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9,533 バイト除去 、 2016年12月31日 (土) 02:18
勿論作ります。ネタバレ期限ではソレができないとはいえ、そうした自分に非があります。このままでは収拾がつかないので今は削除します。
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== グランドキャスター <!--ビーストI--> ==
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== グランドキャスター ==
* 真名:ソロモン<!--(ゲーティア)-->
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* 真名:ソロモン
 
* 性別:男性
 
* 性別:男性
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* CV:杉田智和(ゲーティア)
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「[[キャスター|魔術師]]」クラスの頂点に立つグランドキャスターの[[サーヴァント]]。
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「[[キャスター|魔術師]]」クラスの頂点に立つグランドキャスターの[[サーヴァント]]。<!--<br>だがそれは偽りであり、本当のクラスは「[[ビースト|獣]]」の[[サーヴァント]]。
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; 略歴
 
; 略歴
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: しかし、それは主人公を見逃したわけではなく、自身と目を合わせたことで邪視を受けた主人公をもう“終わるもの”として見捨てたためであった。
 
: しかし、それは主人公を見逃したわけではなく、自身と目を合わせたことで邪視を受けた主人公をもう“終わるもの”として見捨てたためであった。
 
: だがそのたった一度の気まぐれによって行われた姑息な罠は、使用する尖兵として最初から自身を裏切る気満々であった[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]を選択してしまったために失敗に終わり、結果的に主人公は生き残ることとなる。シャーロック・ホームズの推測によれば現在の彼は人理焼却という仕事を終えた後の次の作業に取り掛かっているとのこと。獅子王ですら危惧するほどのものらしいが詳細は不明。
 
: だがそのたった一度の気まぐれによって行われた姑息な罠は、使用する尖兵として最初から自身を裏切る気満々であった[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]を選択してしまったために失敗に終わり、結果的に主人公は生き残ることとなる。シャーロック・ホームズの推測によれば現在の彼は人理焼却という仕事を終えた後の次の作業に取り掛かっているとのこと。獅子王ですら危惧するほどのものらしいが詳細は不明。
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: 『Grand Order』ではAD.2004に開催された冬木の聖杯戦争でキャスターのサーヴァントとしてマリスビリーに召喚され、これを勝利を収めた。
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: 後に彼は[[ロマニ・アーキマン|英霊ではなくただの人間]]として生きることなった。
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; 人物
 
; 人物
 
: 傲慢で残忍な振る舞いを見せ、「人類は自身の愉しみのために消費されるのが救い」とまで言ってのける一方で主人公に思わせぶりな忠告をする、マシュと同化した英霊に何らかの気づきを見せて興味を示す等の意味深な言動を見せていた。
 
: 傲慢で残忍な振る舞いを見せ、「人類は自身の愉しみのために消費されるのが救い」とまで言ってのける一方で主人公に思わせぶりな忠告をする、マシュと同化した英霊に何らかの気づきを見せて興味を示す等の意味深な言動を見せていた。
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: つまり第四章におけるソロモンの性格はモードレッドが乱暴でアンデルセンが意地悪だったからそうなっていたということ。
 
