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===人王ゲーティア===
 
===人王ゲーティア===
 
;「ここまでか……。いいや、ここからだ……!」
 
;「ここまでか……。いいや、ここからだ……!」
:宝具発動時の台詞。既に滅びは確定し、無意味な戦いを譲れぬものの為に、人生をかけて挑み続ける。
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:宝具発動時。既に確定した滅びを前に、それでも譲れぬものの為、漸く獲得した“人生”すべてをかけて挑み続ける。
 
:主よ、生命の歓びを。
 
:主よ、生命の歓びを。
    
;「あと少し、付き合ってもらうぞ」<br>「楽しいな……!」
 
;「あと少し、付き合ってもらうぞ」<br>「楽しいな……!」
:スキル使用時の台詞。限りある命を最大限楽しむ。
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:スキル使用時。一秒、一瞬が、あまりに愛おしい刹那。
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:その限り有る命の躍動こそが、生の実感を彩る。
    
;「――――――その通りだ。ようやく共通の見解を持てたな、[[主人公 (Grand Order)|○○]]。<br /> おまえを生かしては返さない。ここで、私と共に滅びるがいい。」
 
;「――――――その通りだ。ようやく共通の見解を持てたな、[[主人公 (Grand Order)|○○]]。<br /> おまえを生かしては返さない。ここで、私と共に滅びるがいい。」
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;「私は今、君たち人間の精神性を理解した。限りある命を得て、ようやく。<br /> ……長い、長い旅路だった。 3000年もの間、ここに引きこもっていただけだがね。<br /> 私は私の譲れないものの為に君を止める。君は君の生還のために、一秒でも早く私を止める。<br /> ―――言葉にするべき敬意は以上だ。」<br>「それでは、この探索の終わりを始めよう。人理焼却を巡るグランドオーダー。七つの特異点、七つの世界を越えてきたマスターよ。<br /> 我が名はゲーティア。人理を以て人理を滅ぼし、その先を目指したもの。<br /> 誰もいない極点。 ……誰も望まない虚空の<ruby><rb>希望</rb><rt>ほし</rt></ruby>を目指し続けたもの。」<br>「私はいま生まれ、いま滅びる。<br /> 何の成果も、何の報酬もないとしてもこの<ruby><rb>全霊</rb><rt>いのち</rt></ruby>をかけて、おまえを打ち砕く。<br> ―――我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。<br /> どうか見届けてほしい。この僅かな時間が、私に与えられた物語。<br /> この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、ゲーティアと名乗ったものに与えられた、本当の人生だ。」
 
;「私は今、君たち人間の精神性を理解した。限りある命を得て、ようやく。<br /> ……長い、長い旅路だった。 3000年もの間、ここに引きこもっていただけだがね。<br /> 私は私の譲れないものの為に君を止める。君は君の生還のために、一秒でも早く私を止める。<br /> ―――言葉にするべき敬意は以上だ。」<br>「それでは、この探索の終わりを始めよう。人理焼却を巡るグランドオーダー。七つの特異点、七つの世界を越えてきたマスターよ。<br /> 我が名はゲーティア。人理を以て人理を滅ぼし、その先を目指したもの。<br /> 誰もいない極点。 ……誰も望まない虚空の<ruby><rb>希望</rb><rt>ほし</rt></ruby>を目指し続けたもの。」<br>「私はいま生まれ、いま滅びる。<br /> 何の成果も、何の報酬もないとしてもこの<ruby><rb>全霊</rb><rt>いのち</rt></ruby>をかけて、おまえを打ち砕く。<br> ―――我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。<br /> どうか見届けてほしい。この僅かな時間が、私に与えられた物語。<br /> この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、ゲーティアと名乗ったものに与えられた、本当の人生だ。」
:人間を愛し、憐み、しかし愛を知らなかった獣は、人間の命と時間を知ったことでようやく歩き出せた。
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:人間を想い、憐み、しかし愛を知らなかった獣は、人間の命と時間を知ったことでようやく歩き出した。
    
;「多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅を以て、人理焼却も消滅する。 <br /> ────だが……最後の勝ちまでは譲れない。<br /> 始めよう、カルデアのマスター。お前の勝ちを、私の手で焼却する……!」
 
;「多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅を以て、人理焼却も消滅する。 <br /> ────だが……最後の勝ちまでは譲れない。<br /> 始めよう、カルデアのマスター。お前の勝ちを、私の手で焼却する……!」
:戦闘開始時。光帯は消え、七十二の魔神は活動停止し、冠位時間神殿は崩れ始めた。ゲーティアも魔神としての形は無く、消滅するのも時間の問題。
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:戦闘開始時。光帯は消え、七十二の魔神は活動停止し、冠位時間神殿は崩れ始めた。自身ももはや魔神としての形は無く、消滅するのも時間の問題。
:それでも、カルデアのマスターと戦う。これが無意味だと分かっていても、ゲーティアにも確かに譲れぬものがあったことを、人の王になって初めて見いだせたのだ。
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:自身にも確かに譲れぬものがあったことを確信し、人生を獲得した王は崩れかけの拳を最後のマスターに向ける。
    
;「――――――いや、まったく。<br /> ……不自然なほど短く、不思議なほど、面白いな。<br /> 人の、人生というヤツは―――」
 
;「――――――いや、まったく。<br /> ……不自然なほど短く、不思議なほど、面白いな。<br /> 人の、人生というヤツは―――」
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