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* 発売日:2010年7月22日
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{{作品概要
* 機種:PlayStation Portable
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| タイトル = Fate/EXTRA
* 開発:TYPE-MOON、イメージエポック
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| 発売日 = 2010年7月22日
* 発売:マーベラスエンターテイメント
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| 機種 = PlayStation Portable
<!-- * 定価 -->
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| 開発元 = TYPE-MOON、イメージエポック
 
+
| 発売元 = マーベラスエンターテイメント
==Fate/EXTRA==
+
| 定価 =
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| 前 = [[MELTY BLOOD Actress Again]](PS2)
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| 次 = [[魔法使いの夜]](PC)
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}}
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{{作品概要
 +
| タイトル = Fate/EXTRA(漫画版)
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| 原作 = TYPE-MOON/マーベラスエンターテイメント
 +
| 作画 = ろび~な
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| 監修 =
 +
| 脚本協力 =
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| 掲載誌 = コンプティーク
 +
| 連載期間 = 2011年5月号 - 2014年12月号
 +
| 単行本 = 全6巻
 +
| 発売元 = KADOKAWA(角川書店)
 +
|}}
 +
==概要==
 
PSP専用ゲーム。ジャンルはRPG。2010年7月22日発売。
 
PSP専用ゲーム。ジャンルはRPG。2010年7月22日発売。
    +
==あらすじ==
 
西暦2032年、月面で発見された太陽系最古の物体。<br>それは、あらゆる願いを叶える「聖杯」だった。<br>ただ一人の生存者を巡る争い、聖杯戦争が始まった。
 
西暦2032年、月面で発見された太陽系最古の物体。<br>それは、あらゆる願いを叶える「聖杯」だった。<br>ただ一人の生存者を巡る争い、聖杯戦争が始まった。
    
舞台は、霊子虚構世界「SE.RA.PH(セラフ)」
 
舞台は、霊子虚構世界「SE.RA.PH(セラフ)」
   −
聖杯「ムーンセル・オートマトン」を巡り争うのは、マスターたる128人の霊子ハッカー。
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[[聖杯]]「[[ムーンセル・オートマトン]]」を巡り争うのは、マスターたる128人の霊子ハッカー。
    
それぞれに与えられるのは、実在したか否かを問わず地球上の歴史に記された過去の英雄たるサーヴァント。
 
それぞれに与えられるのは、実在したか否かを問わず地球上の歴史に記された過去の英雄たるサーヴァント。
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主人公は原因不明の記憶喪失に陥った少年/少女。<br>選ばれしサーヴァントは、「剣を携えた男装の少女」か、「赤い外装に身を包んだ武人」か、「妖艶な半獣の女性」か。
 
主人公は原因不明の記憶喪失に陥った少年/少女。<br>選ばれしサーヴァントは、「剣を携えた男装の少女」か、「赤い外装に身を包んだ武人」か、「妖艶な半獣の女性」か。
   −
 
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==略歴==
月刊コンプティークにてコミックス連載中。著者はろび~な。タイトルがアルファベットではなくカタカナ表記となっている。
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:月刊コンプティーク2011年5月号~2014年12月号にてコミックス連載。単行本全6巻。著者はろび~な。タイトルがアルファベットではなくカタカナ表記となっている。
 
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:2013年1月25日~2016年10月28日にかけてドラマCD「Sound Drama Fate/EXTRA」が発売。全4巻。
全4巻予定でサウンドドラマも順次発売中。
+
:続編として、『[[Fate/EXTRA CCC]]』『[[Fate/EXTELLA]]』が登場した。
 
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:2015年12月29日に「Fate/EXTRA MOON LOG:TYPEWRITER Ⅰ&Ⅱ」が発売。
続編として、『[[Fate/EXTRA CCC]]』が登場した。
+
:また、本作のアニメ化作品「[[Fate/EXTRA Last Encore]]」が2018年1月27日に放映された。
 
+
:そして2020年7月22日、『Fate/EXTRA Record』というタイトルでリメイク開発が決定。
2015年12月29日に「Fate/EXTRA MOON LOG:TYPEWRITER Ⅰ&Ⅱ」が発売。
  −
 