: つまり第四章におけるソロモンの性格はモードレッドが乱暴でアンデルセンが意地悪だったからそうなっていたということ。
 
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: 第四章、並びに終章ではソロモン王の姿をしていたが、三つ編みに結ばれた髪に赤い目玉の模様がある。真の姿は筋骨隆々とした姿で、胸部に大きな眼、頭部に角を有した怪物。
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: 内向的、強気、受動的。緊張感のない、ゆるふわっとした王さま。
: 天地の理すべてを従わせる全能感、人類すべてを憎むといわんばかりの威圧感を持つが、ソロモン王がベースなので理知的な性格である。
+
: 性格骨子は『強気』だが、これはたんに『空気が読めない』力。結果的に強気な発言をしているだけで、根はチキンである。真面目ではあるが真剣ではなく、いつも八割の力で生きている。
: 七十二柱の魔神柱の集合体なのでその性格・性質は七十二に及び、個人であり群体である為、余人と対話する時は、その相手に似た『魔神柱』が表面に現れる。
+
: よく人々を見定め、よく法を定め、よく国を治めた。やや気概が足りないところはあるものの、賢く、優しく、愛の多い王として民に敬愛された。
: その言動の不安定さは、複数の属性を持ちすぎているソロモンが乱雑な者が語りかければ粗野に、賢明な者が語りかければ真摯に、残忍な者には残忍に、穏やかな者には穏やかに応える『鏡』のような性質を持つ。
+
: しかし、これらの特徴は全てソロモン本人の意思ではなく、生まれた時から「王」として定められ、神の声を聞き、その通りに生きるしかなかった。
: つまり第四章で傲慢で残忍な振る舞いを見せ「人類は自身の愉しみのために消費されるのが救い」とまで言ってのけたのは、モードレッドが乱暴でアンデルセンが意地悪だったから。
+
: 彼の内面は無感動であり、また人々の悲喜交々に共感する自由を、怒る自由すら剥奪されていた、非人間である。
: 彼はソロモン王ですら到達できなかった全能者であり、本来であれば人を統べる王として充分な資格がある。しかし全能である以上は人間を理解できず、不死である以上は答えに辿り着けず、故に、『人の王』にはなり得なかった。
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: その在り方は「愛の無い獣、そのくせ夢だけは人一倍」「怨念を持たぬ者、恩讐の外に在る存在」と評されてしまう。
   
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; 能力
 
; 能力
 
: 「神にも匹敵する」と形容されるほどの魔力を持ち、存在するだけで領域を圧し潰すほどの力場が発生し、カルデアからの干渉をほとんど遮断してしまうほど。
 
: 「神にも匹敵する」と形容されるほどの魔力を持ち、存在するだけで領域を圧し潰すほどの力場が発生し、カルデアからの干渉をほとんど遮断してしまうほど。
: スキルにある「啓示」は天からの声を聴き最適な行動をとる能力であり、「直感」とは違い戦闘のみならず目標達成に関する事象全てに適応される能力<!--だが、これは魂が持つスキルな為、ソロモン王の遺体に巣くったゲーティアには使用できない-->。
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: スキルにある「啓示」は天からの声を聴き最適な行動をとる能力であり、「直感」とは違い戦闘のみならず目標達成に関する事象全てに適応される能力。
 
: 彼はただ一度しか啓示を受けなかったが、それを元に只人の手でも行える現象操作術―――すなわち魔術を確立した。
 
: 彼はただ一度しか啓示を受けなかったが、それを元に只人の手でも行える現象操作術―――すなわち魔術を確立した。
 
: 同じくスキルの「召喚術」は過去・あるいは未来から霊体を喚起する魔術であり、これによりソロモンは七十二柱の魔神と呼ばれる霊的存在を語り上げ、有能な使い魔として成立させた。彼が残した知識に悪魔を使役する術があるが、その写本は後にレメゲトン、あるいはゲーティアと名付けられた。
 
: 同じくスキルの「召喚術」は過去・あるいは未来から霊体を喚起する魔術であり、これによりソロモンは七十二柱の魔神と呼ばれる霊的存在を語り上げ、有能な使い魔として成立させた。彼が残した知識に悪魔を使役する術があるが、その写本は後にレメゲトン、あるいはゲーティアと名付けられた。
: スキル「千里眼」もEXという規格外のレベルで保持しており、<!--千里眼は肉体に備わったスキルであるため、ゲーティアにも使用可能で、-->過去から未来を見通すとされる。しかし、時間の流れの外に出てしまったカルデアは彼の目を以てしても見通すのが難しいらしい。
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: スキル「千里眼」もEXという規格外のレベルで保持しており過去から未来を見通すとされる。しかし、時間の流れの外に出てしまったカルデアは彼の目を以てしても見通すのが難しいらしい。
 
: スキル「ソロモンの指輪」もEXという規格外レベルで、十の指輪がすべて揃っている場合、人類が行うあらゆる魔術を無効化し、また配下に納めるとされる。即ち、'''魔術師である限りどうあがいても勝てない'''ということに他ならない。この能力のためか本格的に姿を現す第四まで各特異点において、人理を歪まさせるために聖杯を使わされたのは揃いも揃ってキャスタークラスのサーヴァントか人間の魔術師である。神代で高位の魔術師であったメディアですらも逆らえない辺り、その力の凄まじさが理解できよう。
 
