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| ここで言う死期とは生命活動の終焉ではなく、「存在の寿命」。意味や存在が、その始まりの時から内包している「いつか来る終わり」のこと。誕生という大元の原因から、死という最終結果を読み取っているとも表現される。物理的な破壊ではなく、概念的な死であるため、治療や蘇生、再生や復元も無効化する。[[死徒]]などを相手にする場合は非常に有効。 | | ここで言う死期とは生命活動の終焉ではなく、「存在の寿命」。意味や存在が、その始まりの時から内包している「いつか来る終わり」のこと。誕生という大元の原因から、死という最終結果を読み取っているとも表現される。物理的な破壊ではなく、概念的な死であるため、治療や蘇生、再生や復元も無効化する。[[死徒]]などを相手にする場合は非常に有効。 |
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− | 「[[魔眼]]」と表記されるが、「死を理解した脳と眼球のセット」でなりたつため、眼球のみで成立する魔眼とは厳密には異なる。死期の情報は「線」と「点」で示される。 | + | 「[[魔眼]]」と表記されるが、厳密には超能力であり、魔眼と淨眼のハイブリッド。死期の情報は「線」と「点」で示される。 |
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| ; 死の線 | | ; 死の線 |
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| === 能力者 === | | === 能力者 === |
| ; [[遠野志貴]] | | ; [[遠野志貴]] |
− | : 「[[月姫]]」シリーズ主人公。死の線は黒で描写される。 | + | : 『[[月姫]]』シリーズ主人公。死の線は黒で描写される。 |
| : 幼少時に経た二度の臨死体験から、脳が死を理解できるようになってしまう。眼はもともと持っていた「淨眼」が変質したもののため、制御がきかず、魔眼殺しを使わないと抑制できない。式の魔眼には見えない「死の点」を視ることができ、死を深く視る場合、眼球の色が青白く輝く。 | | : 幼少時に経た二度の臨死体験から、脳が死を理解できるようになってしまう。眼はもともと持っていた「淨眼」が変質したもののため、制御がきかず、魔眼殺しを使わないと抑制できない。式の魔眼には見えない「死の点」を視ることができ、死を深く視る場合、眼球の色が青白く輝く。 |
| : より深く死を理解しようとすれば「鉱物の死の点」や「魔術などの概念」や「空間や地球の一部」さえも殺せるようになるが、ただでさえ使用に際し脳に多大な負荷をかけてしまうため、濫用はできない。 | | : より深く死を理解しようとすれば「鉱物の死の点」や「魔術などの概念」や「空間や地球の一部」さえも殺せるようになるが、ただでさえ使用に際し脳に多大な負荷をかけてしまうため、濫用はできない。 |
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| ** 式の場合、「歪曲の魔眼」による概念も色の渦として判別出来ている。普段、セーブ出来ていること含め、直死の使い手としては式は数段上に位置する。 | | ** 式の場合、「歪曲の魔眼」による概念も色の渦として判別出来ている。普段、セーブ出来ていること含め、直死の使い手としては式は数段上に位置する。 |
| * 式の魔眼は『 』に繋がっているために発現した能力であるため、根源への到達を目指す荒耶に目をつけられたが、志貴に関しては『 』と関係しているか定かではなく、同じことが可能かどうかはわからない(むしろ式に劣るとされていることから、『 』には関係していない可能性が高い) | | * 式の魔眼は『 』に繋がっているために発現した能力であるため、根源への到達を目指す荒耶に目をつけられたが、志貴に関しては『 』と関係しているか定かではなく、同じことが可能かどうかはわからない(むしろ式に劣るとされていることから、『 』には関係していない可能性が高い) |
− | * 「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答によるとサーヴァントにも有効であり、霊体化している状態でも当てれるという。<br>実際、「EXTRA」で式が元の世界に還るために「英霊百人切り」というとんでもない荒行に挑み、主人公達に敗れるまで勝ち続けていた。 | + | * 「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答によるとサーヴァントにも有効であり、霊体化している状態でも当てれるという。<br>実際、『EXTRA』で式が元の世界に還るために「英霊百人切り」というとんでもない荒行に挑み、主人公達に敗れるまで勝ち続けていた。 |
| ** 抑止力として存在する守護者や精霊等と異なり、サーヴァントは時限式で現界している幽霊に近い存在に過ぎない。かなり見えづらくとも死の線が存在するのは、当然と言えば当然の話である。 | | ** 抑止力として存在する守護者や精霊等と異なり、サーヴァントは時限式で現界している幽霊に近い存在に過ぎない。かなり見えづらくとも死の線が存在するのは、当然と言えば当然の話である。 |
| * 作中で言及されている限りでは、オリジナルはケルト神話における巨人にして死の神「バロール」の持つ魔眼。原典通りなら、死の線を切ったり点を突いたりする必要すらなく、その目で死を捉えた瞬間、相手は死ぬというとんでもない能力である。 | | * 作中で言及されている限りでは、オリジナルはケルト神話における巨人にして死の神「バロール」の持つ魔眼。原典通りなら、死の線を切ったり点を突いたりする必要すらなく、その目で死を捉えた瞬間、相手は死ぬというとんでもない能力である。 |
− | **ちなみに、アルスターの伝承では[[クー・フーリン]]はバロールの曾孫とされている。彼が敵を即死させる魔槍を扱えたのは、曾祖父の能力が影響したのかもしれない。 | + | *[[化野菱理]]は直死の魔眼を対象の最後を視て手繰り寄せる、いわば未来視の究極ではないかと推測している。 |
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