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651 バイト追加 、 2017年5月15日 (月) 07:34
→‎ビーストⅢ: 「略歴」を編集。主に文章を整えつつ事件の顛末の捕捉。
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;略歴
 
;略歴
:『EXTRA CCC』とは異なり、山の外からやってきた医者の治療で回復した彼女は山に囚われる事なく下山、幸福な学生時代を送る。年齢は不明だが、礼拝堂に残されていた記録が正しければ、2017年の時点で25歳。
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:『EXTRA CCC』とは異なり、山の外からやってきた医者の治療で回復し、山に囚われる事なく下山。幸福な学生時代を送る。
:その後、持ち前の善性で様々な人々を救うが、成果を上げながら金銭を取らないキアラの方針を快く思わなかった既得権利団体から攻撃を受け、やがて人の世では都合の悪いものとして世間から迫害された海上油田基地セラフィックスに流れ着き、教会で人々の悩みを聞き、解決するセラピストとして務めていた。
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:年齢は不明だが、礼拝堂に残されていた記録が正しければ、2017年の時点で25歳。
:仏教徒なのに西洋の教会をあてがわれた時には呆れたものの、誠心誠意、自らの職務に努めたが、2017年1月に時間神殿から逃亡し、セラフィックスを活動拠点に定めたゼパルによって、隠れ蓑という形で取り憑かれ、魔神の手先としてセラフィックスを支配する為の傀儡となってしまう。
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:その後持ち前の善性で様々な人々を救うが、成果を上げながら金銭を取らないキアラの方針を快く思わなかった既得権利団体から攻撃を受け、徐々に居場所を失う<ref>だが本人はこの事について全く気にしていないので、決して不幸という訳ではなかったらしい</ref>。
:ゼパルがその中で数多ある[[並行世界]]から最も優れ、なおかつ特異な運命にあった『[[Fate/EXTRA CCC|月世界]]』――月の裏側と呼ばれた虚数空間でムーンセルを手に入れたキアラを見つけ出し、融合。『EXTRA CCC』世界の虚数事象を『Grand Order』世界に持ち込んだ結果、[[海洋油田基地セラフィックス|セラフィックス]]はSE.RA.PHに変換され、『Grand Order』のキアラは『EXTRA CCC』のキアラと同じ運命を辿ることになってしまう。
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:最終的に海上油田基地セラフィックスに流れ着き、教会で人々の悩みを聞き、解決するセラピストとして勤務するようになった。
:しかし、いつのまにかゼパルの方がキアラに支配され、キアラは魔神柱を自在に操る魔人となり、その末にビーストⅢに変生した。さらにSE.RA.PHを利用して自分自身が特異点となり、サーヴァントたちを栄養源にする事で成長。『EXTRA CCC』の彼女に取り込まれたアルターエゴをセンチネルとして利用した。
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:仏教徒なのに西洋の教会をあてがわれた時には呆れたものの、誠心誠意自らの職務に務めていたが、2017年1月に時間神殿から逃亡しセラフィックスを活動拠点に定めたゼパルに隠れ蓑という形で取り憑かれ、魔神の手先としてセラフィックスを支配する為の傀儡となってしまう。
:『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では既に故人となったマーブルの遺体を隠れ蓑として「マーブル・マッキントッシュ」として主人公と共に行動している。終盤にて唯一の生存者であるアーノルドと共にエミヤ・オルタに銃撃されるが、逆にこれを取り込んで、主人公を倒すように嗾けた。エミヤ・オルタが退けられた事で姿を――正体を現した。彼女の目的はSE.RA.PHと一体化し、地球の内核に到達して星と一体化し、それを持って人類を救済するというもの。
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:そんな中、ゼパルが数多ある[[並行世界]]から最も優れ、なおかつ特異な運命にあった『[[Fate/EXTRA CCC|月世界]]』――月の裏側と呼ばれた虚数空間でムーンセルを手に入れたキアラを見つけ出し、これと同機させられた事で能力が引き出される。この結果[[海洋油田基地セラフィックス|セラフィックス]]はSE.RA.PHに変換され、キアラは『EXTRA CCC』の自分と同じ運命を辿ることになってしまう。
:初戦で主人公に協力したサーヴァントを退け主人公を手にかけようとするも、BBの90秒分の時間逆行によって取り逃がす。2戦目ではメルトリリスの報告から構想を組み立て、集めたKPで作った秘密兵器、アンチR-18フィールド『Wisdom Hold Intelligence Powered』───メルトちゃんデスwhipによって弱体化を食らい、敗北を喫したキアラはSE.RA.PHから主人公たちを切り離し、単独で地球の核へと潜行し始める<ref>この時、SE.RA.PH内の魔神柱の反応も虚数空間から溢れ出す位に増大しており、このままでは爆発増殖して海域一帯が魔神柱の雨で埋め尽くされる。魔神柱を殲滅することは当然現実的ではなく、1秒の間に44本魔神柱を殺さないと間に合わないとされている。…このペースは冠位時間神殿の戦いで管制塔バルバトスが討伐される速度とほぼ同等だったりする。</ref>。
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:即ち、己の快楽の為に周囲の人々を徹底的に踏み台にするという運命。