: スキル「ソロモンの指輪」もEXという規格外レベルで、十の指輪がすべて揃っている場合、人類が行うあらゆる魔術を無効化し、また配下に納めるとされる。即ち、'''魔術師である限りどうあがいても勝てない'''ということに他ならない。この能力のためか本格的に姿を現す第四まで各特異点において、人理を歪まさせるために聖杯を使わされたのは揃いも揃ってキャスタークラスのサーヴァントか人間の魔術師である。神代で高位の魔術師であったメディアですらも逆らえない辺り、その力の凄まじさが理解できよう。
 
: 冬木の聖杯戦争における英霊召喚システムの前身、すなわち本来の「世界を救うための決戦術式」としての英霊召喚により呼び出される英霊であるため、他のサーヴァントより一段階上の規格を持つ。
 
: 冬木の聖杯戦争における英霊召喚システムの前身、すなわち本来の「世界を救うための決戦術式」としての英霊召喚により呼び出される英霊であるため、他のサーヴァントより一段階上の規格を持つ。
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| [[キャスター|グランドキャスター]]|| ? || E || E || B || A++ || A++ || A++ || ? ||啓示:B<br />召喚術:EX<br />ソロモンの指輪:EX<br />千里眼:EX ||style="text-align:left"|
 
| [[キャスター|グランドキャスター]]|| ? || E || E || B || A++ || A++ || A++ || ? ||啓示:B<br />召喚術:EX<br />ソロモンの指輪:EX<br />千里眼:EX ||style="text-align:left"|
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| [[ビースト|ビーストI]]|| ? || A || A || D || A+ || B || A+++ || ? || 召喚術:EX<br />啓示:-<br />千里眼:EX ||style="text-align:left"|
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|}
 
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデル・サロモニス)
 
; 誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデル・サロモニス)
: ランク:不明<!--EX--><br />種別:対人理宝具
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: ランク:不明<br />種別:対人理宝具
: ソロモン王の第三宝具。原罪のⅠ。<!--人類終了を告げる光帯。-->
+
: ソロモン王の第三宝具。原罪のⅠ。
 
: 一見すると地球を囲む光の輪だが、その実態は幾億もの光の線の集合体であり、『Grand Order』で各特異点の上空に浮かぶ光帯そのもの。
 
: 一見すると地球を囲む光の輪だが、その実態は幾億もの光の線の集合体であり、『Grand Order』で各特異点の上空に浮かぶ光帯そのもの。
 
: 線の一本一本が高ランク宝具である『[[アルトリア・ペンドラゴン|エクスカリバー]]』に匹敵する極大ダメージを持つ。
 
: 線の一本一本が高ランク宝具である『[[アルトリア・ペンドラゴン|エクスカリバー]]』に匹敵する極大ダメージを持つ。
 
<!--
 
<!--
: 人理定礎を破壊し、人類史の強度を無にし、ソロモンや魔神柱の凝視で火を放ち、炎は地表を覆ってあらゆる生命と文明を焼き尽くし、残留霊子として摘出される。この光帯を以てすれば地球の表層を焼き払うことができる。-->
  −
: 残念ながら、この宝具の熱量を上回るものは地球上には存在しない<!--が、あの光帯の本質は人類史すべてを熱量に変換したもの。
  −
: 地球上においてその一瞬、一秒に発生した人類のあらゆる営みの熱量を未来から過去に遡りながら3000年分回収し、これを何億と集め・加速・収束させる事で膨大な年月の時間逆行も可能になる。
  −
: また、魔力を束ねる力を失えばリング状ではなく大気に満ちるマナとして拡散し、超新星の如き爆発に匹敵する威力で領域を跡形もなく失ってしまう。
  −
   
; 戴冠の時来たれり、基は全てを始めるもの(アルス・パウリナ)
 
; 戴冠の時来たれり、基は全てを始めるもの(アルス・パウリナ)
 
