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58 バイト追加 、 2017年3月19日 (日) 07:47
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=== Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ===
 
=== Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ===
 
; 「お料理も、聖杯戦争も、何だって同じなのねってわかったの。手間がかかってしまうなら、かからないように頭を使えば良いの。<br> 煮込み料理をコトコトずうっと煮込むのは時間がかかるけど、圧力鍋を使ったら手短に済むでしょう?<br> 電動ミキサーだって、電子レンジだって、莫迦にしたものじゃないわ。<br> それにやっぱり下拵えね。目的の為に事前の準備をしておくっていうのは、何にとっても大切だと思うの。<br> サーヴァントはどれも強力だろうから、やっぱりマスターを狙うのが一番効率が良いのだし。<br> 更に言えば、マスター本人を狙うよりも、力の劣る『弱み』がその人にあるのなら、それを狙うのが一層効率が良いわ」<br>「だから、子女の略取。もしくは殺害?」
 
; 「お料理も、聖杯戦争も、何だって同じなのねってわかったの。手間がかかってしまうなら、かからないように頭を使えば良いの。<br> 煮込み料理をコトコトずうっと煮込むのは時間がかかるけど、圧力鍋を使ったら手短に済むでしょう?<br> 電動ミキサーだって、電子レンジだって、莫迦にしたものじゃないわ。<br> それにやっぱり下拵えね。目的の為に事前の準備をしておくっていうのは、何にとっても大切だと思うの。<br> サーヴァントはどれも強力だろうから、やっぱりマスターを狙うのが一番効率が良いのだし。<br> 更に言えば、マスター本人を狙うよりも、力の劣る『弱み』がその人にあるのなら、それを狙うのが一層効率が良いわ」<br>「だから、子女の略取。もしくは殺害?」
: [[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]との朝食の場で思いついた『聖杯戦争』のやり方。戦いに赴くには若すぎる身でありながら、圧倒的な天賦によって勝者となるための最も優れた答えを導き出す。
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: [[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]との朝食の場で思いついた[[聖杯戦争]]のやり方。戦いに赴くには若すぎる身でありながら、圧倒的な天賦によって勝者となるための最も優れた答えを導き出す。
 
: それでいて少女特有の純粋さや無垢は失われておらず、むしろ良い事を思いついた子供のようで、[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]は愛歌が何の衒いもなしに殺し合いに順応していく様に耐えきれず、彼女が血塗られた非道を選ばないよう正道を説く。だが……。
 
: それでいて少女特有の純粋さや無垢は失われておらず、むしろ良い事を思いついた子供のようで、[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]は愛歌が何の衒いもなしに殺し合いに順応していく様に耐えきれず、彼女が血塗られた非道を選ばないよう正道を説く。だが……。
    
; 「あなたのためなのよ、セイバー」<br>「そう、あなたが傷つかなくてすむの。<br> サーヴァント同士の衝突で、第一位のあなたは負けるはずがないけれど、<br> それでも、戦って傷ついてしまったりしたら……わたし、そんなのに耐えられない。<br> それにね、これ、使いたくないの。絶対。<br> これは、あなたとのつながりだから」
 
; 「あなたのためなのよ、セイバー」<br>「そう、あなたが傷つかなくてすむの。<br> サーヴァント同士の衝突で、第一位のあなたは負けるはずがないけれど、<br> それでも、戦って傷ついてしまったりしたら……わたし、そんなのに耐えられない。<br> それにね、これ、使いたくないの。絶対。<br> これは、あなたとのつながりだから」
: 聖杯戦争で、彼女が勝つために手段を選ばなかった最大の理由。<br>頬を僅かに朱に染めながら、切なげに。愛を告白する淑女のように。
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: [[聖杯戦争]]で、彼女が勝つために手段を選ばなかった最大の理由。<br>頬を僅かに朱に染めながら、切なげに。愛を告白する淑女のように。
 
: [[サーヴァント]]同士が本格的に衝突する戦闘を行えば、マスターは[[サーヴァント]]との契約の証である[[令呪]]を使わざるを得ない局面に立たされる事もある。<br>愛歌は自分の[[サーヴァント]]が最強であると確信しながらも、「今は、これだけが、あなたとの確かなつながりだから」と令呪を一画でも消す可能性を忌避していたのだった。
 
