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;略歴
 
;略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第一部の七章では、人理定礎の崩壊、そして聖杯の力により虚数世界から帰還を果たしたものの、マーリンの魔術によって深い微睡みの中にいた。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』七章では、人理定礎の崩壊、そして聖杯の力により虚数世界から帰還を果たしたものの、マーリンの魔術によって深い微睡みの中にいた。
: しかし自らの神性を取り込んだ[[ゴルゴーン]]の消滅に伴い、「一度死ぬ」ことで眠りから覚め、マーリンを消滅させる。放った[[ラフム]]に用済みとなった[[キングゥ]]から聖杯を奪い持ち帰らせることに成功し顕現。最初に現れた頭脳体は自信を拘束していたが、本体と勘違いしたカルデアが攻撃、破壊したことにより本格的に行動し、その本能に従って人類掃討に乗り出した。
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: しかし自らの神性を取り込んだ[[ゴルゴーン]]の消滅に伴い、「一度死ぬ」ことで眠りから覚め、マーリンを消滅させる。放った[[ラフム]]に用済みとなった[[キングゥ]]から聖杯を奪い持ち帰らせることに成功し顕現。最初に現れた頭脳体は自身を拘束していたが、これを本体と勘違いしたカルデア陣営が攻撃、破壊したことにより本格的に行動を開始し、その本能に従って人類掃討に乗り出した。
: [[聖杯の泥#ケイオスタイド|ケイオスタイド]]の浸食と自身やラフムの攻撃を以てメソポタミアを蹂躙し、最後の砦となったウルクをも飲み込まんとするも、ウルク、カルデアとその協力者の決死の時間稼ぎに遭い、最後に叛旗を翻した[[キングゥ]]によって動きを封じられた挙句、[[ギルガメッシュ]]によって冥界に落とされてしまう。
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: [[聖杯の泥#ケイオスタイド|ケイオスタイド]]の浸食と自身やラフムの攻撃を以てメソポタミアを蹂躙し、最後の砦となったウルクをも飲み込まんとするも、ウルク、カルデアとその協力者達の決死の時間稼ぎに遭い、最後に叛旗を翻した[[キングゥ]]によって動きを封じられた挙句、[[イシュタル]]によって冥界に叩き落され、冥界の機構を利用したエレシュキガルによる猛攻を浴びる。
: だが悪あがきとしてケイオスタイドで冥界を飲み込み、更に自身の霊基をジュラ紀にまで回帰させ、地上へ脱出を図ろうとするが、再び駆けつけてきた[[マーリン]][[“山の翁”]]によって失敗、[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]との戦闘で敗北して奈落の底に墜ちたのであった。
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: それでもなおケイオスタイドで冥界を飲み込み、更に自身の霊基をジュラ紀にまで回帰させ地上へ脱出を図ろうとするが、アヴァロンから駆けつけてきた[[マーリン]]の本体にケイオスタイドを抑え込まれ、[[“山の翁”]]の攻撃によって翼と不死性を喪失。更に駆けつけてきたギルガメッシュを交えての戦闘に敗北して奈落の底に墜ちた。
 
;人物
 
;人物
 
:大地を象徴する大角と星の内海を移す瞳を持つ女性の外見をしているがそれは頭脳体であり、本来の姿は桁違いの巨体を持つ魔物。
 
:大地を象徴する大角と星の内海を移す瞳を持つ女性の外見をしているがそれは頭脳体であり、本来の姿は桁違いの巨体を持つ魔物。
 
:人格らしきものは確認できない。理想をなくしたのか、はじめから理性がないのかは不明。
 
:人格らしきものは確認できない。理想をなくしたのか、はじめから理性がないのかは不明。
 
:ただ子供を産み、育て、愛でる事だけを存在意義としているが、これを否定された為にティアマトと決別した人類との戦いに乗り出した。
 
:ただ子供を産み、育て、愛でる事だけを存在意義としているが、これを否定された為にティアマトと決別した人類との戦いに乗り出した。
:それは用済みとして捨てられた恨み・憎しみ・悲しみもあるが、神々とは違う視点を持っており、人間も土地も一つの命と見做している。
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:それは用済みとして捨てられた恨み・憎しみ・悲しみもあるが、他の神々とは違う視点を持っており、人間も土地も一つの命と見做している。
:もう一度地球の生態系を塗り替え、すべての母に返り咲く『喜び』に耽る行為でもある。
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:ビーストⅡとしての彼女は、もう一度地球の生態系を塗り替え、すべての母に返り咲く『喜び』に耽りたいが為に行動する。
 