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また、本作のアニメ化作品「Fate/EXTRA lastencore」が2017年放映開始予定であることが発表された。<br/>アニメ版のパートナーサーヴァントは赤セイバーとなる模様。
      
==登場人物==
 
==登場人物==
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;[[ありす]]
 
;[[ありす]]
 
:白い少女。
 
:白い少女。
;[[ナーサリーライム|アリス]]
+
;[[ナーサリー・ライム|アリス]]
 
:黒い少女。
 
:黒い少女。
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:学園にて、授業の中で語られる過去の偉人。
 
:学園にて、授業の中で語られる過去の偉人。
 
:医師・研究者。アムネジアシンドロームの治療法を確立する等、多くの発見をした。<br>戦場や災害の現場に飛び込んでいく勇気の人としても有名。
 
:医師・研究者。アムネジアシンドロームの治療法を確立する等、多くの発見をした。<br>戦場や災害の現場に飛び込んでいく勇気の人としても有名。
;[[セイヴァー]]
+
;[[覚者|セイヴァー]]
 
:トワイスのサーヴァント。救世の英霊。
 
:トワイスのサーヴァント。救世の英霊。
 
:「Saber:剣士」ではなく、「Saver:救世者」である。
 
:「Saber:剣士」ではなく、「Saver:救世者」である。
120行目: 133行目:     
===NPC===
 
===NPC===
;[[言峰綺礼#言峰神父(EXTRA)|言峰綺礼]]
+
;[[言峰綺礼 (EXTRA)|言峰綺礼]]
 
:監督役。NPCであり、過去の人物の「再現」。
 
:監督役。NPCであり、過去の人物の「再現」。
 
;[[藤村大河]]
 
;[[藤村大河]]
129行目: 142行目:  
;[[柳洞一成]]
 
;[[柳洞一成]]
 
:生徒会長。
 
:生徒会長。
   
;間目智識
 
;間目智識
 
:生徒会のNPC。図書室カウンターで様々な豆知識を教えてくれる。
 
:生徒会のNPC。図書室カウンターで様々な豆知識を教えてくれる。
151行目: 163行目:     
==用語==
 
==用語==
 +
;EXTRA世界
 +
:『人々の精神は管理に馴れ、文明も停滞した。<br>大きな悲劇は起きないが、新たな発見もない。<br>誰もが悲観し、ゆるやかな死を待つ世界。<br>それが私たちの“現実”だ。』
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:Fate/EXTRAの世界は西暦2030年の地球。Fate/stay nightとは違う、1970年代から異なる歴史を歩んだイフ。
 +
:大規模な魔術を成すためのエネルギーとなる<ruby><rb>大源</rb><rt>マナ</rt></ruby>が枯渇し、魔術は本格的に地球上から失われた。
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:古い魔術師は表舞台から消え去り、神秘の時代は完全に終わりを迎えた。
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:以後『魔術師』を名乗るのは、霊子ハッカーと呼ばれる新時代の人類となる。
 
;[[西欧財閥]]
 
;[[西欧財閥]]
 
:EXTRAにおける人類世界を実質的に支配している組織。複数の財閥が国家をまたいで結成した巨大な合体企業であり、独自の軍隊組織を有する。
 
:EXTRAにおける人類世界を実質的に支配している組織。複数の財閥が国家をまたいで結成した巨大な合体企業であり、独自の軍隊組織を有する。
156行目: 174行目:     
;[[レジスタンス]]
 
;[[レジスタンス]]
:西欧財閥に敵対する勢力。「解放戦線」とも呼ばれる。厳密には一つの勢力ではなく、かなりの数の派閥が存在する。<br>凛のような穏健派や難民の援助を行う人道派も少なからず存在するが、現実実世界での犯罪行為は勿論、電脳世界での凶悪なテロ事件など過激な行動をするものが多く、世間的にはテロリストとして見られている。
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:西欧財閥に敵対する勢力。「解放戦線」とも呼ばれる。厳密には一つの勢力ではなく、かなりの数の派閥が存在する。<br>凛のような穏健派や難民の援助を行う人道派も少なからず存在するが、現実世界での犯罪行為は勿論、電脳世界での凶悪なテロ事件など過激な行動をするものが多く、世間的にはテロリストとして見られている。
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;[[聖杯]]
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;[[ムーンセル・オートマトン]]
:ムーンセル・オートマトン。月で発見された、太陽系最古の遺物。神の自動書記装置。七天の聖杯(セブンスヘブン・アートグラフ)。万能の願望機としての機能があることにより、聖杯と呼ばれるようになる。<br>元々は異星の文明が地球の生物を記録する為に設置した観測機だったが、「地球の全てを余す所なく観測するには、地球の全てを掌握出来る程の性能が要る」という考えによって、情報だけで宇宙の物理法則を書き換えられる程に収束された光を中枢に蓄えた、万能の器と化した。<br>重要な機能は全て中枢に集約されており、7層のアリーナは追加メモリに過ぎない。
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:[[聖杯]]。月で発見された、太陽系最古の遺物。神の自動書記装置。七天の聖杯(セブンスヘブン・アートグラフ)。万能の願望機としての機能があることにより、聖杯と呼ばれるようになる。<br>元々は異星の文明が地球の生物を記録する為に設置した観測機だったが、「地球の全てを余す所なく観測するには、地球の全てを掌握出来る程の性能が要る」という考えによって、情報だけで宇宙の物理法則を書き換えられる程に収束された光を中枢に蓄えた、万能の器と化した。<br>重要な機能は全て中枢に集約されており、7層のアリーナは追加メモリに過ぎない。
    
;[[聖杯戦争]]
 
;[[聖杯戦争]]
:聖杯「ムーンセル・オートマトン」の所有権を奪い合う戦い。かつてあった聖杯を巡る争いをモデルに、ムーンセル自身がその内に霊子ハッカーたちを招く。勝者は一組。叶えられる望みはマスターとサーヴァントの二つ。<br>霊子ハッカーたちはムーンセルの門を潜った時点で自我や記憶といったパーソナリティを全て削除され、仮初めの記憶と役割を与えられた上で学園生活を送る。これが予選であり、4日間の期限内に自我を取り戻してサーヴァントを召喚できた者のみがマスターとして本戦への出場権である令呪を得る。<br>本戦は7回戦から成るトーナメント形式。回戦ごとに7日間の期間が設けられ、1日目から6日目が猶予期間(モラトリアム)、7日目に闘技場にて一騎打ちの決戦を行う。決戦後はムーンセルによる判断で二、三日のインターバルが設けられるため全員が同じ時間同じ周期で決戦に至る訳では無い。<br>なお、猶予期間中の私闘は禁じられており、とくに学園内で私闘に及んだ者にはステータス低下などの罰則がある。<br>冬木との最大の相違は、システム的に罪の無い一般人が入って来る事が無い⇒無関係の人間が聖杯戦争の巻き添えになる事が決して無いという事。その代わり敗者=死、生き残るのはひとりだけ等のように、マスターにとっては冬木以上に厳しいルールとなっている。<br>元々、聖杯戦争とはムーンセルの情報収集活動の一環でしかない。トワイスが操作する前の聖杯戦争は、聖杯戦争という名などなく、ただ最良のサンプルを得るために性能を競わせるトライアルにすぎなかった。<br>なお、トワイスが操作する前の聖杯戦争ないしトライアルの詳細なシステムは不明。
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:[[聖杯]]「[[ムーンセル・オートマトン]]」の所有権を奪い合う戦い。かつてあった聖杯を巡る争いをモデルに、ムーンセル自身がその内に霊子ハッカーたちを招く。勝者は一組。叶えられる望みはマスターとサーヴァントの二つ。<br>霊子ハッカーたちはムーンセルの門を潜った時点で自我や記憶といったパーソナリティを全て削除され、仮初めの記憶と役割を与えられた上で学園生活を送る。これが予選であり、4日間の期限内に自我を取り戻してサーヴァントを召喚できた者のみがマスターとして本戦への出場権である令呪を得る。<br>本戦は7回戦から成るトーナメント形式。回戦ごとに7日間の期間が設けられ、1日目から6日目が猶予期間(モラトリアム)、7日目に闘技場にて一騎打ちの決戦を行う。決戦後はムーンセルによる判断で二、三日のインターバルが設けられるため全員が同じ時間同じ周期で決戦に至る訳では無い。<br>猶予期間中の私闘は禁じられており、とくに学園内で私闘に及んだ者にはステータス低下などの罰則がある。<br>冬木との最大の相違は、システム的に罪の無い一般人が入って来る事が無い⇒無関係の人間が聖杯戦争の巻き添えになる事が決して無いという事。その代わり敗者=死、生き残るのはひとりだけ等のように、マスターにとっては冬木以上に厳しいルールとなっている。<br>元々、聖杯戦争とはムーンセルの情報収集活動の一環でしかない。トワイスが操作する前の聖杯戦争は、聖杯戦争という名などなく、ただ最良のサンプルを得るために性能を競わせるトライアルにすぎなかった。<br>なお、トワイスが操作する前の聖杯戦争ないしトライアルの詳細なシステムは不明。
    
