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| :真名解放時には、これに騎乗したケツァル・コアトルが風雨と雷の大規模操作を行うが、この効果は本作に於いて基本的に使用されず、EXアタックで召喚して突撃を行っている。 | | :真名解放時には、これに騎乗したケツァル・コアトルが風雨と雷の大規模操作を行うが、この効果は本作に於いて基本的に使用されず、EXアタックで召喚して突撃を行っている。 |
| ;太陽の石(ピエドラ・デル・ソル) | | ;太陽の石(ピエドラ・デル・ソル) |
− | :太陽遍歴ピエドラ・デル・ソル。古代アステカにおいて、過去・現在・未来を示したとされる巨石―――アスティックカレンダー。太陽石とも。 | + | :太陽遍歴ピエドラ・デル・ソル。古代アステカにおいて、過去・現在・未来を示したとされる巨石、アスティックカレンダー。太陽石とも。 |
− | :世界の中心或いは世界そのものとして生命の隆盛を庇護するものこそが───太陽である。一説に依れば、ケツァル・コアトルは第二の世界の太陽であり、第五の太陽を導いたとされる。
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− | :アステカの人々は太陽に世界を見た。破壊と創造、死と誕生を見た。過去にはテノチティトランの神殿に在って現代ではメキシコ・シティにて保管されている“太陽の石”に刻まれた太陽(世界)は五つ。過去と現在のすべて。
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| :第七章で、神霊として召喚された時には、この宝具を象徴となるシンボルとして神殿の祭壇に設置することにより、神殿を成立させ、本来ケツァル・コアトルに縁のないメソポタミアでも高い神性と権能を発揮していた。 | | :第七章で、神霊として召喚された時には、この宝具を象徴となるシンボルとして神殿の祭壇に設置することにより、神殿を成立させ、本来ケツァル・コアトルに縁のないメソポタミアでも高い神性と権能を発揮していた。 |
| :真名開放することにより、強大な熱源となり、太陽風を放出する。使用には体力を多く消費する。 | | :真名開放することにより、強大な熱源となり、太陽風を放出する。使用には体力を多く消費する。 |
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| ;[[玉藻の前]] | | ;[[玉藻の前]] |
| :「開放的で、獣系で、お姉さん系で、太陽系」というキャラ被りっぷりから割と意識している。 | | :「開放的で、獣系で、お姉さん系で、太陽系」というキャラ被りっぷりから割と意識している。 |
− | :彼女の属性は「悪」、さらに水着版キャラは「夏」なので、『「善」無効「中庸」「悪」半減』特性を持ったボスエネミーの彼女にも有効打を与えられる戦力の一角であったりと不思議な因縁もある。
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| ;[[ゴルゴーン]] | | ;[[ゴルゴーン]] |
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| **ちなみに当初は原作者である奈須きのこから「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほど'''もっと酷かった'''らしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ''担当絵師が元々「マフィアの裏社会や抗争を描いた某漫画(登場人物ゲスキャラだらけ)」を代表作に持っているような人物''である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。 | | **ちなみに当初は原作者である奈須きのこから「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほど'''もっと酷かった'''らしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ''担当絵師が元々「マフィアの裏社会や抗争を描いた某漫画(登場人物ゲスキャラだらけ)」を代表作に持っているような人物''である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。 |
| **イラスト担当の広江礼威氏はククルカン(=ケツァル・コアトル)の化身の少女をヒロインとした漫画『翡翠峡奇譚』で商業デビューしているという、ケツァル・コアトルとの古い縁がある。奈須氏と広江氏の上記のやり取りを記したTwitter発言では『Fate』のケツァル・コアトルと『翡翠峡奇譚』のククルカンのコラボイラストが掲載されている<ref>[https://twitter.com/hiroerei/status/808927102401703945 該当ツイート]</ref>。 | | **イラスト担当の広江礼威氏はククルカン(=ケツァル・コアトル)の化身の少女をヒロインとした漫画『翡翠峡奇譚』で商業デビューしているという、ケツァル・コアトルとの古い縁がある。奈須氏と広江氏の上記のやり取りを記したTwitter発言では『Fate』のケツァル・コアトルと『翡翠峡奇譚』のククルカンのコラボイラストが掲載されている<ref>[https://twitter.com/hiroerei/status/808927102401703945 該当ツイート]</ref>。 |
− | **[[ゴルゴーン]]曰く、[[アヴェンジャー|復讐者]]の素質があるとのことなので、心の内には暗黒面がきっちりあるのかもしれない。実際、スペイン人が侵略してきた当時のマヤ人は、ケツァル・コアトルの復讐を非常に恐れていた。 | + | **[[ゴルゴーン]]曰く、[[アヴェンジャー|復讐者]]の素質があるとのことなので、心の内には暗黒面がきっちりあるのかもしれない。 |
| *自身が気にするほどの高身長であり、その数値は'''181cm'''と女性陣のサーヴァントの中ではトップクラスの部類に入る。アルターエゴの一体である[[ヴァイオレット]]より1cm低いが、それでも男性と比較しても遜色しなかったりする。余談だがゲーム実装当初は168㎝と表記されており、ゲーム中の印象とは合わないと感じるプレイヤーも多かったのだが、その後修正され現在の値となった。 | | *自身が気にするほどの高身長であり、その数値は'''181cm'''と女性陣のサーヴァントの中ではトップクラスの部類に入る。アルターエゴの一体である[[ヴァイオレット]]より1cm低いが、それでも男性と比較しても遜色しなかったりする。余談だがゲーム実装当初は168㎝と表記されており、ゲーム中の印象とは合わないと感じるプレイヤーも多かったのだが、その後修正され現在の値となった。 |
− | *手に持っているオールのような武器は「マカナ」あるいは「マクアフティル」と呼称される南米では一般的な武器。棍棒に黒曜石の刃を埋め込んだもので、一言で言うと石オノである。このような武器を用いたのは、中南米の文明では鉄器を持たなかったためである。 | + | *手に持っているオールのような武器「マカナ」は南米では一般的な武器。棍棒に黒曜石の刃を埋め込んだもので、一言で言うと石オノである。このような武器を用いたのは、中南米の文明では鉄器を持たなかったためである。 |
| **とはいえ、黒曜石は非常に薄く剥がれやすい代わりに、剥がし方によっては断面が単分子の厚さになることすらある。さらに多少欠けても断面が新たな刃になるという特性もあり、鉄器がなかったことを差し引いても南米ではよく使われていた。……威力を疑うなら、カミソリの刃を一面に埋め込んだバットをフルスイングすることを想像してみるとよい。 | | **とはいえ、黒曜石は非常に薄く剥がれやすい代わりに、剥がし方によっては断面が単分子の厚さになることすらある。さらに多少欠けても断面が新たな刃になるという特性もあり、鉄器がなかったことを差し引いても南米ではよく使われていた。……威力を疑うなら、カミソリの刃を一面に埋め込んだバットをフルスイングすることを想像してみるとよい。 |
| *第七章実装当初、苦戦の最中主人公の姿を思い浮かべる彼女のシーンがあるのだが、どういうわけかゲーム中で'''プレイヤーが設定している主人公の性別と違う方が表示される'''バグが発生(特に女性主人公で設定しているのに男性版が表示された被害多発)。現在は修正されたが、直面したユーザーにとっては色々台無しとなってしまった。 | | *第七章実装当初、苦戦の最中主人公の姿を思い浮かべる彼女のシーンがあるのだが、どういうわけかゲーム中で'''プレイヤーが設定している主人公の性別と違う方が表示される'''バグが発生(特に女性主人公で設定しているのに男性版が表示された被害多発)。現在は修正されたが、直面したユーザーにとっては色々台無しとなってしまった。 |
− | *彼女の“善なるものでは敵わない”という特性は『Grand Order』メインシナリオにおけるゲームシステム上、善属性のサーヴァントによる攻撃の無効化という形で表現されている。中庸、悪属性のサーヴァントの攻撃も半減する。ライダーである以上アサシンに相性で弱い為、中庸か悪のアサシンで固めて突破するというのが通常の攻略であるが、発想の逆転としてそれら3つに含まれない[[ヘラクレス]]と[[ランスロット]]の狂属性や[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の花嫁、[[玉藻の前|玉藻の前〔ランサー〕]]の夏属性で彼女に挑んだプレイヤーもおり、実際冬木バーサーカーで高火力を叩き込んで沈める、持久力を兼ね揃えた嫁王で腰を据えて戦う、タマモちゃんサマーでスタンをさせたり無敵で宝具をしのぐ等それぞれは割と最適解の戦力でもある。 | + | *彼女の“善なるものでは敵わない”という特性は『Grand Order』におけるゲームシステム上、善属性のサーヴァントによる攻撃の無効化という形で表現されている。中庸、悪属性のサーヴァントの攻撃も半減するが、[[ヘラクレス]]と[[ランスロット]]の狂属性や[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の花嫁、[[玉藻の前|玉藻の前〔ランサー〕]]の夏属性のみ素通りする。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |