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==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
;永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー)
 
;永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー)
:ランク:<br>種別:<br>レンジ:<br>最大捕捉:
   
:手にする物を全て擬似的にエクスカリバーとする宝具。
 
:手にする物を全て擬似的にエクスカリバーとする宝具。
 
:召喚直後は持っていた装飾剣から雷撃の如き光の斬撃を繰り出し、全力には程遠い一撃でありながら、一振りで州有数規模のオペラハウスを半壊させている。手にしたものはナイフだろうが丸めた紙だろうが、それこそ落ちていた枝であろうがエクスカリバーと化し、光の斬撃を放つことができる。ただし、枝のように得物の強度が脆ければ一発撃っただけで消し炭となってしまうため、連発するためには相応の武器が必要。斬撃の威力も武器の質によって変動する。
 
:召喚直後は持っていた装飾剣から雷撃の如き光の斬撃を繰り出し、全力には程遠い一撃でありながら、一振りで州有数規模のオペラハウスを半壊させている。手にしたものはナイフだろうが丸めた紙だろうが、それこそ落ちていた枝であろうがエクスカリバーと化し、光の斬撃を放つことができる。ただし、枝のように得物の強度が脆ければ一発撃っただけで消し炭となってしまうため、連発するためには相応の武器が必要。斬撃の威力も武器の質によって変動する。
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;名称不明
 
;名称不明
:ランク:<br>種別:<br>レンジ:<br>最大捕捉:
   
:召喚される際に、セイバーと縁のある英霊に声をかけ同意を得ることで、その者の魂を転写し座から同行させることが出来る。
 
:召喚される際に、セイバーと縁のある英霊に声をかけ同意を得ることで、その者の魂を転写し座から同行させることが出来る。
 
:魔術や弓矢による援護など、同行させた英霊の能力・技能を支援的に使用できる。「魔術による身体能力の強化」「セイバーの影の中から毒矢を放つ」「[[エルキドゥ]]の仕掛けた森の結界を看破・踏破する」「魔術的仕掛けを見抜き、光の灯った水球を出す」など多岐多彩なものである。ただし、サーヴァントのように現界させるには莫大な魔力が必要となり、通常のマスターでは不可能。
 
:魔術や弓矢による援護など、同行させた英霊の能力・技能を支援的に使用できる。「魔術による身体能力の強化」「セイバーの影の中から毒矢を放つ」「[[エルキドゥ]]の仕掛けた森の結界を看破・踏破する」「魔術的仕掛けを見抜き、光の灯った水球を出す」など多岐多彩なものである。ただし、サーヴァントのように現界させるには莫大な魔力が必要となり、通常のマスターでは不可能。
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*召喚に用いられた触媒は、「アインツベルンがエクスカリバーの鞘を発掘した際にそれが収まっていた箱」であり、鞘と同じ紋章が入っていたことからアーサー王を確実に召喚できる触媒と目されていたが、実際に召喚されたのは彼であった。
 
*召喚に用いられた触媒は、「アインツベルンがエクスカリバーの鞘を発掘した際にそれが収まっていた箱」であり、鞘と同じ紋章が入っていたことからアーサー王を確実に召喚できる触媒と目されていたが、実際に召喚されたのは彼であった。
 
