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: だが赤のアーチャーを取り込んだ際に憑依していた一部が残留。赤のアーチャーが彼女達を受け入れてしまったことでその怒りと憎しみに同調し、ルーラーへの殺意に駆り立てる。
 
: だが赤のアーチャーを取り込んだ際に憑依していた一部が残留。赤のアーチャーが彼女達を受け入れてしまったことでその怒りと憎しみに同調し、ルーラーへの殺意に駆り立てる。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』第一部の四章では体を蝕む「魔霧」に包まれた西暦1888年のロンドンで人々を殺戮し、降り立った主人公や一足先に召喚され事態の打開に動いていたモードレッドを「情報抹消」のスキルを活かして一行を翻弄する。  
 
:『[[Fate/Grand Order]]』第一部の四章では体を蝕む「魔霧」に包まれた西暦1888年のロンドンで人々を殺戮し、降り立った主人公や一足先に召喚され事態の打開に動いていたモードレッドを「情報抹消」のスキルを活かして一行を翻弄する。  
:その後パラケルススと共にスコットランドヤード襲撃に同行し、中に立て篭もっていた警官たちの心臓を喰らい尽くしたが、最後は主人公たちに倒され消滅した。
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:その後[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|パラケルスス]]と共にスコットランドヤード襲撃に同行し、中に立て篭もっていた警官たちの心臓を喰らい尽くしたが、最後は主人公たちに倒され消滅した。
 
:第一部終章では冠位時間神殿に召喚され、フランケンシュタイン、ナーサリー・ライムやパラケルススと共にⅣの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]に攻撃を仕掛ける。
 
:第一部終章では冠位時間神殿に召喚され、フランケンシュタイン、ナーサリー・ライムやパラケルススと共にⅣの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]に攻撃を仕掛ける。
 
; 人物
 
; 人物
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: さらに、対戦終了の瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から彼女の能力、真名、外見的特徴などの情報が消失する特殊スキル「情報抹消」を持つ。このスキルは対戦が白昼堂々であっても効果は変わらず、これに対抗するには現場に残された証拠から論理と分析によって正体を導かなければならない。これら三つのスキルが互いに長所を生かし合っているため彼女は非常に強力なアサシンとなっている。
 
: さらに、対戦終了の瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から彼女の能力、真名、外見的特徴などの情報が消失する特殊スキル「情報抹消」を持つ。このスキルは対戦が白昼堂々であっても効果は変わらず、これに対抗するには現場に残された証拠から論理と分析によって正体を導かなければならない。これら三つのスキルが互いに長所を生かし合っているため彼女は非常に強力なアサシンとなっている。
 
: 元々人間ですらない真性の「魔」であるため身体能力は非常に高く、その動きは人間を超越しており、他のサーヴァントの霊核を喰って自分を強化する。また自分の幼い外見が相手の油断や戸惑いを誘うことを熟知しており、「暗殺者」としての技術を本能的に非常に高い水準で発揮している。
 
: 元々人間ですらない真性の「魔」であるため身体能力は非常に高く、その動きは人間を超越しており、他のサーヴァントの霊核を喰って自分を強化する。また自分の幼い外見が相手の油断や戸惑いを誘うことを熟知しており、「暗殺者」としての技術を本能的に非常に高い水準で発揮している。
: 「外科手術」の技能も会得しており、自身は勿論マスターの治療を行うことができる。だがその出来はミミズが這ったような縫い方で、120年前の技術でもあるため見た目は保障されない。この能力の応用で、彼女は魔術の心得が無くとも[[令呪]]の転写を行うことが出来る。
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: 「外科手術」の技能も会得しており、自身は勿論マスターの治療を行うことができる。だがその出来はミミズが這ったような縫い方で、120年前の技術でもあるため見た目は保障されない。この能力の応用で、彼女は魔術の心得が無くとも[[令呪]]の転写を行うことが出来た。
 