: ランク:不明<br />種別:不明
 
: ランク:不明<br />種別:不明
: ソロモン王の第二宝具。魔術王の拠城である「神殿」にして、時間と隔絶した虚数空間の工房。その実態は領域そのものであり、固有結界「時間神殿ソロモン」。
+
: ソロモン王の第二宝具。
: 生前におけるソロモン王の魔術回路を基盤にして作られた小宇宙であり、カルデアスが地球の極小モデルケースなら、この宝具は宇宙の極小モデルケースである。
  −
: 魔術王の魔力が続く限り存続できるが、魔術王が消滅すればこの特異点も王座を残して消滅してしまう。
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: 正しい時間軸には存在せず、この特異点の座標を示すのはBC.2655のウルクに送り込まれた第七の聖杯のみとなっている。
  −
: しかしこの空間は人類悪と言われた災害の獣「ビースト」の霊基に満ちており、ビーストの眷属である魔神柱が蠢いている。
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: 敵領域は一つの生命であり、末端から中心にエネルギーを送り込むことで、魔術王の玉座には計測不可能なほどの魔力が渦巻いている他、特異点の中心であり心臓部にあたる玉座へと繋がるルートを塞いでいる。
  −
: 玉座に乗り込むには末端である敵領域を破壊する必要があるが、魔神柱一体を倒すには複数のサーヴァントを必要としており、魔神柱が倒されていても新たに誕生するため、七十二の魔神柱すべてを殺し尽くさない限り、突破は不可能である。
  −
 
  −
; 光帯収束環(アルス・ノヴァ)
  −
: ソロモン王の第一宝具。仮想宝具。
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: ソロモン王を騙るゲーティアは本来の宝具名を知らず、これを第一宝具と仮想する。
      
; 訣別の時来たれり、基は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ)
 
; 訣別の時来たれり、基は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ)
134行目: 114行目:  
:書は五部からなり、そのうち最も有名なものが魔神の目録であるゲーティア。
 
:書は五部からなり、そのうち最も有名なものが魔神の目録であるゲーティア。
 
:アルス・ノヴァはその最後の締めくくり、古きを捨てる新しい術を表す。
 
:アルス・ノヴァはその最後の締めくくり、古きを捨てる新しい術を表す。
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   −
==ゲーティア==
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:魔神王ゲーティア。人理焼却を引き起こした実行犯であり、魔術王ソロモンを騙る者。
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:その実態はソロモン七十二柱の魔神の集合体。生前に召喚した悪魔とその術式、生前の後悔が一つの個体として具現化した概念存在。
  −
  −
:ソロモン王の死後、その内側に潜んで生き続けた召喚式という魔術そのものが、意思を持って受肉し、彼の名義を騙って人類総エネルギー化事業に乗り出した。
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: 彼ら魔神は肉体を必要としない高度の知性体。千里眼を持つソロモンの守護英霊として過去と未来、あらゆる世界を見た。
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: ソロモン王は受け入れたものの、しかし多くの悲しみ、裏切り、略奪を目の当たりにした魔神たちは、人間と未来に価値はないと結論し、消滅という結果を恐れた。
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: 自己の消滅はもとより、あらゆるものは消滅する、という結末を嫌悪したのだ。そして、「終わりある命」を前提とした地球の在り方を。
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  −
: かくしてゲーティアはソロモン王の亡骸を内側に潜むことで受肉し、活動を再開したがその在り方には大きなジレンマがあった。
  −
: 人間に価値はないと断言しながら、魔神である彼らは人間に使役されなければ存在できない。人間以上の能力を設定された高次元の生命でありながら、この宇宙唯一にして最大の『無駄遣い』である人間の下にいなくてはならない恥辱。
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: ゲーティアはその矛盾と不誠実さに良しとせず、自己変革に乗り出した。人間に仕えるという目的の再設定。この星において唯一で最高の存在であることの絶対証明。
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: ソロモンにもなし得なかった極点への到達。魔神王ゲーティアは神に至る大事業を始めたのだ。
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: 彼は歴史を狂わせる特異点として聖杯を造り、自分がデザインし、遺伝子に魔神柱の寄り代となる呪いを刻み、ゲーティアの意思で魔神へと変貌する魔術師たちを子孫として、担当の時代まで存続し続けるように人類史にちりばめ、七つの起爆点を作り出した。
  −
: それが各年代における人理定礎崩壊の原因であり、その企みが成立した段階で、2015年に人理焼却は実行され、人類から2016年以降の未来は消滅した。
  −
  −
: だが人類焼却こそゲーティアの真の目的ではない。何せ星一つ焼き尽くしたところで得られる燃料はたかが知れているのだから。
  −
: 人類のあらゆる営みの熱量を未来から過去に遡りながら光帯を3000年分回収し、紀元前1000年から西暦2016年までの人類史を魔力に変換する必要があるのだ。
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: 46億年の過去に遡り、この領域に天体が生まれる瞬間に立会い、その全てのエネルギーを取り込み、自らが星そのものとなること。
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: 創世記をやり直し、死の概念のない惑星を作り上げる大偉業には膨大な魔力が必要とする。彼は人類が憎いからではなく、「必要」があったから滅ぼしたのだ。
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  −
: 以上の功績をもって彼のクラスは決定された。グランドキャスターなぞ偽りの冠位。
  −
: 其は人間が生み出した、人類史をもっとも有効に悪用した大災害。
  −
: その名をビーストI。七つの人類悪のひとつ、『憐憫』の理を持つ獣である。
  −
  −
: 人が人を哀れみ失望するという奢り。それこそがゲーティアの獣性である。
  −
  −
==人王ゲーティア==
  −
:七十二注の魔神ではなく、その残滓、最後に残った結果のようなモノ。
  −
:ここで何をしようと敗北は決まっている。たとえ人類最後のマスターを殺したとしても。
  −
:ソロモン王が「消滅」した時点で魔神王の偉業もまた消滅する。
  −
  −
:魔神王ゲーティアであれば「何の意味もない戦い」を選ぶことがなければ考えようもない選択。
  −
:3000年もの間、ようやく彼は人間の精神性を理解し、限りある命を得たのだ。
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  −
:人里を持って人里を滅ぼし、その先にある、誰も望まない虚空の希望を目指したゲーティア。
  −
:何の成果も、何の報酬もないとしても、彼は彼の「譲れないものの為」に立ちはだかり、全霊をかけて戦う。
  −
-->
   
