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== メモ ==
 
== メモ ==
*上記のサーヴァントの他に[[クー・フーリン]]、[[アキレウス]]、[[エルキドゥ]]がこのクラスの適性を持つ。
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*誤解されやすいが、理性の失われ方とステータスの上昇はスキルレベルによって決定するため、'''意思が完全になくなるわけでも、必ず喋れなくなるわけでもない。'''狂化ランクが低ければ会話も成立するし、頭を働かせることもできる。(もちろん、通常より乱暴になるであろうが)
**また『Grand Order』のコラボイベント中限定敵として、バーサーカークラスの[[ブーディカ]]が登場する。
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*誤解されやすいが、理性の失われ方とステータスの上昇は狂化スキルのランクによって決定するため、'''意思が完全になくなるわけでも、必ず喋れなくなるわけでもない。'''狂化ランクが低ければ会話も成立するし、頭を働かせることもできる。
   
*理性と言語能力を失うという都合上、狂化ランクの高い英霊の宝具はその殆どが特別な技術も真名解放も必要としない常時発動型の宝具となっている。
 
*理性と言語能力を失うという都合上、狂化ランクの高い英霊の宝具はその殆どが特別な技術も真名解放も必要としない常時発動型の宝具となっている。
 
*召喚前に選択出来るクラスで、その場合は召喚呪文に特定の一節を「我は常世総ての悪を敷く者」の次に加える必要がある。<br>''「されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者——」''
 
*召喚前に選択出来るクラスで、その場合は召喚呪文に特定の一節を「我は常世総ての悪を敷く者」の次に加える必要がある。<br>''「されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者——」''
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*三騎士以上の戦闘能力を持つ者や大英雄も多いが、何しろ理性が失われているためドラマ部分に組み込みにくく、物語の中核に関わることは少ない。
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**理性が戻った後の人格はまちまちだが、根っからの悪人はほとんどいない。特に男性は傾向は様々ではあるが全体的に紳士である。
 
*イリヤは狂化によるマスターの負担を軽減させる為に戦闘時以外は意図的に[[ヘラクレス|バーサーカー]]の狂化のランクを低下させる事で魔力消費を抑えるという芸当を行っている。<br>しかし、[[間桐雁夜]]と[[ランスロット|バーサーカー]]の間にはそのような描写は無い。<br>イリヤのみが行える特別な術なのか、雁夜が行えない程に未熟なのかは不明。
 
*イリヤは狂化によるマスターの負担を軽減させる為に戦闘時以外は意図的に[[ヘラクレス|バーサーカー]]の狂化のランクを低下させる事で魔力消費を抑えるという芸当を行っている。<br>しかし、[[間桐雁夜]]と[[ランスロット|バーサーカー]]の間にはそのような描写は無い。<br>イリヤのみが行える特別な術なのか、雁夜が行えない程に未熟なのかは不明。
 
*『EXTRA』の[[李書文|アサシン]]は、マスターが他参加者の令呪(正確には腕自体)を移植した影響で、バーサーカーのクラスにもなってしまった。おそらくは元の令呪が「狂戦士」のものであり、それの影響で「暗殺者」と「狂戦士」の二属性持ちになってしまったと思われる。
 
