーヴァント]] 。 
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[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]] 。 
    
; 略歴
 
; 略歴
: 古代エジプト最大最強の大英雄にして神王(ファラオ)、偉大なりし「太陽王」。
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: 『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』では、『Prototype』の世界で行われた[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前の聖杯戦争]]にて伊勢三玄莉に召喚された直後、最愛の妻ネフェルタリの遺品を暴き立てて触媒に使っていたことで激怒。自身の脱落も覚悟で伊勢三の一族の抹殺を考える。しかし、工房を探索中に出会った幼い伊勢三少年の中に自分のかつての親友と似た聖性を見出し、考えを改めた。
: 伊勢三玄莉に召喚された直後、最愛の妻ネフェルタリの遺品を暴き立てて触媒に使っていたことで激怒。自身の脱落も覚悟で伊勢三の一族の抹殺を考える。しかし、工房を探索中に出会った幼い伊勢三少年の中に自分のかつての親友と似た聖性を見出し、考えを改めた。
   
: その後、マスター同士の同盟の使者として玲瓏館邸を訪れる。組むに値しない相手であればマスターの意向を無視しての殲滅も考えていたが、そこで見た幼い美沙夜が秘める“王者の気風”に興味を抱き、同盟を承諾した。
 
: その後、マスター同士の同盟の使者として玲瓏館邸を訪れる。組むに値しない相手であればマスターの意向を無視しての殲滅も考えていたが、そこで見た幼い美沙夜が秘める“王者の気風”に興味を抱き、同盟を承諾した。
 
: [[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]の玲瓏館邸襲撃においては、バーサーカーのみならず[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]・[[アーラシュ|アーチャー]]・[[ブリュンヒルデ|ランサー]]すらも敵に回しながらその力を存分に見せ付け、バーサーカーを苦もなく撃破している。
 
: [[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]の玲瓏館邸襲撃においては、バーサーカーのみならず[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]・[[アーラシュ|アーチャー]]・[[ブリュンヒルデ|ランサー]]すらも敵に回しながらその力を存分に見せ付け、バーサーカーを苦もなく撃破している。
 
: 後に三騎のサーヴァントとまとめて決着をつける為、東京湾上に宝具である神殿を展開して、「“招聘” に応じなければ東京全域を焼き払う」と宣言し、彼らを待ち受ける。挑戦に応じたセイバーら三騎士を追い詰めるが、壮絶な死闘の果てにセイバー、アーチャー、ランサーの宝具とキャスターの賢者の石の連携の前に敗れた。
 
: 後に三騎のサーヴァントとまとめて決着をつける為、東京湾上に宝具である神殿を展開して、「“招聘” に応じなければ東京全域を焼き払う」と宣言し、彼らを待ち受ける。挑戦に応じたセイバーら三騎士を追い詰めるが、壮絶な死闘の果てにセイバー、アーチャー、ランサーの宝具とキャスターの賢者の石の連携の前に敗れた。
 
; 人物
 
; 人物
: 一人称は「余」。容姿は褐色の肌と太陽の色をした眼を持つ男性。
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: 褐色の肌と太陽の色をした眼を持つ男性。一人称は「余」。
 
: 「王の中の王」「神王」を自負し、自身の絶対性を疑わない。
 
: 「王の中の王」「神王」を自負し、自身の絶対性を疑わない。
 
: かなり苛烈な王で、「東京を焼き払う」という宣言も脅しではなく、洞察力に優れるセイバーの見立てでは、確実に実行すると思われている。一方、使い魔越しで自分を観察していた美沙夜の器を見定めてその資質を評価するなど鑑識眼に優れ、自分が認めた者には大らかに接する。
 
: かなり苛烈な王で、「東京を焼き払う」という宣言も脅しではなく、洞察力に優れるセイバーの見立てでは、確実に実行すると思われている。一方、使い魔越しで自分を観察していた美沙夜の器を見定めてその資質を評価するなど鑑識眼に優れ、自分が認めた者には大らかに接する。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| rowspan="2"|[[クラス (ライダー)|ライダー]] || [[伊勢三玄莉]] || C || C || B || A || A+ || EX || 対魔力:?<br />騎乗:? || カリスマ:?<br />神性:?<br />皇帝特権:? || style="text-align:left"|
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| rowspan="2"|[[ライダー]] || [[伊勢三玄莉]] || C || C || B || A || A+ || EX || 対魔力:?<br />騎乗:? || カリスマ:?<br />神性:?<br />皇帝特権:? || style="text-align:left"|
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || B || A || A+ || EX || 対魔力:B<br />騎乗:A+<br />神性:B  || カリスマ:B<br />皇帝特権:A<br />太陽神の加護:A|| style="text-align:left"|
 
| [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || B || A || A+ || EX || 対魔力:B<br />騎乗:A+<br />神性:B  || カリスマ:B<br />皇帝特権:A<br />太陽神の加護:A|| style="text-align:left"|
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== 真名:オジマンディアス ==
 
