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;[[ティーネ・チェルク]]
 
;[[ティーネ・チェルク]]
:スノーフィールドの原住民たちを束ねる少女。スノーフィールドの霊脈を利用した魔術を使える。<br>アーチャーのマスターだった魔術師を召喚直後に殺害、代理マスターとなる。<br>英雄王に対しては、使い魔たるサーヴァントなどではなく力ある英霊として、真摯に敬意を払う。
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:現在「スノーフィールド」と呼ばれている土地と、千年以上の昔から共生してきた一族の少女。彼らが代々守ってきた土地の中でのみ、強力な魔術を極少の工程で発動できる。<br>一族を束ねる総代として、外来の魔術師たちに奪われた土地を取り戻すため、アーチャーのサーヴァントを召喚した魔術師を殺害してマスターに成り代わり、黄金の英雄王の助力を仰ぐ。<br>12歳ほどの幼い外見に反して、感情を捨てたかのような沈着さと、目的のためには殺人も厭わない冷徹さを持つが、敬意を懐く英雄王の言動には時に心を動かされる様子も見せる。
    
;[[ギルガメッシュ|アーチャー]]
 
;[[ギルガメッシュ|アーチャー]]
:冬木聖杯戦争にも現れたかの英雄王。召喚された直後はこの戦争を「紛い物」と断じて戯れ程度にあしらうつもりでいたが、唯一無二の友が参戦したことを感じとったため、珍しく本気モードとなる。<br>まだ幼さの残るティーネに対しては、傲岸ながらも鷹揚に接する。
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:[[冬木]]の聖杯戦争にも現れたかの英雄王。召喚された直後はこの戦争を「紛い物」と断じて戯れ程度にあしらうつもりでいたが、唯一無二の友が参戦したことを感じとったため、珍しく本気モードとなる。<br>まだ幼さの残るティーネに対しては、傲岸ながらもどこか鷹揚に接する。
    
;[[フラット・エスカルドス]]
 
;[[フラット・エスカルドス]]
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;[[キャスター (fake)|キャスター]]
 
;[[キャスター (fake)|キャスター]]
:劇作家アレクサンドル・デュマ。スノーフィールド市の警察署長によって召喚された。<br>ざっくばらんな性格で食事や女性など豪遊を好み、マスターを兄弟と呼ぶ。アレンジ力に長けており、盗作騒動の逸話から“本物を越える贋物を作成する”能力を持ち、英雄王に対抗するため「伝説を上回る伝説を生み出す」能力を求めて呼び出される。<br>純粋な戦闘力は低く、マスターと素手で戦った場合マスターが勝つと言われている。本来の仕事は「英雄を生み出す事」であるが、「二十八人の怪物(クラン・カラティン)」のために贋作の宝具作成とその「昇華」をマスターに命じられている。<br>聖杯にかける願いは特に持っておらず、聖杯戦争の過程と結末におけるドラマを求めている。
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:劇作家アレクサンドル・デュマ。スノーフィールド市の警察署長によって召喚された。<br>ざっくばらんな性格で食事や女性など豪遊を好み、マスターを兄弟と呼ぶ。アレンジ力に長けており、盗作騒動の逸話から“本物を越える贋物を作成する”能力を持ち、英雄王に対抗するため「伝説を上回る伝説を生み出す」能力を求めて呼び出される。<br>純粋な戦闘力は低く、マスターと素手で戦った場合マスターが勝つほどと言われている。本来の仕事は「英雄を生み出す事」であるが、「二十八人の怪物(クラン・カラティン)」のために贋作の宝具作成とその「昇華」をマスターに命じられている。<br>聖杯にかける願いは特に持っておらず、聖杯戦争の過程と結末におけるドラマを求めている。
    
;二十八人の怪物(クラン・カラティン)
 