*『EXTRA』の[[李書文|アサシン]]は、マスターが他参加者の令呪(正確には腕自体)を移植した影響で、バーサーカーのクラスにもなってしまった。おそらくは元の令呪が「狂戦士」のものであり、それの影響で「暗殺者」と「狂戦士」の二属性持ちになってしまったと思われる。
*最高のステータスが期待できるクラスにもかかわらず、デメリットの多さから『Apocrypha』では「アサシン・キャスター・バーサーカーは通常の聖杯戦争では勝ち抜くのは難しい」と評されている。
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*最高のステータスが期待できるクラスにもかかわらず、デメリットの多さから『Apocrypha』では「アサシン・キャスター・バーサーカーは通常の聖杯戦争では勝ち抜くのは難しい」と評されている。『stay night』当時の「最強のクラス」という設定もいつしか語られなくなってしまった。
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**「最強」と称されるのはあくまでも「狂戦士」として召喚されたヘラクレスのことであり、はっきり言えば、ヘラクレスならどのクラスでも最強と言える力を発揮する。上述の通り「狂戦士」は弱い英霊を強化するために用意されたクラスであり、本来の用途ならば並、或いはそれをやや上回る程度の能力値にしかなり得ない。<br>しかも冬木の聖杯戦争での敗因は、イリヤを除くと全て「魔力切れによる自滅」である。これが「最高のステータス」ともなればほぼ間違いなく[[間桐雁夜]]と同じ末路を辿ると言えよう。<br>むしろ、尋常な方法では(マスターが)生き残れないクラスとも言える。
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**サーヴァントの戦闘能力こそ高くなるものの、マスターは消費魔力の負担で十全の力を発揮できなくなるため、マスターが直接戦闘をしなければならない局面になると非常に脆くなってしまう。また、バーサーカーの固有スキルには「対魔力」が含まれていないため、召喚した英霊次第では正面からキャスターの相手をするのが厳しくなるといった場合も考えられる。
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*そもそも「弱い英霊しか呼べない弱小マスター」が「魔力負担の増すバーサーカーを召喚する」と言うのは、勝ち残る為の選択肢として明らかに矛盾している。そもそもの聖杯戦争の成り立ちを考えると、「外来のマスターを釣るために表向きは勝ち目だけを与えつつ、実際には勝ち目が薄い負けクラス」として、はじまりの御三家が意図的にこのような設定にしたのかもしれない。この辺りは、「魔術がメインなのに三騎士みんな対魔術持ち」の[[キャスター]]も同様か。
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**ただ、第四次のケイネスや第五次の凛のように「魔術師としては一級だが何らかの問題で良い触媒を用意できなかった」というようなケースもあるため、完全に無用の長物というわけではない。もっとも、ケイネスやユグドミレニアのように魔力負担の分散方法を考えているのでもない限り、最初から狙って呼びたいクラスでもないところである。
 
*『[[Fate/EXTRA]]』では「狂化」ではなく「バーサーカー化」の特性が与えられていた。ただし『[[Fate/EXTRA CCC]]』以降は「狂化」に変更されており、ただの表記揺れであると思われる。
 
*『[[Fate/EXTRA]]』では「狂化」ではなく「バーサーカー化」の特性が与えられていた。ただし『[[Fate/EXTRA CCC]]』以降は「狂化」に変更されており、ただの表記揺れであると思われる。
 
*RPG作品である『EXTRA』のバーサーカーの特徴として、全体的にパラメータが高い代わりに1ターンにつき数回の「WAIT(行動しない)」が発生するようになっている。これは狂戦士のクラスに特有の「理性が失われる」性質をゲーム的に表現しているものである。<br>攻撃スキルや宝具が直撃すれば致命傷なのは勿論、通常攻撃でさえかなりの痛手となるバーサーカー戦だが、これによって主人公たちでも均衡した戦いとなっている。
 
*RPG作品である『EXTRA』のバーサーカーの特徴として、全体的にパラメータが高い代わりに1ターンにつき数回の「WAIT(行動しない)」が発生するようになっている。これは狂戦士のクラスに特有の「理性が失われる」性質をゲーム的に表現しているものである。<br>攻撃スキルや宝具が直撃すれば致命傷なのは勿論、通常攻撃でさえかなりの痛手となるバーサーカー戦だが、これによって主人公たちでも均衡した戦いとなっている。
 
*『Fate/EXTRA CCC』でギルガメッシュを選択した場合、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の元々のサーヴァントはバーサーカーであったとされる。ただしあくまでギルガメッシュからの伝聞であるため、真実かどうかは不明。
 
*『Fate/EXTRA CCC』でギルガメッシュを選択した場合、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の元々のサーヴァントはバーサーカーであったとされる。ただしあくまでギルガメッシュからの伝聞であるため、真実かどうかは不明。
 
*サーヴァントではないが、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|プリズマ☆イリヤ ドライ!!]]』では、雷による攻撃と大槌の宝具「悉く打ち砕く雷神の鎚(ミョルニル)」の使い手である英霊がバーサーカーのクラスカード(2枚目)に宿っている。
 
*サーヴァントではないが、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|プリズマ☆イリヤ ドライ!!]]』では、雷による攻撃と大槌の宝具「悉く打ち砕く雷神の鎚(ミョルニル)」の使い手である英霊がバーサーカーのクラスカード(2枚目)に宿っている。
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*『Fake』の設定によるとエルキドゥをバーサーカークラスで呼んだ場合は理性を得る前の状態で呼ばれ、ギルガメッシュすら凌駕する可能性があるとのことで、バーサーカーこそが最も力を発揮できる英霊も存在する模様。
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*『FGO』のコラボイベント中限定敵として、バーサーカークラスの[[ブーディカ]]が登場している。
    
== 話題まとめ ==
 
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