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| :最終決戦時にはカルナや主人公と交わした約束を守って絶対絶命の状況のアメリカ軍に援軍として駆け付け、メイヴが召喚した[[魔神柱]]の集合体「クラン・カラティン」を自身の消滅を賭した一撃で全滅させた。 | | :最終決戦時にはカルナや主人公と交わした約束を守って絶対絶命の状況のアメリカ軍に援軍として駆け付け、メイヴが召喚した[[魔神柱]]の集合体「クラン・カラティン」を自身の消滅を賭した一撃で全滅させた。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 褐色の肌をした、流麗な白衣の青年。<!--一人称は「私」。--> | + | : 褐色の肌をした、流麗な白衣の青年。一人称は「私」。 |
− | : 正義がそのまま形になったような実直で誠実な性格。勤勉且つ清廉、公明正大で主に対しても礼節を忘れずに接する、という英霊として非の打ち所のない人格者<!--。 | + | : 正義がそのまま形になったような実直で誠実な性格。勤勉且つ清廉、公明正大で主に対しても礼節を忘れずに接する、という英霊として非の打ち所のない人格者。 |
| : その完璧超人ぶりは[[ガウェイン|太陽の騎士]]すらも一目置くレベル。富に関心はなく、あるのは名誉ある戦いかどうか、そしてそれが戦士としての道理に則ったものかであるかどうか全てとなっている。 | | : その完璧超人ぶりは[[ガウェイン|太陽の騎士]]すらも一目置くレベル。富に関心はなく、あるのは名誉ある戦いかどうか、そしてそれが戦士としての道理に則ったものかであるかどうか全てとなっている。 |
− | : -->なのだが、自身の実力を疑わずマスターに対して無意識ながらも尊大な態度を取っている<!--他、いざというとき彼は不思議とあらゆる卑怯な策を行う。 | + | : なのだが、自身の実力を疑わずマスターに対して無意識ながらも尊大な態度を取っている他、いざというとき彼は不思議とあらゆる卑怯な策を行う。 |
− | :その前段階では極めて戸惑うのに、行う際には不思議と邪な笑みをこぼす。そしてソレを誰かに見られることを恐れており、もし見られれば殺すしかない、と己を徹底的に律して、戒めている-->。 | + | :その前段階では極めて戸惑うのに、行う際には不思議と邪な笑みをこぼす。そしてソレを誰かに見られることを恐れており、もし見られれば殺すしかない、と己を徹底的に律して、戒めている。 |
− | :マスターに対して真摯に仕える事のみが喜びだと語る彼だが、自身の心に踏み入られる事は好まず、マスターに対しても警告している。しかし、それはマスターにある『顔』を見られたくないからかもしれない。<!--であり、サーヴァントの本質に至るまで掴みとろうとするマスターに対してはマスター殺しを辞さない。--> | + | :マスターに対して真摯に仕える事のみが喜びだと語る彼だが、自身の心に踏み入られる事は好まず、マスターに対しても警告している。 |
| + | :しかし、それはマスターに自分の『闇』を見られたくないからであり、サーヴァントの本質に至るまで掴みとろうとするマスターに対してはマスター殺しを辞さない。 |
| : 聖杯に願う己が望みは、「永遠の孤独」である。しかし、本当の願いは生前成し遂げられなかった[[カルナ]]との決着。 | | : 聖杯に願う己が望みは、「永遠の孤独」である。しかし、本当の願いは生前成し遂げられなかった[[カルナ]]との決着。 |
| :ナイチンゲールによれば、「生前は他者からそう望まれ続けてきた生き苦しい人生で、他者が思うほど誠実でも無ければ、自分が思うほど邪悪でもない人物」とのこと。 | | :ナイチンゲールによれば、「生前は他者からそう望まれ続けてきた生き苦しい人生で、他者が思うほど誠実でも無ければ、自分が思うほど邪悪でもない人物」とのこと。 |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ;破壊神の手翳(パーシュパタ) | | ;破壊神の手翳(パーシュパタ) |
− | :ランク:A+→A++<br />種別:対人宝具<!--<br />レンジ:1~100<br />最大補足:1000人--> | + | :ランク:A+<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~100<br />最大補足:1000人<br>由来:破壊神シヴァがアルジュナに授けた鏃。 |
− | :由来:破壊神シヴァがアルジュナに授けた鏃。
| + | :神代の神造宝具。ヒンドゥー教における三大神、破壊と創造を司るシヴァから与えられた武器。 |
− | :神代の神造宝具。<!-- | + | :周囲の人間を纏めて鏖殺する……のではなく、レンジ内の敵一人一人に対して判定を行い、失敗した者を解脱、即ち即死させる。この宝具が対「人」と分類されているのはそういった性質から来ている。 |
− | :ヒンドゥー教における三大神、破壊と創造を司るシヴァから与えられた武器。
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− | :周囲の人間を纏めて鏖殺する……のではなく、レンジ内の敵一人一人に対して判定を行い、失敗した者を解脱、即ち即死させる。
