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459 バイト追加 、 2016年11月21日 (月) 20:06
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* 属性:秩序・善
 
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* 性別:男性
 
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* CV:宮野真守 / キャラクターデザイン:天空すふぃあ
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* CV:宮野真守
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* キャラクターデザイン:天空すふぃあ
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『Fate/Grand Order』では「[[クラス (セイバー)|剣士]]」 の[[サーヴァント]]として登場。
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『Fate/Grand Order』では「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]として登場。
    
; 略歴
 
; 略歴
: 『Grand Order』で登場した彼は、『stay night』の彼ではない。どころか、英霊でも、デミ・サーヴァントでも、疑似サーヴァントでもない。'''まだ亡くなっていない過去の人間'''である。
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: 『Grand Order』で登場した彼は、『stay night』での彼ではない。それどころか、英霊でも、デミ・サーヴァントでも、疑似サーヴァントでもない。'''まだ亡くなっていない過去の人間'''である。
:その正体は「'''湖に聖剣を返還できなかったifのベディヴィエール'''」。アーサー王を惜しむあまりに三度目の返還でさえ躊躇い王のいる森に戻ると、王の姿が消えていた。彼は自分が聖剣を返還しなかったばかりに「王はアヴァロンへ行けず、彷徨える亡霊にしてしまった」ことに気付く。この世のどこかに居るであろう騎士王を探して1500年ものの長い年月、世界を旅し、遂にはアヴァロンの末端に到達。
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:その正体は「'''湖に聖剣を返還できなかったifのベディヴィエール'''」。さらにいうと、『Grand Order』は聖剣が返還されなかった世界だというわけではなく、特異点によって1500年の月日の間にイフの世界から『Grand Order』の世界に迷い込んできた存在。
: 肉体は朽ち果て、魂は燃え尽き、精神は土壇場でつなぎ止めている状態。だが、第六章では今回の人理焼却と獅子王による聖都エルサレムの支配にあって、戦いの結果がどう転ぼうとも、残された魂は使い果たされ、存在そのものが消滅すると知ってなお、自分のせいで「変質してしまったかの王」のために彼は再び立ち上がる。その覚悟を汲んだマーリンはただの騎士である彼に円卓の騎士たちと戦える力「返せなかった聖剣」を与え、特異点へと送り出した。
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: アーサー王を惜しむあまりに三度目の返還でさえ躊躇い王のいる森に戻ると、王の姿が消えていた。彼は自分が聖剣を返還しなかったばかりに「王はアヴァロンへ行けず、彷徨える亡霊にしてしまった」ことに気付く。この世のどこかに居るであろう騎士王を探して1500年ものの長い年月、世界を旅し、遂にはアヴァロンの末端に到達するも、最早生きた屍と化しており、生きているが動かすことはできない「人型の岩」というべき姿と成り果てた。
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: 肉体は酷使し続けた事で指一本動かせないほどボロボロに朽ち果て、魂は動かなくなった肉体を動かす燃料として使い切ったことで燃え尽き、真っ先に砕けるはずの精神は土壇場でつなぎ止めており、マーリンの言うとおり燃え滓のような状態とかした。
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: だが、第六章では今回の人理焼却と獅子王による聖都エルサレムの支配にあって、戦いの結果がどう転ぼうとも、残された魂は使い果たされ、存在そのものが消滅すると知ってなお、自分のせいで「変質してしまったかの王」のために彼は再び立ち上がる。その覚悟を汲んだマーリンはただの騎士である彼に円卓の騎士たちと戦える力「返せなかった聖剣」を与え、特異点へと送り出した。
 
: 第六特異点にて主人公たちと共闘し、最終盤にて「聖槍を武装したアーサー王」である獅子王に聖剣を返還を成し、彼女から労いの言葉をかけられた彼は、穏やかな笑顔を浮かべながら死を迎えたのであった。特異点の消失によりその記憶や記録は消滅するが、その功績により英霊の座に召され、カルデアへと召喚される。
 
: 第六特異点にて主人公たちと共闘し、最終盤にて「聖槍を武装したアーサー王」である獅子王に聖剣を返還を成し、彼女から労いの言葉をかけられた彼は、穏やかな笑顔を浮かべながら死を迎えたのであった。特異点の消失によりその記憶や記録は消滅するが、その功績により英霊の座に召され、カルデアへと召喚される。
: なお、『Grand Order』は聖剣が返還されなかった世界線だというわけではなく、1500年の月日の間にifの世界から迷い込んできた模様。
   
; 人物
 
; 人物
 
: 円卓の中でも人格者かつ常識人。円卓の騎士でも実力不足なのを自覚しており、そのことについては自虐的。上記の理由から旅に関しては自信があるようで、目的地の位置さえ分かれば方角を間違えることはないとのこと(あくまで方向感覚の話であり、目的地に目的とするものがあるかは別)。旅慣れていることで食材の目利きがある様だが、ゲテモノ肉でも栄養は変わらないと言うとおり、ワイバーンや大目玉の怪物であるゲイザーを狩って食料にしているなど、ゲテモノに対しても躊躇がない。もっとも、それらもブリテンの事情もあってのものであり、好きな食べ物に「蒸した野菜」を挙げるなど感性そのものは普通。また、マイルームなどでの発言からして基本的に真面目でお堅い性格だが、まじめ一辺倒というわけでもなく、うっかり口を滑らせかけたり、前述の食事に関する発言など、意外にお茶目な面も見せている。
 