: 自分を構成する怨霊を分離し、子供に憑依させて操る能力を持つ。憑依された人間は共通して腕が黒く変色する。
 
: 自分を構成する怨霊を分離し、子供に憑依させて操る能力を持つ。憑依された人間は共通して腕が黒く変色する。
 
: 操られた子供は魔力の籠もったメスを振るって攻撃を行うが、所詮は低級霊でしかなく除霊の技能を持っていれば浄化する事も容易く、脅威としての度合いは低い。だがアサシンは大量の子供に憑依させることで「兵力」としてではなく、「動く人質」として活用しており、相手の性格や方針によれば大きな足枷として使える。
 
: 操られた子供は魔力の籠もったメスを振るって攻撃を行うが、所詮は低級霊でしかなく除霊の技能を持っていれば浄化する事も容易く、脅威としての度合いは低い。だがアサシンは大量の子供に憑依させることで「兵力」としてではなく、「動く人質」として活用しており、相手の性格や方針によれば大きな足枷として使える。
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== 真名:ジャック・ザ・リッパー ==
 
== 真名:ジャック・ザ・リッパー ==
 
:ジャック・ザ・リッパー。世界中にその名を知られるシリアルキラー。日本ではそのまま「切り裂きジャック」と呼称されることが多い。<br>五人の女性を殺害しスコットランドヤードの必死の捜査にもかかわらず捕まることもなく姿を消した。
 
:ジャック・ザ・リッパー。世界中にその名を知られるシリアルキラー。日本ではそのまま「切り裂きジャック」と呼称されることが多い。<br>五人の女性を殺害しスコットランドヤードの必死の捜査にもかかわらず捕まることもなく姿を消した。
      
:[[ジル・ド・レェ]]や[[エリザベート・バートリー]]のように、権力を持った人間が狂い、非道な振る舞いを行い、猟奇的な事件を起こしたのはどの時代にも存在し、殺人鬼という概念はあった。<br>だがジャック・ザ・リッパーは金目当てでも体目当てでもなく、「ただ人間の肉体を破壊したかっただけ」としか思えない殺し方をしていた。
 
:[[ジル・ド・レェ]]や[[エリザベート・バートリー]]のように、権力を持った人間が狂い、非道な振る舞いを行い、猟奇的な事件を起こしたのはどの時代にも存在し、殺人鬼という概念はあった。<br>だがジャック・ザ・リッパーは金目当てでも体目当てでもなく、「ただ人間の肉体を破壊したかっただけ」としか思えない殺し方をしていた。
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:後に犯行が魔性の者によるものと気づいた魔術師によって消滅させられたが、その後も残り続けた噂や伝承により反英雄と化した。<br>しかし「ジャック・ザ・リッパー」という概念はあらゆる噂と伝聞と推測がない交ぜとなった今、全てが真実で全てが嘘であるために「誰でもあって、誰でもない。誰でもなくて、誰でもある」無限に等しい可能性を組み込まれた存在となっている。
 
:後に犯行が魔性の者によるものと気づいた魔術師によって消滅させられたが、その後も残り続けた噂や伝承により反英雄と化した。<br>しかし「ジャック・ザ・リッパー」という概念はあらゆる噂と伝聞と推測がない交ぜとなった今、全てが真実で全てが嘘であるために「誰でもあって、誰でもない。誰でもなくて、誰でもある」無限に等しい可能性を組み込まれた存在となっている。
   
:そのため、もはや「彼女たち」が「ジャック・ザ・リッパー」の伝説に取り込まれたのか、伝説を取り込んでしまったのかすら定かではなくジャック・ザ・リッパーの可能性の一つと化している。<br>また群体で一個体の「ジャック・ザ・リッパー」を形成しているため、一人一人には名前もなく、世界に個体としての存在が認められていない。
 
:そのため、もはや「彼女たち」が「ジャック・ザ・リッパー」の伝説に取り込まれたのか、伝説を取り込んでしまったのかすら定かではなくジャック・ザ・リッパーの可能性の一つと化している。<br>また群体で一個体の「ジャック・ザ・リッパー」を形成しているため、一人一人には名前もなく、世界に個体としての存在が認められていない。
   
