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| : その肉体そのものが、神により造り出された生きた宝具、ウルク最強の“兵器”である。聖杯のシステムの関係上、実現は不可能であると言われているが仮に[[バーサーカー]]のクラスに据えられることがあれば知恵と理性を持たない代わりに、失った本来の力の全てを開放し神にすら届く力を発揮する可能性がある。人間性と引き換えに力の多くを失っている状態でさえ、かつてギルガメッシュと対等に戦った強大な戦闘力を持つ。 | | : その肉体そのものが、神により造り出された生きた宝具、ウルク最強の“兵器”である。聖杯のシステムの関係上、実現は不可能であると言われているが仮に[[バーサーカー]]のクラスに据えられることがあれば知恵と理性を持たない代わりに、失った本来の力の全てを開放し神にすら届く力を発揮する可能性がある。人間性と引き換えに力の多くを失っている状態でさえ、かつてギルガメッシュと対等に戦った強大な戦闘力を持つ。 |
| : 肉体を槍、斧、盾、獣といった万象へと自在に変化させる能力を持つ。ギルガメッシュと数日に渡る死闘を繰り広げ、彼の財宝を空にするも自身も肉体の9割を失い、互いに力尽きて引き分けに終わった、とのこと。 | | : 肉体を槍、斧、盾、獣といった万象へと自在に変化させる能力を持つ。ギルガメッシュと数日に渡る死闘を繰り広げ、彼の財宝を空にするも自身も肉体の9割を失い、互いに力尽きて引き分けに終わった、とのこと。 |
− | :『変容』スキルによってステータスの能力値を一定の総合値から状況に応じて振り分け直す事が可能で、基本の能力値は全てAランクとなるように均等に振り分けられており、バーサーカーのクラスで召喚された[[ヘラクレス]]にも匹敵する高さを誇るが、AからA+に上昇させる際は2ランク分の値が必要となる。『対魔力』は『変容』で振り分けられた魔力の値によってそのランクが上下する。 | + | :『変容』スキルによってステータスの能力値を一定の総合値から状況に応じて振り分け直す事が可能で、その際の能力値はマスターによって多少上下する。 |
| + | : [[主人公 (Grand Order)]]がマスターとなった場合、30の数値をA7 B6 C5 D4 E3のステータスにそれぞれ振り分ける形(つまり均等に振り分けた場合は全てBランク)となる。また『対魔力』は常にAランクとなる。 |
| + | : 銀狼の合成獣がマスターとなった場合、基本の能力値は全てAランクとなるように均等に振り分けられる。特定のステータスをAからA+に上昇させる際は他のステータスを2ランク分下げる必要がある。『対魔力』は『変容』で振り分けられた魔力の値によってそのランクが上下する。 |
| + | : 地球がマスターとなった場合、基本の能力値は全てAランクとなった上で30の数値を各ステータスに振り分けることができる。全てのステータスをA+とすることも可能。 |
| : 動物の声を解し、マスターである狼とも苦なく意思疎通する事が出来る他、最高クラスの『気配感知』スキルを持ち遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能で、同ランク以下の『気配遮断』スキルをも無効化出来る。 | | : 動物の声を解し、マスターである狼とも苦なく意思疎通する事が出来る他、最高クラスの『気配感知』スキルを持ち遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能で、同ランク以下の『気配遮断』スキルをも無効化出来る。 |
| :また森や大地に語りかけることで一定のエリアを支配下に置く事ができ、森の枝葉を急速に生い茂らせ、マスターを隠し守る天然の結界を作り出したり、足を大地と同化させ周囲の砂を身体の一部であるかのように無数の触手として操り、それら触手の先端を剣、槍、弓などの千差万別の武具へと変えて撃ち放つ事が可能。 | | :また森や大地に語りかけることで一定のエリアを支配下に置く事ができ、森の枝葉を急速に生い茂らせ、マスターを隠し守る天然の結界を作り出したり、足を大地と同化させ周囲の砂を身体の一部であるかのように無数の触手として操り、それら触手の先端を剣、槍、弓などの千差万別の武具へと変えて撃ち放つ事が可能。 |
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| *一人称は基本的に「僕」だが、EXTRA主人公に語りかける声は「ワタシ」。 | | *一人称は基本的に「僕」だが、EXTRA主人公に語りかける声は「ワタシ」。 |
| *成田氏がFate作家座談会で、エルキドゥとギルガメッシュの関係について『strange Fake』で書きたかった事を『CCC』で先にやられてしまった、ともらしている。<br>当時、奈須氏に「どういうことですか……」と尋ねたところ、「いやー、だってさ、ギル出そうって話になって、確かにギル出せば面白そうだと思ったから」と返されてしまったという。そのため『strange Fake』の続きを書くことが有ったとしても、もう二人の過去話にはあまり踏み込まず、最初に予定していた話とは違った流れになるという。 | | *成田氏がFate作家座談会で、エルキドゥとギルガメッシュの関係について『strange Fake』で書きたかった事を『CCC』で先にやられてしまった、ともらしている。<br>当時、奈須氏に「どういうことですか……」と尋ねたところ、「いやー、だってさ、ギル出そうって話になって、確かにギル出せば面白そうだと思ったから」と返されてしまったという。そのため『strange Fake』の続きを書くことが有ったとしても、もう二人の過去話にはあまり踏み込まず、最初に予定していた話とは違った流れになるという。 |
