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: シナリオ担当:東出祐一郎 / 開催期間:2016年1月1日~1月7日
 
: シナリオ担当:東出祐一郎 / 開催期間:2016年1月1日~1月7日
 
: [[アルジュナ]]及び[[カルナ]]の先行実装に合わせて開催された。
 
: [[アルジュナ]]及び[[カルナ]]の先行実装に合わせて開催された。
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===<ruby><rb>SABER WARS</rb><rt>セイバー ウォーズ</rt></ruby> ~リリィのコスモ武者修行~===
 
===<ruby><rb>SABER WARS</rb><rt>セイバー ウォーズ</rt></ruby> ~リリィのコスモ武者修行~===
 
: シナリオ担当:奈須きのこ / 開催期間:2016年1月20日~2月3日
 
: シナリオ担当:奈須きのこ / 開催期間:2016年1月20日~2月3日
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: タイトル名やイベントロゴ、事前公開されたあらすじの様式等が、イベント開催時に最新作を公開していた某世界的有名なSF映像作品シリーズのパロディとなっているが、イベント内容とは特に関係がない。
 
: タイトル名やイベントロゴ、事前公開されたあらすじの様式等が、イベント開催時に最新作を公開していた某世界的有名なSF映像作品シリーズのパロディとなっているが、イベント内容とは特に関係がない。
 
; イベントシステム
 
; イベントシステム
: 「ぐだぐだ本能寺」同様、イベントアイテムを集めるのと並行して「アルトリウム」というポイントを集め、先行配布限定サーヴァントだったセイバーリリィをはじめとする景品を入手するというもの。
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: 「ぐだぐだ本能寺」同様、イベントアイテムと並行してイベントポイント「アルトリウム」を集め、今までは先行配布限定サーヴァントだったセイバーリリィをはじめとする景品を入手するというもの。
: 今回のイベントではイベント限定礼装を装備したサーヴァント及び指定されたサーヴァント(セイバー全種およびヒロインX)の攻撃力がイベントクエストに限り増加するという仕様となった。具体的に言うと礼装が「自身を+100%(最大解放で200%)」「味方全体を+50%(最大解放で100%)」という設定で、これらを重ねてセイバーを編成した日には'''普段の5,6倍'''くらいは普通に視野に入ってしまう。
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: 今回のイベントは、イベント限定礼装を装備したサーヴァント及び、指定されたサーヴァント(セイバー全種およびヒロインX)の攻撃力がイベントクエストに限り増加するという仕様が導入された。
: そのためイベントが進むにつれて敵のHPが異常な数値まで伸び、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕#ランサー (Grand Order)|最後に追加されたチャレンジクエストのボス]]のHPは'''300万'''を超した。
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::具体的に言うと礼装が「自身を+100%(最大解放で200%)」「味方全体を+50%(最大解放で100%)」というものであり、これらを重ねてセイバーで固めた日には'''普段の5,6倍'''くらいの驚異的な火力を得ることが可能だった。
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: そのためイベントが進むにつれて敵のHPは異常な数値まで伸び、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕#ランサー (Grand Order)|最後に追加されたチャレンジクエストのボス]]のHPは'''300万'''を超した。
 
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===ブリュンヒルデ体験クエスト===
 
===ブリュンヒルデ体験クエスト===
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: バレンタインデーも間近に迫ったある日。カルデアはチョコを用意する女性達と、チョコを貰う当てもなく冷め切った眼をして過ごす野郎ども、気にも留めない男たちで賑わっていた。
 
: バレンタインデーも間近に迫ったある日。カルデアはチョコを用意する女性達と、チョコを貰う当てもなく冷め切った眼をして過ごす野郎ども、気にも留めない男たちで賑わっていた。
 
: 起こしに来たシェイクスピアと談話するうちに、自分がサーヴァント達にチョコをあげることを思いつく主人公だったが、そこで廊下を疾走する全身茶色い謎のサーヴァントと遭遇する。敵襲と判断して撃退する主人公だったが、倒した相手からはチョコの香りが……。
 
: 起こしに来たシェイクスピアと談話するうちに、自分がサーヴァント達にチョコをあげることを思いつく主人公だったが、そこで廊下を疾走する全身茶色い謎のサーヴァントと遭遇する。敵襲と判断して撃退する主人公だったが、倒した相手からはチョコの香りが……。
: 出会ったマタ・ハリから調理中のチョコがサーヴァントの形を成して逃亡したと聞かされた主人公は、マスターへ贈るチョコ作成のために格闘するマシュに代わってシェイクスピアを伴い、逃亡したチョコサーヴァント達を回収しに向かうのだった……。
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: 出会ったマタ・ハリから調理中のチョコがサーヴァントの形を成して逃亡したと聞かされた主人公は、マスターへ贈るチョコ作成のために格闘するマシュに代わってシェイクスピアを伴い、逃亡したチョコサーヴァント達を回収しに向かうのだった。
 
; イベントシステム
 
; イベントシステム
: これまでのイベント同様イベントアイテムを入手し各アイテムおよび礼装と交換することができる他、今回は特攻礼装で獲得できるアイテムが装備したサーヴァントのクラスによって変わる仕様が搭載されている。
+
: これまでのイベント同様、イベントアイテムを入手し各アイテムおよび礼装と交換することができる他、今回は特攻礼装で追加獲得できるアイテムが、装備したサーヴァントのクラスによって変わるかなり特殊な仕様が搭載されている。
 
: また『プレイヤーが契約済みの女性サーヴァント』たちから(概念礼装の形で)バレンタインチョコを貰うことができるというシステムがあり、短いながら受け渡し時専用の会話イベントもあるなど、キャラ愛に溢れるユーザーには嬉しいイベントであった。
 
: また『プレイヤーが契約済みの女性サーヴァント』たちから(概念礼装の形で)バレンタインチョコを貰うことができるというシステムがあり、短いながら受け渡し時専用の会話イベントもあるなど、キャラ愛に溢れるユーザーには嬉しいイベントであった。
 
: 全プレイヤーが確定で所有しているメインヒロインのマシュに至っては専用のクエストも用意されている。
 
: 全プレイヤーが確定で所有しているメインヒロインのマシュに至っては専用のクエストも用意されている。
: ちなみに、チョコ礼装はチョコのドロップ量が増加する効果が付いているのだがイベント終了後は効果が消失するので実質記念品扱いである。
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: ちなみにチョコ礼装はチョコのドロップ量が増加する効果が付いているのだが、イベント終了後は効果が消失するので実質記念品扱いである。
: 持ち続ければ概念礼装枠を圧迫することになり、一方で概念礼装の強化素材として星4の経験値礼装相当の経験値を持つため、持ち続けるか消費してしまうかとプレイヤーを更に悩ませることとなった。
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: 持ち続ければ概念礼装枠を圧迫することになるものの、一方で概念礼装の強化素材として星4の経験値礼装相当の経験値を持っていたため、持ち続けるか消費してしまうかとプレイヤーを更に悩ませることとなった。
 
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===空の境界/the Garden of Order「変異特異点 克螺旋境界式 オガワハイム」===
 
===空の境界/the Garden of Order「変異特異点 克螺旋境界式 オガワハイム」===
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: メインシナリオは過去のイベントと比べてもシリアス成分が強いが、メイン終了後の後日談に当たる6階~8階のシナリオは打って変わってギャグ成分が強い(ちなみに、屋上も後日談に当たるが至ってシリアス)。なお、601号室と801号室のシナリオはゲストとしてそれぞれ東出氏と経験値氏が担当している<ref>[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201603.html 竹箒日記2016/03/03]</ref>。
 
: メインシナリオは過去のイベントと比べてもシリアス成分が強いが、メイン終了後の後日談に当たる6階~8階のシナリオは打って変わってギャグ成分が強い(ちなみに、屋上も後日談に当たるが至ってシリアス)。なお、601号室と801号室のシナリオはゲストとしてそれぞれ東出氏と経験値氏が担当している<ref>[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201603.html 竹箒日記2016/03/03]</ref>。
 
