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人理継続保障機関フィニス・カルデア
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2017年5月5日 (金) 03:15時点における版
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2017年5月5日 (金) 03:15
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:2月。生存者は昼のスタッフ、夜のスタッフ合わせて100人ほどになった。職員達は比較的安全な(消滅のない)エリア、中央管制室で暮らすようになった。
:2月。生存者は昼のスタッフ、夜のスタッフ合わせて100人ほどになった。職員達は比較的安全な(消滅のない)エリア、中央管制室で暮らすようになった。
:幸い食料の備蓄は十分にあり、『消滅』にさえ巻き込まれなければ希望はあった。医療スタッフも数名生き残っており、セラピストも職員のために尽くしてくれた。
:幸い食料の備蓄は十分にあり、『消滅』にさえ巻き込まれなければ希望はあった。医療スタッフも数名生き残っており、セラピストも職員のために尽くしてくれた。
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通常職員も特権職員も、分け隔てのない共同体が出来上がった。5月になれば、カルデアがこの異常に気がつく。それが職員たちの唯一の、そして最大の希望となった。
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アーノルド・ベックマンは生き残りを纏め上げ、通常職員も特権職員も、分け隔てのない共同体が出来上がった。5月になれば、カルデアがこの異常に気がつく。それが職員たちの唯一の、そして最大の希望となった。
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3月。共同体には治安・風紀を守るための組織、という名目の暴力機構が出来ている。一部の人間によって組織されたものではなく、みなの創意、全員が良しとした結果だった。
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3月。共同体には治安・風紀を守るための組織、という名目の暴力機構が出来ている。ベックマンの手で組織と法律を作ったものの、組織自体はみなの創意、全員が良しとした結果だった。
:しかしその時点でセラフィックスは終わっていた。閉塞状態によって人々の精神は狂気に染まり、集団のカルト化、暴行、粛清が行われていた。
:しかしその時点でセラフィックスは終わっていた。閉塞状態によって人々の精神は狂気に染まり、集団のカルト化、暴行、粛清が行われていた。
:それを示すかのように、所長であるヒデヤス・アジマや副所長は処刑され、薬が切れたことで役に立たなくなった医者たちは殺され、ベックマンに逆らった職員は外の怪物への生贄に選ばれた。
:それを示すかのように、所長であるヒデヤス・アジマや副所長は処刑され、薬が切れたことで役に立たなくなった医者たちは殺され、ベックマンに逆らった職員は外の怪物への生贄に選ばれた。
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洗浄エリアの鍵を落としてしまった、多くを食べる、水をこぼした、異邦人だから、そんな理由で殺された者がいた。
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洗浄エリアの鍵を落としてしまった、多くを食べる、水をこぼした、異邦人だから、気に食わないから、そんな理由で殺された者がいた。さらに、魔神柱ゼパルに取り憑かれた職員が
[[BB]]を呼んだ事で事態は悪化の一途をたどってしまう。
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:さらに、一部の職員が
[[BB]]を呼んだ事で事態は悪化の一途をたどってしまう。
:4月。セラフィックスの大部分は電脳化し、さらにここの時間の尺度は外の100倍、現実世界の1分はここでは100分に相当する。時間間隔ではカルデアの救援が来るまで50年以上もかかる。
:4月。セラフィックスの大部分は電脳化し、さらにここの時間の尺度は外の100倍、現実世界の1分はここでは100分に相当する。時間間隔ではカルデアの救援が来るまで50年以上もかかる。
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