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==名台詞==
 
==名台詞==
 
;「『賢者の贈り物』、という物語がありますよね、トナカイさん?<br> 私が思うに、あれの感激はその一瞬でしかありません。<br> 髪は伸びますが、親の形見である時計が取り戻されることはもうない。<br> あの様子では、旦那さんが新しい時計を買うことも当分ないでしょう。<br> 奥さんの方は櫛を使う度に罪悪感が募り、旦那さんは櫛を見る度に被害者的な感情に苛まれる。<br> これはいけません。志が尊くとも、やはりあの贈り物は賢者ではなく、愚者のそれなのです」
 
;「『賢者の贈り物』、という物語がありますよね、トナカイさん?<br> 私が思うに、あれの感激はその一瞬でしかありません。<br> 髪は伸びますが、親の形見である時計が取り戻されることはもうない。<br> あの様子では、旦那さんが新しい時計を買うことも当分ないでしょう。<br> 奥さんの方は櫛を使う度に罪悪感が募り、旦那さんは櫛を見る度に被害者的な感情に苛まれる。<br> これはいけません。志が尊くとも、やはりあの贈り物は賢者ではなく、愚者のそれなのです」
:期間限定イベント「二代目はオルタちゃん」にて。
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:期間限定イベント「二代目はオルタちゃん」にて。この考えから彼女のプレゼントは喜びより実用性を重視したモノとなっている。
:'''この時点では'''、一見正論とも取れる台詞であり、プレゼントも喜びより実用性を重視したモノとなっている。
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:'''この時点では'''一見正論とも取れる台詞だが、後の展開を考えればその意味合いは大分異なったものとなっている。
:後の展開を考えれば、その意味合いは大分異なったものとなっている。
   
;「思いません。<br> クリスマスは祝福の日。ならば有用な贈り物が正しいはずです。<br> ……確かに、皆さんには喜ばれていないかもしれませんが……。<br> 役に立つのなら、喜びはむしろ不要ではないかと。私はそう思うのです」
 
;「思いません。<br> クリスマスは祝福の日。ならば有用な贈り物が正しいはずです。<br> ……確かに、皆さんには喜ばれていないかもしれませんが……。<br> 役に立つのなら、喜びはむしろ不要ではないかと。私はそう思うのです」
 
:同上。[[荊軻]]と[[牛若丸]]と[[マタ・ハリ]]に酒を飲んだらダメージを受ける効果を持つ「断酒薬」をプレゼントした際に、聖人である[[マルタ]]から「贈り物が良いかではなくいかに喜びを与えられるかが重要なのか」と諭されるも……。
 
:同上。[[荊軻]]と[[牛若丸]]と[[マタ・ハリ]]に酒を飲んだらダメージを受ける効果を持つ「断酒薬」をプレゼントした際に、聖人である[[マルタ]]から「贈り物が良いかではなくいかに喜びを与えられるかが重要なのか」と諭されるも……。
 
:サンタ・リリィの考えをそれも在りとしつつも、その危うさを見抜いた[[マルタ]]は、トナカイに全てを任せながら、次の仕事に向かうサンタ・リリィを厳しい表情で見送ったのであった。
 
:サンタ・リリィの考えをそれも在りとしつつも、その危うさを見抜いた[[マルタ]]は、トナカイに全てを任せながら、次の仕事に向かうサンタ・リリィを厳しい表情で見送ったのであった。
:ちなみにその薬を作ったのは、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|白い服を着た髪の長いキャスター]]である為、酒を飲めなくなった三人は殺しに向かったそうな……。
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:ちなみにその薬を作ったのは[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|白い服を着た髪の長いキャスター]]である為、酒を飲めなくなった三人は殺しに向かったそうな……。
 
;「<ruby><rb>阿欄若</rb><rt>あらんにゃ</rt></ruby>とはお坊さんが修行する物静かな場所のことで……。<br> ……お、お二人が静かな場所で、遊ぶだけでなく勉学に励めるように、と……。<br> ジャックさんも……ナーサリーさんも……お勉強は大切だと……。<br> その……。ええと……。<br> お二人のためになる……ならないですよね……。ご、ごめんなさい!!」
 