;SE.RA.PH(セラフ)
 
;SE.RA.PH(セラフ)
186行目: 204行目:     
;決戦場
 
;決戦場
:七つの海を模した、対戦相手との決着の場。二つの陣営が向き合って戦闘を行い、勝者は次の戦いに移動し、敗者は攻性防壁(ファイヤーウォール)によって空間ごと消滅させられる。世界を区切る攻性防壁は突破不可能の壁であり、これを無効化できるのは神霊クラスのサーヴァントのみとされる。<br>原則として、この決戦場以外でのマスター同士の戦闘は禁止されているが、破ってもペナルティを与えられるだけで聖杯戦争への参加権を失う訳ではない。やろうと思えば校舎内でもアリーナでも相手マスターを攻撃することは出来る。<br>しかし、決戦場では以下の絶対的な法則が存在し、<br>1.サーヴァントはサーヴァントにしか攻撃できない。<br>2.マスターは相手マスター・相手サーヴァントの両方に攻撃できる。<br>ゲーム本編では主人公の性格や資質の問題から、これらの選択をする権利すら与えられていない。だがマスターは本来、コードキャストなどで相手に直接攻撃を行って決着をつける事も許されている。<br>ただし、マスターが死亡して敗北が確定してもそのサーヴァントがすぐに消える訳ではない。月の聖杯戦争の勝敗基準は「どちらのサーヴァントが敵サーヴァントを倒したか」で決定するため、サーヴァントはマスターを失っても戦闘は可能であり、この状態で相手サーヴァントを倒すと勝者無しの“共倒れ”となる。
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:七つの海を模した、対戦相手との決着の場。二つの陣営が向き合って戦闘を行い、勝者は次の戦いに移動し、敗者は攻性防壁(ファイヤーウォール)によって空間ごと消滅させられる。世界を区切る攻性防壁は突破不可能の壁であり、これを無効化できるのは神霊クラスのサーヴァントのみとされる。<br>原則として、この決戦場以外でのマスター同士の戦闘は禁止されているが、破ってもペナルティを与えられるだけで聖杯戦争への参加権を失う訳ではない。やろうと思えば校舎内でもアリーナでも相手マスターを攻撃することは出来る。<br>しかし、決戦場では以下の絶対的な法則が存在する。<br>1.サーヴァントはサーヴァントにしか攻撃できない。<br>2.マスターは相手マスター・相手サーヴァントの両方に攻撃できる。<br>ゲーム本編では主人公の性格や資質の問題から、これらの選択をする権利すら与えられていない。だがマスターは本来、コードキャストなどで相手に直接攻撃を行って決着をつける事も許されている。<br>ただし、マスターが死亡して敗北が確定してもそのサーヴァントがすぐに消える訳ではない。月の聖杯戦争の勝敗基準は「どちらのサーヴァントが敵サーヴァントを倒したか」で決定するため、サーヴァントはマスターを失っても戦闘は可能であり、この状態で相手サーヴァントを倒すと勝者無しの“共倒れ”となる。<br>逆にサーヴァントが撃破され攻性防壁が展開された場合は「既に消去は行われた」と認識されるのか、何らかの手段で脱出すればマスターが消去から(早くとも聖杯戦争終了まで)免れることも可能。
    
