差分

編集の要約なし
26行目: 26行目:  
*『EXTRA』の[[アサシン (EXTRA)|アサシン]]は、マスターが他参加者の令呪(正確には腕自体)を移植した影響で、バーサーカーのクラスにもなってしまった。おそらくは元の令呪が「狂戦士」のものであり、それの影響で「暗殺者」と「狂戦士」の二属性持ちになってしまったと思われる。
 
*『EXTRA』の[[アサシン (EXTRA)|アサシン]]は、マスターが他参加者の令呪(正確には腕自体)を移植した影響で、バーサーカーのクラスにもなってしまった。おそらくは元の令呪が「狂戦士」のものであり、それの影響で「暗殺者」と「狂戦士」の二属性持ちになってしまったと思われる。
 
*最高のステータスが期待できるクラスにもかかわらず、デメリットの多さから『Apocrypha』では「アサシン・キャスター・バーサーカーは通常の聖杯戦争では勝ち抜くのは難しい」と評されている。『stay night』当時の「最強のクラス」という設定もいつしか語られなくなってしまった。
 
*最高のステータスが期待できるクラスにもかかわらず、デメリットの多さから『Apocrypha』では「アサシン・キャスター・バーサーカーは通常の聖杯戦争では勝ち抜くのは難しい」と評されている。『stay night』当時の「最強のクラス」という設定もいつしか語られなくなってしまった。
**「最強」と称されるのはあくまでも「狂戦士」として召喚されたヘラクレスのことであり、はっきり言えば、ヘラクレスならどのクラスでも最強と言える力を発揮する。上述の通り「狂戦士」は弱い英霊を強化するために用意されたクラスであり、本来の用途ならば並、或いはそれをやや上回る程度の能力値にしかなり得ない。<br>しかも冬木の聖杯戦争での敗因は、イリヤを除くと全て「魔力切れによる自滅」である。これが「最高のステータス」ともなればほぼ間違いなく[[間桐雁夜]]と同じ末路を辿ると言えよう。<br>むしろ、尋常な方法では(マスターが)生き残れないクラスとも言える。
+
**「最強」と称されるのはあくまでも「狂戦士」として召喚されたヘラクレスのことであり、はっきり言えば、ヘラクレスならどのクラスでも最強と言える力を発揮する。<br>弱い英霊でも狂化の適正次第で大化けする可能性はあるが、制御はさらに困難になる。<br>しかも冬木の聖杯戦争での敗因は、イリヤを除くと全て「魔力切れによる自滅」である。これが「最高のステータス」ともなればほぼ間違いなく[[間桐雁夜]]と同じ末路を辿ると言えよう。<br>むしろ、尋常な方法では(マスターが)生き残れないクラスとも言える。
 
*前述した通り、月の聖杯戦争では「狂化」ではなく「バーサーカー化」の特性が与えられている。<br>「バーサーカー化」はマスターと意識を同一させ、より機械的なサーヴァントにするスキル。そのため理性喪失や一部能力の使用不可などのデメリットこそあれど、「狂化」に比べてマスターがサーヴァントを制御し易くなっているようである。
 
*前述した通り、月の聖杯戦争では「狂化」ではなく「バーサーカー化」の特性が与えられている。<br>「バーサーカー化」はマスターと意識を同一させ、より機械的なサーヴァントにするスキル。そのため理性喪失や一部能力の使用不可などのデメリットこそあれど、「狂化」に比べてマスターがサーヴァントを制御し易くなっているようである。
 
**[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]でバーサーカーにクラスチェンジした[[ランサー (CCC・赤)]]に適用されたスキルは通常通りの「狂化」だったため、「バーサーカー化」はあくまで月の聖杯戦争にて用いられるクラス特性と思われる。ムーンセルの聖杯戦争は『魔術師達の生存競争』が目的であるため、狂戦士のサーヴァントでも勝ち残れるように調整している可能性がある。
 
**[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]でバーサーカーにクラスチェンジした[[ランサー (CCC・赤)]]に適用されたスキルは通常通りの「狂化」だったため、「バーサーカー化」はあくまで月の聖杯戦争にて用いられるクラス特性と思われる。ムーンセルの聖杯戦争は『魔術師達の生存競争』が目的であるため、狂戦士のサーヴァントでも勝ち残れるように調整している可能性がある。
33行目: 33行目:     
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
*第四次・第五次、そしてEXTRAと、本来の「弱い英霊を強化する」という意図に反して、生前に無双を誇った武人や規格外の存在が呼ばれている。<br>本来は心技体、そして宝具のいずれもが強力な英霊なのだが、理性を奪われたことで能力の多くが発揮できなくなっている。<br>ステータスは増幅されているが、それ以上に奪われた能力を惜しむ声がファンからは多く上がっており、'''元々が強過ぎる英霊'''にハンデを課すためのクラスと認知されていた(第四次バーサーカーは比較的狂化を活かしていたが)。<br>だが遂に、『Fate/Apocrypha』で本来の運用がなされたバーサーカーが現れた。
+
*第四次・第五次、そしてEXTRAと、本来の「弱い英霊を強化する」という意図に反して、生前に無双を誇った武人や規格外の存在が呼ばれている。<br>本来は心技体、そして宝具のいずれもが強力な英霊なのだが、理性を奪われたことで能力の多くが発揮できなくなっている。<br>ステータスは増幅されているが、それ以上に奪われた能力を惜しむ声がファンからは多く上がっており、'''元々が強過ぎる英霊'''にハンデを課すためのクラスと認知されていた(第四次バーサーカーはマスターのハンデの方が大きかったが)。<br>だが遂に、『Fate/Apocrypha』で本来の運用がなされたバーサーカーが現れた。
 
*デメリットの目立つクラスではあるが、反面、裏切りや反発を生む意思も失われるのでマスターに最も従順などメリットもある。真っ当な英霊と魔術師では意見が合わず、衝突の危険性もあるので進んでこのクラスを狙う者もいる。
 
*デメリットの目立つクラスではあるが、反面、裏切りや反発を生む意思も失われるのでマスターに最も従順などメリットもある。真っ当な英霊と魔術師では意見が合わず、衝突の危険性もあるので進んでこのクラスを狙う者もいる。
 
*『Zero』においては、「凡そあらゆる英霊について、とある付加要素を許諾するだけで該当させることができる」と言う記述がある。<br>だが、[[セイバー]]について『「剣士」以外のクラスには該当しない』、[[ランサー]]について『狂戦士のクラスでの召喚も十分にありえた』と言う記述がある点、『Zero』のバーサーカーについても、セイバーが彼に狂戦士であった事にショックを受ける描写がある点などから、他のクラス同様にバーサーカーとして召喚出来る条件がある、と考えるのが自然。
 
*『Zero』においては、「凡そあらゆる英霊について、とある付加要素を許諾するだけで該当させることができる」と言う記述がある。<br>だが、[[セイバー]]について『「剣士」以外のクラスには該当しない』、[[ランサー]]について『狂戦士のクラスでの召喚も十分にありえた』と言う記述がある点、『Zero』のバーサーカーについても、セイバーが彼に狂戦士であった事にショックを受ける描写がある点などから、他のクラス同様にバーサーカーとして召喚出来る条件がある、と考えるのが自然。
81

回編集