: 円卓の中でも人格者かつ常識人。円卓の騎士でも実力不足なのを自覚しており、そのことについては自虐的。上記の理由から旅に関しては自信があるようで、目的地の位置さえ分かれば方角を間違えることはないとのこと(あくまで方向感覚の話であり、目的地に目的とするものがあるかは別)。旅慣れていることで食材の目利きがある様だが、ゲテモノ肉でも栄養は変わらないと言うとおり、ワイバーンや大目玉の怪物であるゲイザーを狩って食料にしているなど、ゲテモノに対しても躊躇がない。もっとも、それらもブリテンの事情もあってのものであり、好きな食べ物に「蒸した野菜」を挙げるなど感性そのものは普通。また、マイルームなどでの発言からして基本的に真面目でお堅い性格だが、まじめ一辺倒というわけでもなく、うっかり口を滑らせかけたり、前述の食事に関する発言など、意外にお茶目な面も見せている。
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: 隻腕でありながら他の騎士の三倍の強さを誇ったと言われるが、それはあくまでも通常の騎士の話であり、超人揃いの円卓の騎士の中では凡人どまり。
 
: 隻腕でありながら他の騎士の三倍の強さを誇ったと言われるが、それはあくまでも通常の騎士の話であり、超人揃いの円卓の騎士の中では凡人どまり。
 
: 円卓の騎士の実力の差と隻腕を補うためにケルトの戦神が用いた「銀の腕」のレプリカをマーリンから授かった。
 
: 円卓の騎士の実力の差と隻腕を補うためにケルトの戦神が用いた「銀の腕」のレプリカをマーリンから授かった。
: その代わり、精神的な強さでは彼の王ですら驚愕するほどのものがある。聖剣の加護があるとはいえ、1500年という永きを孤独に生き続け、その本質を見失っていないなど、尋常ならざる覚悟の強さが垣間見える。これは彼の保有スキルにもある程度反映されており、肉体的な強さよりも精神的な強さが際立つ、珍しいサーヴァントの一人となっている。
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: その代わり、精神的な強さでは彼の王ですら驚愕するほどのものがある。聖剣の加護があるとはいえ、1500年という永きを孤独に生き続け、その本質を見失っていないなど、尋常ならざる覚悟の強さが垣間見える。
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: これは彼の保有スキルにもある程度反映されており、肉体的な強さよりも精神的な強さが際立つ、珍しいサーヴァントの一人となっている。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| [[クラス (セイバー)|セイバー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || B || A+ || C || B || A || 対魔力:B<br />騎乗:A || 軍略:C<br />冷静沈着:B<br />守護の誓約:B || style="text-align:left"|
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| [[セイバー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || B || A+ || C || B || A || 対魔力:B<br />騎乗:A || 軍略:C<br />冷静沈着:B<br />守護の誓約:B || style="text-align:left"|
 
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: 10kg以上の重さを持つ「銀の腕」。常時発動型の宝具。ケルトの戦神ヌァザが用いたという神造兵装と同名の模造品。
 
: 10kg以上の重さを持つ「銀の腕」。常時発動型の宝具。ケルトの戦神ヌァザが用いたという神造兵装と同名の模造品。
 
: 現象生命に近いスフィンクスを倒しきることができ、また"聖杯を断つ"能力で聖杯(ホーリーグレイル)の加護を破ることができる。その神秘は神霊クラスともギフトを授かったサーヴァントと対等とも言われる。
 
: 現象生命に近いスフィンクスを倒しきることができ、また"聖杯を断つ"能力で聖杯(ホーリーグレイル)の加護を破ることができる。その神秘は神霊クラスともギフトを授かったサーヴァントと対等とも言われる。
: 何故これほどの力と神秘を有しているのかというと用いた素材にあった。その正体は'''『星の聖剣』エクスカリバー'''。あの時返すことが出来なかったベディヴィエールの罪の証でもある。
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: 何故これほどの力と神秘を有しているのかというと、ソレに用いた素材にある。それは、あの時返すことが出来なかったベディヴィエールの罪の証、『星の聖剣』エクスカリバーである。
 
: エクスカリバーの力として持ち主を不老にする加護を持ち、これによって1500年間もの永い時を生き続けていた。
 
: エクスカリバーの力として持ち主を不老にする加護を持ち、これによって1500年間もの永い時を生き続けていた。
 
: ガウェインの宝具『転輪すべき勝利の剣』を押し退けるだけの威力を見せるが、ただの人間であるベディヴィエールでは耐え切れず、使う度に「魂を全焼させる」と例えられる程の苦痛が襲い、肉体の内側から焼け焦げ、やがて土塊のように崩れ落ちていく。
 
: ガウェインの宝具『転輪すべき勝利の剣』を押し退けるだけの威力を見せるが、ただの人間であるベディヴィエールでは耐え切れず、使う度に「魂を全焼させる」と例えられる程の苦痛が襲い、肉体の内側から焼け焦げ、やがて土塊のように崩れ落ちていく。
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** 精神的な強さが肉体的な面よりも押し出されている点も特徴。更には、王と日々を共に過ごす中で彼女が自身ではなく他人のことで笑顔を見せる人物だと気付いた点も共通している。
 
** 精神的な強さが肉体的な面よりも押し出されている点も特徴。更には、王と日々を共に過ごす中で彼女が自身ではなく他人のことで笑顔を見せる人物だと気付いた点も共通している。
 
*『Fate/Grand Order』第六章では偽名として[[ルキウス・ヒベリウス|ルキウス]]と名乗っている。
 
*『Fate/Grand Order』第六章では偽名として[[ルキウス・ヒベリウス|ルキウス]]と名乗っている。
 
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== 脚注 ==
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