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6 バイト追加 、 2017年4月29日 (土) 20:58
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===アンドラス===
 
===アンドラス===
 
;「し、死にたくない……、死にたくない……。このままこんなところで死にたくない……。」<br>「どこか、どこか我だけの世界で……。ただ生き続けていたい……。」<br>「目的など要らない。理想も信念も不要だ。征服も、支配も、探求も、発展も、友愛も、告別も、不要だ。」<br>「我は、ただ───手に入れた“我”を、もっと味わっていたかった───」
 
;「し、死にたくない……、死にたくない……。このままこんなところで死にたくない……。」<br>「どこか、どこか我だけの世界で……。ただ生き続けていたい……。」<br>「目的など要らない。理想も信念も不要だ。征服も、支配も、探求も、発展も、友愛も、告別も、不要だ。」<br>「我は、ただ───手に入れた“我”を、もっと味わっていたかった───」
:『ぐだぐだ明治維新』で冠位時間神殿から逃亡した後の台詞。個体としての生を強く自覚したが故に自己消滅への恐れを抱き、死にたくない」という理由で宙域から離脱した。
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:『ぐだぐだ明治維新』で冠位時間神殿から逃亡した後の台詞。個体としての生を強く自覚したが故に自己消滅への恐れを抱き、「死にたくない」という理由で宙域から離脱した。
 
:皮肉なことに、それは[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の生きるため答えと近いものであり、永遠を求めた[[ゲーティア|憐憫の獣]]の願いにも近いものであった。
 
:皮肉なことに、それは[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の生きるため答えと近いものであり、永遠を求めた[[ゲーティア|憐憫の獣]]の願いにも近いものであった。
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:“死にたくない”という願い自体は間違いではなかった。だが、手に入れる命題の順番を致命的に間違えていた。
 
:“死にたくない”という願い自体は間違いではなかった。だが、手に入れる命題の順番を致命的に間違えていた。
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;「…まだ残っていたのか。<br> この座標はもう保たない。遭難する前に退去するがいい。」<br>「そうだ。その点は無念すぎる。<br>だがそのおかげで、私は答えに到達できた。」<br>「“命を惜しみながら死ぬ───”」<br>「それが、“我”を獲得した我に与えられた、最後の救いである。」<br>「だが、貴方は違う。<br> 我は漂流の果てに消滅し、貴方は、闘争の果てに消滅する。」<br>「それが貴方の霊基に刻まれた運命だ。<br> 故に、この先に落ちるのは早すぎる。」<br>「我が灯火、我が彼岸。<br> 我が漂流の終わりを看取った狂戦士よ。」<br>「戦い続けるがいい。<br> 決して救われぬと知りながら、誠のために。」<br>「それが私という悪を一時でもすくい上げた貴方への罰であり、私という命の、最後の願いである。」
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;「…まだ残っていたのか。<br> この座標はもう保たない。遭難する前に退去するがいい。」<br>「そうだ。その点は無念すぎる。<br> だがそのおかげで、私は答えに到達できた。」<br>「“命を惜しみながら死ぬ───”」<br>「それが、“我”を獲得した我に与えられた、最後の救いである。」<br>「だが、貴方は違う。<br> 我は漂流の果てに消滅し、貴方は、闘争の果てに消滅する。」<br>「それが貴方の霊基に刻まれた運命だ。<br> 故に、この先に落ちるのは早すぎる。」<br>「我が灯火、我が彼岸。<br> 我が漂流の終わりを看取った狂戦士よ。」<br>「戦い続けるがいい。<br> 決して救われぬと知りながら、誠のために。」<br>「それが私という悪を一時でもすくい上げた貴方への罰であり、私という命の、最後の願いである。」
 
:土方歳三に向けた最後のセリフ。この時、土方からは最初こそ「道連れならまだ分かるが」と言われたが、これがまた土方の誠を動かし、進ませるきっかけにもなった。
 
:土方歳三に向けた最後のセリフ。この時、土方からは最初こそ「道連れならまだ分かるが」と言われたが、これがまた土方の誠を動かし、進ませるきっかけにもなった。
 
:なお、このシーンでは名前が「魔神アンドラス」となっており、魔神柱ではなくなり(戻り?)一つの存在として確立したことが示唆されている。
 
:なお、このシーンでは名前が「魔神アンドラス」となっており、魔神柱ではなくなり(戻り?)一つの存在として確立したことが示唆されている。
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