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
180行目: 121行目:  
: 無尽蔵とも言える魔力量を持ち、存在するだけで領域を圧し潰すほどの支配力を誇る。
 
: 無尽蔵とも言える魔力量を持ち、存在するだけで領域を圧し潰すほどの支配力を誇る。
 
: 人理焼却を目論む本作の黒幕と思しき存在。
 
: 人理焼却を目論む本作の黒幕と思しき存在。
 
+
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 +
== 人間関係 ==
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=== Fate/Grand Order ===
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; マリスビリー・アニムスフィア
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: 召喚者でありマスター。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
258行目: 204行目:  
;「―――人類最高峰の馬鹿か、貴様?<br /> 四つもだと? 違うな。すべてを踏破してようやく、なのだ。<br /> 一つも六つも私には取るに足りぬ些事である。[[主人公 (Grand Order)|〇〇]]なる者が脅威などと、程遠い話だよ。」
 
;「―――人類最高峰の馬鹿か、貴様?<br /> 四つもだと? 違うな。すべてを踏破してようやく、なのだ。<br /> 一つも六つも私には取るに足りぬ些事である。[[主人公 (Grand Order)|〇〇]]なる者が脅威などと、程遠い話だよ。」
 
:第四章で上の台詞をモードレッドに負け惜しみと言われた時の台詞。[[主人公 (Grand Order)|人類最後のマスター]]は魔術王にとって脅威でもなんでもなかった。
 
:第四章で上の台詞をモードレッドに負け惜しみと言われた時の台詞。[[主人公 (Grand Order)|人類最後のマスター]]は魔術王にとって脅威でもなんでもなかった。
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:尤も、真っ先に始末しなかった結果が、終章で人類最後のマスターを助太刀するためにこれまでに縁を結んだサーヴァント達が本拠地に駆けつけてしまう形でツケが回ってしまったのだが。
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; 「では帰るか。思いの外時間をとったな」<br />  モードレッド「はあ!? 帰るって、テメエ一体なにしにきやがった!?」<br /> 「いや、単なる気まぐれだが?」<br /> 「 ひとつの読書を終え、次の本にとりかかる前に用を足しに立つことがあるだろう? これはそれだけの話だ」<br /> モードレッド「なっ……小便ぶっかけにきたっつうのか!?」<br /> 「――――、は」<br /> 「ハハ、ハ、ギャハハハハハハハハ……!」<br /> 「その通り! 実にその通り! 実際、貴様らは小便以下だがなァ!」
 
