差分

1,654 バイト追加 、 2017年1月7日 (土) 21:27
編集の要約なし
41行目: 41行目:  
霊子虚構世界の聖杯戦争にも根源に至るための聖杯を求め、[[ラニ=VIII]]を送り込んでいる。<br>
 
霊子虚構世界の聖杯戦争にも根源に至るための聖杯を求め、[[ラニ=VIII]]を送り込んでいる。<br>
 
ラニの言葉によれば、彼女の師である[[シアリム・エルトナム・レイアトラシア]]がアトラス院に残った最後の一人。これは長く次代の子供が生まれず、古参も自決死続きだったことが原因で、魔力枯渇とは関係ない。<br>
 
ラニの言葉によれば、彼女の師である[[シアリム・エルトナム・レイアトラシア]]がアトラス院に残った最後の一人。これは長く次代の子供が生まれず、古参も自決死続きだったことが原因で、魔力枯渇とは関係ない。<br>
なお、古参が自決死ばかりだったのは『EXTRA』の世界がどうしようもなく行き詰まっており、シアリムの世代でアトラスが終わってしまう事を理解したからである。シアリムがアトラシアとなったのも、一言で済ませるなら「後始末という貧乏くじを引かされた」だけである。
   
[[西欧財閥]]の支配は人類の滅亡を加速させると結論付けているが、西欧財閥にもそれに対抗する[[レジスタンス]]にも特段の対立も協力もしていない。まともな手段では未来を手に入れるのが絶望的であることを考えると、納得の結論である。
 
[[西欧財閥]]の支配は人類の滅亡を加速させると結論付けているが、西欧財閥にもそれに対抗する[[レジスタンス]]にも特段の対立も協力もしていない。まともな手段では未来を手に入れるのが絶望的であることを考えると、納得の結論である。
   62行目: 61行目:  
;[[レジスタンス]]
 
;[[レジスタンス]]
 
:西欧財閥の方針が世界の停滞を招いているのは理解しているが、彼らに協力する気も全く無く、逃亡してきた者を受け入れず、中立の立場を貫いている。
 
:西欧財閥の方針が世界の停滞を招いているのは理解しているが、彼らに協力する気も全く無く、逃亡してきた者を受け入れず、中立の立場を貫いている。
 +
 +
==アトラス院([[MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア]])==
 +
『Fate/EXTRA』前夜を思わせるシアリムの世界と、いくつかのイフ世界におけるアトラス院が描写されている。
 +
 +
シアリムの世界では院長はシアリムになっており、彼女自身も自分が最後のアトラシアになると確信している。<br/>
 +
シアリム自身は自分が院長になるなどまったく思っていなかったが、古参の錬金術師達の推薦を受けて就任した。<br/>
 +
その後、その古参達は相次いで自決死したが、その真相は世界がどうしようもなく行き詰まっており、シアリムの世代でアトラスが終わってしまう事を理解したからである。シアリムがアトラシアとなったのも、一言で済ませるなら「後始末という貧乏くじを引かされた」だけである。<br/>
 +
そんな状況でもシアリムは解決策を模索し続け、少しでも滅びを先に延ばす為に「世界の進歩を止める」ことを目指し、他の組織を説得する為の材料として「[[シオン・エルトナム・アトラシア|至高の頭脳とゆらぎを併せ持つ人間]]であっても自分の未来さえ変えられない」ことを証明するべく実験を行った。これが、『路地裏ナイトメア』の中核になる物語である。
 +
 +
他のイフとして「シオンが院長を続けた場合の世界」「シオンがズェピアを正しいと見なした世界」のアトラス院が登場しているが、後者はタタリとなったシオンの手によって壊滅した。<br/>
 +
なお、その際にアトラス院の最高幹部達が描写されたが、それは「ズェピアを正しいと見なしたシオンを危険視し、専用の研究室を与えて管理する(実質上の飼い殺し)」という陰険な有様で、シオンからも「時計塔のやり方と何も変わらない」と酷評された。
 +
    
== 言及作品 ==
 
== 言及作品 ==
18,145

回編集