; イベントシステム
 
; イベントシステム
: 『空の境界』主人公の[[両儀式]]が登場し、アサシンクラスのサーヴァントとして入手可能であった。「ぐだぐだ本能寺」の織田信長同様、メインシナリオをクリアするまでは仮契約扱いとなる。
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: 『空の境界』主人公の[[両儀式]]が登場し、アサシンクラスのサーヴァントとして入手可能であった。「ぐだぐだ本能寺」の織田信長などと同様、メインシナリオをクリアするまでは仮契約扱いとなる。
: ハロウィン同様、カルデアゲートではなく、正面玄関、1F~8F、屋上、駐車場、焼却炉からなる専用マップの「克螺旋境界式 オガワハイム」が用いられている。これまで同様のアイテム交換に加え、特定の敵を一定数倒す、特定の階層のクエストを一定回クリアする等のミッションをこなすことでイベントが進行、アイテムが入手できるという仕組みであった。これは、コラボ作品「空の境界」がミステリなので、「探索して謎を解きつつ、効率よくミッションを回していくというシステム」になった。
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: ハロウィン同様、カルデアゲートとは異なり正面玄関、1F~8F、屋上、駐車場、焼却炉からなる専用マップの「克螺旋境界式 オガワハイム」が用いられている。
: ガチャ限定礼装は通常通りイベントアイテムの入手数を増加させる効果があるが、配布礼装は装備することで、礼装ごとに対応した敵の出現数を最大2倍まで増加させることが可能となる。これによりミッションクリアのための敵を、少ない戦闘数で多く倒せるようになっていた。
+
: さらにこれまで同様のアイテム交換に加え、「特定の敵を一定数倒す」「特定の階層のクエストを一定回クリアする」等の課題をこなすことでイベントの進行やアイテム入手ができるというミッションイベント制が導入された。これは、コラボ作品「空の境界」がミステリなので「探索して謎を解きつつ、効率よくミッションを回していくというシステム」を表現した結果である。
 +
: ガチャ限定礼装は通常通りイベントアイテムの入手数を増加させる効果があるが、ミッション/交換で得られる配布礼装は装備することで、礼装ごとに対応した敵の出現数を最大2倍まで増加させる効果が追加されていた。これによりミッションクリアのための敵を、少ないクエスト数で多く倒せるようになっていた。
 
: また、本イベントでは戦闘時やボス戦時に『劇場版 空の境界』で戦闘場面に用いられたBGMが流れる他、景品交換ページやフィールド画面でも『劇場版 空の境界』のBGMが流れていた。
 
: また、本イベントでは戦闘時やボス戦時に『劇場版 空の境界』で戦闘場面に用いられたBGMが流れる他、景品交換ページやフィールド画面でも『劇場版 空の境界』のBGMが流れていた。
 
: 式を正式加入させるだけならば特別難しくはないが、霊基再臨素材及び宝具強化用の二枚目以降の式を入手するためにはイベント自体をかなりやり込まねばならず、過去の類似イベントと比べるとハードルが高くなっていた。一方、元々イベントを完走するようなプレイヤーであれば、周回内容が複雑という点以外はそこまででもない。
 
: 式を正式加入させるだけならば特別難しくはないが、霊基再臨素材及び宝具強化用の二枚目以降の式を入手するためにはイベント自体をかなりやり込まねばならず、過去の類似イベントと比べるとハードルが高くなっていた。一方、元々イベントを完走するようなプレイヤーであれば、周回内容が複雑という点以外はそこまででもない。
: 実装から先行して[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]が登場しており<ref>ただし、ネタバレをふせるためか名前は「???」となっているほか、姿もはっきりと見えない。</ref>、このイベントのラストを次の「監獄島」の伏線という形で締めくくった。
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: 実装から先行して[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]が登場しており<ref>ただし名前は伏せられており姿もはっきりと見えない。</ref>、このイベントのラストを後の「監獄島」の伏線という形で締めくくった。
    
===CBC カルデアボーイズコレクション2016===
 
===CBC カルデアボーイズコレクション2016===
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: 少女漫画や乙女ゲームで人気のイラストレーターを起用し、男性サーヴァント中心のイベント礼装を揃えた通称『ホワイトデーガチャ』(正式名称:カルデアボーイズピックアップガチャ2016)。
 
: 少女漫画や乙女ゲームで人気のイラストレーターを起用し、男性サーヴァント中心のイベント礼装を揃えた通称『ホワイトデーガチャ』(正式名称:カルデアボーイズピックアップガチャ2016)。
 
: また、各ユーザーに一枚ずつ配られた礼装引換券「CBC2016特別招待状」を用いることで好きな限定礼装を一枚、ガチャを介さずに任意で入手可能であった。
 
: また、各ユーザーに一枚ずつ配られた礼装引換券「CBC2016特別招待状」を用いることで好きな限定礼装を一枚、ガチャを介さずに任意で入手可能であった。
: 併せて、本イベントガチャで新規参戦した三騎を試しに使用できる『天草四郎体験クエスト』も開催された。
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: 併せて、本イベントガチャで新規参戦した三騎を試しに使用できる『天草四郎体験クエスト』も開催されている。
: ちなみに、バレンタインデー時のイベントガチャからは女性(及び性別不詳)のサーヴァントのみが排出される仕様だったが、本イベントガチャからは男性サーヴァントのみが排出される仕様'''な訳ではなかった'''。
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: ちなみに、バレンタインデー時のイベントガチャからは女性(及び性別不詳)のサーヴァントのみが排出される仕様だったが、本イベントガチャからはピックアップ対象外でも男性サーヴァントだけが排出される仕様'''という訳ではなかった'''。
 
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===監獄塔に復讐鬼は哭く===
 
===監獄塔に復讐鬼は哭く===
 
: 開催期間:2016年3月16日~3月23日
 
: 開催期間:2016年3月16日~3月23日
: 初めて運営から「高難易度イベント」との告知がなされたイベント。同時に本イベントのキーキャラクターとなる[[巌窟王 エドモン・ダンテス|アヴェンジャー]]のピックアップガチャも開催された。
+
: 初めて運営から「高難易度イベント」の告知がなされたイベント。同時に本イベントのキーキャラクターであり、新実装クラスとして登場する[[巌窟王 エドモン・ダンテス|アヴェンジャー]]のピックアップガチャも開催されていた。
 
: 難易度及びストーリーとの兼ね合いから第四章の突破が参加条件となっており、本イベント開催前には準備期間としてメインストーリーに要するAPが50%OFFになるというキャンペーンが行われた。
 
: 難易度及びストーリーとの兼ね合いから第四章の突破が参加条件となっており、本イベント開催前には準備期間としてメインストーリーに要するAPが50%OFFになるというキャンペーンが行われた。
 
; シナリオ
 
; シナリオ
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: 曰く、魔術王によって主人公は此処「監獄塔 シャトー・ディフ」に魂を幽閉され、脱出するためには七日間のうちに七つの「裁きの間」に待つ番兵達を倒さねばならず、脱出できねば死ぬという。
 
: 曰く、魔術王によって主人公は此処「監獄塔 シャトー・ディフ」に魂を幽閉され、脱出するためには七日間のうちに七つの「裁きの間」に待つ番兵達を倒さねばならず、脱出できねば死ぬという。
 
: 生きて監獄塔を脱出せんとする主人公に、仮契約を結び力を貸すアヴェンジャー。"―――――待て。しかして、希望せよ”と語る、彼の真意は果たして………?
 
: 生きて監獄塔を脱出せんとする主人公に、仮契約を結び力を貸すアヴェンジャー。"―――――待て。しかして、希望せよ”と語る、彼の真意は果たして………?
: メインストーリー及び「空の境界コラボイベント」とストーリーが繋がっており、オガワハイムでの騒動を引き起こした存在=アヴェンジャーが本格的に登場する他、シナリオ中には記憶を失った謎の女性「メルセデス」として[[ナイチンゲール]]が先行登場した。
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: メインストーリー第四特異点の直後、及び「空の境界コラボイベント」とストーリーが繋がっており、オガワハイムでの騒動を引き起こした存在=アヴェンジャーが本格的に登場する他、シナリオ中には記憶を失った謎の女性「メルセデス」として[[ナイチンゲール]]が先行登場した。
 
; イベントシステム
 
; イベントシステム
: アイテムなどの交換要素はなく、日ごとに開放されていく全7話のシナリオがあるのみ。本イベントは初めて「高難易度」と銘打たれたイベントであり、出現する敵のステータスは初戦時点で既に過去のイベントの高難度並で、最終戦のボスなどはHPが50万を越える。
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: アイテムなどの交換要素はなく、日ごとに開放されていく全7話のシナリオがあるのみ。本イベントは初めて「高難易度」と銘打たれたイベントであり、出現する敵のステータスは初戦時点で既に過去のイベントの高難度並であり、最終戦のボスなどはHPが50万を越える。
: また、お助けNPCとしてLv.90のアヴェンジャーを選択可能………というか、最終戦を除きサポート枠には彼しか選択できない。
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: また、複数難易度は用意されておらず、最終戦以外ではサポート枠もNPCのLv.90アヴェンジャーで固定されていた。
: これはストーリーの展開に沿ったものであり、本イベントが彼の体験クエストとしての側面も有しているからだと思われるが、同時に「高難易度」のための強力なフレンドを選択することができないという制限にもなっている。
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:: これはストーリーの展開に沿ったものであり、本イベントが彼の体験クエストとしての側面も有しているからだと思われるが、同時に「高難易度」のための強力なフレンドを選択することができないという制限にもなっている。
: …が、そもそも強力なフレンドを使うつもりがない縛りプレイヤーたちにとっては逆方向の足枷として働いてしまうという事態も招いてしまい、そういったプレイヤーたちが各所で対応に四苦八苦する姿が見られた。
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:: …が、そもそも強力なフレンドを使うつもりがない縛りプレイヤーたちにとっては逆方向の足枷として働いてしまうという珍事も招いてしまい、そういったプレイヤーたちが各所で対応に四苦八苦する姿が見られた。
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===Anime Japan 2016===
 
