44行目: |
44行目: |
| === 第三魔法『魂の物質化』『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』 === | | === 第三魔法『魂の物質化』『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』 === |
| ;使い手 | | ;使い手 |
− | :不明(アインツベルンの関係者) | + | :不明(アインツベルンの工房を作った魔術師たちの師) |
| ;内容 | | ;内容 |
− | :もとはアインツベルンが到達したが、現在は失われたとされている(使い手それ自体がどうなったかも含めて不明な点が多い) | + | :もとは西暦元年以前に存在した魔法使いが到達したものだが、現在は失われたとされている(使い手それ自体がどうなったかも含めて不明な点が多い) |
| :物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられる魂を、それ単体で存続できるよう固定化する。精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作る業。魂そのものを生き物にして、次の段階に向かう生命体として確立する。 | | :物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられる魂を、それ単体で存続できるよう固定化する。精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作る業。魂そのものを生き物にして、次の段階に向かう生命体として確立する。 |
| :魂は星幽界という物質界より高位の次元に属しており、エーテル体に宿り、生物として活動したり、幽体になったりする。魂を物質界に降ろすのに要する魔力より、魂が保有するエネルギーの方が多いが、星幽界から降ろした魂は魂と同じ肉体出なければ留める事が出来ず、精々自分の魂を自分のクローンに魂を移す程度で、後は魂がこの次元から消え去るのを待つだけ。<br>しかし第三魔法を用いれば、その自然の摂理を捻じ曲げ、魂を別人の肉体に定着させたり、永久機関とすることで魂のエネルギーを魔力として無尽蔵に汲み出す事が可能。 | | :魂は星幽界という物質界より高位の次元に属しており、エーテル体に宿り、生物として活動したり、幽体になったりする。魂を物質界に降ろすのに要する魔力より、魂が保有するエネルギーの方が多いが、星幽界から降ろした魂は魂と同じ肉体出なければ留める事が出来ず、精々自分の魂を自分のクローンに魂を移す程度で、後は魂がこの次元から消え去るのを待つだけ。<br>しかし第三魔法を用いれば、その自然の摂理を捻じ曲げ、魂を別人の肉体に定着させたり、永久機関とすることで魂のエネルギーを魔力として無尽蔵に汲み出す事が可能。 |
120行目: |
120行目: |
| *魔法使いである青子を指して、暴走アルクいわく「忌まわしい秩序の飼い犬」。ワラキアいわく「君たちのように秩序と対峙する域」。 | | *魔法使いである青子を指して、暴走アルクいわく「忌まわしい秩序の飼い犬」。ワラキアいわく「君たちのように秩序と対峙する域」。 |
| **また、ワラキアいわく「この世の果て」=「秩序が第六に敗れるその日」。 | | **また、ワラキアいわく「この世の果て」=「秩序が第六に敗れるその日」。 |
| + | *[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|バゼット]]によれば死者の蘇生には時間旅行、平行世界の運営、無の否定、いずれかの魔法が絡むという。 |
| + | **また古来完全な死者の蘇生は魔法ですら叶えていないという。 |
| | | |
| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
126行目: |
128行目: |
| *確定ではないが、第一魔法は、用語辞典で見られる「エーテル塊」の項目で記述されている「無を生み出す」という一文と、バゼットの言から『無の否定』だという説が有力視されている。使い手は死去したが、魔法の痕跡は未だ世界に留まっている。 | | *確定ではないが、第一魔法は、用語辞典で見られる「エーテル塊」の項目で記述されている「無を生み出す」という一文と、バゼットの言から『無の否定』だという説が有力視されている。使い手は死去したが、魔法の痕跡は未だ世界に留まっている。 |
| *『時間旅行』に関しては、『MELTY BLOOD』、『Fate/EXTRA』等に青子が時間に関するいくつかの台詞を残しているところから、第五魔法に該当することが有力視されていた。<br>その後、『[[魔法使いの夜]]』にて、青子が魔法を使うシーンが公開される。しかし、この作品で『魔法・青』の全貌は明らかにはならず、いくつかの疑問が残ったままの結果となっている。<br>『魔法・青』が「時間」に関わる魔法であることは確かだが、特に[[蒼崎橙子]]からは「『時間旅行』は『平行世界の運営』に含まれる」との言葉がある。『時間旅行』が魔法である、というのも、あくまでバゼットの知識から出た言葉でしかないので、どちらが正しいのか、あるいはどちらも正しくないのか、現状では定かではない。 | | *『時間旅行』に関しては、『MELTY BLOOD』、『Fate/EXTRA』等に青子が時間に関するいくつかの台詞を残しているところから、第五魔法に該当することが有力視されていた。<br>その後、『[[魔法使いの夜]]』にて、青子が魔法を使うシーンが公開される。しかし、この作品で『魔法・青』の全貌は明らかにはならず、いくつかの疑問が残ったままの結果となっている。<br>『魔法・青』が「時間」に関わる魔法であることは確かだが、特に[[蒼崎橙子]]からは「『時間旅行』は『平行世界の運営』に含まれる」との言葉がある。『時間旅行』が魔法である、というのも、あくまでバゼットの知識から出た言葉でしかないので、どちらが正しいのか、あるいはどちらも正しくないのか、現状では定かではない。 |
− | *『[[魔法使いの夜]]』本編の描写は、何かを過去や未来へ移動させる所謂『時間旅行』と言うより、対象の時間その物を切り取って未来へ先送りしたり、早回し(前借り?)したりと、時間その物を融通する(移動=旅行させる)様な表現になっている。<br>つまり上記はどちらも正しい可能性も有る。
| |
| | | |
| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |