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: 魔性・異形としての自己の源である牛頭天王、その神使である牛(あるいは牛鬼)を一時的に召喚し、これと共に敵陣を一掃する。
 
: 魔性・異形としての自己の源である牛頭天王、その神使である牛(あるいは牛鬼)を一時的に召喚し、これと共に敵陣を一掃する。
 
: 神鳴りによって現れる武具は彼女の配下である四天王たちの魂を象ったものであり、ゲーム中でのモーションではそれぞれ四天王の武器で攻撃を仕掛け、締めに雷撃を纏った斬撃を食らわせる。
 
: 神鳴りによって現れる武具は彼女の配下である四天王たちの魂を象ったものであり、ゲーム中でのモーションではそれぞれ四天王の武器で攻撃を仕掛け、締めに雷撃を纏った斬撃を食らわせる。
; 牛王招力・怒髪天昇(ごおうしょうりき・どはつてんしょう)
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: 丑御前時に使用する宝具。「牛王招雷・天綱恢々」と同じモーションで放たれる。
      
== 真名:源頼光 ==
 
== 真名:源頼光 ==
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: 無論、史実では男性。彼女が女性である理由は、その出生の秘密に由縁しているというが……?
 
: 無論、史実では男性。彼女が女性である理由は、その出生の秘密に由縁しているというが……?
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== 鈴ヶ森の丑御前 ==
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:うしごぜん。源頼光の兄弟で、北野天神、牛頭天王の申し子として生まれた鬼子。最終的には頼光の手で退治されたとされているもの。
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:その実態は源頼光自身。<br>丑御前は母の胎に三年三月の間留まった後、牛の年、丑の日、牛の時に生まれた。その力から鬼子として父親は娘を殺すように命じられたが、それを憐れんだ母によって大和国の寺に預けられた。<br>密かに育てられた丑御前は神の如き力のあるモノとなったが、彼女は父の名も、都で高名な武家の棟梁であることも知らなかった。
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:そんな中、一五歳の頃に都からの遣いが現れた。父が娘の持つ才能を惜しみ、新しく生まれた息子として、幽閉した娘を家に戻し、'''源頼光(みなもとのらいこう)'''の名を与えた。
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:頼光は源氏の棟梁になるにあたって、その異形の側面を切り離そうとするが、丑御前として暴走し、自害に及ぼうとしたが、金時によって失神させられ、無理くり深層の奥深くに封じる形となった。
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:丑御前は頼光の神気が高まることで表面化したモノであり、人物像は頼光と同じだが、在り方が大いに異なっている。<br>頼光にはあった母性愛と慈愛がないので、狂気と破綻さがより顕著となっている。<br>「鬼哭酔夢魔京 羅生門」の事件を引き起こした元凶であり、「天魔御伽草子 鬼ヶ島」では全ての異形のためという名目で魔境を新たに産みだすが、実際は行き場のない自分のためだけにやっているに過ぎず、自分の力で生み出した鬼や妖魔を気晴らしのために「処分」している。
      
===関連===
 
===関連===
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;童子切安綱
 
;童子切安綱
 
:天下五剣の一口として知られる刀。[[酒呑童子]]を斬ったともされるが、カルデアに召喚された源頼光は大江山での詳細を語らない。
 
:天下五剣の一口として知られる刀。[[酒呑童子]]を斬ったともされるが、カルデアに召喚された源頼光は大江山での詳細を語らない。
:あるいは、「四天王の一人」が頼光に代わって討ち取った可能性もあるようだが、定かではない。
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:あるいは、「[[坂田金時|四天王の一人]]」が頼光に代わって討ち取った可能性もあるようだが、定かではない。
    
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
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;源満仲
 
;源満仲
 
:父親。
 
:父親。
;丑御前
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;[[丑御前]]
:「浅草寺の牛鬼」伝説で頼光が討ったとされている牛鬼。彼女とは血を分けた兄弟(姉妹?)であったと伝えられているが……?
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:「浅草寺の牛鬼」伝説で頼光が討ったとされている牛鬼。彼女とは血を分けた兄弟であったと伝えられているが、実際には自身の異形の側面。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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: 頼光が残した鬼達の調伏を断ると仮定した場合の話。さぼり癖のついただらしない子には罰を。
 
: 頼光が残した鬼達の調伏を断ると仮定した場合の話。さぼり癖のついただらしない子には罰を。
 
: 母も辛い。辛いが悪い子にはお仕置きをしなければならない。
 
: 母も辛い。辛いが悪い子にはお仕置きをしなければならない。
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; 「<RUBY><RB>頼光</RB><RT>わたし</RT></RUBY>にも困ったもの。親は選べないのだから、子ぐらいは選べば良いものを。」
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: キャラクエストにて夢の中の丑御前としてのセリフ。[[主人公 (Grand Order) |新しい子]]が異形、魔性の血を継いだ英雄ではないことについての嘆き。
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: "親"と"子"は頼光と丑御前にとって生前、そして英霊となった今も、己のありかたを決める重要なファクターである。
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;「私は示しましょう。<RUBY><RB>頼光</RB><RT>わたし</RT></RUBY>が、如何なる存在であるか。鬼が、魔性が、異形が、どれほどまでに恐ろしいのか。」<br/>「力を示しなさい! <RUBY><RB>頼光</RB><RT>わたし</RT></RUBY>の子! 我が子にふさわしいモノかどうか、この丑御前に――」<br />「神鳴る天網を統べるこの私に! かき抱かれて、もしも灰の一片でも残るようであれば!」<br />「その時には愛してあげましょう! <RUBY><RB>頼光</RB><RT>わたし</RT></RUBY>の分まで、<RUBY><RB>滂沱</RB><RT>ぼうだ</RT></RUBY>と涙を流しながら!」
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: 同上。人と鬼がわかりあえるはずがないと我が子に襲い掛かる。狂うほどの深い愛情に応えるためには、命懸けで応えなければならない。
      
; 「私は、とうに貴方の事をマスターと認めていますよ。」<br />「認めていなければ、こんなに世話を焼いたりはしません。おわかりでなかったのですか?」
 
; 「私は、とうに貴方の事をマスターと認めていますよ。」<br />「認めていなければ、こんなに世話を焼いたりはしません。おわかりでなかったのですか?」
: 丑御前との戦闘終了後。生きて戻れたということは認められたと主人公は安堵するが、認めるために丑御前が出てきたわけではないと頼光の言葉から窺える。
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: [[丑御前]]との戦闘終了後。生きて戻れたということは認められたと主人公は安堵するが、認めるために[[丑御前]]が出てきたわけではないと頼光の言葉から窺える。
: 頼光も丑御前も同じ存在であり、異形でもないただの人間――自分を一度は捨てた父親と同じただの人間が、<RUBY><RB>丑御前</RB><RT>わたし</RT></RUBY>を愛してくれるかという不安の現れだったのだろう。
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: 頼光も[[丑御前]]も同じ存在であり、異形でもないただの人間――自分を一度は捨てた父親と同じただの人間が、<RUBY><RB>丑御前</RB><RT>わたし</RT></RUBY>を愛してくれるかという不安の現れだったのだろう。
 
: 生前からずっと囚われていた暗闇の中に現れた一筋の救いは、二人の子として愛され続けることになる。
 
: 生前からずっと囚われていた暗闇の中に現れた一筋の救いは、二人の子として愛され続けることになる。
  
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