===Anime Japan 2016===
 
: 開催期間:2016年3月27日~4月6日
 
: 開催期間:2016年3月27日~4月6日
: 新作発表記念として開催された、「Anime Japan 2016」とのコラボクエスト。
+
: 「Anime Japan 2016」での新作発表記念として開催された記念クエスト。
: 「Anime Japan 2016」で発表された『EXTRA』のアニメ化及び映画『Heaven's Feel』について、それぞれネロとメドゥーサが中心となって宣伝する。
+
: 『EXTRA』のアニメ化及び映画『Heaven's Feel』について、それぞれネロとメドゥーサが中心となって宣伝する。
 
: それぞれクリアすれば両タイトルのメインビジュアルと同じイラストを用いた概念礼装が入手可能だった。
 
: それぞれクリアすれば両タイトルのメインビジュアルと同じイラストを用いた概念礼装が入手可能だった。
 
: 司会進行を担当した両名は専用の立ち絵が用意されており、穂群原学園の制服を着たメドゥーサ等が見られる。
 
: 司会進行を担当した両名は専用の立ち絵が用意されており、穂群原学園の制服を着たメドゥーサ等が見られる。
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===ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊===
 
===ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊===
 
: シナリオ担当:東出祐一郎 / 開催期間:2016年4月11日~21日
 
: シナリオ担当:東出祐一郎 / 開催期間:2016年4月11日~21日
 
: ストーリーとの兼ね合いから第一章の突破が参加条件となっているイベント。サービス開始当初から存在は判明していた[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]がお助けNPCとして初参戦した。
 
: ストーリーとの兼ね合いから第一章の突破が参加条件となっているイベント。サービス開始当初から存在は判明していた[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]がお助けNPCとして初参戦した。
: また、本イベントと同時にPCとして正式参戦を果たした[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌオルタ]]のピックアップガチャが開催された。なお、彼女はイベントストーリーにも関わってくる。
+
: また、本イベントと同時にPCとして正式参戦を果たし、イベントストーリーにも関わってくる[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌオルタ]]のピックアップガチャが開催された。
 
: タイトルの元ネタは『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』であり、奈須氏は今回のイベントに英題をつけるなら『da Vinci vs. the World』とのこと。
 
: タイトルの元ネタは『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』であり、奈須氏は今回のイベントに英題をつけるなら『da Vinci vs. the World』とのこと。
 
; シナリオ
 
; シナリオ
104行目: 105行目:  
: クリスマスと違って消費する手稿の種類別でガチャが二種類存在したため、手稿回収のめんどくささに嘆くマスターも多かった模様。
 
: クリスマスと違って消費する手稿の種類別でガチャが二種類存在したため、手稿回収のめんどくささに嘆くマスターも多かった模様。
 
: 「監獄塔に復讐鬼は哭く」同様サポート枠にはお助けNPCしか選択できず、今回は贋作者ということで「エミヤ」に加えて「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が戦闘で初めて使用可能となった。
 
: 「監獄塔に復讐鬼は哭く」同様サポート枠にはお助けNPCしか選択できず、今回は贋作者ということで「エミヤ」に加えて「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が戦闘で初めて使用可能となった。
: また、過去のイベントではストーリーの中核になるサーヴァントはイベントクリアの報酬ないしイベントに併せて開催される期間限定ガチャから入手が可能だったのだが、今回イベントタイトルにまでなっているダ・ヴィンチはお助けNPC止まりで正式参戦は見送られた。
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: また、過去のイベントではストーリーの中核になるサーヴァントはイベントクリアの報酬ないしイベントに併せて開催される期間限定ガチャから入手が可能だったのだが、今回イベントタイトルにまでなっているダ・ヴィンチはお助けNPC止まりで正式参戦は見送られてしまった。
: また、イベントクエストで登場する贋作サーヴァントたちは別の英霊の名前(大半は何かしら関連のある英霊同士)とクラスを持っているという珍妙な仕様であった(例を挙げるとランサーの[[エドワード・ティーチ|ヘクトール(偽)]]、アサシンの[[エリザベート・バートリー|カーミラ(偽)]]、アーチャーの[[タマモキャット|アタランテ(偽)]]など)。
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: また、イベントクエストで登場する贋作サーヴァントたちは別の英霊の名前(大半は何かしら関連のある英霊同士)とクラスを持っているという奇妙な仕様であった(例を挙げるとランサーの[[エドワード・ティーチ|ヘクトール(偽)]]、アサシンの[[エリザベート・バートリー|カーミラ(偽)]]、アーチャーの[[タマモキャット|アタランテ(偽)]]など)。
 
: ちなみに本イベントはクリスマスと同期間の開催にするためか変則的に月曜日から開催されたものの、予定していたメンテナンスに加え緊急メンテナンスが多発したため、結局1日期間が延長されてしまった。
 
: ちなみに本イベントはクリスマスと同期間の開催にするためか変則的に月曜日から開催されたものの、予定していたメンテナンスに加え緊急メンテナンスが多発したため、結局1日期間が延長されてしまった。
 
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: シナリオ担当:虚淵玄 / 開催期間:2016年4月27日~5月18日
 
: シナリオ担当:虚淵玄 / 開催期間:2016年4月27日~5月18日
 
: 『[[Fate/Zero]]』とのコラボレーションイベント。序章突破が参加条件となっている。
 
: 『[[Fate/Zero]]』とのコラボレーションイベント。序章突破が参加条件となっている。
:また、開幕直前のキャンペーンとして『Zero』に登場した[[ギルガメッシュ]]と[[アルトリア・ペンドラゴン]]のバトルモーション並びに宝具演出が一新された。
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:また、開幕直前のキャンペーンとして『Zero』にも登場していた[[ギルガメッシュ]]と[[アルトリア・ペンドラゴン]]のバトルモーション並びに宝具演出が一新された。
 
; シナリオ
 
; シナリオ
: 『特異点F』の時代より更に10年前、西暦1994年の冬木に特異点が発生。この世界の歴史においては何の事件も起こらなかったが、とある世界においては一つの戦いの舞台となった場所。
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: 『特異点F』の時代より更に10年前、西暦1994年の冬木に特異点が発生。カルデアの世界の歴史においては何の事件も起こらなかったが、とある世界においては一つの戦いの舞台となった場所。
 
: 主人公らはその事情を誰よりもよく知るエルメロイⅡ世と共にレイシフトし、彼のよく知る、しかし何かが異なる第四次聖杯戦争の渦中へと足を踏み入れる。
 
: 主人公らはその事情を誰よりもよく知るエルメロイⅡ世と共にレイシフトし、彼のよく知る、しかし何かが異なる第四次聖杯戦争の渦中へと足を踏み入れる。
: 虚淵玄は最初、「ある人物がある人物を殺して終わる」という、『Zero』以上に救いのないシナリオを書いてきたが、奈須きのこがもっと明るい内容にするよう直させたという。
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: 虚淵玄は最初「ある人物がある人物を殺して終わる」という『Zero』以上に救いのないシナリオを書いてきたが、奈須きのこがもっと明るい内容にするよう直させたという。
 
: また、メインストーリー終了後には恒例のギャグシナリオが用意されていたのだが、虚淵氏はこのことを知らされていなかった模様。([http://twitter.com/Butch_Gen/status/727531719365005314 twitter]) ([http://twitter.com/Butch_Gen/status/727532088635727872 twitter])
 
: また、メインストーリー終了後には恒例のギャグシナリオが用意されていたのだが、虚淵氏はこのことを知らされていなかった模様。([http://twitter.com/Butch_Gen/status/727531719365005314 twitter]) ([http://twitter.com/Butch_Gen/status/727532088635727872 twitter])
 
; イベントシステム
 
; イベントシステム
: 1回目のコラボである「空の境界/the Garden of Order」と同じくミッション達成式のイベントで、加えて「チョコレートレディの空騒ぎ」のようなクラス毎のアイテム獲得仕様が搭載されている。
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: 最初のコラボである「空の境界/the Garden of Order」と同じくミッション達成式のイベントに加え、「チョコレートレディの空騒ぎ」のようなクラス毎のアイテム獲得仕様が搭載されている。
 