;能力
 
;能力
 
:サーヴァントや神々すら霞むほどの、物理的にも神話的にも欠点のない完全な存在。
 
:サーヴァントや神々すら霞むほどの、物理的にも神話的にも欠点のない完全な存在。
 
:弱点らしきものはひとつもなく、保有する魔力量は七つ分の聖杯を上回る超々々級魔力炉心と比較すらままならない。
 
:弱点らしきものはひとつもなく、保有する魔力量は七つ分の聖杯を上回る超々々級魔力炉心と比較すらままならない。
:自己改造、個体増殖、生体融合など様々な権能を持ち、なにより強力なのが「細胞強制(アミノギアス)」。[[聖杯の泥#ケイオスタイド|ケイオスタイド]]で人間やサーヴァントを飲み込み、強制的に自身の配下にさせる厄介な能力を有している。
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:自己改造、個体増殖、生体融合など様々な権能を持ち、なにより強力なのが「細胞強制(アミノギアス)」。[[聖杯の泥#ケイオスタイド|ケイオスタイド]]で人間やサーヴァントを飲み込んで侵食、強制的に自身の配下にする厄介な能力を有している。
:頭脳体であるファム・ファタール時は、水爆に匹敵する魔力量を持っている。真体となった際は、星間すら航行可能な魔力量に、体内に膨大な生命原種のを貯蔵している。
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:頭脳体であるファム・ファタール時は、水爆に匹敵する魔力量を持っている。真体となった際は、星間すら航行可能な魔力量に、体内に膨大な生命原種の種を貯蔵している。
:霊基核は頭部に存在するが、竜体になればランクA++の攻撃が通用せず、黒い海の第一波を防ぎ切ったナピシュテムの牙ですらせいぜい足止めでしかならない。
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:霊基核は頭部に存在するが、竜体になればランクA++の攻撃すら通用せず、黒い海の第一波を防ぎ切ったナピシュテムの牙ですらせいぜい足止めにしかならない。
 
:[[ケツァル・コアトル]]が命懸けで放った『炎、神をも焼き尽くせ』のウルティモ・トペ・パターダを喰らっても僅かに後退しただけで何の損傷もなく、[[ゴルゴーン]]が己を犠牲にして発動した『強制封印・万魔神殿』でやっと右角が崩壊したことから、その規格外の硬さが伺える。
 
:[[ケツァル・コアトル]]が命懸けで放った『炎、神をも焼き尽くせ』のウルティモ・トペ・パターダを喰らっても僅かに後退しただけで何の損傷もなく、[[ゴルゴーン]]が己を犠牲にして発動した『強制封印・万魔神殿』でやっと右角が崩壊したことから、その規格外の硬さが伺える。
 
:何より生まれつき『死』というものが存在しない。ティアマトはその存在自体が全ての生命の母である。そのため、地上で生きている生命がいること自体が逆説的に自らの存在を証明している。要は、始まりにして終わりの女であるため、あらゆる攻撃でも通用しないどころか、人類はおろか地球上の全生命が死に絶えない限り、何をやっても生命としての死が訪れない。
 
:何より生まれつき『死』というものが存在しない。ティアマトはその存在自体が全ての生命の母である。そのため、地上で生きている生命がいること自体が逆説的に自らの存在を証明している。要は、始まりにして終わりの女であるため、あらゆる攻撃でも通用しないどころか、人類はおろか地球上の全生命が死に絶えない限り、何をやっても生命としての死が訪れない。
:カルデアは[[ケツァル・コアトル]]と[[ゴルゴーン]]の二柱の女神による真体の足止め、ウルクを餌にした冥界の落とし穴、[[キングゥ]]の発動した“天の鎖”による拘束、冥界の刑罰、[[マーリン]]による[[聖杯の泥#ケイオスタイド|ケイオスタイド]]を綺麗なだけの無害な花に変える魔術、そして[[“山の翁”]]が剣の一刀を以て「死の概念」を付加させることで、ようやく打ち倒せることが可能となった。
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:本編においては[[ケツァル・コアトル]]と[[ゴルゴーン]]の二柱の女神による真体の足止め、ウルクを餌にした[[イシュタル]]による冥界への落とし穴、[[キングゥ]]の発動した“天の鎖”による拘束、エレシュキガルによる冥界の刑罰、[[マーリン]]による[[聖杯の泥#ケイオスタイド|ケイオスタイド]]を綺麗なだけの無害な花に変える魔術、そして[[“山の翁”]]による剣の一刀を以ての「死の概念」の付加へと繋いだことによってようやく討伐が叶った。
:自己改造スキルにより顕現した姿は巨体とは裏腹に、速さにおいても群を抜いており、[[ジャガーマン]]の見立てでは半日で岸に上がり、一日で岸からウルクに辿り着くとの事。
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:自己改造スキルにより顕現した姿は巨体とは裏腹に、速さにおいても群を抜いており、[[ジャガーマン]]の見立てでは半日で海から岸に上がり、一日で岸からウルクに辿り着くとの事。
 
:脚が巨体と重量を支えるには細すぎであり、本体は海そのものなので海水の上でしか歩行できず、陸地にあがる事はできないが、地(キ)の女神でありながら大角を持ち上げ、泥上で体積を緩和している魔力の素子が角に集まって背部巨大骨格を展開し、飛行可能。
 
:脚が巨体と重量を支えるには細すぎであり、本体は海そのものなので海水の上でしか歩行できず、陸地にあがる事はできないが、地(キ)の女神でありながら大角を持ち上げ、泥上で体積を緩和している魔力の素子が角に集まって背部巨大骨格を展開し、飛行可能。
 
:顕現してからは休む事なく子供たちである魔獣たちを生み出し、人類を食い尽くしている。
 
:顕現してからは休む事なく子供たちである魔獣たちを生み出し、人類を食い尽くしている。
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