:現在でも切り裂きジャックの正体は明らかになっていないため、各クラスで召喚される度に姿を変貌させる。<br>「暗殺者」として顕現したジャックは姿も精神も幼い子供のものとなっている。自身をそう名乗っているが、本当に「真犯人」なのかは本人自身にも分からない。
 
:現在でも切り裂きジャックの正体は明らかになっていないため、各クラスで召喚される度に姿を変貌させる。<br>「暗殺者」として顕現したジャックは姿も精神も幼い子供のものとなっている。自身をそう名乗っているが、本当に「真犯人」なのかは本人自身にも分からない。
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;[[モードレッド|赤のセイバー]]
 
;[[モードレッド|赤のセイバー]]
 
:相性の悪い敵。
 
:相性の悪い敵。
:彼女が有する最恐宝具が最も効果を発揮する「女性」だが、「霧夜の殺人」によって先手自体は取れるが「直感」によって防がれ、『暗黒霧都』の効果も高い対魔力と直感によって軽減され、「魔力放出」の赤雷によって散らされてしまう。
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:彼女が有する最恐宝具が最も効果を発揮する「女性」だが、「霧夜の殺人」の先制攻撃を「直感」によって防がれ、『暗黒霧都』の効果も高い対魔力と直感に阻まれ、「魔力放出」の赤雷によって散らされてしまう。
 
:一度、狙って仕留められなかった事を根に持っており、疲弊した時を狙って『食べる』つもりでいた。
 
:一度、狙って仕留められなかった事を根に持っており、疲弊した時を狙って『食べる』つもりでいた。
 
;[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]
 
;[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]
 
:相性が最悪な相手。
 
:相性が最悪な相手。
 
:ルーラーを聖杯を求めて参加したサーヴァントと誤解して、始末しようと自分から姿を現してしまったのが作中における彼女の最大の失敗と言える。
 
:ルーラーを聖杯を求めて参加したサーヴァントと誤解して、始末しようと自分から姿を現してしまったのが作中における彼女の最大の失敗と言える。
:宝具の条件である女性だが、ルーラーはサーヴァント中最強の呪詛に対する耐性を持った英霊であり、さらに聖旗を持つため「解体聖母」を万全の態勢で発動させても仕留めきれない。追い打ちをかけるように、鬼門である洗礼詠唱の使い手である。
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:宝具の条件である女性だが、ルーラーは呪詛に対する耐性がサーヴァント中最強である英霊であり、さらに聖旗を持つため「解体聖母」を万全の態勢で発動させても仕留めきれない。追い打ちをかけるように、鬼門である洗礼詠唱の使い手である。
:性格的にも相容れず、「救えない存在」として心の痛みに耐えながら浄化され、聖杯戦争の表舞台からの退場を余儀なくされる。
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:性格的にも相容れず、「救えない存在」として心の痛みに耐えながら浄化され、聖杯大戦からの退場を余儀なくされる。
 
;[[ケイローン|黒のアーチャー]]
 
;[[ケイローン|黒のアーチャー]]
:面識はないが、二回も隙を狙った狙撃を受けて重傷を負わされており、どうにも相性の悪い人物。
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:面識はないが、二回も隙を狙った狙撃を受けて重傷を負わされており、どうにも相性のよろしくない人物。
 
;[[アタランテ|赤のアーチャー]]
 
;[[アタランテ|赤のアーチャー]]
 
:おかあさんを目の前で殺した女。
 
:おかあさんを目の前で殺した女。
:彼女が受け入れてしまったために、怨霊達は完全には浄化されず、憎しみの感情だけが残留し、同調したアーチャーと共に暴走するという最悪の事態を引き起こす。
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:しかしその彼女が受け入れてしまったために怨霊達は完全には浄化されず、憎しみの感情だけが残留し同調したアーチャーと共に暴走するという最悪の事態を引き起こす。
 
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[ナーサリーライム]]
 
;[[ナーサリーライム]]
:本編に先駆けてクリスマスイベントで共演。「クリスマスの光に惹かれて迷い出て来た亡霊」として、生前に救いが無かった者同士([[ありす|厳密には異なる]]が)意気投合する。
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:本編実装に先駆けてクリスマスイベントで共演。「クリスマスの光に惹かれて迷い出て来た亡霊」として、生前に救いが無かった者同士([[ありす|厳密には異なる]]が)意気投合する。
:最近、やたらとお茶会に招待されるが、面白いものを見つけると、フラフラとどこか消えてしまうジャックはちょくちょく[[ナーサリーライム]]に説教されるとか。
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:最近やたらとお茶会に招待されるが、面白いものを見つけるとフラフラとどこか消えてしまうジャックは、ちょくちょく[[ナーサリーライム]]に説教されるとか。
    
;[[アステリオス]]
 
;[[アステリオス]]
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=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
;「此よりは地獄。わたしたちは炎、雨、力――――殺戮をここに。『<ruby><rb>解体聖母</rb><rt>マリア・ザ・リッパー</rt></ruby>』――――!!」
 
;「此よりは地獄。わたしたちは炎、雨、力――――殺戮をここに。『<ruby><rb>解体聖母</rb><rt>マリア・ザ・リッパー</rt></ruby>』――――!!」
:宝具発動。『Apocrypha』の際に見せた詠唱に後半部分が追加されている。
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:宝具発動。『Apocrypha』での詠唱に後半部分が追加されている。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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*主人公[[ジーク]]とは、最終的な敵である[[天草四郎時貞|シロウ]]以上に対照的なキャラクター。<br>3巻解説で『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』の作者・桜井光は「触れる者達にさえ眩しささえ感じさせながら成長していくジークと、苦痛と死を撒く邪そのものでありながら無邪気なまでに寄り添う母と共に歩むジャック。幼さという共通点を持ちながら、相反して並び立つ両者。一方は数多くの想いや仲間たちと共に、もう一方はただ一つの母だけを傍らに。生き残るのは、果たしてどちらの純粋さか」と2人を対比したコメントを寄せている。
 
*主人公[[ジーク]]とは、最終的な敵である[[天草四郎時貞|シロウ]]以上に対照的なキャラクター。<br>3巻解説で『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』の作者・桜井光は「触れる者達にさえ眩しささえ感じさせながら成長していくジークと、苦痛と死を撒く邪そのものでありながら無邪気なまでに寄り添う母と共に歩むジャック。幼さという共通点を持ちながら、相反して並び立つ両者。一方は数多くの想いや仲間たちと共に、もう一方はただ一つの母だけを傍らに。生き残るのは、果たしてどちらの純粋さか」と2人を対比したコメントを寄せている。
*母親に見捨てられ、愛されなかったためか強く愛を求めており、マスターが男性であれ女性であれ無関係に、「母親」としての愛を要求しているためか、'''マスターの性別関係なしにおかあさんとよんでいる'''。<del>お前がおかあさんになるんだよ!</del>
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*母親に見捨てられ、愛されなかったためか強く愛を求めており、マスターが男性であれ女性であれ無関係に、「母親」としての愛を要求しているためか、'''マスターの性別関係なしに「おかあさん」とよんでいる'''。<del>お前がおかあさんになるんだよ!</del>
    