: また、イベントクリア時に配布サーヴァントとして「[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール〔天の衣〕]]」が入手できたが、このことは事前に告知されていなかったため、多くのプレイヤーが驚いたとか。
 
: また、イベントクリア時に配布サーヴァントとして「[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール〔天の衣〕]]」が入手できたが、このことは事前に告知されていなかったため、多くのプレイヤーが驚いたとか。
 
: 後に、イベント報酬を通常は先に発表するのだが、先に発表するとストーリー的にネタバレになる為か、ストーリーを優先して伏せていたことがクリエイターズトークで明かされた。
 
: 後に、イベント報酬を通常は先に発表するのだが、先に発表するとストーリー的にネタバレになる為か、ストーリーを優先して伏せていたことがクリエイターズトークで明かされた。
 
: 同時に[[アンリマユ|こっそり実装されたハズレ]]の存在もあり、いい意味でのサプライズが盛り込まれたイベントとなったといえる。
 
: 同時に[[アンリマユ|こっそり実装されたハズレ]]の存在もあり、いい意味でのサプライズが盛り込まれたイベントとなったといえる。
 
: なお本来の開催期間は開始日の二週間後の5月11日までであったが、サーバーの負荷と臨時メンテナンスが長期化したことで18日まで延長された。
 
: なお本来の開催期間は開始日の二週間後の5月11日までであったが、サーバーの負荷と臨時メンテナンスが長期化したことで18日まで延長された。
: 実際、イベント間に実施された臨時・緊急メンテナンスの回数は7回で、メンテナンスに際してお詫びとしてプレイヤーに配布された聖晶石の数の多さは物議を醸した。
+
: 実際、イベント間に実施された臨時・緊急メンテナンスの回数は7回で、メンテナンスに際してお詫びとしてプレイヤーに配布されていた聖晶石の数の多さは物議を醸した。
    
===ハンティングクエスト===
 
===ハンティングクエスト===
 
: 開催期間:2016年5月25日~5月30日
 
: 開催期間:2016年5月25日~5月30日
: 実質イベント間の繋ぎといえる小規模のイベント。
+
: 実質イベント間の繋ぎといえる小規模イベント。
 
: スキル強化・霊基再臨素材や経験値素材の種火が入手可能な、特定の敵のみが出現する3段階の難易度のクエストに日替わり(初日のみメンテ後から翌日24時まで)で挑戦できた。
 
: スキル強化・霊基再臨素材や経験値素材の種火が入手可能な、特定の敵のみが出現する3段階の難易度のクエストに日替わり(初日のみメンテ後から翌日24時まで)で挑戦できた。
 
: 敵のクラスはいずれも1種類のみだったうえ何度も挑戦することが可能だったため、足りない素材を求めて多くのプレイヤーが挑んだ。
 
: 敵のクラスはいずれも1種類のみだったうえ何度も挑戦することが可能だったため、足りない素材を求めて多くのプレイヤーが挑んだ。
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===鬼哭酔夢魔京 羅生門===
 
===鬼哭酔夢魔京 羅生門===
 
: 開催期間:2016年5月31日~6月15日
 
: 開催期間:2016年5月31日~6月15日
: 2016年5月7日に新宿駅構内でシール無料配布のイベントが行われ、シールを剥がしていった果てに新サーヴァントとしてバーサーカー[[茨木童子]]のビジュアルが初公開されるという大々的な告知が行われたイベント。なおその際「鬼神襲来 バーサーカー茨木童子を討伐せよ」と記載されていたため、こちらがイベントタイトルかと思われていた。
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: 2016年5月7日に新宿駅構内でシール無料配布のイベントが行われ、シールを剥がしていった果てに新サーヴァントとしてバーサーカー[[茨木童子]]のビジュアルが初公開されるという大々的な告知が行われたイベント。なおその際「鬼神襲来 バーサーカー茨木童子を討伐せよ」と記載されていたため、当初はこちらがイベントタイトルかと思われていた。
: 「監獄塔に復讐鬼は哭く」に続く「高難易度イベント」。「監獄塔に復讐鬼は哭く」と同様、最新の章である第五章の突破が参加条件で、開催前にはメインストーリーのAP50%OFFキャンペーンが行われた。
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: 「監獄塔に復讐鬼は哭く」に続く「高難易度イベント」。「監獄塔に復讐鬼は哭く」と同様、当時の最新章である第五特異点の突破が参加条件で、開催前にはメインストーリーのAP50%OFFキャンペーンが行われた。
 
: また、イベント開催に併せて本イベントのキーキャラクターの一人であるアサシン[[酒呑童子]]のピックアップガチャも開催された。
 
: また、イベント開催に併せて本イベントのキーキャラクターの一人であるアサシン[[酒呑童子]]のピックアップガチャも開催された。
 
; シナリオ
 
; シナリオ
 
: 平安時代の京に異常が生じたため、レイシフトした主人公とマシュ。そこには何故か[[坂田金時|ゴールデン]]が先に召喚されており、京には酒気を帯びた霧が漂っている。
 
: 平安時代の京に異常が生じたため、レイシフトした主人公とマシュ。そこには何故か[[坂田金時|ゴールデン]]が先に召喚されており、京には酒気を帯びた霧が漂っている。
 
: 酔っぱらうマシュとともに京の中心へ向かうと、そこには酒呑童子を喰らおうとする茨木童子が門の前に立ちはだかっていた。
 
: 酔っぱらうマシュとともに京の中心へ向かうと、そこには酒呑童子を喰らおうとする茨木童子が門の前に立ちはだかっていた。
: そして主人公たちは襲い掛かる茨木童子にゴールデンと共に立ち向かう。彼曰く、自分の知っている茨木童子よりも強くなっているそうだが……?
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: そして主人公たちは襲い掛かる茨木童子に坂田金時と共に立ち向かう。彼曰く、自分の知っている茨木童子よりも強くなっているそうだが……?
 
; イベントシステム
 
; イベントシステム
: 本イベントはいわゆるレイドボスに近い形式であり、総計'''20兆'''を超えるHPを持つ茨木童子をイベント参加プレイヤー全員が協力して撃退するというものである。
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: 本イベントはいわゆるレイドボス制を取った最初のイベントであり、総計'''20兆'''を超えるHPを持つ茨木童子をイベント参加プレイヤー全員が協力して撃退するというものである。
: 一定期間ごとにノルマとして討伐までのHPが定められており、ノルマに到達した時点でストーリーが進行する追い払い戦のクエストが発令、それをクリアすることで撃退となる。
+
: 一定期間ごとにノルマとして討伐までのHPが定められており、ノルマを達成した時点でストーリーが進行する追い払い戦のクエストが発令、それをクリアすることで撃退となる。
 
: 撃退後でも、定められた時間が経過するまでは継続戦として、同じクラスの腕の茨木童子と何度でも戦うことができるが、総計HPには影響しない。
 
: 撃退後でも、定められた時間が経過するまでは継続戦として、同じクラスの腕の茨木童子と何度でも戦うことができるが、総計HPには影響しない。
: イベント限定のパワーソース「BP」を消費することで、消費量に応じた3つの難易度「鬼あそび級」「鬼やらい級」「鬼ごろし級」でHP量の異なる茨木童子に挑める。難易度が高いほどHPは高い。: 下の難易度から30万、100万、600万である。
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: イベント限定のパワーソース「BP」を消費することで、消費量に応じた3つの難易度「鬼あそび級(30万HP)」「鬼やらい級(100万HP)」「鬼ごろし級(600万HP)」でHP量の異なる茨木童子に挑める。難易度が高いほど戦闘ごとのHPが高く、効率よくノルマHPを削ることが可能。
 
: BPは最大値が6で1時間につき1回復するほか、イベント限定アイテムのおにぎりを使用することで、任意で回復することができる。
 
: BPは最大値が6で1時間につき1回復するほか、イベント限定アイテムのおにぎりを使用することで、任意で回復することができる。
 
: おにぎりは各期間ごとに「空の境界/the Garden of Order」や「Fate/Accel Zero Order」のように設定されたミッションをクリアする等で入手可能。
 