: [[サーヴァント]]同士が本格的に衝突する戦闘を行えば、マスターは[[サーヴァント]]との契約の証である[[令呪]]を使わざるを得ない局面に立たされる事もある。<br>愛歌は自分の[[サーヴァント]]が最強であると確信しながらも、「今は、これだけが、あなたとの確かなつながりだから」と令呪を一画でも消す可能性を忌避していたのだった。
 
: 最後まで愛歌はこの一念を守り通し、[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]に[[令呪]]を使用しせず、後に契約の証としての機能を失っても[[令呪]]を残し続けている。
 
: 最後まで愛歌はこの一念を守り通し、[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]に[[令呪]]を使用しせず、後に契約の証としての機能を失っても[[令呪]]を残し続けている。
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; 愛歌「それでね。スコーンを作ったの。<br> 今度は上手く焼けたと思うのだけど、彼ったら沢山食べてくれる割に、味への感想は素っ気ないのよね。<br> 『美味しいよ、好きだよ』、ってそればっかり。<br> 嬉しいけど、嬉しいけど、それって……。<ruby><rb>変化がない</rb><rt>ワンパターン</rt></ruby>、というのは余り良い物じゃないと思うの。<br> 勿論、何を言ってくれてもわたしは嬉しいけれど」<br>アサシン「はい」<br>愛歌「わたしと彼は、これからずっと一緒にいる事になるでしょう?」<br>アサシン「はい」<br>愛歌「それなら、変化というのは永遠を飽きさせないためのスパイスになると思うの」
 
; 愛歌「それでね。スコーンを作ったの。<br> 今度は上手く焼けたと思うのだけど、彼ったら沢山食べてくれる割に、味への感想は素っ気ないのよね。<br> 『美味しいよ、好きだよ』、ってそればっかり。<br> 嬉しいけど、嬉しいけど、それって……。<ruby><rb>変化がない</rb><rt>ワンパターン</rt></ruby>、というのは余り良い物じゃないと思うの。<br> 勿論、何を言ってくれてもわたしは嬉しいけれど」<br>アサシン「はい」<br>愛歌「わたしと彼は、これからずっと一緒にいる事になるでしょう?」<br>アサシン「はい」<br>愛歌「それなら、変化というのは永遠を飽きさせないためのスパイスになると思うの」
: 自らの手駒にした[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|アサシン]]に語った惚気話。アサシンが自分に向けている感情に気づいていないのか延々と話し続ける。
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: 自らの手駒にした[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|アサシン]]に語った惚気話。[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|アサシン]]が自分に向けている感情に気づいていないのか延々と話し続ける。
    
; 「本当に、もう。あなたはとっても<ruby><rb>欲張り</rb><rt>エゴイスト</rt></ruby>な王子さま。<br> あなたは助けたくてたまらないのね。脆く儚い、人間たちを。<br> 心配ばっかりさせて。あなたのことが心配よ。心配で、心配で、泣いてしまいそう。だけど……<br> でもね心配なんてしていないわたしも、わたしの心のどこかにいるの。あなたはどんな英霊にだって負けないのだから。<br> あなたの振るう剣は、あなたの敵の全てを引き裂くし、あなたの振るう輝きは、あなたの敵の全てを打ち砕くわ。<br> ねぇ、セイバー。わたしのセイバー。もしも聖杯戦争がもう一度行われたのだとしても――<br> あなたは負けないわ。誰にもね」
 
; 「本当に、もう。あなたはとっても<ruby><rb>欲張り</rb><rt>エゴイスト</rt></ruby>な王子さま。<br> あなたは助けたくてたまらないのね。脆く儚い、人間たちを。<br> 心配ばっかりさせて。あなたのことが心配よ。心配で、心配で、泣いてしまいそう。だけど……<br> でもね心配なんてしていないわたしも、わたしの心のどこかにいるの。あなたはどんな英霊にだって負けないのだから。<br> あなたの振るう剣は、あなたの敵の全てを引き裂くし、あなたの振るう輝きは、あなたの敵の全てを打ち砕くわ。<br> ねぇ、セイバー。わたしのセイバー。もしも聖杯戦争がもう一度行われたのだとしても――<br> あなたは負けないわ。誰にもね」
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