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78 バイト追加 、 2017年2月4日 (土) 04:42
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:基本的には明るく無邪気な子供。天衣無縫。酷く気分屋。人間としての善悪はもちろん、狼としての良し悪しも計らない。あらゆる弱さを知らず、自分が最強の存在であることを自覚しており、王者として、自分以外の生き物を見下している。ただし、植物などの自然は基本的に傷つけない。<br />不老不滅の存在で、生まれた時から今の形で完成していた。赤子という未成熟な立場も、老衰という劣化もない。逆に言えば「成長」という要素を持っていなかった。そのため自分自身を持て余しており、このままでは生きている意味がないと退屈していた。「生命とは何かを知りたい」「欠落とは何かを知りたい」「万能であるのなら、万能であるが故の未知を知りたい」と、橙子の契約に応じる。<br />人間は見下す対象だが、橙子個人のことは好んでいる。ベオの価値基準は「格好良い」か「格好悪い」か、生き方に筋が通っているかどうかであり、それを「匂い」で判別する。橙子は良い匂いで合格らしい。「人間社会で気ままにやっていくには便利な人間」という認識でもある。なお、契約による縛りはベオにとっては些細なもので、いつでも噛み千切れるらしい。<br />[[静希草十郎]]との戦いを経て、人の不可解さを学ぶ。自分は絶対者だと思っていたが、今まで蚊帳の外だと思っていた原初の報復のルールは自分にも適用されること、やればやりかえされる、殺せば殺されるということを初めて恐怖と共に実感し、草十郎に心を折られて敗北する。
 
:基本的には明るく無邪気な子供。天衣無縫。酷く気分屋。人間としての善悪はもちろん、狼としての良し悪しも計らない。あらゆる弱さを知らず、自分が最強の存在であることを自覚しており、王者として、自分以外の生き物を見下している。ただし、植物などの自然は基本的に傷つけない。<br />不老不滅の存在で、生まれた時から今の形で完成していた。赤子という未成熟な立場も、老衰という劣化もない。逆に言えば「成長」という要素を持っていなかった。そのため自分自身を持て余しており、このままでは生きている意味がないと退屈していた。「生命とは何かを知りたい」「欠落とは何かを知りたい」「万能であるのなら、万能であるが故の未知を知りたい」と、橙子の契約に応じる。<br />人間は見下す対象だが、橙子個人のことは好んでいる。ベオの価値基準は「格好良い」か「格好悪い」か、生き方に筋が通っているかどうかであり、それを「匂い」で判別する。橙子は良い匂いで合格らしい。「人間社会で気ままにやっていくには便利な人間」という認識でもある。なお、契約による縛りはベオにとっては些細なもので、いつでも噛み千切れるらしい。<br />[[静希草十郎]]との戦いを経て、人の不可解さを学ぶ。自分は絶対者だと思っていたが、今まで蚊帳の外だと思っていた原初の報復のルールは自分にも適用されること、やればやりかえされる、殺せば殺されるということを初めて恐怖と共に実感し、草十郎に心を折られて敗北する。
 
;能力
 
;能力
:幻想種。人狼は本来魔獣のカテゴリだが、その中でも上位に位置する「銀狼」はランクが上の幻獣クラスとされる。そしてベオは、さらにそれを越える「金狼」。<br />「神秘はより上位の神秘に敗北する」というルールによって、[[魔術]]の天敵とされる。「森の人」とも呼ばれる人狼は吸血鬼より歴史が古く(むしろ吸血鬼の方が人狼をモデルとしている)、人間程度が扱う神秘では太刀打ちできない。一千年クラスの神秘・[[久遠寺有珠]]のプロイキッシャーである「橋の巨人(テムズトロル)」すら、正面から食い破る。<br />アストラル体であり、大気中の魔力をとりこむことで様々な姿に変身する。[[魔法|魂の物質化]]をしているようなもの。形状次第では速射砲の直撃にも耐える。基本は狼の姿だが、人間形態、人間の体に狼の頭部と爪を備えた人狼形態、大猿、小型犬などにもなれる(地球上の生物なら何にでもなれて、なおかつそれらのいいとこどりができる。質量には限界があってせいぜい二メートル大。……だったらいいと、[[蒼崎青子]]は希望的に予想している)。<br />人間形態時は金髪にグリーンの瞳の少年の姿をとる。理屈の上ではこれに限らず自由自在に容姿を変えられる(例えば髪を黒くするなど)はずだが、ベオにとって人間の姿をとるのは意味のないことであり、ストレスを覚えるもの。変身は特別な力も必要なく、リスクがあるわけでもないが、面倒なものは面倒。金髪の少年の姿は「せめて気持ちの良い姿でいたい」という妥協点の結果なので、頑なにそれ以外の姿は拒む。人間形態時でも体毛は金狼のソレであり、うぶ毛であろうと生半可な攻撃は跳ね返す。<br />現在はオス(少年)のパーソナリティで活動しているが、本来は性別の概念があまりなく、(まずありえないが)つがいを見つければ相手に合わせて性別を選ぶことも可能。
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:幻想種。人狼は本来魔獣のカテゴリだが、その中でも上位に位置する「銀狼」はランクが上の幻獣クラスとされる。そしてベオは、さらにそれを越える「金狼」。<br />「神秘はより上位の神秘に敗北する」というルールによって、[[魔術]]の天敵とされる。「森の人」とも呼ばれる人狼は吸血鬼より歴史が古く(むしろ吸血鬼の方が人狼をモデルとしている)、人間程度が扱う神秘では太刀打ちできない。一千年クラスの神秘・[[久遠寺有珠]]のプロイキッシャーである「橋の巨人(テムズトロル)」すら、正面から食い破る。<br />アストラル体であり、大気中の魔力をとりこむことで様々な姿に変身する。[[魔法#第三魔法『魂の物質化』『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』|魂の物質化]]をしているようなもの。形状次第では速射砲の直撃にも耐える。基本は狼の姿だが、人間形態、人間の体に狼の頭部と爪を備えた人狼形態、大猿、小型犬などにもなれる(地球上の生物なら何にでもなれて、なおかつそれらのいいとこどりができる。質量には限界があってせいぜい二メートル大。……だったらいいと、[[蒼崎青子]]は希望的に予想している)。<br />人間形態時は金髪にグリーンの瞳の少年の姿をとる。理屈の上ではこれに限らず自由自在に容姿を変えられる(例えば髪を黒くするなど)はずだが、ベオにとって人間の姿をとるのは意味のないことであり、ストレスを覚えるもの。変身は特別な力も必要なく、リスクがあるわけでもないが、面倒なものは面倒。金髪の少年の姿は「せめて気持ちの良い姿でいたい」という妥協点の結果なので、頑なにそれ以外の姿は拒む。人間形態時でも体毛は金狼のソレであり、うぶ毛であろうと生半可な攻撃は跳ね返す。<br />現在はオス(少年)のパーソナリティで活動しているが、本来は性別の概念があまりなく、(まずありえないが)つがいを見つければ相手に合わせて性別を選ぶことも可能。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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