: おにぎりは各期間ごとに「空の境界/the Garden of Order」や「Fate/Accel Zero Order」のように設定されたミッションをクリアする等で入手可能。
: バトルは前座のエネミー3体は通常の形式であるが、茨木童子とその両腕の計3体との戦いは15ターンの制限が決められている。15ターン経過するか茨木童子のHPが0になるとバトルは終了となる。
+
: バトルは前座のエネミー3体は通常の形式であるが、茨木童子とその両腕の計3体との戦いは15ターンの制限が決められている。15ターン経過するか茨木童子のHPが0になるとプレイヤーはバトルに勝利したことになり、削ったHP量をそのまま「ダメージポイント(DP)」として得る。
: 15ターンまでに削ったHP量がDPという今回のイベントポイントとしてそのまま蓄積され、一定量ごとにアイテムや礼装が入手でき、エネミーを倒すとドロップする交換アイテムは、礼装やアイテムと交換可能。
+
: 報酬面はDPの蓄積、およびドロップアイテムとの交換で礼装やアイテムを得る形であり、これらにより入手できる礼装は「セイバーウォーズ」のように、装備することで装備者の攻撃が2倍になったり全体の攻撃が1.5倍になったりと、高難度故にまず取得必須といえる特効効果があった。
: これら入手できる礼装は「セイバーウォーズ」のように、装備することで装備者の攻撃が2倍になったり全体の攻撃が1.5倍になったりと、高難度ではまず必須といえるものである。
+
: ただし15ターン経過までにプレイヤーPTが全滅してしまうとDPも何も一切入手できないばかりか、令呪や聖晶石によるコンティニューまでもが不可能となっている。
: ただし15ターン経過までにこちらがやられてしまうとDPは一切入手できないうえ、令呪や聖晶石によるコンティニューは不可能となっている。
+
: 珍しくイベント中に一度もメンテナンスがなかったものの、当初は各2日だったノルマは途中から1日に縮んで「'''合計3、4兆のHPを1日で削る'''」というまさに鬼のようなノルマが連発されたが、それでも結局最後まで難なく削り切られた。
: 珍しくイベント中に一度もメンテナンスがなかったものの、当初は各2日だったノルマは途中から1日に縮んで「'''合計3、4兆のHPを1日で削る'''」というまさに鬼のようなノルマが連発されたが、それでも結局最後まで難なく削り切られたのであった。
   
: しかし、ストーリーについてはノルマ達成毎に展開されるという形式から進行が遅く、かつ内容が濃いとは言い難いという反応が一部では見られた。
 
: しかし、ストーリーについてはノルマ達成毎に展開されるという形式から進行が遅く、かつ内容が濃いとは言い難いという反応が一部では見られた。
: また、実態としてはそこまで厳しくはなかった「監獄塔に復讐鬼は哭く」と違って本気で厳しい難易度設定により、「鬼ごろし」が高レアのサーヴァントを所持していなければクリアするのが異様に難しいという批判の声も相次いだ一方で、高難易度イベントを名乗っている以上なんらおかしくない(また、BP/総DP効率は落ちるが「鬼やらい」の攻略だけでも各ミッションの達成くらいは十分可能)、本気の難度ゆえに普段活躍できないサーヴァントが活躍できた、といった肯定的な声も。
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: また、実態としてはそこまで厳しいものでもなかった「監獄塔に復讐鬼は哭く」と違って本気で厳しい難易度設定により、「鬼ごろし」が高レアのサーヴァントを所持していなければクリアするのが異様に難しいという批判の声も相次いだ一方で、高難易度イベントを名乗っている以上なんらおかしくない(BP/総DP効率は落ちるが「鬼やらい」の攻略だけでも各ミッションの達成は十分可能だった)、本気の難度ゆえに普段活躍できないサーヴァントが活躍できた、といった肯定的な声も。
: そして最大の批判の的となったのが、茨木童子が正式に参戦しなかったことだろう。「監獄塔に復讐鬼は哭く」でのナイチンゲールのような先行登場的扱いだとしても、事前に大々的に発表・宣伝されたサーヴァントであったことから、限定ガチャや配布等を期待していたプレイヤーも多くいたと思われる。
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: 何より最大の批判の的となっていたのが、ダ・ヴィンチに引き続き茨木童子の正式参戦が見送られていたことだろう。「監獄塔に復讐鬼は哭く」でのナイチンゲールのような先行登場的扱いだとしても、事前に大々的に発表・宣伝されたサーヴァントであったことから、限定ガチャや配布等を期待していたプレイヤーも多くいたと思われる。
 
: とかく新たな試みが盛り込まれた、賛否分かれるイベントとなったといえる。
 
: とかく新たな試みが盛り込まれた、賛否分かれるイベントとなったといえる。
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: 開催期間:2016年6月16日~6月29日
 
: 開催期間:2016年6月16日~6月29日
 
: 「西遊記」を題材としたシナリオ。序章突破が参加条件で、イベントのキーキャラクターの[[玄奘三蔵]]と、第五特異点突破で追加の[[李書文]]のピックアップが為された。
 
: 「西遊記」を題材としたシナリオ。序章突破が参加条件で、イベントのキーキャラクターの[[玄奘三蔵]]と、第五特異点突破で追加の[[李書文]]のピックアップが為された。
: もともとは三蔵の体験イベントだったためシナリオもそんなに長くなかったが、このシナリオを担当するライターの筆が乗ってボリュームアップしたそうな。
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: もともとは三蔵の体験イベントだったためシナリオもそんなに長くなかったが、第六特異点のシナリオ執筆後においてこのシナリオを担当するライターの筆が乗って相当ボリュームアップしたそうな。
: なお、第六特異点のシナリオ執筆後に書かれた他、メインシナリオに登場するサーヴァントを直前のシナリオで先出しする流れはこのイベントが始まりとなっている。
+
: メインシナリオに登場するサーヴァントを直前のシナリオで先出しする流れはこのイベントで定着したといえる。
 
; シナリオ
 
; シナリオ
 
: ダ・ヴィンチちゃんの召喚実験のせいで平穏なカルデアからどこかにアンサモンさせられた主人公は、岩に挟まれていた所を三蔵によって助けられ、弟子として彼女の旅に同行することに。
 
: ダ・ヴィンチちゃんの召喚実験のせいで平穏なカルデアからどこかにアンサモンさせられた主人公は、岩に挟まれていた所を三蔵によって助けられ、弟子として彼女の旅に同行することに。
172行目: 172行目:  
: またイベント開始から一週間後のメンテナンスでチャレンジクエストと共に新たなクエスト挑戦アイテムと交換アイテムが追加された。
 
: またイベント開始から一週間後のメンテナンスでチャレンジクエストと共に新たなクエスト挑戦アイテムと交換アイテムが追加された。
 
: 追加された各種アイテムの入手増加は同時に追加された礼装と、今回のシナリオで登場した敵サーヴァントたちに設定されており、イベントガチャ限定礼装や三蔵一行では増加しない。
 
: 追加された各種アイテムの入手増加は同時に追加された礼装と、今回のシナリオで登場した敵サーヴァントたちに設定されており、イベントガチャ限定礼装や三蔵一行では増加しない。
: しかしこのイベントアイテム追加は事前の告知が一切なかったこと、折角引いたガチャ限定礼装が特攻対象にならないこと、事実上1つのイベント期間で2つのイベントを同時進行するようなアイテム収集が必要になったこと、特攻となる8騎のうち'''4騎は☆5'''、'''2騎は☆4'''(うち1騎はストーリーガチャ限定)と入手難度が高い(前述の通り、登場人物に合わせた結果ではあるが)……と批判される要素の多いものになっていた。
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: しかしこのイベントアイテム追加は事前の告知が一切なかったこと、折角引いたガチャ限定礼装が特攻対象にならないこと、事実上1つのイベント期間で2つのイベントを同時進行するようなアイテム収集が必要になったこと、特攻となる8騎のうち'''4騎は☆5'''、'''2騎は☆4'''(うち1騎はストーリーガチャ限定)と入手難度が相当高い(前述の通り、登場人物に合わせた結果ではあるが)……と批判される要素が特に多いイベントだった。
: これは上記の通りシナリオが多くなったので急遽、1週間のイベントを2週に伸ばしたため。交換アイテムを融通する仕組みも考えられてはいたが、実装できなかったとのこと。
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: これは上記の通りシナリオが大増量されたので急遽1週間のイベントを2週に伸ばしたが、調整が間に合わなかったためである。交換アイテムを融通する仕組みも考えられてはいたが、実装できなかったとのこと。
: ただし、本イベントで用いられた「APを使用せず、戦闘がなく会話のみが行われる」クエストに関しては、賛同的な意見が多く得られた。この仕様は後のイベント及び本編でも用いられている。
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: ただし、本イベントで用いられた「APを使用せず、戦闘がなく会話のみが行われる」クエストに関しては賛同的な意見が多く得られ、後のイベント及び本編でも導入された。
    