**経過を考えると、一度失われたエクスカリバーの鞘をリチャードが発見し、鞘に合わせて箱を作ってコーンウォールに納め、それが後世になってアインツベルンに発掘されたということになる。
 
**経過を考えると、一度失われたエクスカリバーの鞘をリチャードが発見し、鞘に合わせて箱を作ってコーンウォールに納め、それが後世になってアインツベルンに発掘されたということになる。
*生前に魔物討伐のため「山の翁」と共闘したとのことだが、リチャードと同時代を生きた「[[ハサン・サッバーハ|山の翁]]」が何代目かどうかは現時点では不明。史実を鑑みれば、リチャード1世とサラディンが生きていた時代に生きた人物として、ニザール派のカルト教団指導者にしてその逸話から「暗殺教団」伝説を生み出した「山の老人」ラシード・ウッディーン・スィナーンが候補に挙げられる。無論、型月世界における当時の「山の翁」が彼であるかどうかは定かではない。
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*生前に魔物討伐のため「山の翁」と共闘したとのことだが、リチャードと同時代を生きた「[[ハサン・サッバーハ|山の翁]]」が何代目のどんなハサンであったかは現時点では不明。この魔物討伐は第三回十字軍の戦場で行われたものなので、時期的には1189年~1192年の間に在位していた「山の翁」がそれに当たる。
**この魔物討伐は第三回十字軍の戦場で行われたものなので、時期的には1189年~1192年の間に在位していた「山の翁」がそれに当たる。そのため[[ハサン・サッバーハ (Fake)|Fakeのアサシン]]やそれと同時代の[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]、『Grand Order』では1273年頃に在位していたとされた[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪椀のハサン]]ではないことが分かる。この年代で言えば呪椀のハサンが生きた時代からは80年程前に在位していた者になるため、古い代の「山の翁」であったことが推測できる。
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**少なくとも、1273年頃に在位していたとされた[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪椀のハサン]]、呪腕以降の代である[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]ではないことが分かる。
*『Grand Order』の六章の前日譚ではリチャードの名を名乗りながら、特徴が彼に全く共通しないサーヴァントが第六特異点に現れていた。偽者ではあるが、その実力は凄まじく「偽りの十字軍を召喚し従える」「ギフトを与えられた円卓の騎士達が総がかりでやっても2,3人は確実に犠牲が出る」と評される魔人であった。最終的にはガレスに捨て身で押さえられたところをガウェインによって倒されるという末路を辿っている。この偽者のリチャードの正体は現時点では不明。竹箒日記でその概略に触れられたものの、FGOゲーム本編では一切登場せず、魔術王に関わりがあるかどうかすら定かではない。
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**初代である[[“山の翁”]]の活動時期が11世紀から12世紀にかけてであり、暗殺教団が1273年以降まで存続していたことを踏まえれば、比較的古い代の「山の翁」であったことが推測できる。
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*『Grand Order』の六章の前日譚ではリチャード一世の名を名乗りながら、特徴が彼に全く共通しないサーヴァントが第六特異点に現れていた。偽者ではあるが、その実力は凄まじく「偽りの十字軍」を召喚して従え、「ギフトを与えられた円卓の騎士達が総がかりでやっても2,3人は確実に犠牲が出る」と評される魔人であった。最終的にはガレスに捨て身で押さえられたところをガウェインによって倒されるという末路を辿っている。この偽者のリチャードの正体は現時点では不明。竹箒日記でその概略に触れられたものの、『Grand Order』ゲーム本編では一切登場せず、魔術王に関わりがあるかどうかすら定かではない。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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:リチャード一世が在位中のイングランドは金欠に悩んだというが、その最たる理由が第三回十字軍である。
 
:リチャード一世が在位中のイングランドは金欠に悩んだというが、その最たる理由が第三回十字軍である。
 
:ヒロイック精神溢れるリチャードは、莫大な軍資金が必要となる十字軍遠征に自ら進んで参加しており、そのために王庫の金やサラディン税、軍役代納金だけでなく、城・所領・官職の売却などあらゆる金策をとって軍資金をかき集めたという。当時イングランドの支配下にあったスコットランドをウィリアム一世に1万マルクで売り渡し、「買い手がつくならロンドンでも売る」と言ってのけた話は有名である。
 
:ヒロイック精神溢れるリチャードは、莫大な軍資金が必要となる十字軍遠征に自ら進んで参加しており、そのために王庫の金やサラディン税、軍役代納金だけでなく、城・所領・官職の売却などあらゆる金策をとって軍資金をかき集めたという。当時イングランドの支配下にあったスコットランドをウィリアム一世に1万マルクで売り渡し、「買い手がつくならロンドンでも売る」と言ってのけた話は有名である。
:十字軍遠征が終わった後も 神聖ローマ帝国に囚われた時の身代金、フランスのフィリップ2世との小競り合いなどでイングランドは多額の負債を抱えた。
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:十字軍遠征が終わった後も 神聖ローマ帝国に囚われた時の身代金、フランスのフィリップ2世との小競り合いなどでイングランドは多額の負債を抱えた。
 
:それでも騎士道精神に満ちた君主を国民は愛し、リチャードの残したツケは後に失地王と呼ばれたジョンに回されることとなる。
 
:それでも騎士道精神に満ちた君主を国民は愛し、リチャードの残したツケは後に失地王と呼ばれたジョンに回されることとなる。
  
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