;二十八人の怪物(クラン・カラティン)
:キャスター製の宝具を与えられた28人の魔術師兼警察官の集団のコードネーム。[[ランサー|クー・フーリン]]と戦ったケルト神話の28人合体戦士クラン・カラティンから命名。<br>剣、弓、盾、槍、鎖、鎌、棍、金色の火縄銃のようなもの、などなど与えられた宝具は様々。
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:キャスター製の宝具を与えられた28人の魔術師兼警察官の集団のコードネーム。[[ランサー|クー・フーリン]]と戦ったケルト神話の28人合体戦士『クラン・カラティン』から命名。<br>剣、弓、盾、槍、鎖、鎌、棍、金色の火縄銃のようなもの、などなど与えられた宝具は様々。
    
;[[繰丘椿]]
 
;[[繰丘椿]]
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;[[ライダー (fake)|ライダー]]
 
;[[ライダー (fake)|ライダー]]
:椿の夢の中に召喚されたサーヴァント。<br>その正体は「病」という災厄そのもの。風に、水に、鳥に、人に乗り、世界に拡がって多くの命を刈り取ってきた存在であることと、『ヨハネの黙示録』において「ペイルライダー」という象徴的な名と擬似的な人格を与えられたことにより、正しくは英霊などではないにも関わらず、ライダーのクラスに据えられる。<br>人間を病魔に感染させ、思い通りに動き、喋る生きた人形へと変えることが出来る。
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:椿の夢の中に召喚されたサーヴァント。<br>その正体は「病」という災厄そのもの。風に、水に、鳥に、人に乗り、世界に拡がって多くの命を刈り取ってきた存在であることと、『ヨハネの黙示録』において「ペイルライダー」という象徴的な名と擬似的な人格を与えられたことにより、正しくは英霊などではないにも関わらず、ライダーのクラスに据えられる。<br>人間を病魔に感染させ、魔力を奪った上で椿の望み通りに動く操り人形とすることが出来る。
    
;銀狼(名前無し)
 
;銀狼(名前無し)
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;[[エルキドゥ|ランサー]]
 
;[[エルキドゥ|ランサー]]
:英雄王の唯一無二の親友、エルキドゥ。<br>飾り気のない簡素な服装に、男とも女とも取れる柔らかく優美な風貌で、その端整さは人間というより人形に近い。温和な性格だが、狼を虐待した創造主を一睨みで追い払うほどの迫力をも持ち合わせる。 <br>かつての友と再び見える事に歓喜している。
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:英雄王の唯一無二の親友、エルキドゥ。<br>飾り気のない簡素な服装に、男とも女とも取れる柔らかく優美な風貌で、その端整さは人間というより人形に近い。温和な性格だが、狼を虐待した創造主を一睨みで追い払うほどの迫力をも持ち合わせる。 <br>遥かな時を超えた現代で、かつての友と再び見える事に歓喜している。
    
;[[ランガル]]
 
;[[ランガル]]
:魔術協会から、偽りの聖杯戦争を調査するために派遣された人形使い。自らは現地に赴かず、動作の不自然さを誤魔化すために、老人の姿をした人形を操り諜報を行う。<br>自らの人形を弟子ファルデウスとともにアメリカのスノーフィールドに送り込むが、ファルデウスの部隊によって破壊され、ファルデウスの「宣伝」を協会に伝えることとなった。<br>古い価値観に凝り固まっており、新興国であるアメリカに魔術師の悲願たる聖杯が降霊しようとしている事を好ましく思っていない。
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:[[魔術協会]]から、偽りの聖杯戦争を調査するために派遣された人形使い。自らは現地に赴かず、動作の不自然さを誤魔化すために老人の姿をした人形を操り、諜報を行う。<br>自らの人形を弟子ファルデウスとともにアメリカのスノーフィールドに送り込むが、正体を現したファルデウスが率いる軍の特殊部隊によって破壊され、この偽りの聖杯戦争を企てた者たちの「宣伝」を協会に伝えることとなった。<br>古臭い価値観に凝り固まっており、新興国であるアメリカに魔術師の悲願たる聖杯が降霊しようとしている事を好ましく思っていない。
    
