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;略歴
;略歴
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:本名・ルキウス・アンナエウス・セネカ。<br>弁論術で名を馳せた元老院議員の一人で、かつて第3代ローマ帝国カリグラに疎まれ追放されていた。その後紆余曲折を経て、元老院を味方につけ、自分の権力基盤を盤石にしたいと思っていたアグリッピナによってネロの家庭教師として招かれる。若すぎる上に女の皇帝を疎んじていた者が少なかった中で、ネロにとってはただ一人の理解者であり、彼女の才を伸ばし見識を広めるのに死力を尽くした。<br>だがアグリッピナ殺害後のネロの行動から自分とのすれ違いに思い悩み自殺してしまう。そして彼の死がネロを破滅の運命へと更に追い込んでいくこととなる。
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:本名・ルキウス・アンナエウス・セネカ。<br>弁論術で名を馳せた元老院議員の一人で、かつて第3代ローマ帝国カリグラに疎まれ追放されていた。その後紆余曲折を経て、元老院を味方につけ、自分の権力基盤を盤石にしたいと思っていた[[アグリッピナ]]によってネロの家庭教師として招かれる。若すぎる上に女の皇帝を疎んじていた者が少なかった中で、ネロにとってはただ一人の理解者であり、彼女の才を伸ばし見識を広めるのに死力を尽くした。<br>だがアグリッピナ殺害後のネロの行動から自分とのすれ違いに思い悩み自殺してしまう。そして彼の死がネロを破滅の運命へと更に追い込んでいくこととなる。
;人物
;人物
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:教え子。最初は適当に理由を付けて追い払うつもりだったが、生前の彼女にとって最も重要な人物となる。
:教え子。最初は適当に理由を付けて追い払うつもりだったが、生前の彼女にとって最も重要な人物となる。
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;アグリッピナ
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;[[アグリッピナ]]
:旧知の仲であり、野に追いやられていた自分を救ってくれた恩人であったが、ネロが皇帝となっても執拗に干渉する彼女の存在を問題視するようになる。
:旧知の仲であり、野に追いやられていた自分を救ってくれた恩人であったが、ネロが皇帝となっても執拗に干渉する彼女の存在を問題視するようになる。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==