===天魔御伽草子 鬼ヶ島===
 
===天魔御伽草子 鬼ヶ島===
 
: 開催期間:2016年7月11日~7月25日
 
: 開催期間:2016年7月11日~7月25日
: 「桃太郎」を題材としたシナリオで、「鬼哭酔夢魔京 羅生門」とストーリーが繋がっている。ただし本イベントの参加条件は序章突破である。
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: 「桃太郎」を題材としたシナリオで「鬼哭酔夢魔京 羅生門」とストーリーが繋がっている。ただし本イベントの参加条件は序章突破にまで抑えられている。
 
: イベント開催に併せて本イベントのキーキャラクターである[[源頼光]]や[[風魔小太郎]]、羅生門イベントでメインキャラであった[[茨木童子]]のピックアップガチャも開催された。
 
: イベント開催に併せて本イベントのキーキャラクターである[[源頼光]]や[[風魔小太郎]]、羅生門イベントでメインキャラであった[[茨木童子]]のピックアップガチャも開催された。
 
: このイベントが開催された切欠は、ライダー金時のイラストが突然にイラストレーターより届いた為。
 
: このイベントが開催された切欠は、ライダー金時のイラストが突然にイラストレーターより届いた為。
187行目: 187行目:  
; イベントシステム
 
; イベントシステム
 
: ライダークラスの[[坂田金時]]が登場し、織田信長や両儀式同様、メインシナリオをクリアするまでは仮契約扱いとして入手できた。
 
: ライダークラスの[[坂田金時]]が登場し、織田信長や両儀式同様、メインシナリオをクリアするまでは仮契約扱いとして入手できた。
: 本イベントはハロウィンイベントのように、専用マップ「人外跋扈怪界 鬼ヶ島」でクエストをクリアし、各種イベントアイテムを入手してアイテムと交換する。
+
: 本イベントは専用マップ「人外跋扈怪界 鬼ヶ島」でクエストとレイドボスバトルをクリアし、「羅生門」イベントと同様、ドロップアイテムとダメージポイントを入手してアイテムを得る形式である。
: 加えてストーリーを進めると三つの門にたどり着くが、それぞれの門には鬼がおり、これらの鬼は「羅生門」イベントのように参加プレイヤー全員が協力してHPを削る。
+
: レイドボスは、ストーリーを進めることでたどり着く三つの門それぞれを守る鬼と、イベントの最後に待ち構えるラスボスが該当する。
: 各鬼のHPを討伐戦にて削り切ると、とどめ戦に挑戦できるようになり、これをクリアすることで門の先のマップに進めるようになる。
+
: 各レイドボスのHPを討伐戦にて削り切ると、とどめ戦に挑戦できるようになり、鬼にとどめを刺すことで門の先のマップに進めるようになる。
: 登場する三体の鬼「風越丸」「技喰丸」「轟力丸」は、それぞれがQuick、Arts、Busterに対して耐性を持っており、これらのカード・宝具による攻撃性能が50%減衰されてしまう。
+
: 登場する三体の鬼「風越丸」「技喰丸」「轟力丸」は、それぞれがQuick、Arts、Busterに対して耐性を持っており、これらのカード・宝具による攻撃性能が50%減衰されてしまう。対するプレイヤーは三種の豆をクエスト開始前に使用することで、対応するカード・宝具の性能を50%上昇させることができる。
: 対するプレイヤーは三種の豆をクエスト開始前に使用することで、対応するカード・宝具の性能を50%上昇させることができる。
+
:: これを利用して鬼の耐性を打ち消したり、敢えて耐性と異なる豆を使用することでさらにダメージを伸ばすことが可能になる。豆はイベントアイテムと交換するほか、クエストでのドロップアイテムとしても入手できる。
: これを利用して鬼の耐性を打ち消したり、敢えて耐性と異なる豆を使用することでさらにダメージを伸ばすことが可能になる。豆はイベントアイテムと交換するほか、クエストで入手できる。
   
: 討伐戦・とどめ戦では「羅生門」同様BPを消費するが、最大値が8に増加したほか、イベント限定アイテムの団子での回復量も増加している。
 
: 討伐戦・とどめ戦では「羅生門」同様BPを消費するが、最大値が8に増加したほか、イベント限定アイテムの団子での回復量も増加している。
: 討伐戦の難易度も5段階に増え、15ターン経過までに全滅してしまった場合でも、経験値と絆の獲得量は減少するが、アイテムやDPは全滅時点までのものを入手可能になった。
+
: 討伐戦の難易度も5段階に増え、15ターン経過までに全滅してしまった場合でも、QPが失われ経験値と絆の獲得量も減少するものの、アイテムやDPは全滅時点までに得た分をすべて入手可能になった。
 
: 本イベントでも、イベントアイテムやDPで入手できる限定礼装を装備したサーヴァントのほか、指定されたサーヴァント(日本のサーヴァント)では与えられるダメージが増加する。
 
: 本イベントでも、イベントアイテムやDPで入手できる限定礼装を装備したサーヴァントのほか、指定されたサーヴァント(日本のサーヴァント)では与えられるダメージが増加する。
 
: 加えて討伐戦開始時点で、控え含むパーティ全員に特殊スキル「闘志」(難易度に応じてランクが上昇)が発動し、与ダメージがさらに増加する。
 
: 加えて討伐戦開始時点で、控え含むパーティ全員に特殊スキル「闘志」(難易度に応じてランクが上昇)が発動し、与ダメージがさらに増加する。
: なお各種鬼はとどめ戦後の再戦は不可能だが、イベントのラスボス討伐後、一定の期間で再戦が行われる。この場合、とどめ戦後も期間内では何度も討伐戦に挑むことが可能。
+
: なお各種鬼はとどめ戦後の再戦は不可能だが、イベントのラスボス討伐期間が終わった後に一定の期間で再戦が行われる。この場合、とどめ戦後も期間内では何度も討伐戦に挑むことが可能。
 
: 鬼を倒すとすぐにイベントシナリオの続きが始まる、全滅してもDPやアイテムが入手できる、難易度に応じたHPの間隔が適切である等、「羅生門」での問題の大半が解決できたといえる。
 
: 鬼を倒すとすぐにイベントシナリオの続きが始まる、全滅してもDPやアイテムが入手できる、難易度に応じたHPの間隔が適切である等、「羅生門」での問題の大半が解決できたといえる。
 
: 目立って問題とされたのは、本イベントで入手できるライダー坂田金時の専用再臨アイテムの入手難度が高かった(1つ目の入手に1億、全入手までにDPが1億8千万必要)ことであるが、こちらは1億で全入手可能までに緩和された。
 
: 目立って問題とされたのは、本イベントで入手できるライダー坂田金時の専用再臨アイテムの入手難度が高かった(1つ目の入手に1億、全入手までにDPが1億8千万必要)ことであるが、こちらは1億で全入手可能までに緩和された。
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: 天竺イベントの反省もあってか、今回は事前にイベントの告知があったことに加え、1部で特効効果を発揮するガチャ限定礼装が、2部でも発揮するようになったことで、こちらの問題点も改善された。
 
: 天竺イベントの反省もあってか、今回は事前にイベントの告知があったことに加え、1部で特効効果を発揮するガチャ限定礼装が、2部でも発揮するようになったことで、こちらの問題点も改善された。
 
: 同様に2部よりピックアップされたガチャ限定礼装の特効効果は1部でも発揮する(ただし配布礼装の効果は1部のものは1部、2部のものは2部でしか発揮しない)。
 
: 同様に2部よりピックアップされたガチャ限定礼装の特効効果は1部でも発揮する(ただし配布礼装の効果は1部のものは1部、2部のものは2部でしか発揮しない)。
: 特効効果は1部と大きく変化したが、特効の偏りが大きい点について批判が為された。(例として、アーチャーでレアルタ合金とイシュカ合金の特効を持つのは、それぞれオリオン、アルトリア〔アーチャー〕のみである。そしてセイバーにはオイル特効持ちはいない)
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: 特効効果は1部と大きく変化したが、特効の偏りが大きい点について批判が為された。(例として、アーチャーでレアルタ合金とイシュカ合金の特効を持つのは、それぞれオリオン、アルトリア〔アーチャー〕のみ、そしてセイバーにはオイル特効持ちはいない)
 
: 加えてクラススキルの枠に4つのスキルを所持しているサーヴァント(神性を含むためメデューサ、源頼光の二名が該当)では、2部の特効が表示されないという不具合があった(実際には特効効果は発揮されている)。
 
: 加えてクラススキルの枠に4つのスキルを所持しているサーヴァント(神性を含むためメデューサ、源頼光の二名が該当)では、2部の特効が表示されないという不具合があった(実際には特効効果は発揮されている)。
 
: 何より最大の問題点として、開拓クエストでの会話イベントではいずれにおいてもサーヴァントよりも島の住民の方が出張るという、1部とは雰囲気の一変したシナリオには物議を醸した。
 