*サーヴァントが自らの意思で令呪で自害を命じられる前にマスターから令呪を奪い殺害するという行為は、シリーズを通しても前代未聞。
 
*サーヴァントが自らの意思で令呪で自害を命じられる前にマスターから令呪を奪い殺害するという行為は、シリーズを通しても前代未聞。
**これまでにも、[[言峰綺礼|別のマスター]]が[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|本来のマスター]]から令呪を奪ったり、サーヴァントがマスターを殺害という事態は存在したが、[[クー・フーリン|前者]]はマスターが騙し討ちに遭ったという背景があったり、[[メディア|後者]]は令呪を使わせてから殺害しているため、サーヴァントが令呪を使われる前にマスターを殺害したというケースは彼女が初めてである。
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**これまでにも、[[言峰綺礼|別のマスター]]が[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|本来のマスター]]から令呪を奪ったり、サーヴァントがマスターを殺害という事態は存在したが、[[クー・フーリン|前者]]はマスターが騙し討ちに遭ったという背景があったり、[[メディア|後者]]は令呪を使わせてから殺害しているため、サーヴァントが令呪を使われる前にマスターを殺害し、令呪を移植したというケースは彼女が初めてである。
***後に、自らの意思で令呪で自害を命じられる前にマスターから令呪を奪った[[森長可|サーヴァント]]も登場した。
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***後に、令呪で自害を命じられる前に、自らの意思でマスターから令呪を奪った[[森長可|サーヴァント]]も登場した。
    
*彼女が起こした殺人事件は日本でもルーマニアでも、一般に報道されている。<br>彼女の持つ「情報抹消」もあって、[[ジル・ド・レェ]]の様に現場に魔術の痕跡を残したり、多くの一般人に目撃されたり、白昼堂々行動したりということはないため魔術協会・聖堂協会共に彼女の犯行に気づいていなかった。<br>結局、協会がサーヴァントの仕業と考え始めたのはシギショアラに派遣された魔術師達が皆殺しにされたという報道がされ、「ジャック・ザ・リッパー、ルーマニアで復活」と大々的に報道されてしまった後であった。<br>しかし一般的な感性では、「被害者が皆鋭利な刃物で心臓を抜き取られており、被害者は十人以上で同じ場所に居たのにも関らず、極めて犯行時間が短かったため、証拠はおろか目撃者すら存在しない」事件は'''異常'''というしかない。<br>殺害方法は余りに残忍なため省かれているものの、一般の報道でもこの事件の詳細は伝えられており、一切のフォローがされていない。<br>にも関わらずこの動きの遅さは致命的である。ユグドミレニアの反乱と聖杯大戦で混乱していたのもあるのだろうが……。
 
*彼女が起こした殺人事件は日本でもルーマニアでも、一般に報道されている。<br>彼女の持つ「情報抹消」もあって、[[ジル・ド・レェ]]の様に現場に魔術の痕跡を残したり、多くの一般人に目撃されたり、白昼堂々行動したりということはないため魔術協会・聖堂協会共に彼女の犯行に気づいていなかった。<br>結局、協会がサーヴァントの仕業と考え始めたのはシギショアラに派遣された魔術師達が皆殺しにされたという報道がされ、「ジャック・ザ・リッパー、ルーマニアで復活」と大々的に報道されてしまった後であった。<br>しかし一般的な感性では、「被害者が皆鋭利な刃物で心臓を抜き取られており、被害者は十人以上で同じ場所に居たのにも関らず、極めて犯行時間が短かったため、証拠はおろか目撃者すら存在しない」事件は'''異常'''というしかない。<br>殺害方法は余りに残忍なため省かれているものの、一般の報道でもこの事件の詳細は伝えられており、一切のフォローがされていない。<br>にも関わらずこの動きの遅さは致命的である。ユグドミレニアの反乱と聖杯大戦で混乱していたのもあるのだろうが……。
*オンラインゲーム版『Apocrypha』での設定身長および体重は150cm、45kg。小説版執筆にあたって近衛氏によって現在の身長・体重が再設定されたのだが、プロフィールの更新を忘れてしまっていたために旧設定が書籍版『Apocrypha』、『Grand Order』にも残ってしまっていた。現在は修正されている。
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*オンラインゲーム版『Apocrypha』での設定身長および体重は150cm、45kg。小説版執筆にあたって近衛氏によって現在の身長・体重が再設定されたのだが、プロフィールの更新を忘れてしまっていたために旧設定が書籍版『Apocrypha』、『Grand Order』にも残ってしまっていた。現在は修正されており、Grand Orderではそれに合わせたバトルキャラの微調整も行われた。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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