;「<ruby><rb>阿欄若</rb><rt>あらんにゃ</rt></ruby>とはお坊さんが修行する物静かな場所のことで……。<br> ……お、お二人が静かな場所で、遊ぶだけでなく勉学に励めるように、と……。<br> ジャックさんも……ナーサリーさんも……お勉強は大切だと……。<br> その……。ええと……。<br> お二人のためになる……ならないですよね……。ご、ごめんなさい!!」
 
:同上。遊びがちな[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック]]と[[ナーサリー・ライム|ナーサリー]]にプレゼントするも、「ためにならない」と悟った彼女は耐え切れず、その場から飛び出してしまう。
 
:同上。遊びがちな[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック]]と[[ナーサリー・ライム|ナーサリー]]にプレゼントするも、「ためにならない」と悟った彼女は耐え切れず、その場から飛び出してしまう。
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:その男にだけは負けるわけにはいかない。二人の夢と、「まだ気づかぬ」自分の夢を叶えるために。
 
:その男にだけは負けるわけにはいかない。二人の夢と、「まだ気づかぬ」自分の夢を叶えるために。
 
;「あ、ああ……あああ……。<br> ……これ、そうだ、これ、最初から、まちがってた。まちがってたんだ。<br> <ruby><rb>これは</rb><rt>・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>わたしの</rb><rt>・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>夢なんだ</rb><rt>・・・・</rt></ruby>……!! わたしが、海を、見たかったんだ……!!<br> 見たかった、見たかったの……! ずっと、ずっと、海を見たかった……!!<br> うぁぁぁああああああああ……!! ああああああああああああああああ!!」
 
;「あ、ああ……あああ……。<br> ……これ、そうだ、これ、最初から、まちがってた。まちがってたんだ。<br> <ruby><rb>これは</rb><rt>・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>わたしの</rb><rt>・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>夢なんだ</rb><rt>・・・・</rt></ruby>……!! わたしが、海を、見たかったんだ……!!<br> 見たかった、見たかったの……! ずっと、ずっと、海を見たかった……!!<br> うぁぁぁああああああああ……!! ああああああああああああああああ!!」
:同上。今まで見たこともない海を見れて喜んでジャックとナーサリーは、サンタ・リリィに呼びかけるが―――。
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:同上。今まで見たこともない海を見れて喜んだジャックとナーサリーは、サンタ・リリィに呼びかけるが―――。
:子供の頃、彼女は海が見たかった。だがソレは一七歳で出立する頃には故郷に置き去りにした些細な夢。
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:子供の頃、彼女は海が見たかった。だがソレは一七歳で出立する頃には故郷に置き去りにした些細な夢。<br>厳しく、荒々しく、壮大な海。それは、思っていたものとは違う光景だったのかもしれない。<br>だけど、旅を通じて確かに願いは叶ったのだ。願いが叶えられることが、この世界には存在すると、そう理解した瞬間、サンタ・リリィは頬を濡らしていた。
:厳しく、荒々しく、壮大な海。それは、思っていたものとは違う光景だったのかもしれない。
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:だけど、旅を通じて確かに願いは叶ったのだ。願いが叶えられることが、この世界には存在すると、そう理解した瞬間、サンタ・リリィは頬を濡らしていた。
   
;「<ruby><rb>トナカイさん</rb><rt>マスター</rt></ruby>! 私、こうして海に辿り着いて分かりました!<br> 私はサンタだけど、まだ<ruby><rb>子供</rb><rt>リリィ</rt></ruby>で。 未熟で、我が侭で、どうしようもなくて―――。<br> でも、それでも私は此処に居ます! 一生懸命、あなたのお役に立とうと思います!<br> だから、えっと、その、クリスマスが終わっても、春が来ても、夏が来ても、秋が来ても……!<br> あなたのそばにいて、いいですか?<br> ありがとうございます! ……すきです、だいすきです、<ruby><rb>トナカイさん</rb><rt>マスター</rt></ruby>!」
 
;「<ruby><rb>トナカイさん</rb><rt>マスター</rt></ruby>! 私、こうして海に辿り着いて分かりました!<br> 私はサンタだけど、まだ<ruby><rb>子供</rb><rt>リリィ</rt></ruby>で。 未熟で、我が侭で、どうしようもなくて―――。<br> でも、それでも私は此処に居ます! 一生懸命、あなたのお役に立とうと思います!<br> だから、えっと、その、クリスマスが終わっても、春が来ても、夏が来ても、秋が来ても……!<br> あなたのそばにいて、いいですか?<br> ありがとうございます! ……すきです、だいすきです、<ruby><rb>トナカイさん</rb><rt>マスター</rt></ruby>!」
 
:同上。彼女はありのままに願いを述べた。たとえ未熟であっても、たとえクリスマスが終わっても、「マスターのそばにいたい」。
 
:同上。彼女はありのままに願いを述べた。たとえ未熟であっても、たとえクリスマスが終わっても、「マスターのそばにいたい」。
 
:自分の願いを受け入れたマスターを抱きしめ、サンタ・リリィの旅は笑顔を以て締めくくり、しかし彼女の物語は始まったのであった。
 
:自分の願いを受け入れたマスターを抱きしめ、サンタ・リリィの旅は笑顔を以て締めくくり、しかし彼女の物語は始まったのであった。
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;「メリークリスマス! マスター、改めてジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ・ランサー・サンタ、召喚に応じ参上しました!<br> え? もう一度名前を言って欲しい? 今度は早口で?<br> ええと……ジャンヌダルクおるたしゃんたりゃりゃ……ふぎゃ! 舌、かんじゃいました……」
 
;「メリークリスマス! マスター、改めてジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ・ランサー・サンタ、召喚に応じ参上しました!<br> え? もう一度名前を言って欲しい? 今度は早口で?<br> ええと……ジャンヌダルクおるたしゃんたりゃりゃ……ふぎゃ! 舌、かんじゃいました……」
:召喚時の台詞。マスターの<del>無茶ぶり</del>要望に応えようとするも、舌を噛んでしまって涙目になる。
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:正式召喚時の台詞。マスターの<del>無茶ぶり</del>要望に応えようとするも、舌を噛んでしまって涙目になる。
 
;「サンタとして、マスターをしっかり管理してあげます。さあ、明日は朝5時に起床です!」<br>「朝5時はつらいですか? 夜更かししなければいいんです。論破です! ふふふ、論破できました!」
 
;「サンタとして、マスターをしっかり管理してあげます。さあ、明日は朝5時に起床です!」<br>「朝5時はつらいですか? 夜更かししなければいいんです。論破です! ふふふ、論破できました!」
 
:マイルーム会話絆Lv1とLv2。サンタとして、トナカイであるマスターを管理しようと意気込んでいる。
 
:マイルーム会話絆Lv1とLv2。サンタとして、トナカイであるマスターを管理しようと意気込んでいる。
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:マイルーム会話絆Lv5。絆を深めたマスターを一人前のサンタでありトナカイと認め、サンタ・リリィはその記念としてプレゼントを贈ることにした。
 
:マイルーム会話絆Lv5。絆を深めたマスターを一人前のサンタでありトナカイと認め、サンタ・リリィはその記念としてプレゼントを贈ることにした。
 
:トナカイさんが受け取ったことで、幸せそうに喜ぶサンタ・リリィであった。
 
:トナカイさんが受け取ったことで、幸せそうに喜ぶサンタ・リリィであった。
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==メモ==
 
==メモ==
 
*そのあまりにも長い名前からユーザーからは略称に苦心していた。竹箒日記内での略称は「J・D・A・S・L」。
 
*そのあまりにも長い名前からユーザーからは略称に苦心していた。竹箒日記内での略称は「J・D・A・S・L」。
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