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;人物
 
;人物
:アイドルを自称する、所謂スイーツ系女子。自身の歌声に絶対的な自信を持っており[[セイバー (EXTRA・赤)|セイバー]]は最高のライバル。<br />拷問を趣味として習慣的に行う残虐な性質を持ち、相手を基本的にブタ(男性)、リス(女性)と呼んで人間扱いしていない。これは彼女が生きていた頃の認識の名残とも言える。<br>一方で恋愛に憧れる少女のようなところがあり、終盤、主人公に好意を抱いてからは恋する乙女そのものの態度を取る。<br>一人称は「私」と書いて「アタシ」と読む。主人公が男性の場合「子ブタ(ダーリン)」、女性の場合「子リス(ハニー)」と呼ぶ。これまでに契約したマスターは名前で呼ぶが、慎二のみ「ネズミ」と呼ぶ。
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:アイドルを自称する、所謂スイーツ系女子。自身の歌声に絶対的な自信を持っており[[セイバー (EXTRA・赤)|セイバー]]は最高のライバル。<br>拷問を趣味として習慣的に行う残虐な性質を持ち、相手を基本的にブタ(男性)、リス(女性)と呼んで人間扱いしていない。これは彼女が生きていた頃の認識の名残とも言える。<br>一方で恋愛に憧れる少女のようなところがあり、終盤、主人公に好意を抱いてからは恋する乙女そのものの態度を取る。<br>一人称は「私」と書いて「アタシ」と読む。主人公が男性の場合「子ブタ(ダーリン)」、女性の場合「子リス(ハニー)」と呼ぶ。これまでに契約したマスターは名前で呼ぶが、慎二のみ「ネズミ」と呼ぶ。
    
;能力
 
;能力
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;竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)
 
;竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)
 
:ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:3~30<br>最大補足:500人
 
:ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:3~30<br>最大補足:500人
:ハンガリーに古くから伝わる天候の精霊にして、雷鳴のドラゴンの威風を宝具としてコンバートしたもの。<br>音と振動を増幅し、共鳴させることで風雨を呼ぶとされるが、本来の機能は、この宝具を持つ者の声に宿る特性を増幅させて相手の心を蝕んだり、声量・音量を9の9倍にまで増幅させて相手の体にダメージを与えたりすること。<br>ゲームでは彼女の絶望的なまでの音痴を表すかのように声でのダメージを与えてくるが、第一章では魔力供給の不足からか、通常スキルである「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」を宝具として使用してくる。
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:ハンガリーに古くから伝わる天候の精霊にして、雷鳴のドラゴンの威風を宝具としてコンバートしたもの。<br>音と振動を増幅し、共鳴させることで風雨を呼ぶとされるが、本来の機能は、この宝具を持つ者の声に宿る特性を増幅させて相手の心を蝕んだり、声量・音量を9の9倍にまで増幅させて相手の体にダメージを与えたりすること。<br>ゲームではエリザベートの絶望的なまでの音痴を表すかのように声でのダメージを与えてくるが、第一章では魔力供給の不足からか、通常スキルである「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」を宝具として使用してくる。
    
;鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)
 
;鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)
 
:ランク:E-<br>種別:対人宝具<br>レンジ:3~60<br>最大補足:1000人
 
:ランク:E-<br>種別:対人宝具<br>レンジ:3~60<br>最大補足:1000人
:彼女がその生涯に渡り君臨した居城を召喚し、己を際立たせる舞台(ステージ)とする宝具。城には「監禁城チェイテ」という名前があり、かつて彼女が何百人もの少女を拷問の末殺したとされる魔城そのものである。<br>城をそのまま巨大アンプに改造した舞台の上で彼女が壊滅的なまでに音痴な歌を歌うことで、地獄にも等しいステージが降臨する。スタッフはチェイテ城に囚われたワーカーホリックなゴーストの皆さん。[[セイバー (EXTRA・赤)|某暴君]]の宝具と組み合わされることでさらなる地獄が開幕するだろう。コラボダメ、絶対。<br>ゲームでは彼女の召喚に応じて不吉な魔城とアンプがせり上がり、マイクに見立てた槍を突き立ててその上に飛び乗った彼女が音波攻撃を行う………もとい、熱唱する。<br>通常ガード不能な上に呪い付与効果を持ち、この呪いのダメージも彼女が前のターンで受けたダメージ値を与える(この効果でHPがOになることはなく、1だけ残る)という特殊仕様で、見た目に反してかなり凶悪な威力を持つ。<br>用語集によると普段使っている槍が「監獄城チェイテ」であり、宝具の使用で威容を取り戻すようだ。
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:エリザベートがその生涯に渡り君臨した居城を召喚し、己を際立たせる舞台(ステージ)とする宝具。城には「監禁城チェイテ」という名前があり、かつて彼女が何百人もの少女を拷問の末殺したとされる魔城そのものである。<br>城をそのまま巨大アンプに改造した舞台の上で彼女が壊滅的なまでに音痴な歌を歌うことで、地獄にも等しいステージが降臨する。スタッフはチェイテ城に囚われたワーカーホリックなゴーストの皆さん。[[セイバー (EXTRA・赤)|某暴君]]の宝具と組み合わされることでさらなる地獄が開幕するだろう。コラボダメ、絶対。<br>ゲームでは彼女の召喚に応じて不吉な魔城とアンプがせり上がり、マイクに見立てた槍を突き立ててその上に飛び乗った彼女が音波攻撃を行う………もとい、熱唱する。<br>通常ガード不能な上に呪い付与効果を持ち、この呪いのダメージも彼女が前のターンで受けたダメージ値を与える(この効果でHPがOになることはなく、1だけ残る)という特殊仕様で、見た目に反してかなり凶悪な威力を持つ。<br>用語集によると普段使っている槍が「監獄城チェイテ」であり、宝具の使用で威容を取り戻すようだ。
    
