;「主よ。今一度、この旗を救国の―――いえ、救世の為に振るいます」<br>「サーヴァント・ルーラー、召喚に応じ参上した。……ですがマスター。<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>のクラスですら、もはや一介の英霊にすぎないのです」<br>「秩序は燃え尽きた。多くの意味が消失した。わたしたちの未来は、たった一秒で奪われた」<br>「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!」<br>「我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br>「貴方の戦いは、人類史を遡る長い旅路」<br>「ですか悲観する事はありません。貴方には無数の出会いが待っている」<br>「この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても」<br>「この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても」<br>「その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっても」<br>「結末はまだ、誰の手にも渡っていない」<br>「さあ―――戦いを始めましょう、マスター」 | ;「主よ。今一度、この旗を救国の―――いえ、救世の為に振るいます」<br>「サーヴァント・ルーラー、召喚に応じ参上した。……ですがマスター。<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>のクラスですら、もはや一介の英霊にすぎないのです」<br>「秩序は燃え尽きた。多くの意味が消失した。わたしたちの未来は、たった一秒で奪われた」<br>「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!」<br>「我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br>「貴方の戦いは、人類史を遡る長い旅路」<br>「ですか悲観する事はありません。貴方には無数の出会いが待っている」<br>「この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても」<br>「この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても」<br>「その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっても」<br>「結末はまだ、誰の手にも渡っていない」<br>「さあ―――戦いを始めましょう、マスター」 |