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− | :この宝具が対「人」と分類されているのはそういった性質から来ている。 | |
| :神性が高ければ高いほど解脱の確率は大きくなるが、逆に反英雄と呼ばれるサーヴァント達は解脱の確率が低くなる。 | | :神性が高ければ高いほど解脱の確率は大きくなるが、逆に反英雄と呼ばれるサーヴァント達は解脱の確率が低くなる。 |
− | :-->第五章にて捨て身で放った際には[[魔神柱]]28柱の集合体であるクラン・カラティンを纏めて吹き飛ばすほどの威力を見せている。 | + | :第五章にて捨て身で放った際には[[魔神柱]]28柱の集合体であるクラン・カラティンを纏めて吹き飛ばすほどの威力を見せている。 |
| ;炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ) | | ;炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ) |
− | <!--
| + | : ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~50<br />最大補足:1人<br>由来:炎の神アグニがアルジュナに授けた弓。 |
− | : ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~50<br />最大補足:1人--> | + | : 炎の神アグニから賜った神の弓。本来、定命の者たる人間には扱えない炎の弓。 |
− | :由来:炎の神アグニがアルジュナに授けた弓。
| + | :通常はただの弓であるが、真名を発動することによって炎を纏ったミサイルと化す。 |
− | : 炎の神アグニから賜った神の弓。<!--本来、定命の者たる人間には扱えない炎の弓。 | + | :無誘導式だが、アルジュナの天才的な弓術と千里眼スキルを合わせることでほぼ誘導式ミサイルに等しい精密性を持つ他、アルジュナに魔力放出(炎)を付与させる効果もある。 |
− | :通常はただの弓であるが、真名を発動することによって炎を纏ったミサイルと化す。--> | + | :アルジュナはこれを「この世に打ち落とせぬものなき」と自負しており、第五章において真名開放した際は[[ジェロニモ]]が召喚した巨大なコヨーテを一撃で仕留めた。 |
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− | :無誘導式だが、アルジュナの天才的な弓術と千里眼スキルを合わせることでほぼ誘導式ミサイルに等しい精密性を持つ。
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− | :アルジュナはこの宝具によって、魔力放出(炎)を付与されている。 | |
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− | :アルジュナはこれを「この世に打ち落とせぬものなき」と自負しており、第五章において<!--真名開放した際は-->[[ジェロニモ]]が召喚した巨大なコヨーテを一撃で仕留めた。 | |
| :『Fate/Grand Order』では通常攻撃として使用しているが、上記の『破壊神の手翳』を使う際にはアルジュナの手元から消滅する。 | | :『Fate/Grand Order』では通常攻撃として使用しているが、上記の『破壊神の手翳』を使う際にはアルジュナの手元から消滅する。 |
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| :他の追随を許さない器量もさる事ながら清廉な性格、様々な方面で「まさに非の打ち所のない」彼だったが、一人の兄が賭け事に敗北したことによって国を追放されてしまう。<br>この時既に、彼の中でカルナとの戦いが避けられないという予感があった。何しろカルナは、パーンダヴァ五兄弟を宿敵と睨むドゥリーヨダナを父と仰いでいた。 | | :他の追随を許さない器量もさる事ながら清廉な性格、様々な方面で「まさに非の打ち所のない」彼だったが、一人の兄が賭け事に敗北したことによって国を追放されてしまう。<br>この時既に、彼の中でカルナとの戦いが避けられないという予感があった。何しろカルナは、パーンダヴァ五兄弟を宿敵と睨むドゥリーヨダナを父と仰いでいた。 |
− | <!--
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| :だがそれだけではない。カルナを思う度に鏡に映った己を見るような寒気がする感覚であり、まるで何もかも見通すような口調で怯えてしまったのだ。 | | :だがそれだけではない。カルナを思う度に鏡に映った己を見るような寒気がする感覚であり、まるで何もかも見通すような口調で怯えてしまったのだ。 |
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− | :彼自身は兄弟だけでなき父母も、そして民を愛し、愛されている。なのに<!--何処かでソレを冷めた目で見る自分がいる―― | + | :彼自身は兄弟だけでなき父母も、そして民を愛し、愛されている。なのに何処かでソレを冷めた目で見る自分がいる―― |