: 何より最大の問題点として、開拓クエストでの会話イベントではいずれにおいてもサーヴァントよりも島の住民の方が出張るという、1部とは雰囲気の一変したシナリオには物議を醸した。
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: シナリオ監修:ひろやまひろし/ 開催期間:2016年9月8日~9月21日
 
: シナリオ監修:ひろやまひろし/ 開催期間:2016年9月8日~9月21日
 
: 『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!]]』とのコラボレーションイベント。序章突破が参加条件となっている。
 
: 『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!]]』とのコラボレーションイベント。序章突破が参加条件となっている。
: メインシナリオをクリアすることでアーチャークラスのサーヴァントとして「[[クロエ・フォン・アインツベルン#アーチャー|クロエ・フォン・アインツベルン]]」が入手できる。
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: メインシナリオをクリアすることでアーチャークラスのサーヴァントとして「[[クロエ・フォン・アインツベルン#アーチャー|クロエ・フォン・アインツベルン]]」が入手できる。加えてキャスターのサーヴァントとして本イベントのメインキャラクター「[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#キャスター|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]」が手に入る限定ピックアップが開催された。
: 加えてキャスターのサーヴァントとして本イベントのメインキャラクター「[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#キャスター|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]」が手に入る限定ピックアップが開催された。
   
: シナリオは5月のマチアソビの際に奈須きのことひろやまひろしが会議して生まれたらしい。
 
: シナリオは5月のマチアソビの際に奈須きのことひろやまひろしが会議して生まれたらしい。
 
; シナリオ
 
; シナリオ
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===ネロ祭再び~2016 Autumn~===
 
===ネロ祭再び~2016 Autumn~===
 
: 開催期間:2016年9月28日~10月10日
 
: 開催期間:2016年9月28日~10月10日
: 昨年開催されたネロ祭が再び開催。イベント開始前にネロ祭開催に対する参加サーヴァントそれぞれの反応が見られるちょっとしたシナリオが存在。
+
: 昨年開催されたネロ祭を再構成したもの。イベント開始前にネロ祭開催に対する参加サーヴァントそれぞれの反応が見られるちょっとしたシナリオが存在。
 
: ネロ祭に際して、限定サーヴァントとしてバレンタインに登場した[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]を始めとするローマに縁あるサーヴァントのピックアップが開催された。
 
: ネロ祭に際して、限定サーヴァントとしてバレンタインに登場した[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]を始めとするローマに縁あるサーヴァントのピックアップが開催された。
 
: また、[[ネロ・クラウディウス]]のバトルモーション並びに宝具演出が一新された。
 
: また、[[ネロ・クラウディウス]]のバトルモーション並びに宝具演出が一新された。
281行目: 279行目:  
: 前回のネロ祭と共通の3種イベントアイテムを集めるほか、クリスマスや贋作と同じく「真紅の花びら」を集めることで素材や限定礼装が入手できるガチャに挑戦できる。
 
: 前回のネロ祭と共通の3種イベントアイテムを集めるほか、クリスマスや贋作と同じく「真紅の花びら」を集めることで素材や限定礼装が入手できるガチャに挑戦できる。
 
: また、同時にエキシビジョンクエストとして『超高難易度』と銘打たれた特殊なクエストが開催から1日ごとに7日まで一つずつ開放された。
 
: また、同時にエキシビジョンクエストとして『超高難易度』と銘打たれた特殊なクエストが開催から1日ごとに7日まで一つずつ開放された。
: 超高難易度の名に違わず、十二の試練を再現し十一回の解除不可のガッツを持つヘラクレスをはじめとする本気のサーヴァントに苦しめられることだろう。
+
: 超高難易度の名に違わず、十二の試練を再現し十一回の解除不可ガッツを持つヘラクレスをはじめとする本気のサーヴァントに苦しめられるプレイヤーが続出。エキシビジョンクエストはいずれも'''コンティニュー不可能'''ということが拍車をかけたため、令呪の使用も強いられた者もいた。
: そしてエキシビジョンクエストはいずれも'''コンティニュー不可能'''ということが拍車をかける。そのため令呪の使用も一考に値する。
+
: だが消費APは1であり、加えていずれのクエストにおいても解法と呼べるものが存在するため、何度でも根気よく挑戦すれば勝利に近づける。
: だが消費APは1であり、加えていずれのクエストにおいても解法と呼べるものが存在するため、何度でも根気よく挑戦すれば勝利に近づけるはず。
   
: 加えて「真紅の花びら」で入手できる限定礼装はイベント中の攻撃力が増加するものであるため、これを活かせば低レア度のサーヴァントのみでもクリアは可能。
 
: 加えて「真紅の花びら」で入手できる限定礼装はイベント中の攻撃力が増加するものであるため、これを活かせば低レア度のサーヴァントのみでもクリアは可能。
: 最後のエキシビジョンクエストに対してはそれまでのクエストと比較して飛躍的に難易度が上昇した事で「超高難易度ではなく理不尽だ」といった批判の声が相次ぎ、難易度もクリアしやすいように下方修正に入った。後日運営側は難易度の調整不足を認めている。(なお修正前の理不尽難易度でもクリアしたユーザーが1000人ほどいたとか)
+
: 最後のエキシビジョンクエストに対してはそれまでのクエストと比較して飛躍的に難易度が上昇した事で「超高難易度ではなく理不尽だ」といった批判の声が相次ぎ、難易度もクリアしやすいように下方修正に入った。後日運営側は難易度の調整不足を認めている。(なお修正前の理不尽難易度でもクリアしたユーザーは1000人ほどいたという。)
    
===復刻:歌うカボチャ城の冒険~マッドパーティー2015~ライト版「歓楽監獄城 チェイテ」===
 
===復刻:歌うカボチャ城の冒険~マッドパーティー2015~ライト版「歓楽監獄城 チェイテ」===
302行目: 299行目:  
: 上記の復刻ハロウィンイベントの途中より並行して開催された2016年度版ハロウィンイベント。
 
: 上記の復刻ハロウィンイベントの途中より並行して開催された2016年度版ハロウィンイベント。
 
: 2015年版のイベントの内容を前提としたシナリオとなっているが、水着イベントのようにそちらをクリアしていなければ参加できないというわけではない。
 
: 2015年版のイベントの内容を前提としたシナリオとなっているが、水着イベントのようにそちらをクリアしていなければ参加できないというわけではない。
: 復刻イベントから2016版ハロウィンイベントの流れは決まっており、どうしても比較はされるのでどう差別化するかが課題となっていた。
+
: 復刻イベントから2016版ハロウィンイベントの流れは決まっており、どうしても比較はされるのでどう差別化するかが課題となっていたという。
 
: 開催に併せて、本イベントに関わる新規サーヴァントである[[クレオパトラ]]と[[ヴラド三世 (EXTRA)]]が入手できる限定ピックアップ召喚が開催された。
 
: 開催に併せて、本イベントに関わる新規サーヴァントである[[クレオパトラ]]と[[ヴラド三世 (EXTRA)]]が入手できる限定ピックアップ召喚が開催された。
 
; シナリオ
 
; シナリオ
: 主人公とマシュは特異点と化したチェイテ城に、Dr.ロマンたちカルデア職員によって無理やりレイシフトさせられてしまう。
+
: 主人公とマシュは特異点と化したチェイテ城に、またもやDr.ロマンたちカルデア職員によって無理やりレイシフトさせられてしまう。
 
: しかし件のチェイテ城はクレオパトラによって乗っ取られてしまっており、城下町でのハロウィンは彼女によって禁止されていた。
 
: しかし件のチェイテ城はクレオパトラによって乗っ取られてしまっており、城下町でのハロウィンは彼女によって禁止されていた。
 
: 城から追放された二人のエリザベートはなぜか合体してセイバーとなったことで、勇者として城を取り戻すための仲間を酒場で募っていた。
 
: 城から追放された二人のエリザベートはなぜか合体してセイバーとなったことで、勇者として城を取り戻すための仲間を酒場で募っていた。
316行目: 313行目:  
: 交換礼装は空の境界イベントのように、装備することで礼装ごとに指定された種類の敵の出現数を増加させることが可能。
 
: 交換礼装は空の境界イベントのように、装備することで礼装ごとに指定された種類の敵の出現数を増加させることが可能。
 
: メインシナリオクリア後は、女性限定、男性限定、165cm以下のサーヴァント限定等、サーヴァントの編成にステージごとに異なる条件が付いたチャレンジクエストが開放される。
 
: メインシナリオクリア後は、女性限定、男性限定、165cm以下のサーヴァント限定等、サーヴァントの編成にステージごとに異なる条件が付いたチャレンジクエストが開放される。
: これらをクリアすることで、素材アイテムや宝具レベルアップ用の2体目以降のエリザベート等を入手することができる。
+
: これらをクリアすることで、素材アイテムや宝具レベルアップ用の2体目以降のエリザベート等を入手することができた。
    
