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; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第四章ではAD.1888のロンドンに出現し、カルデア一行と戦闘を繰り広げる。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』第一部四章では西暦1888年のロンドンに出現し、カルデア一行と戦闘を繰り広げる。
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:第一部終章では時間冠位神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にIVの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]と交戦する。
 
; 人物
 
; 人物
: 黒い馬に騎乗し、竜を思わせる漆黒の鎧を纏った騎士王。一人称は「私」
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: 黒い馬に騎乗し、竜を思わせる漆黒の鎧を纏った騎士王。一人称は「私」。
 
: 聖槍を手にしたことによって肉体と精神が変質したアルトリアのイフが聖杯の呪いを受け黒化した存在。
 
: 聖槍を手にしたことによって肉体と精神が変質したアルトリアのイフが聖杯の呪いを受け黒化した存在。
 
: 完全な聖槍の女神へと転じる直前に、嵐の王として黒き暴虐であることを選択したため、聖槍の女神ではなくあくまで人間アルトリア・ペンドラゴンとして在り続けている。
 
: 完全な聖槍の女神へと転じる直前に、嵐の王として黒き暴虐であることを選択したため、聖槍の女神ではなくあくまで人間アルトリア・ペンドラゴンとして在り続けている。
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: 由来:アーサー王伝承に登場する名槍ロンゴミニアド
 
: 由来:アーサー王伝承に登場する名槍ロンゴミニアド
 
: 装備の変色に伴い、黒く変化した聖槍。ロンゴミニアド・オルタ。生前のアーサー王がヴォーティガーンや[[モードレッド]]を討つ時に振るった聖槍。またの名をロン。かの聖剣に並ぶと言われている神造兵装。
 
: 装備の変色に伴い、黒く変化した聖槍。ロンゴミニアド・オルタ。生前のアーサー王がヴォーティガーンや[[モードレッド]]を討つ時に振るった聖槍。またの名をロン。かの聖剣に並ぶと言われている神造兵装。
: 真名解放によってランクと種別が変化し、それによって聖槍は最果てにて輝く光の力の一端を放つ。その威力は絶大だが、合計十三の拘束のうち半数までを解除する必要がある。この性質は「世界を救う星の聖剣」と同等のモノとされる。
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: 真名解放によってランクと種別が変化し、それによって聖槍は最果てにて輝く光の力の一端を放つ。その威力は絶大で、間近で展開すればサーヴァントであろうと霊基は保てないが、合計十三の拘束のうち半数までを解除する必要がある。この性質は「世界を救う星の聖剣」と同等のモノとされる。
 
:『Fate/Grand Order』では高速の半数解除は行われず、完全な真名解放は成されない。
 
:『Fate/Grand Order』では高速の半数解除は行われず、完全な真名解放は成されない。
 
: 「聖槍」は、世界の裏側たる神代と現実たる人の世界を繋ぎ止める「光の柱」ないし「塔」であり、もしも「光の柱」が解かれれば現実の物理法則によって成り立つ世界は剥がれ落ち、過去のものとなった幻想法則が現れ、神代に逆戻りしてしまう。
 
: 「聖槍」は、世界の裏側たる神代と現実たる人の世界を繋ぎ止める「光の柱」ないし「塔」であり、もしも「光の柱」が解かれれば現実の物理法則によって成り立つ世界は剥がれ落ち、過去のものとなった幻想法則が現れ、神代に逆戻りしてしまう。
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== 真名:アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 ==
 
== 真名:アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 ==
:アルトリア・ペンドラゴン。「アーサー王伝説」に登場する円卓の騎士の一人であり、ブリテンの伝説的君主。選定の剣を引き抜き、不老の王となった騎士王。
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:アルトリア・ペンドラゴン。「アーサー王伝説」に登場する円卓の騎士の一人。<br>聖剣ではなく聖槍を手にしたアルトリアが女神と成り果てる最中、万が一の偶然として発生した可能性。
:聖剣の他に所有する聖槍ロンゴミニアドも実に強力であり、ランサーとしても現界し得る。
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:肉体と精神が、完全な聖槍の女神へと転じる直前に、『嵐の王』として黒き暴虐であることを選択し、聖槍の女神ではなくあくまで人間アルトリア・ペンドラゴンとして在り続けることを選択したアーサー王。
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:肉体と精神が、[[女神ロンゴミニアド|完全な聖槍の女神]]へと転じる直前に、『嵐の王』として黒き暴虐であることを選択し、聖槍の女神ではなくあくまで人間アルトリア・ペンドラゴンとして在り続けることを選択したアーサー王。
 
:ありとあらゆる手段を以て自らを強く定義した際、何処かで縁を得たと思わしき聖杯の呪いさえも利用したためか、聖剣の騎士王からはかけ離れ、荒ぶる性質を有する存在となったが―――――
 
:ありとあらゆる手段を以て自らを強く定義した際、何処かで縁を得たと思わしき聖杯の呪いさえも利用したためか、聖剣の騎士王からはかけ離れ、荒ぶる性質を有する存在となったが―――――
    
:―――――聖槍の女神ではなく、ヒトとして。アルトリア・ペンドラゴンとして在り続ける。
 
:―――――聖槍の女神ではなく、ヒトとして。アルトリア・ペンドラゴンとして在り続ける。
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:聖杯の呪いによって黒色に変化して現界したことで、生前の伝説・逸話・出来事のうち、ブリテンの守護者ではなく、敵対者の命を速やかに奪う冷酷な殺戮者、戦場を駆ける戦闘機械と在らんとする戦士の性質、非情さに徹しきった騎士王の側面が色濃く顕れている。
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:聖杯の呪いによって黒色に変化して現界したことで、荒ぶる『嵐』としての性質から離れられず、人を統べる王のようには振る舞えず、ただ眼前に在るモノを粉砕する『嵐』となった。
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:生前の伝説・逸話・出来事のうち、ブリテンの守護者ではなく、敵対者の命を速やかに奪う冷酷な殺戮者、戦場を駆ける戦闘機械と在らんとする戦士の性質、非情さに徹しきった騎士王の側面が色濃く顕れている。
 
:言わば、ランサー・アルトリア・オルタナティブであり、身に纏う冷酷の気配は「[[ アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー・オルタナティブ]]」に酷似している。
 
:言わば、ランサー・アルトリア・オルタナティブであり、身に纏う冷酷の気配は「[[ アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー・オルタナティブ]]」に酷似している。
  
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