| :カルナは冷徹さの中に、人を信じる温かみがあるが、己は穏やかさの中で絶望的なまでの諦観がある。 | | :カルナは冷徹さの中に、人を信じる温かみがあるが、己は穏やかさの中で絶望的なまでの諦観がある。 |
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− | :『カルナを殺さなければならない』と決意したのは、最初にカルナと顔を合わせた時からだろう。<br>それは神々によって定められた運命ではなく、アルジュナが純然たる敵意と共に選んだ<ruby><rb>業</rb><rt>カルマ</rt></ruby>である。<br>たとえソレが間違っていたモノだとしても、やりとげなければならなかったのだ。<!--<br>もし己の闇を、醜く卑小な感情を暴かれたら、恥辱で死に絶えてしまうのだから。-->
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− | :そして<!--内通者によってカルナは馬車から落ち、車輪を動かそうともがく彼に対して弓を構えた。 | + | :『カルナを殺さなければならない』と決意したのは、最初にカルナと顔を合わせた時からだろう。<br>それは神々によって定められた運命ではなく、アルジュナが純然たる敵意と共に選んだ<ruby><rb>業</rb><rt>カルマ</rt></ruby>である。<br>たとえソレが間違っていたモノだとしても、やりとげなければならなかったのだ。<br>もし己の闇を、醜く卑小な感情を暴かれたら、恥辱で死に絶えてしまうのだから。 |
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| + | :そして内通者によってカルナは馬車から落ち、車輪を動かそうともがく彼に対して弓を構えた。 |
| :それは古代インドでの戦士の道義に反するものであったが、今やらなければカルナを倒せる機会を失ってしまう。 | | :それは古代インドでの戦士の道義に反するものであったが、今やらなければカルナを倒せる機会を失ってしまう。 |
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| :カルナも弓を構える際に微笑んでいた。無論、アルジュナへの嘲笑ではなく、ルールを破ってまで己を倒すことへの喜びであったが、それを彼は知ることはなかった | | :カルナも弓を構える際に微笑んでいた。無論、アルジュナへの嘲笑ではなく、ルールを破ってまで己を倒すことへの喜びであったが、それを彼は知ることはなかった |
− | :かくして-->宿敵の打倒を成し遂げ、彼に残ったものは――『後悔』だった。 | + | :そうしてまで宿敵の打倒を成し遂げ、彼は安堵した。しかし同時に生涯に渡って『悔恨』を抱くことなった。 |
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| :完全であったがゆえに、……否、完全なる者と定められたがゆえに、彼は己の後悔を払拭する術を知りえていなかった。それは生涯にわたり彼の無意識の苦悩として爪痕を残し、英霊の座にあってなお、破滅と孤独を欲するようになる。 | | :完全であったがゆえに、……否、完全なる者と定められたがゆえに、彼は己の後悔を払拭する術を知りえていなかった。それは生涯にわたり彼の無意識の苦悩として爪痕を残し、英霊の座にあってなお、破滅と孤独を欲するようになる。 |
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− | :あの日引いた弓の結末に、“人として”<!--、“戦士として”-->未練を残すがゆえに―――。 | + | :あの日引いた弓の結末に、“人として”、“戦士として”未練を残すがゆえに―――。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| : カルナとの決着をつけるために彼らの陣営に客将としてついた。その実力は認められているものの、彼らの陣営に付いて戦う理由が極めて個人的なものであったがために彼らからはあまり信用されていない。特に[[クー・フーリン〔オルタ〕]]は考え方などが全く異なる彼に対しては露骨に辛辣で冷酷な態度を向ける事が多く、最終的には念願の再戦を台無しにした事で彼の離反を決定づける切っ掛けを作ってしまった。 | | : カルナとの決着をつけるために彼らの陣営に客将としてついた。その実力は認められているものの、彼らの陣営に付いて戦う理由が極めて個人的なものであったがために彼らからはあまり信用されていない。特に[[クー・フーリン〔オルタ〕]]は考え方などが全く異なる彼に対しては露骨に辛辣で冷酷な態度を向ける事が多く、最終的には念願の再戦を台無しにした事で彼の離反を決定づける切っ掛けを作ってしまった。 |
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| + | ;[[ラーマ]] |
| + | : 彼の爽やかな少年ぶりが眩しいが、妻のことに関しては触れられたくないようだ。 |
| === 生前 === | | === 生前 === |
| ; [[カルナ]] | | ; [[カルナ]] |