== 真名:エリザベート=バートリー ==
 
== 真名:エリザベート=バートリー ==
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;[[主人公 (EXTRA)]]
 
;[[主人公 (EXTRA)]]
:1章からずっと戦い続けた敵であったが、後に一時的に協力関係を結ぶマスター。彼(彼女)に対して終盤から好意を抱いており、協力することにかなり意欲的だった。
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:1章からずっと戦い続けた敵であったが、後に一時的に協力関係を結ぶマスター。<br>彼(彼女)に対して終盤から好意を抱いており、協力することにかなり意欲的だった。
    
;[[セイバー (EXTRA・赤)]]
 
;[[セイバー (EXTRA・赤)]]
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;「私をお嫁にしなさい!」
 
;「私をお嫁にしなさい!」
:SGのプロフィール、WEAKPOINTで聞けるセリフ。「丹念に刺して、潰して、絞って」の後に続く。そんな拷問されてなお、嫁に迎えられる猛者は是非とも、彼女の逆鱗に触ってあげていただきたい。
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:SGのプロフィール、WEAKPOINTで聞けるセリフ。「丹念に刺して、潰して、絞って」の後に続く。<br>そんな拷問されてなお、嫁に迎えられる猛者は是非とも、彼女の逆鱗に触ってあげていただきたい。
    
;「あ…ああ……へ、へ、へ―――」<br>「変態だわーーーーーー!! おまわりさんたすけて、マッチョの変態が出たわー!」<br>「いたいけなアイドルを捕まえて、突然指を突きつけて処女認定してくるの! 恐いわ! 助けてお父様ーーー!!」
 
;「あ…ああ……へ、へ、へ―――」<br>「変態だわーーーーーー!! おまわりさんたすけて、マッチョの変態が出たわー!」<br>「いたいけなアイドルを捕まえて、突然指を突きつけて処女認定してくるの! 恐いわ! 助けてお父様ーーー!!」
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;「へ、変態―――!」
 
;「へ、変態―――!」
:未通であることを主人公に指摘された時に絶叫した。同じ女性であるならまだともかく、男性にそんなことを言われたらセクハラで訴えてもいいレベルである。
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:未通であることを主人公に指摘された時に絶叫した。<br>同じ女性であるならまだともかく、男性にそんなことを言われたらセクハラで訴えてもいいレベルである。
    
;「幕を落とすわ。とっておきのナンバーでイかせてあげる!!<br> aaaa〜〜〜」
 
;「幕を落とすわ。とっておきのナンバーでイかせてあげる!!<br> aaaa〜〜〜」
 
:宝具発動。「竜鳴雷声」。雷鳴を掻き消すほどの大音量で歌われる悪夢のリサイタル。
 
:宝具発動。「竜鳴雷声」。雷鳴を掻き消すほどの大音量で歌われる悪夢のリサイタル。
   −
;「お父さまは何も言わなかった……! お母さまは初めからいなかった……!」<br />「じいやも執事も、誰も彼も、私に教えてくれなかった!」<br />「それが悪いコトだったなんて、誰も、私に教えてくれなかったくせにぃぃぃぃぃいい……!」
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;「お父さまは何も言わなかった……! お母さまは初めからいなかった……!」<br>「じいやも執事も、誰も彼も、私に教えてくれなかった!」<br>「それが悪いコトだったなんて、誰も、私に教えてくれなかったくせにぃぃぃぃぃいい……!」
 
:エリザベートの心の叫び。<br />周囲の人間も、貴族の常識さえも彼女に自身の行動が「悪」だと気付かせなかった結果、600人の少女が拷問の苦痛の中で息絶え、エリザベートは何も分からぬまま石牢に閉じ込められ孤独の内にその生涯を終えた。<br>悪かったのは、本当に彼女だけだったのか……
 
:エリザベートの心の叫び。<br />周囲の人間も、貴族の常識さえも彼女に自身の行動が「悪」だと気付かせなかった結果、600人の少女が拷問の苦痛の中で息絶え、エリザベートは何も分からぬまま石牢に閉じ込められ孤独の内にその生涯を終えた。<br>悪かったのは、本当に彼女だけだったのか……
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:主人公との契約時。幾度となく戦ってきた関係だが、ここで束の間の契約を交わす。
 