;[[ファルデウス]]
 
;[[ファルデウス]]
:ランガルに弟子入りして協会に潜り込んでいたアメリカ政府の魔術師。全ての準備が整ったと見るや、師であるランガルを裏切り殺害した。<br>今まで共にいたランガルが本体ではなく人形であることに気付いていて、人形への暴露を通して協会に偽りの聖杯戦争を宣伝する。正体を現してからは武装した兵士の部隊を率い、この聖杯戦争の監督役的な立ち回りをしている。
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:ランガルに弟子入りして魔術協会に潜り込んでいたアメリカ政府のエージェントにして魔術師。<br>偽りの聖杯戦争を企てた一派の代表として動いており、全ての準備が整ったと見るや師であるランガルを裏切り殺害、その死骸ならぬ人形の残骸への芝居がかった暴露を通じて、これから自分たちの成そうとしている事を宣伝する。<br>正体を現してからは通常兵器で武装した兵士の部隊を率い、この聖杯戦争の監督役的な立ち回りをしている。
    
;[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]
 
;[[ウェイバー・ベルベット|ロード・エルメロイII世]]
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;繰丘夫妻
 
;繰丘夫妻
:繰丘椿の両親。間桐の魔術を模倣して細菌に応用、痛みを伴う肉体改造によって椿の魔力回路を増幅させるがうまく調整できず昏睡状態にしてしまう。<br>ファルデウスらと協力関係にあり、偽りの聖杯戦争においては秦の始皇帝を召喚する算段で、宝具としても有用な聖遺物を触媒に用意していたが、ライダーの力により昏倒させられ、椿が思い描く通りの理想の両親を演じる死した人形と化す。
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:繰丘椿の両親。[[間桐臓硯|とある『蟲使い』]]の魔術を模倣して生み出した微小の蟲を娘に植え付け、痛みを伴う肉体改造によって魔力回路を増幅させる実験を行うが、調整が上手く行かなかったせいで椿を昏睡状態に陥れてしまう。<br>ファルデウスらの一派と共謀関係にあり、偽りの聖杯戦争においては秦の始皇帝を召喚する算段で、宝具としても有用な聖遺物を触媒に用意していたが、ライダーの力により昏倒させられ「椿が思い描く通りの理想の両親」を演じるだけの生きた死者と化す。
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;アーチャーを召喚した魔術師
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:先祖が入手した聖遺物「バビロンの宝物庫の鍵」を触媒にアーチャーを召喚したが、直後にティーネの襲撃を受け、令呪の宿った腕を切り落とされて奪われる。魔術による反撃に出ようとするも、霊地の力を借りた高密度の術により焼き尽くされ、灰も残さずにこの世から消滅した。<br>現在の己の地位や境遇に不満を懐いており、この偽りの聖杯戦争によって更なる栄光を得るため、出来の悪い息子や邪魔をした妻などを全て「処分」した上で、英雄王の鍵剣を手にスノーフィールドに乗り込んだ。
    
;合成獣を製造した魔術師
 
;合成獣を製造した魔術師
:合成獣を触媒に、聖杯戦争のシステム的に不可能な「神」の召喚を試みようとしていた。触媒のはずの合成獣がマスターとして令呪を得たことに怒り、街にスペアの合成獣を解き放った混乱に乗じて合成獣から令呪を奪おうとしたが、ファルデウスに喉を掻き切られて死亡。
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:狼型の合成獣を触媒に、聖杯戦争のシステム的に不可能な『神』の召喚を試みようとしていた。単なる触媒のはずの合成獣がマスターとして令呪を得たことに怒り、殺害して令呪を奪おうとするも、合成獣に召喚されたランサーに阻まれ逃走。街にスペアの合成獣を解き放った混乱に乗じて令呪の奪回を目論んだが、事態がこれ以上混乱する事を嫌ったファルデウスに喉を掻き切られて死亡。
    
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