− | *なんと気配感知A+という同ランクの気配遮断を打ち消すスキルを保有しており、つまり'''ハサンのクラススキルが機能しない'''ということが判明。やはりAUOの言うとおりハサンは一番不遇な英霊なのだろうか。<br> ……と思われていたのだが、なんとそれを上回る'''気配遮断EX'''持ちという[[真アサシン (Fake)|規格外ハサン]]が召喚される事態が発生。ここに来てハサンでもエルキドゥを倒せる可能性が浮上してしまい、不遇どころかとんでもないダークホースへと化けてしまった。 | + | *なんと気配感知A+という同ランクの気配遮断を打ち消すスキルを保有しており、つまり'''アサシンのクラススキルが機能しない'''ということが判明。やはりAUOの言うとおりハサンは一番不遇な英霊なのだろうか。<br> ……と思われていたのだが、なんとそれを上回る'''気配遮断EX'''持ちという[[真アサシン (Fake)|ハサン]]が召喚される事態が発生。ここに来てハサンでもエルキドゥを倒せる可能性が浮上してしまい、不遇どころかとんでもないダークホースへと化けてしまった。 |
| *死因が「神の災厄」なため、天罰としての側面を持つ[[ペイルライダー]]が天敵。ただし上記の気配感知スキルで接近に気づきやすいため、対峙する状況を避けることは比較的やりやすいと思われる。 | | *死因が「神の災厄」なため、天罰としての側面を持つ[[ペイルライダー]]が天敵。ただし上記の気配感知スキルで接近に気づきやすいため、対峙する状況を避けることは比較的やりやすいと思われる。 |
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| ;ギルガメシュ叙事録のエンキドゥ | | ;ギルガメシュ叙事録のエンキドゥ |
| :エルキドゥはギルガメッシュと同様に「ギルガメシュ叙事録」に登場する英雄である。叙事録では主に『エンキドゥ』と記載されており、TYPE-MOON世界のエルキドゥとは少しばかり読み方が異なっている。ただしTYPE-MOON世界においてもエルキドゥの名前のスペルはEnkiduとなっている。<br>なお伝承におけるエンキドゥは娼婦シャムハトと6日7晩に及ぶ性行為によって野性を失う代わりに知恵と理性を獲得しているが、TYPE-MOON世界のエルキドゥとシャムハトは「寝食を共にした」とだけ記述されており、作中の出来事にもいくつか差異がみられる。 | | :エルキドゥはギルガメッシュと同様に「ギルガメシュ叙事録」に登場する英雄である。叙事録では主に『エンキドゥ』と記載されており、TYPE-MOON世界のエルキドゥとは少しばかり読み方が異なっている。ただしTYPE-MOON世界においてもエルキドゥの名前のスペルはEnkiduとなっている。<br>なお伝承におけるエンキドゥは娼婦シャムハトと6日7晩に及ぶ性行為によって野性を失う代わりに知恵と理性を獲得しているが、TYPE-MOON世界のエルキドゥとシャムハトは「寝食を共にした」とだけ記述されており、作中の出来事にもいくつか差異がみられる。 |
− | :なおエンキドゥはやや過激な一面も持ち合わせていたようで、イシュタルから差し向けられた天の牡牛を討伐した後にその臓物を掲げて(またはイシュタルの顔に投げ付けつつ)彼女を手酷く侮辱したという。また森の番人であるフンババと戦った際は、命乞いをするフンババの対処に迷ったギルガメッシュに対して早々に止めを指すように忠告している。これらの蛮行が、神々の怒りを買った原因であるという。 | + | :なおエンキドゥはやや過激な一面も持ち合わせていたようで、イシュタルから差し向けられた天の牡牛を討伐した後にその臓物を掲げて(またはイシュタルの顔に投げ付けつつ)彼女を手酷く侮辱したという。また森の番人であるフワワと戦った際は、命乞いをするフワワの対処に迷ったギルガメッシュに対して早々に止めを指すように忠告している。これらの蛮行が、神々の怒りを買った原因であるという。 |
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− | ;怪物フンババとの関係性 | + | ;怪物フワワとの関係性 |
− | :エンキドゥがギルガメッシュとともに、杉の森を守る怪物フンババを討伐したことは有名である。 | + | :エンキドゥがギルガメッシュとともに、杉の森を守る怪物フワワを討伐したことは有名である。 |
− | :これだけならば両者の関係性は「討伐する者」と「討伐された者」でしかないが、近年発見された書板の記述によってフンババとエンキドゥが実は昔馴染みであったことが判明した。フンババはエンキドゥの幼い頃を知っており、エンキドゥもまたフンババの住む森への道筋や彼の強さについて知っていた。そしてフンババが敵として立ちはだかるエンキドゥに投げかける言葉の中には、彼に対する微妙な感情を垣間見せるものもある。 | + | :これだけならば両者の関係性は「討伐する者」と「討伐された者」でしかないが、近年発見された書板の記述によってフワワとエンキドゥが実は昔馴染みであったことが判明した。フワワはエンキドゥの幼い頃を知っており、エンキドゥもまたフワワの住む森への道筋や彼の強さについて知っていた。そしてフワワが敵として立ちはだかるエンキドゥに投げかける言葉の中には、彼に対する微妙な感情を垣間見せるものもある。 |
− | :奇しくもフンババとエンキドゥは神々によって生み出された存在という共通点もあり、二人の関係性はそれまで考察されてきた以上に深いものであると思われる。 | + | :奇しくもフワワとエンキドゥは神々によって生み出された存在という共通点もあり、二人の関係性はそれまで考察されてきた以上に深いものであると思われる。 |
| :この発見に対して成田氏は「わりとかなり重要な案件」と語っているため、作中に設定が反映される可能性もある。 | | :この発見に対して成田氏は「わりとかなり重要な案件」と語っているため、作中に設定が反映される可能性もある。 |
− | :そしてTYPE-MOON世界では「フワワ」となっている他、女性であることが『Grand Order』で判明している。
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