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| : だがその生き様と闘争心、そして王道はギルガメッシュですら認めるものであり、倣岸不遜な彼より心からの賞賛を引き出させ、最後まで力の限り駆け抜けたという達成感を胸に消滅する。 | | : だがその生き様と闘争心、そして王道はギルガメッシュですら認めるものであり、倣岸不遜な彼より心からの賞賛を引き出させ、最後まで力の限り駆け抜けたという達成感を胸に消滅する。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 筋骨隆々の偉丈夫。ひげ面には粗野な印象と威厳、そして不思議な愛嬌が混在する。 | + | : 筋骨隆々の偉丈夫。ひげ面には粗野な印象と威厳、そして不思議な愛嬌が混在する。一人称は「余」。 |
| : 大柄な見た目通りの豪放磊落を地で行く人物。他を顧みるということを全くしない暴君的性質を持つが、その欲望が結果的に人々を幸せにする奔放な王。 | | : 大柄な見た目通りの豪放磊落を地で行く人物。他を顧みるということを全くしない暴君的性質を持つが、その欲望が結果的に人々を幸せにする奔放な王。 |
− | : 理想の王・アルトリア、人を超越した王・ギルガメッシュに対し、人の身でその限界を極めた王。豪胆かつおおらか、高いカリスマ性を持つが、少々物事を気にしなさすぎるきらいがある。 | + | : 理想の王・アルトリア、人を超越した王・ギルガメッシュに対し、人の身でその限界を極めた王。豪胆かつおおらか、高いカリスマ性を持つが、少々物事を気にしなさすぎるきらいがあり、周囲の人間をきりきり舞いさせて何ら反省するところがない。 |
− | : また、征服先で略奪を行ってきた出自の為か盗癖があり、召喚直後に市民図書館からホメロスの詩集を強奪したり、地元の酒屋から極上ワインの大樽をかっぱらってきている。 | + | : また、征服先で略奪を行ってきた出自の為か盗癖があり、召喚直後に市民図書館からホメロスの詩集を強奪したり、地元の酒屋から極上ワインの大樽をかっぱらってきている。それが軍事施設であろうと、彼の物欲を阻むことはできない。 |
| + | : 契約には義理堅いのか、魔術師としての能力が低くともサーヴァントとして力を貸す。逆にどれほど優れた魔術師であろうと「志が低い」「行動理念が妬み・恨み・辛みでしか出来ていない」「そもそも人間として語るに値しない」者なら、平気で鉄槌を下す。第四次聖杯戦争でも、キャスターの工房の惨状を見た際に、パニックに陥ったウェイバーを諭し、「惨状を見ても眉ひとつ動かさぬ」者がいたら殴り飛ばしていると述べている。 |
| : 世界征服を望みとするが、他者から与えられるものではなく、あくまでも自分で成し遂げることを持論とする。このため、[[聖杯]]を求めるのは「世界征服の手段」としてではなく、「世界征服を行うために受肉する手段」として。 | | : 世界征服を望みとするが、他者から与えられるものではなく、あくまでも自分で成し遂げることを持論とする。このため、[[聖杯]]を求めるのは「世界征服の手段」としてではなく、「世界征服を行うために受肉する手段」として。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
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| == 真名:イスカンダル == | | == 真名:イスカンダル == |
− | :イスカンダル。マケドニアの覇者。ヘレニズム文化として知られる一時代を築いた大王。<br> | + | :イスカンダル。マケドニアの覇者。ヘレニズム文化として知られる一時代を築いた大王。<br>王位を継いだ後、古代ギリシアを統率してペルシアへの侵攻に踏み切り、以後エジプト、西インドといった広域の地を征服し、『東方遠征』の偉業を、10年も満たずに成し遂げた。 |
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− | :王位を継いだ後、古代ギリシアを統率してペルシアへの侵攻に踏み切り、以後エジプト、西インドといった広域の地を征服し、『東方遠征』の偉業を、10年も満たずに成し遂げた。<br> | + | :紀元前四世紀、ギリシャ人国家であるマケドニアの王家に生まれる。母オリュンピア酢の影響で幼い頃から神話の英雄物語に耽溺し、自らをゼウスの子と信じた。 |
− | :アレキサンダー、アレクサンドロス――――彼の人名が様々な土地の発音によって呼びならわされるに到った経緯こそ、彼は「征服王」とうたわれている。 | + | :ヘタイロイと呼ばれる学友たちと共に武功をあげ、20歳の若さで王となったあとはギリシャ統一を手始めに覇道に乗り出し、東方遠征の軍を興して自らその先頭に立ち、大国ペルシャを打ち破ったのみならず、ペルシャの支配下にあったエジプトを始め数多くの国々を飲み込んでいた。 |
| + | :イスカンダルという名は、アラブとペルシャの人々による彼の呼び名である。アレキサンダー、アレクサンドロス――――彼の人名が様々な土地の発音によって呼びならわされるに到った経緯こそ、彼は「征服王」とうたわれている。 |
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| + | :彼の東征はインドにまで及んだが、将官の反発や兵士の疲弊によってバビロンに控えし、この地に急逝する。 |
| + | :征服者として歴史上最大の国家を打ち立てるが、「最強の者が国家を継承せよ」と遺言したことで死後、帝国は分裂した。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;[[アキレウス]] | | ;[[アキレウス]] |
| :母方、エペイロス王家の遠い祖とされる。 | | :母方、エペイロス王家の遠い祖とされる。 |
| + | :幼少期からの憧れであり、成人してからも目標としている英雄。 |
| :彼の活躍が綴られた『イリアス』を生涯、肌身離さず持ち歩いて愛読し、縁の地ではすかさず聖地巡礼を行い、時には戦場でその行いを真似たとも伝えられるほどのリスペクトを捧げている。 | | :彼の活躍が綴られた『イリアス』を生涯、肌身離さず持ち歩いて愛読し、縁の地ではすかさず聖地巡礼を行い、時には戦場でその行いを真似たとも伝えられるほどのリスペクトを捧げている。 |
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