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:別の呼び方では霊子固定記録帯。これはムーンセルの中ではクォンタム・タイムロックと呼ばれている。その本質は一定の間隔で宇宙の中における事象の平均化のタイミング、ひいては宇宙の中のセーブポイントである。前述の編纂事象と剪定事象のように逸脱しすぎた並行世界の剪定、人理定礎による記録帯が行われることで宇宙は安定している。固定帯となった歴史は過去・未来からの干渉を受けても決して変わることは無い。
 
:別の呼び方では霊子固定記録帯。これはムーンセルの中ではクォンタム・タイムロックと呼ばれている。その本質は一定の間隔で宇宙の中における事象の平均化のタイミング、ひいては宇宙の中のセーブポイントである。前述の編纂事象と剪定事象のように逸脱しすぎた並行世界の剪定、人理定礎による記録帯が行われることで宇宙は安定している。固定帯となった歴史は過去・未来からの干渉を受けても決して変わることは無い。
 
:例の一つとしては「ある一国が滅ぶ」という『結果』があるとする。その『結果』に対して過去や未来からの介入によって結末を変えようとしたとしても、「介入によって繁栄はした。だが滅ぶ」というように過程を僅かにしか変えれず大筋の『結果』は変わらない。その大きな流れこそが人理定礎である。
 
:例の一つとしては「ある一国が滅ぶ」という『結果』があるとする。その『結果』に対して過去や未来からの介入によって結末を変えようとしたとしても、「介入によって繁栄はした。だが滅ぶ」というように過程を僅かにしか変えれず大筋の『結果』は変わらない。その大きな流れこそが人理定礎である。
:それの具体例としては「ブリテンが滅ぶ」と決定された人理定礎では[[アルトリア|アルトリア・ペンドラゴン]]は「ブリテンが滅ぶ」という道を受け入れてもその中の「過程」である「王の選定をやり直す、緩やかな滅びにする」などで人理定礎を阻害しない望みだったために世界からの本格的な妨害は無かった。[[愛歌|沙条愛歌]]がかなえようとした[[アーサー|アーサー・ペンドラゴン]]のブリテンの救済という願いは「ブリテンが滅ぶ」という『結果』の人理定礎を破壊しかねないものであったために召喚がほぼ不可能な神霊寄りのサーヴァントである[[ブリュンヒルデ]]の召喚などで世界は妨害しようとした。
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:それの具体例としては「ブリテンが滅ぶ」と決定された人理定礎では[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]は「ブリテンが滅ぶ」という道を受け入れてもその中の「過程」である「王の選定をやり直す、緩やかな滅びにする」などで人理定礎を阻害しない望みだったために世界からの本格的な妨害は無かった。[[沙条愛歌|愛歌]]がかなえようとした[[アーサー・ペンドラゴン|アーサー]]のブリテンの救済という願いは「ブリテンが滅ぶ」という『結果』の人理定礎を破壊しかねないものであったために召喚がほぼ不可能な神霊寄りのサーヴァントである[[ブリュンヒルデ]]の召喚などで世界は妨害しようとした。
:[[大偉業|ソロモン]]によって人理定礎を破壊し、人類史を根底から否定することは可能だが、この方法でも破壊した固定帯から先の人類史を否定しきるのが、大偉業による人理定礎破壊の限界である。
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:[[ソロモン|大偉業]]によって人理定礎を破壊し、人類史を根底から否定することは可能だが、この方法でも破壊した固定帯から先の人類史を否定しきるのが、大偉業による人理定礎破壊の限界である。
    
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