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:8歳の時点でエスカルドス家が300年前に取り組んで、結果的に『不可能』だと判断されて死蔵されていた研究を言語化も再現性もなく、感覚的に弄っただけで完成させている。-->
 
:8歳の時点でエスカルドス家が300年前に取り組んで、結果的に『不可能』だと判断されて死蔵されていた研究を言語化も再現性もなく、感覚的に弄っただけで完成させている。-->
 
:エイプリルフール企画でも「自分じゃなくて召喚対象が使うのなら禁呪じゃないよねと召喚した何者かに固有結界を使わせる」「発言をtwitterに投稿する魔術を教授で無断実験する(二番目の式は暴走、周囲の人間も無差別に投稿されるように)」等と色々な意味で弾けている。
 
:エイプリルフール企画でも「自分じゃなくて召喚対象が使うのなら禁呪じゃないよねと召喚した何者かに固有結界を使わせる」「発言をtwitterに投稿する魔術を教授で無断実験する(二番目の式は暴走、周囲の人間も無差別に投稿されるように)」等と色々な意味で弾けている。
:『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』において判明した魔術属性は「空」。属性も希少なら魔術のスタイルも極めて異端で、世界各地の魔術の「いいとこどり」をして即席で作った魔術基盤によりそれを「なぜか通してしまう」混沌魔術と呼ばれるもの。ひとつ魔術を使うたびにCPUを設計図から作り直すような不安定で無駄な魔術のはずだが、術式の扱いだけなら色位並というその才能で使いこなしている。特に他人の魔術に干渉する分野には異常なまでの才覚をあらわしており、魔術のベクトルを弄って術者本人に直撃させたり、大掛かりな儀式魔術の構成を見抜いて欠点にダメ出しするなど、「一般的な魔術師」からしたらこの上なく屈辱的で禁忌に近い事を悪気なく、そしていともたやすくやってのける。
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:『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』において判明した魔術属性は「空」。属性も希少なら魔術のスタイルも極めて異端で、世界各地の魔術の「いいとこどり」をして即席で作った魔術基盤によりそれを「なぜか通してしまう」混沌魔術と呼ばれるもの。ひとつ魔術を使うたびにCPUを設計図から作り直すような不安定で無駄な魔術のはずだが、術式の扱いだけなら色位並というその才能で使いこなしている。特に他人の魔術に干渉する分野には異常なまでの才覚をあらわしており、魔術のベクトルを弄って術者本人に直撃させたり、大掛かりな儀式魔術の構成を見抜いて欠点にダメ出しするなど、「一般的な魔術師」からしたらこの上なく屈辱的で禁忌に近い事を悪気なく、そしていともたやすくやってのける。<!--
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:触れた部分の結界から新たな術式を流し込む形の結界に対する大規模なハッキングも得意としており、複雑に張り巡らされた結界の隙間に己の魔力を浸透させ、感知機能を結界の製作者のものであると騙しながら修復作業を行っている。これをわずか4秒程の間に術式を完成させて結界の中に潜り込ませている。-->
 
:ただし弱点がないわけではなく、本人の適正というか気質その他と相まって格闘戦能力が非常に低い。肉体を魔術で強化していてもそれを戦闘方面に運用するセンスがなく、結果として物理で殴られるとあっさりやられてしまう。エルメロイⅡ世が日ごろ、彼をとっちめるのにアイアンクローなどの肉体言語に訴える理由もそこにあり、「双貌塔イゼルマ」の劇中では魔術など併用もしていない蒼崎橙子のハイキック一発で沈められた。
 
:ただし弱点がないわけではなく、本人の適正というか気質その他と相まって格闘戦能力が非常に低い。肉体を魔術で強化していてもそれを戦闘方面に運用するセンスがなく、結果として物理で殴られるとあっさりやられてしまう。エルメロイⅡ世が日ごろ、彼をとっちめるのにアイアンクローなどの肉体言語に訴える理由もそこにあり、「双貌塔イゼルマ」の劇中では魔術など併用もしていない蒼崎橙子のハイキック一発で沈められた。
  
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