== 真名:オジマンディアス ==
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: オジマンディアス。古代エジプト最大最強の大英雄にして神王(ファラオ)、偉大なりし「太陽王」。紀元前十四~十三世紀頃の人物。
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: 広大な帝国を統治した古代エジプトのファラオ。オシリスの如く民を愛し、そして大いに民から愛された。ラムセス2世、メリアメンとも呼ばれる。
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: ヒッタイトと戦うも、やがて和平を結ぶことで古代エジプトに「交流」による繁栄をもたらした名君。
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: 時には勇猛な将軍であり、世界最高の美女たちを娶り百人を超す子を成した男であり、現代にまで残る多くの巨大建築を残した人物としても知られる。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
 
; [[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]
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**ギリシャ語名の方が採用されたのは、有名なパーシー・ビッシュ・シェリー作の同名の詩をモチーフにしているからだろう。以下の一節がある。<br />''その台座にはこう記されていた。「わが名はオジマンディアス、王中の王なり。神々よ、わが偉業を見、絶望せよ!」''
 
**ギリシャ語名の方が採用されたのは、有名なパーシー・ビッシュ・シェリー作の同名の詩をモチーフにしているからだろう。以下の一節がある。<br />''その台座にはこう記されていた。「わが名はオジマンディアス、王中の王なり。神々よ、わが偉業を見、絶望せよ!」''
 
**彼よりも更に古代の偉大なファラオ、クフ王を予想したファンも多かったようである。<br>宝具も『闇夜の太陽の船』=クフ王の船 『光輝の大複合神殿』=クフ王の大ピラミッド 『熱砂の獅身獣』=ギザの大スフィンクス と解釈すれば、ラムセス二世よりも「ハマる」キャスティングと言えるかもしれない。尤も、これをやるとギザの大ピラミッドやスフィンクスを「何時、何のために、どうやって建造したか」という考古学の難題に触れなければならなくなるため、創作のネタとしてはあまりに危険であるが。
 
**彼よりも更に古代の偉大なファラオ、クフ王を予想したファンも多かったようである。<br>宝具も『闇夜の太陽の船』=クフ王の船 『光輝の大複合神殿』=クフ王の大ピラミッド 『熱砂の獅身獣』=ギザの大スフィンクス と解釈すれば、ラムセス二世よりも「ハマる」キャスティングと言えるかもしれない。尤も、これをやるとギザの大ピラミッドやスフィンクスを「何時、何のために、どうやって建造したか」という考古学の難題に触れなければならなくなるため、創作のネタとしてはあまりに危険であるが。
*「幻想種」「兵器」「城塞」「固有結界」と「ライダー」のサーヴァントが宝具として使うイメージがある物全てを一人で所有する、かなり豪華な英雄。
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*「幻想種」「兵器」「城塞」「固有結界」と「ライダー」のサーヴァントが宝具として使うイメージがある物全てを一人で所有する、かなり豪華な英雄。実力も宝具も破格な名実ともに最強クラスのサーヴァントだが、一方で召喚方法にかなり問題がある。
*上記のとおり、実力も宝具も破格な名実ともに最強クラスのサーヴァントだが、召喚方法にかなり問題がある。
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**自身と縁のあるものを触媒に使ってもまず召喚に応じない彼を召喚するには最愛の妻ネフェルタリの遺品を使わなければならない。しかしその遺品を触媒に使って召喚すると最後、召喚したマスターを不敬者と見なし、自身の消滅に繋がろうとも容赦無く殺しに掛かるため、もはや運用どころではなくなる。奇跡的にも[[伊勢三玄莉]]はそんなオジマンディアスのマスターとして聖杯戦争を戦い続けられたが、それはオジマンディアスがマスター以外の事柄に対してたまたま興味を持ったからであってマスターを認めたからでは決してなく、本来であれば彼も例外に違わず速攻で殺されてもおかしくなかった。
**自身と縁のあるものを触媒に使ってもまず召喚に応じない彼を召喚するには最愛の妻ネフェルタリの遺品を使わなければならない。しかしその遺品を触媒に使って召喚すると最後、召喚したマスターを不敬者と見なし、自身の消滅に繋がろうとも容赦無く殺しに掛かるため、もはや運用どころではなくなる。奇跡的にも[[伊勢三玄莉]]はそんなオジマンディアスのマスターとして聖杯戦争を戦い続けられたが、それはオジマンディアスがマスター以外の事柄に対してたまたま興味を持ったからであってマスターを認めたからでは決してなく、本来であれば彼も例外に違わず速攻で殺されていなければおかしい位の話である。
   
**一応この問題点は触媒による召還を試みた場合なので、万が一縁召喚で呼ばれた場合は問題はないと思われる。もっとも、それはそれで'''そもそも縁召喚できるのか?'''という根本的かつ致命的な問題が立ち塞がる訳だが。
 
**一応この問題点は触媒による召還を試みた場合なので、万が一縁召喚で呼ばれた場合は問題はないと思われる。もっとも、それはそれで'''そもそも縁召喚できるのか?'''という根本的かつ致命的な問題が立ち塞がる訳だが。
 
**ムーンセルの召喚様式であれば可能性はある。が、仮に縁召喚が出来るとしても「彼と相性の合う人物」という意味では召喚できる人物は至極限られてくるだろう。
 
**ムーンセルの召喚様式であれば可能性はある。が、仮に縁召喚が出来るとしても「彼と相性の合う人物」という意味では召喚できる人物は至極限られてくるだろう。
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