:主人公との契約時。幾度となく戦ってきた関係だが、ここで束の間の契約を交わす。
   −
;「参上! したわ! はい、拍手! アリーナ席なみの近さだからって遠慮することはなくてよ?」
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;「参上! したわ! はい、拍手!<br> アリーナ席なみの近さだからって遠慮することはなくてよ?」
 
:ドン引きしているのか無反応な主人公に対し、拍手を求めるエリザ。望み通り拍手を受け、「どうよ?」と言わんばかりのドヤ顔になったとか。<br>前述の泣き出す一歩手前で涙目なエリザベートが得意げな顔に変化した様を想像すると実に愉悦…微笑ましい気分になる。
 
:ドン引きしているのか無反応な主人公に対し、拍手を求めるエリザ。望み通り拍手を受け、「どうよ?」と言わんばかりのドヤ顔になったとか。<br>前述の泣き出す一歩手前で涙目なエリザベートが得意げな顔に変化した様を想像すると実に愉悦…微笑ましい気分になる。
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;「あの暗い箱の中で、欲しくてたまらなかった私の夢。<br> 許される筈もない、もし私が正常だったのなら、なんて、恥知らずで場違いな願い事。<br> ま、燃え尽きるのはお互いさま。それこそ解散ライブに相応しいわ。アイドルごっこはこれでおしまい。<br> 正真正銘、これがラストナンバーよ。柄じゃないけど―――生まれて初めて、他人のために唄うとしましょう!」
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;「あの暗い箱の中で、欲しくてたまらなかった私の夢。<br> 許される筈もない、もし私が正常だったのなら、なんて、恥知らずで場違いな願い事。<br> ま、燃え尽きるのはお互いさま。それこそ解散ライブに相応しいわ。アイドルごっこはこれでおしまい。<br> 正真正銘、これがラストナンバーよ。<br> 柄じゃないけど―――生まれて初めて、他人のために唄うとしましょう!」
 
:原初の姿との対面時。善性に改心した事で罪の炎に焼かれつつも、主人公の力になることを決意し、深紅の歌姫は駆ける。
 
:原初の姿との対面時。善性に改心した事で罪の炎に焼かれつつも、主人公の力になることを決意し、深紅の歌姫は駆ける。
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*その凄惨な拷問や猟奇殺人の趣味から、中世ヨーロッパで悪名を馳せたシリアルキラーである[[キャスター (第四次)|ジル・ド・レェ]]と比較される事が多い。<br>ただジルの場合は、信じていた[[ルーラー|聖処女]]の無残な最期によって狂った彼が選んだ、神の不在を証明するための手段。彼女の場合は、自らの美を保ち、また頭痛から逃避するための手段という違いがある。<br>また拷問や殺人に対する感性の違い(そもそも彼女の場合は人を人と思えない)や、神に対する姿勢の違い(ジルは信仰を見失っているが、エリザは信仰を保っている)などから、仮に二人が出会うことがあったとしても、上手くいくかどうかは微妙なところ。
 
*その凄惨な拷問や猟奇殺人の趣味から、中世ヨーロッパで悪名を馳せたシリアルキラーである[[キャスター (第四次)|ジル・ド・レェ]]と比較される事が多い。<br>ただジルの場合は、信じていた[[ルーラー|聖処女]]の無残な最期によって狂った彼が選んだ、神の不在を証明するための手段。彼女の場合は、自らの美を保ち、また頭痛から逃避するための手段という違いがある。<br>また拷問や殺人に対する感性の違い(そもそも彼女の場合は人を人と思えない)や、神に対する姿勢の違い(ジルは信仰を見失っているが、エリザは信仰を保っている)などから、仮に二人が出会うことがあったとしても、上手くいくかどうかは微妙なところ。
 
*彼女が呼ばれなかった場合のランルー君のサーヴァントである[[ランサー (EXTRA・黒)|吸血鬼ドラキュラ]]は、彼女と同じく「無辜の怪物」によって生前のあり方を歪められた者であり、また吸血鬼伝説のモデルになったという共通点がある。ちなみに、ワラキアはチェイテ城があったトランシルヴァニアに隣接している。
 
*彼女が呼ばれなかった場合のランルー君のサーヴァントである[[ランサー (EXTRA・黒)|吸血鬼ドラキュラ]]は、彼女と同じく「無辜の怪物」によって生前のあり方を歪められた者であり、また吸血鬼伝説のモデルになったという共通点がある。ちなみに、ワラキアはチェイテ城があったトランシルヴァニアに隣接している。
*パートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[アーチャー (EXTRA・緑)]]の「顔の無い王」と同じ効果持つスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰し、エクストラターンを発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース) 」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、キャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており敵だった時より明らかに強い。これが愛の力なのだろうか……。
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*パートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[アーチャー (EXTRA・緑)]]の「顔の無い王」と同じ効果持つスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰し、エクストラターンを発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース) 」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており敵だった時より明らかに強い。これが愛の力なのだろうか……。
 
**メタ的な意見を言えば、後戻りのできないダンジョンでプレイヤーが詰まないように配慮されたと考えられる。
 
**メタ的な意見を言えば、後戻りのできないダンジョンでプレイヤーが詰まないように配慮されたと考えられる。