===「Fate/EXTELLA」発売記念キャンペーン===
 
===「Fate/EXTELLA」発売記念キャンペーン===
 
: 開催期間:2016年11月2日~11月9日
 
: 開催期間:2016年11月2日~11月9日
: 『[[Fate/EXTELLA]]』の発売を記念して、開催されたイベント。
+
: 『[[Fate/EXTELLA]]』の発売を記念して開催されたイベント。
 
: CBC2016と同様に、各ユーザーに一枚ずつ配られた礼装引換券を用いることで好きな限定礼装を一枚、任意で入手可能であった。
 
: CBC2016と同様に、各ユーザーに一枚ずつ配られた礼装引換券を用いることで好きな限定礼装を一枚、任意で入手可能であった。
 
: 併せて『EXTRA』『EXTRA CCC』『EXTELLA』に登場するサーヴァントのピックアップガチャが開催された。
 
: 併せて『EXTRA』『EXTRA CCC』『EXTELLA』に登場するサーヴァントのピックアップガチャが開催された。
 
: その他にも、クリアすることで限定イラストの概念礼装や主人公用の概念武装が入手できるクエストが開催された。
 
: その他にも、クリアすることで限定イラストの概念礼装や主人公用の概念武装が入手できるクエストが開催された。
: また、[[アルテラ]]と[[エミヤ]]のバトルモーション並びに宝具演出が一新された。
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: また、[[アルテラ]]と[[エミヤ]]のバトルモーション並びに宝具演出が一新されている。
    
===ハンティングクエスト 第2弾===
 
===ハンティングクエスト 第2弾===
 
: 開催期間:2016年11月9日~11月16日
 
: 開催期間:2016年11月9日~11月16日
 
: 5月の第1弾同様、スキル強化・霊基再臨素材や種火が入手可能な、特定の敵のみが出現する3段階の難易度のクエストに日替わり(初日のみメンテ後から翌日24時まで)で挑戦できた。
 
: 5月の第1弾同様、スキル強化・霊基再臨素材や種火が入手可能な、特定の敵のみが出現する3段階の難易度のクエストに日替わり(初日のみメンテ後から翌日24時まで)で挑戦できた。
: 事前に一切の告知がなかったため、突然の開催に多くのプレイヤーが驚き歓喜したが、4日目以降で敵のクラスが複数出るようになったことに不満の声が上がった。
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: 事前に一切の告知がなかったため、突然の開催に多くのプレイヤーが驚き歓喜したが、4日目以降で敵のクラスが複数出るようになったことに不満の声が上がっていた。
    
===復刻:ほぼ週間 サンタオルタさん ライト版===
 
===復刻:ほぼ週間 サンタオルタさん ライト版===
340行目: 337行目:  
: ライト版復刻イベントのため、「魔法のくつした」を消費して素材やポイントを入手できるガチャを回す際に補充する「プレゼントをリセット」の実行回数に8回という上限が設けられている。
 
: ライト版復刻イベントのため、「魔法のくつした」を消費して素材やポイントを入手できるガチャを回す際に補充する「プレゼントをリセット」の実行回数に8回という上限が設けられている。
 
: また開催期間が6日と異様に短く、くつしたを最も集められる最高難度のクエストは5日目の最終クエストクリア後に解放と異様に遅かったため、それらの点においてユーザーから批判が集まった。
 
: また開催期間が6日と異様に短く、くつしたを最も集められる最高難度のクエストは5日目の最終クエストクリア後に解放と異様に遅かったため、それらの点においてユーザーから批判が集まった。
: しかしながら、続くクリスマスイベントもまた同様のシステムであったことを考えると、交換数の制限もやむなしか。
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: しかしながら、続くクリスマスイベントもまた同様のシステムであったことを考えると、交換数の制限についてはやむなしか。
    
===二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~===
 
===二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~===
347行目: 344行目:  
: イベント開催に先立って、本イベントで活躍する[[天草四郎時貞|天草四郎]]の限定ピックアップ召喚が開催された。
 
: イベント開催に先立って、本イベントで活躍する[[天草四郎時貞|天草四郎]]の限定ピックアップ召喚が開催された。
 
: 去年の時点でユーザー間での「来年やってくるサンタは誰だ」という予想はそれなりに活発であり、そして大方の予想通りやって来たのは[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|オルタ]]であった。………若干斜め上な形ではあったが。
 
: 去年の時点でユーザー間での「来年やってくるサンタは誰だ」という予想はそれなりに活発であり、そして大方の予想通りやって来たのは[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|オルタ]]であった。………若干斜め上な形ではあったが。
: また、本イベントに合わせて新規サーヴァント[[イシュタル]]が入手できる限定ピックアップ召喚が開催された。
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: また、本イベントに合わせて新規サーヴァント[[イシュタル]]が入手できる限定ピックアップ召喚が開催された。ただしイシュタルは期間限定実装サーヴァントな上イベントストーリーそのものには一切関わりがなく、本イベントから間を置かずに実装される第七章の登場キャラクターとしての顔見せがメインというかなり特異な扱いであった。
: なお、イシュタルは期間限定実装サーヴァントな上イベントストーリーそのものには一切関わりがなく、本イベントから間を置かずに実装される第七章の登場キャラクターとしての顔見せがメインというかなり特異な扱いであった。
   
; シナリオ
 
; シナリオ
 
: クリスマスも間近。今年もトナカイ役を任された主人公が目の当たりにしたのは、初代サンタオルタよりその任を引き継いだという二代目サンタ――[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ|何故かリリィ化していたジャンヌ・オルタ]]だった。
 
: クリスマスも間近。今年もトナカイ役を任された主人公が目の当たりにしたのは、初代サンタオルタよりその任を引き継いだという二代目サンタ――[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ|何故かリリィ化していたジャンヌ・オルタ]]だった。
360行目: 356行目:  
: また、ボックスガチャからのみ入手可能な交換用イベントアイテムが存在し、そちらは通常の素材の他、宝具レベルアップ用の2体目以降のジャンタリリィと交換できた。
 
: また、ボックスガチャからのみ入手可能な交換用イベントアイテムが存在し、そちらは通常の素材の他、宝具レベルアップ用の2体目以降のジャンタリリィと交換できた。
 
: 結果として、ジャンタリリィはボックスガチャを五周しなければ入手すらできず、本格的に育成を考えるならば運がよくない限りその五周分全てのボックスを殆ど空にするのが基本という、ある程度サーヴァントの育成が済んでいなければ難しいイベントであった。
 
: 結果として、ジャンタリリィはボックスガチャを五周しなければ入手すらできず、本格的に育成を考えるならば運がよくない限りその五周分全てのボックスを殆ど空にするのが基本という、ある程度サーヴァントの育成が済んでいなければ難しいイベントであった。
: 七章と終章を開催するためにクリスマスイベントを11月に前倒しで開催された。
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: なお、七章と終章の展開の兼ね合いから、同年の一連のクリスマスイベントは11月に前倒しで開催されていた。
    
== 体験クエスト ==
 
== 体験クエスト ==
メインストーリーや大型イベントと連動しない先行・新規実装サーヴァントの性能体験を兼ねたクエスト。 2015年12月9日~12月16日実施の『スカサハ体験クエスト』イベント以降、ストーリーの追加やイベント連動の期間限定実装以外で新規サーヴァントが追加された際に、体験クエストが実施されるようになった。
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メインストーリーや大型イベントと連動しない先行・新規実装サーヴァントの性能体験を兼ねたクエスト。  
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2015年12月9日~12月16日実施の『スカサハ体験クエスト』イベント以降、ストーリーの追加やイベント連動の期間限定実装以外で新規サーヴァントが追加された際に、体験クエストが実施されるようになった。
    
===[[アルジュナ]]、[[カルナ]]体験クエスト===
 
===[[アルジュナ]]、[[カルナ]]体験クエスト===
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==サーヴァント強化クエスト==
 
==サーヴァント強化クエスト==
:サーヴァントの既存のスキルの性能強化、新たなスキルの獲得、既存スキルを別スキルへと変化、宝具強化を目的としたクエスト。
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:サーヴァントの既存のスキルの変更などによる性能強化、存在していなかった3番目の新スキルの獲得、宝具強化を目的としたクエスト。
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:いずれも該当サーヴァントの最終再臨が解禁条件となる、カルデアゲート内に追加される恒常クエストとなる。
 
; 第一弾
 
; 第一弾
 
: 開催期間:2016年3月23日~
 
: 開催期間:2016年3月23日~
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