;アムネジアシンドローム
 
;アムネジアシンドローム
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;アフリカ・ベルト
 
;アフリカ・ベルト
 
:エジプト共和国とビアフラ連邦を結んだ地域。<br>西欧財閥とレジスタンスの抗争の空白地帯であり、クローン売買シンジケートの総本山がある。<br>現代の奴隷売買というべき規模で行われているクローン製造・売買の中心組織。ビアフラ連邦はシンジケートの傀儡政権と言われており、エジプト共和国は『商品』であるクローンの集荷センターになっている。<br>クローンはエジプト共和国に集められ、アフリカ・ベルトを南西に下ってビアフラ連邦から輸出される。<br>クローンはアフリカ大陸内のみならず秘密裏にヨーロッパ、アジア、北米を中心と擂る先進諸国に輸出され続けており、その輸出ルートは2000年代の兵器のそれ並みに複雑化し、何十という国を経由して取引の身元を隠蔽しているため捜査当局はクローンの製造・売買ネットワークの根絶に至っておらず、取引の証拠を押さえる事すら出来ていない。<br>商品は先進諸国に輸出されてもいるが、ほとんどはアフリカ大陸内に供給されており、その有力な購入組織に[[アトラス院]]がある。アトラス院にクローンを供給するための製造工場はアフリカ大陸にある。
 
:エジプト共和国とビアフラ連邦を結んだ地域。<br>西欧財閥とレジスタンスの抗争の空白地帯であり、クローン売買シンジケートの総本山がある。<br>現代の奴隷売買というべき規模で行われているクローン製造・売買の中心組織。ビアフラ連邦はシンジケートの傀儡政権と言われており、エジプト共和国は『商品』であるクローンの集荷センターになっている。<br>クローンはエジプト共和国に集められ、アフリカ・ベルトを南西に下ってビアフラ連邦から輸出される。<br>クローンはアフリカ大陸内のみならず秘密裏にヨーロッパ、アジア、北米を中心と擂る先進諸国に輸出され続けており、その輸出ルートは2000年代の兵器のそれ並みに複雑化し、何十という国を経由して取引の身元を隠蔽しているため捜査当局はクローンの製造・売買ネットワークの根絶に至っておらず、取引の証拠を押さえる事すら出来ていない。<br>商品は先進諸国に輸出されてもいるが、ほとんどはアフリカ大陸内に供給されており、その有力な購入組織に[[アトラス院]]がある。アトラス院にクローンを供給するための製造工場はアフリカ大陸にある。
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==スタッフ==
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*シナリオ:奈須きのこ
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*キャラクター監修:武内崇
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*キャラクターデザイン:ワダアルコ
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*サーヴァント考証:三輪清宗
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*宝具デザイン:huke
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*音楽:細江慎治
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*プロデューサー:新納一哉
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*チーフプロデューサー:水谷英之
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*開発ディレクション:門脇宗悦
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*サウンドコンポーズ:細江慎治
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==主題歌==
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;「亂世エロイカ」
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:: 作詞:宝野アリカ / 作曲・編曲:片倉三起也 / 歌:ALI PROJECT
    
== 雑誌付録DVD・ドラマCD ==
 
== 雑誌付録DVD・ドラマCD ==
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==メモ==
 
==メモ==
*当初、奈須氏は「シナリオ監修」の立場だったが、最終的に「シナリオ」として全てのシナリオを書き起こしている。
+
*当初、奈須氏は「シナリオ監修」の立場だったが、最終的に「シナリオ」として全てのシナリオを書き起こしている<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201006.html 竹箒日記2010/6/9]</ref>。
 