:メルトリリスとパッションリップとの合体技「ヴァージンレイザー・パラディオン」で致命傷を負って肉体の崩壊が始まるが、再起を図るためにメルトリリスを髪で捕縛し、主人公を消した後に姿を隠して機会を待とうとする<ref>メルトリリスだけでなく、パッションリップとBBのリソースを取り込んでも、ビーストⅢラプチャーに変生したキアラ程の霊気には届かない。</ref>。
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:魔性に目覚めたキアラは精神を病んだセラフィックスの職員達を本格的に自らの狂信者に変え、自身を操っていた筈のゼパルさえ逆に支配する魔人となる。さらにSE.RA.PHに残されていたとある機構を利用し、聖杯戦争と称して大量のサーヴァントを召喚。延々と殺し合いを続ける彼らを栄養源にする事で、いつしか『快楽』の理を持つ獣、ビーストⅢとして成長してゆく。
:それも既に死に体だった[[エミヤ〔オルタ〕]]の銃撃を受けて失敗し、動かせば崩れきる腕でメルトリリスを捕まえようとするが、ある起因からくる判断の遅さからメルトリリスにワイヤーを取り付けられて引き上げられる時間を作ってしまった。その巨体では浮上も叶わず、鉄のように沈みながら分解されて消滅したのであった。
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:この過程で『EXTRA CCC』のキアラに取り込まれたアルターエゴを分離させ手駒として利用するが、これが後に彼女が敗北する事となった最大の要因のひとつだったと言えるだろう。
:しかしその間際に同じ『快楽』から生まれながら、快楽に沈んだ己自身と快楽の湖面から飛んだメルトリリスの違いを見つけようと、自分もまたアルターエゴになる顛末を受け入れるのであった。
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:そんな状態のSE.RA.PHから発信されたSOSを聞きつけてレイシフトして来た主人公には、当初は既に故人であるマーブルの遺体を隠れ蓑として「マーブル・マッキントッシュ」として振る舞い、共に行動していた。終盤にて唯一の生存者であるアーノルドと共にエミヤ・オルタに銃撃されるものの、これを強引に自身の味方として取り込むが、主人公がエミヤ・オルタを倒した事でついに正体を現した。
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:彼女の最終目的はSE.RA.PHと一体化し、地球の内核に到達して星と同化。これを以て人類救済を成すというもの。
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:この計画を阻まんとした主人公達を一度は圧倒するが、BBの90秒分の時間逆行によって取り逃がす。実は一度キアラと戦い敗れていたメルトリリスの報告を受け、BBが密かに作っていた秘密兵器、アンチR-18フィールド『Wisdom Hold Intelligence Powered』───メルトちゃんデスwhipの力を借りて再挑戦した主人公の前に敗北。主人公の勝利を認めながらもSE.RA.PHから主人公たちを切り離し、単独で地球の核へと潜行し始める<ref>この時、SE.RA.PH内の魔神柱の反応も虚数空間から溢れ出す位に増大しており、このままでは爆発増殖して海域一帯が魔神柱の雨で埋め尽くされる。魔神柱を殲滅することは当然現実的ではなく、1秒の間に44本魔神柱を殺さないと間に合わないとされている。…このペースは冠位時間神殿の戦いで管制塔バルバトスが討伐される速度とほぼ同等だったりする。</ref>。
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:だが、これを予見していたメルトリリスが、パッションリップとの合体宝具「ヴァージンレイザー・パラディオン」で捨て身の追撃を行う。これにより致命傷を負い肉体の崩壊が始まるも、メルトリリスを髪で捕縛し、霊基を乗っ取った上で主人公を消し再起を図らんとする<ref>メルトリリスだけでなく、パッションリップとBBのリソースを取り込んでも、ビーストⅢラプチャーに変生したキアラ程の霊気には届かない。</ref>。
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:しかしそれも死に体だった筈の[[エミヤ〔オルタ〕]]の銃撃を受けて失敗。動かせば崩れる腕でメルトリリスを捕まえようとするが、ある起因からくる判断の遅さによって、エミヤオルタがメルトリリスにワイヤーを取り付け離脱させる時間を作ってしまった。その巨体では浮上も叶わず、鉄のように沈みながら分解されて消滅した。
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:しかしその間際に同じ『快楽』から生まれながら、快楽に沈んだ己自身と快楽の湖面から飛んだメルトリリスの違いを見つけようと、自分もまたアルターエゴになる顛末を受け入れるのだった。
 
;人物
 
;人物
 
:セラフィックスの職員の頃のキアラは紛れもなく聖人であり、実際ゼパルからも「偽りなく聖女」「救世主の器を持ってさえいた」と評されており、干渉されなかったら慎ましやかだが幸福な人生を送り、小さなコミュニティにおいて最後まで人々にうやまれるに足る人物とされた<ref>竹箒日記でも、ゼパルさえ現れなければセラフィックスの職員たちの荒れた心はキアラに癒やされていたと語っている。</ref>。
 
:セラフィックスの職員の頃のキアラは紛れもなく聖人であり、実際ゼパルからも「偽りなく聖女」「救世主の器を持ってさえいた」と評されており、干渉されなかったら慎ましやかだが幸福な人生を送り、小さなコミュニティにおいて最後まで人々にうやまれるに足る人物とされた<ref>竹箒日記でも、ゼパルさえ現れなければセラフィックスの職員たちの荒れた心はキアラに癒やされていたと語っている。</ref>。
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