; 「では帰るか。思いの外時間をとったな」<br />  モードレッド「はあ!? 帰るって、テメエ一体なにしにきやがった!?」<br /> 「いや、単なる気まぐれだが?」<br /> 「 ひとつの読書を終え、次の本にとりかかる前に用を足しに立つことがあるだろう? これはそれだけの話だ」<br /> モードレッド「なっ……小便ぶっかけにきたっつうのか!?」<br /> 「――――、は」<br /> 「ハハ、ハ、ギャハハハハハハハハ……!」<br /> 「その通り! 実にその通り! 実際、貴様らは小便以下だがなァ!」
 
: 圧倒的な力を見せつけ、その場にいたサーヴァントの半数以上を消滅させた上であっさりと帰還しようとし、見とがめたモードレットを嘲り笑うように。
 
: 圧倒的な力を見せつけ、その場にいたサーヴァントの半数以上を消滅させた上であっさりと帰還しようとし、見とがめたモードレットを嘲り笑うように。
273行目: 217行目:  
; 「――――――。」<br /> 「娘。人の分際で生を語るな。死を前提にする時点で、その視点に価値はない。」<br /> 「生命への感謝だと? それはこちらが貴様らに抱く疑問だ。」<br /> 「<ruby><rb>人間</rb><rt>おまえ</rt></ruby>たちはこの二千年なにをしていた? ひたすらに死に続け、ひたすらに無為だった。」<br /> 「おまえたちは死を克服できなかった知性体だ。にも関わらず、死への恐怖心を持ち続けた。」<br /> 「死を克服できないのであれば、死への恐怖は捨てるべきだったというのに。」<br /> 「死を恐ろしいと、無残なものだと認識するのなら、その知性は捨てるべきだったのに!」<br /> 「無様だ。あまりにも無様だ。それはおまえたちも同様だ、カルデアのマスターよ。」<br /> 「なぜ戦う。いずれ終わる命、もう終わった命と知って。」<br /> 「なぜまだ生き続けようと縋る。おまえたちの未来には、何一つ救いがないと気付きながら。」<br /> 「あまりにも幼い人間よ。人類最後のマスター、○○よ。」<br /> 「これは私からの唯一の忠告だ。」<br /> 「おまえはここで全てを放棄する事が、最も楽な生き方だと知るがいい。」<br /> 「――灰すら残らぬまで燃え尽きよ。それが貴様らの未来である。」<br />
 
; 「――――――。」<br /> 「娘。人の分際で生を語るな。死を前提にする時点で、その視点に価値はない。」<br /> 「生命への感謝だと? それはこちらが貴様らに抱く疑問だ。」<br /> 「<ruby><rb>人間</rb><rt>おまえ</rt></ruby>たちはこの二千年なにをしていた? ひたすらに死に続け、ひたすらに無為だった。」<br /> 「おまえたちは死を克服できなかった知性体だ。にも関わらず、死への恐怖心を持ち続けた。」<br /> 「死を克服できないのであれば、死への恐怖は捨てるべきだったというのに。」<br /> 「死を恐ろしいと、無残なものだと認識するのなら、その知性は捨てるべきだったのに!」<br /> 「無様だ。あまりにも無様だ。それはおまえたちも同様だ、カルデアのマスターよ。」<br /> 「なぜ戦う。いずれ終わる命、もう終わった命と知って。」<br /> 「なぜまだ生き続けようと縋る。おまえたちの未来には、何一つ救いがないと気付きながら。」<br /> 「あまりにも幼い人間よ。人類最後のマスター、○○よ。」<br /> 「これは私からの唯一の忠告だ。」<br /> 「おまえはここで全てを放棄する事が、最も楽な生き方だと知るがいい。」<br /> 「――灰すら残らぬまで燃え尽きよ。それが貴様らの未来である。」<br />
 