**そのため執筆時には既に素材が作られており、シナリオ執筆に大きな制約があったらしい。そのため、奈須氏自身もシナリオの出来(特にエンディング)には後悔もありなんとかしたかった、とインタビューで語っている。
 
**そのため執筆時には既に素材が作られており、シナリオ執筆に大きな制約があったらしい。そのため、奈須氏自身もシナリオの出来(特にエンディング)には後悔もありなんとかしたかった、とインタビューで語っている。
*今作の舞台は、Fate本編と地続きの未来ではなく、1970年から派生したパラレルワールド。<br>20XX年に起きるはずのイギリスの地方都市での「ある儀式」が1970年に起きてしまったイフ。<br>それをきっかけとして世界からマナが消滅し、旧世代の魔術師の時代は終焉を迎えた。
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**発売する以前に「[[フェイト/タイガーころしあむ|タイコロ]]以降、多くのFate企画を蹴ってきた自分ですら「その発想はなかった」と唸らされた怪物です。」「この世界で誰よりも“もうFateから解放してくれ”と時々思ってしまう菌糸類が、気が付けばノリノリで設定厨に戻っていた」と奈須氏が語っている<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/200909.html 竹箒日記2009/9/30]</ref>
**20XX年、イギリス、儀式といったキーワードからは月姫2のアルズベリの儀式が連想される。<br>また、魔力枯渇現象の別名「オーバーカウント1999」からは鋼の大地との関連も伺える。
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*今作の舞台は、Fate本編と地続きの未来ではなく、1970年から派生したパラレルワールド。20XX年に起きるはずのイギリスの地方都市での「ある儀式」が1970年に起きてしまったイフ。それをきっかけとして世界からマナが消滅し、旧世代の魔術師の時代は終焉を迎えた<ref group="出" name="『Fate/EXTRA Visual Fanbook』p.79">『Fate/EXTRA Visual Fanbook』p.79 奈須きのこ</ref><ref group="出" name="『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』">「Q&A」『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』</ref>
*月にムーンセルがあるのはEXTRAの世界だけ。EXTRAの世界に朱い月は存在しないが、朱い月相当の星の頭脳体はどこかで生きてる。(FESパンフレットより)
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**20XX年、イギリス、儀式といったキーワードからは月姫2の「アルズベリの儀式」が連想される。
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**魔力枯渇現象の別名「オーバーカウント1999」からは[[Notes.|鋼の大地]]との関連も伺える。
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*月にムーンセルがあるのはEXTRAの世界だけ。EXTRAの世界に[[朱い月のブリュンスタッド]]は存在しないが、朱い月相当の星の頭脳体はどこかで生きてる<ref group="出" name="『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』" />。
 
**EXTRA世界では旧い魔術師たちも、瞑想の一環としてムーンセル内部へのコンタクトはしていた。
 
**EXTRA世界では旧い魔術師たちも、瞑想の一環としてムーンセル内部へのコンタクトはしていた。
 
*1970年代に大崩壊(ポールシフト)が発生、二次災害的なバイオハザードと自然災害も発生し、さらに資源不足に陥った。石油資源も枯渇してアラブ諸国は衰退。2000年までに世界人口は1970年以前の2/3にまで減少した。<br>そして、新たなエネルギー採掘地となった北極圏の大部分の支配権を持っていたのがハーウェイをはじめとする西欧の財閥だった。
 
*1970年代に大崩壊(ポールシフト)が発生、二次災害的なバイオハザードと自然災害も発生し、さらに資源不足に陥った。石油資源も枯渇してアラブ諸国は衰退。2000年までに世界人口は1970年以前の2/3にまで減少した。<br>そして、新たなエネルギー採掘地となった北極圏の大部分の支配権を持っていたのがハーウェイをはじめとする西欧の財閥だった。
271行目: 307行目:  
<br>ラジオCD<br>
 
<br>ラジオCD<br>
 
<amazon>B00R2WOQHW</amazon>
 
<amazon>B00R2WOQHW</amazon>
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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<references group = "出"/>
    
==リンク==
 
==リンク==
 
* [http://fate-extra.jp/ 公式サイト]
 
* [http://fate-extra.jp/ 公式サイト]
 
* [http://www.hobirecords.com/fate-extra/ サウンドドラマ]
 
* [http://www.hobirecords.com/fate-extra/ サウンドドラマ]
 +
*[https://twitter.com/FateCCCPR 『フェイト/エクストラ』シリーズPRTwitter]
    
{{DEFAULTSORT:ふえいと えくすとら}}
 
{{DEFAULTSORT:ふえいと えくすとら}}
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[[category:ゲーム作品]]
 
[[category:ゲーム作品]]
 
[[Category:漫画作品]]
 
[[Category:漫画作品]]
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[[Category:ドラマCD]]
 
[[category:Fateシリーズ|えくすとら]]
 
[[category:Fateシリーズ|えくすとら]]
 
[[category:Fate/EXシリーズ|*]]
 
[[category:Fate/EXシリーズ|*]]
 
[[category:Fate/EXTRA|*]]
 
[[category:Fate/EXTRA|*]]
 +
[[category:聖杯戦争]]