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時計塔における魔術師には階位があり、上から『冠位(グランド)』、『色位(ブランド)』、『典位(プライド)』、『祭位(フェス)』、『開位(コーズ)』、『長子(カウント)』、『末子(フレーム)』となっている。真の最高位は『冠位』だが、ほとんど幻の称号となっており、実質的な最高位は『色位』とされる。大半の君主(ロード)ですらそこ止まり。<br>最高位の術者(おそらく『色位』)には色の名を冠した称号が与えられており、最高位が三原色の『赤』、『青』、『黄』。そこから合成色の『橙』、『紫』、『緑』、『黒』と続き、後者ほどランクは下となる。<br>また、第四階位の『祭位』は特殊で、通常の魔術師の能力とは別に評価せざるを得ない特殊な技能・実績に対して与えられる名誉階級である。本来なら『色位』を超えるような魔術師から純粋な能力では『開位』以下の魔術師まで実力はピンキリ。伝承保菌者であるバゼットや講師として卓越しているエルメロイⅡ世もこの階位を与えられている。
時計塔における魔術師には階位があり、上から『冠位(グランド)』、『色位(ブランド)』、『典位(プライド)』、『祭位(フェス)』、『開位(コーズ)』、『長子(カウント)』、『末子(フレーム)』となっている。真の最高位は『冠位』だが、ほとんど幻の称号となっており、実質的な最高位は『色位』とされる。大半の君主(ロード)ですらそこ止まり。<br>最高位の術者(おそらく『色位』)には色の名を冠した称号が与えられており、最高位が三原色の『赤』、『青』、『黄』。そこから合成色の『橙』、『紫』、『緑』、『黒』と続き、後者ほどランクは下となる。<br>また、第四階位の『祭位』は特殊で、通常の魔術師の能力とは別に評価せざるを得ない特殊な技能・実績に対して与えられる名誉階級である。本来なら『色位』を超えるような魔術師から純粋な能力では『開位』以下の魔術師まで実力はピンキリ。伝承保菌者であるバゼットや講師として卓越しているエルメロイⅡ世もこの階位を与えられている。
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==== 院長・ロード ====
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==== 院長・学部長 ====
;院長
;院長
:時計塔設立時から現在までその座にあり続ける、少なくとも二千年を生きている謎の人物。
:時計塔設立時から現在までその座にあり続ける、少なくとも二千年を生きている謎の人物。
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;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
:十二人のロードの一人、ロード・エルメロイ。エルメロイ学派の長にして鉱石科学部長。階位は『色位』。その多才ゆえに他学部である降霊科の講師も務めていた。第四次聖杯戦争で死亡。
:十二人のロードの一人、ロード・エルメロイ。エルメロイ学派の長にして鉱石科学部長。階位は『色位』。その多才ゆえに他学部である降霊科の講師も務めていた。第四次聖杯戦争で死亡。
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;[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイⅡ世]]
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;[[ロード・エルメロイⅡ世]]
:十二人のロードの一人。現代魔術科学部長。階位は『祭位』。とある経緯により、アーチボルト家当主からエルメロイ学派を託された講師。
:十二人のロードの一人。現代魔術科学部長。階位は『祭位』。とある経緯により、アーチボルト家当主からエルメロイ学派を託された講師。
:本人の実力こそ凡庸であるものの、輩出された弟子が全員十年以内に『典位』以上を取得しており、更にそのうち数名は最高位の『王冠』に至るのではないかと噂されているほど指導者として優秀である。
:本人の実力こそ凡庸であるものの、輩出された弟子が全員十年以内に『典位』以上を取得しており、更にそのうち数名は最高位の『王冠』に至るのではないかと噂されているほど指導者として優秀である。
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;ロード・アーシェロット
;ロード・アーシェロット
:十二のロードの一人。植物科学部長。流行りものに目がないらしい。おそらく、[[メイ・リデル・アーシェロット]]の血縁者。
:十二のロードの一人。植物科学部長。流行りものに目がないらしい。おそらく、[[メイ・リデル・アーシェロット]]の血縁者。
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;ドクター・ハートレス
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:現代魔術科の先代学部長。ノーリッジの養子の一人。かつて妖精に心臓を盗まれた人間であるため、メイン十二科の学部長の中では唯一ロードではないにもかかわらずその神秘は時計塔の中でも恐れられていた。
==== 講師等の運営陣 ====
==== 講師等の運営陣 ====