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==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
;不死身殺しの鎌・ハルペー
 
;不死身殺しの鎌・ハルペー
:かつて[[メドゥーサ]]の首を斬った女怪殺しの神剣。「屈折延命」という不死系の特殊能力を無効化する神性スキルを有し、この剣でつけられた傷は自然ならざる回復・復元ができなくなる。
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:伝令神ヘルメスから授けられた鎌剣。かつて[[メドゥーサ]]の首を斬ったのも、この女怪殺しの神剣である。「屈折延命」という不死系の特殊能力を無効化する神性スキルを有し、この剣でつけられた傷は自然ならざる回復・復元ができなくなる。<br>元は神霊が持ち主だっただけにその効果は絶大で、神話では天空神ウラヌスの去勢や巨人アルゴスの暗殺に使われたとされ、相手が不死の神や怪物であっても効力を発揮したという。
    
;空を駆ける羽のサンダル
 
;空を駆ける羽のサンダル
:使用する事で空中を地上と同じように疾走することが可能で、これによってペガサスを使わずとも空中を移動することが出来る。その性質上、全く予想できない場所からの奇襲に向いている。
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:同じくヘルメスから授けられた、空を駆ける羽のサンダル。使用する事で空中を地上と同じように疾走することが可能で、これによってペガサスを使わずとも空中を移動することが出来る。その性質上、全く予想できない場所からの奇襲に向いている。
    
;鏡像結界の袋(キビシス)
 
;鏡像結界の袋(キビシス)
:「内」と「外」の概念を反転させる力を持ち、外界に影響を与える魔術を鏡のように使用者自身へと向ける効果を持つ。<br>メドゥーサとの戦いでは『暗黒神殿』の効果を反転させ、彼女を自滅させた。
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:冥王ハーデスより授かった魔物の首を収める皮袋で、メドゥーサの首を運ぶのに使われた。「内」と「外」の概念を反転させる力を持ち、外界に影響を与える魔術を鏡のように使用者自身へと向ける効果を持つ。<br>メドゥーサとの戦いでは『暗黒神殿』の効果を反転させ、彼女を自滅させたらしい。
    
;被った者の姿を消すマント
 
;被った者の姿を消すマント
:神話においては兜だが、Fateではマントになっている。
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:冥王ハーデスより授けられたマント。<br>神話においては兜だが、Fateではマントになっている。<br>『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場した「ハデスの隠れ兜」と同一と思われるが、そちらでは帽子であり、解くとマントとしても使える布になるという扱いである。
    
;青銅鏡の盾
 
;青銅鏡の盾
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;騎英の手綱(ベルレフォーン)
 
;騎英の手綱(ベルレフォーン)
:メドゥーサの血から生まれた天馬ペガサスと、それを御する黄金の鞭と手綱。<br>メドゥーサの物と全く同じ。
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:メドゥーサの血から生まれた天馬ペガサスと、それを御する黄金の鞭と手綱。<br>メドゥーサの物と全く同じ。というより「英雄の象徴」という宝具本来の意味に加え、本来天馬も「メドゥーサを殺した際にペルセウスが得た戦利品」でもある。<br>メドゥーサが使うよりも彼が使った方が宝具としても伝承としても正しい。
    
== 真名:ペルセウス ==
 
== 真名:ペルセウス ==
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;[[ヘラクレス]]
 
;[[ヘラクレス]]
 
:子孫。もう一人のペルセウスの子孫が彼に課したのが『十二の難題』である。
 
:子孫。もう一人のペルセウスの子孫が彼に課したのが『十二の難題』である。
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;アンドロメダ
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:エチオピアの王女で妻。メドゥーサを倒した帰り道に、怪物の生け贄にされそうになった彼女を助け出す。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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*『hollow』にて、彼とは別デザインのペルセウスが[[メドゥーサ]]から「成功した[[間桐慎二|シンジ]]」のような人物だったと評されている。この設定が影響したのか彼の外見も慎二に似ているといえば似ている。
 
*『hollow』にて、彼とは別デザインのペルセウスが[[メドゥーサ]]から「成功した[[間桐慎二|シンジ]]」のような人物だったと評されている。この設定が影響したのか彼の外見も慎二に似ているといえば似ている。
 
*現時点では各宝具の正式名称は不明だが、神話では空飛ぶサンダルには『タラリア』という名がある。また、青銅鏡の盾はアテナの持つ盾『アイギス』だと言われることもある。ただ、このライダーの盾に関してはレーダー・ソナーという地味で補助的な効果にしか触れられていないため、この宝具が最強の盾の代名詞ともされるアイギスであるかは怪しいところ。
 
*現時点では各宝具の正式名称は不明だが、神話では空飛ぶサンダルには『タラリア』という名がある。また、青銅鏡の盾はアテナの持つ盾『アイギス』だと言われることもある。ただ、このライダーの盾に関してはレーダー・ソナーという地味で補助的な効果にしか触れられていないため、この宝具が最強の盾の代名詞ともされるアイギスであるかは怪しいところ。
*ハルペーは『stay night』において[[ギルガメッシュ]]の原典宝具として登場している。
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*ハルペーは『stay night』において[[ギルガメッシュ]]の原典宝具として、マントは『プリズマ☆イリヤ』において[[子ギル]]の原典宝具として登場している。
**また、マントは『プリズマ☆イリヤ』において[[子ギル]]の原典宝具として登場している。神話では兜だが『Prototype』ではマントという設定を両立させるためか、開くと布(マント)になり、折り紙のように畳むと帽子(兜)になる宝具となっている。ただし『プリズマ☆イリヤ』の設定については「本編に反映されることはありえない」と作者が明言している。
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**後者に関しては神話では兜だが『Prototype』ではマントという設定を両立させるためか、開くと布(マント)になり、折り紙のように畳むと帽子(兜)になる宝具となっている。ただし『プリズマ☆イリヤ』の設定については「本編に反映されることはありえない」と作者が明言している。
 
*『stay night』製作時に「ペガサスに縁のある女性」という条件によってペルセウスからメドゥーサへ変更されたためか、ペルセウスとメドゥーサのキャラ造形にはあまり共通項がない。あえて言うなら「顔を隠したライダーのサーヴァント」という点は共通している(あちらはアイマスクだが)。
 
*『stay night』製作時に「ペガサスに縁のある女性」という条件によってペルセウスからメドゥーサへ変更されたためか、ペルセウスとメドゥーサのキャラ造形にはあまり共通項がない。あえて言うなら「顔を隠したライダーのサーヴァント」という点は共通している(あちらはアイマスクだが)。
  
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