: マシュに「命を弄んでる」とその考え方を批難され、立ち去る前に語った反論。
 
: マシュに「命を弄んでる」とその考え方を批難され、立ち去る前に語った反論。
: 何が彼をそこまで失望せしめ、人理焼却という凶行に走らせたのか。<!--<ruby><rb>魔術王</rb><rt>ソロモン</rt></ruby>は……否、<ruby><rb>魔神王</rb><rt>ゲーティア</rt></ruby>は人の死を目の当たりにし続けたことで人間に失望し、人理焼却という凶行に走らせてしまった。-->残忍な発言とは一線を画す態度であり、主人公とマシュへの態度は嘲笑と言うよりは強い哀れみを感じさせる。
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: 何が彼をそこまで失望せしめ、人理焼却という凶行に走らせたのか。残忍な発言とは一線を画す態度であり、主人公とマシュへの態度は嘲笑と言うよりは強い哀れみを感じさせる。
<!--
+
 
===人王ゲーティア===
  −
; 「多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅を以て、人理焼却も消滅する。 <br /> ────だが……最後の勝ちまでは譲れない。<br /> 始めよう、カルデアのマスター。お前の勝ちを、私の手で焼却する……!」
  −
: 戦闘開始時。光帯は消え、七十二の魔神は活動停止し、冠位時間神殿は崩れ始めた。ゲーティアも魔神としての形は無く、消滅するのも時間の問題。
  −
: それでも、カルデアのマスターと戦う。これが無意味だと分かっていても、人の王となったゲーティアにも譲れぬものがあるのだから。
  −
-->
   
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*戦闘時には魔神柱と同じく独自演出があり、戦闘前に真っ暗な画面の中で魔神柱らの眼が蠢く中心に赤字で'''『魔術王降臨』'''と表示され、戦闘中のBGMも専用のものとなる。
 
*戦闘時には魔神柱と同じく独自演出があり、戦闘前に真っ暗な画面の中で魔神柱らの眼が蠢く中心に赤字で'''『魔術王降臨』'''と表示され、戦闘中のBGMも専用のものとなる。
296行目: 235行目:     
==話題==
 
==話題==
;ソロモンの立場
+
;魔術王の立場
 
:これまでその偉大さが設定で語られ、満を持して登場した最強のキャスター……なのだが、第三章でダビデが語った「基本的に残虐で悪趣味でろくでなし」「隠れて交際していた愛人10人みんなに裏切られるくらいの事があれば人理焼却だってやるかもしれない」という人物像のせいで「(愛人)10人全員にフラれたのか」「言われてたとおり、わりとクズだった」などの感想がチラホラ。さらには第四章公開直前のクリスマスイベントでのダビデのキャラ付けが、「偉大な業績を持つ大物だが、育児放棄気味の爽やか系クズ」というとんでもないものであったために、「父親がこんなだからグレた」と同情する者まで現れる始末。
 
:これまでその偉大さが設定で語られ、満を持して登場した最強のキャスター……なのだが、第三章でダビデが語った「基本的に残虐で悪趣味でろくでなし」「隠れて交際していた愛人10人みんなに裏切られるくらいの事があれば人理焼却だってやるかもしれない」という人物像のせいで「(愛人)10人全員にフラれたのか」「言われてたとおり、わりとクズだった」などの感想がチラホラ。さらには第四章公開直前のクリスマスイベントでのダビデのキャラ付けが、「偉大な業績を持つ大物だが、育児放棄気味の爽やか系クズ」というとんでもないものであったために、「父親がこんなだからグレた」と同情する者まで現れる始末。
 
:極め付けに前述の台詞での喩えがあまりにあまりだったため、一部で付けられたあだ名が'''「小便王」'''。もっとも上述のセリフの通りあくまでもソロモン本人は用足しとぼかした言い方をしていて初めに例え話に小便と言ったのはモードレッドなのだが…
 
:極め付けに前述の台詞での喩えがあまりにあまりだったため、一部で付けられたあだ名が'''「小便王」'''。もっとも上述のセリフの通りあくまでもソロモン本人は用足しとぼかした言い方をしていて初めに例え話に小便と言ったのはモードレッドなのだが…
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