差分

編集の要約なし
12行目: 12行目:  
;略歴<!--
 
;略歴<!--
 
:亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』ではシェヘラザードの手で西暦2000年のアガルタに歪曲召喚されるが、その影響で記憶を失う。
 
:亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』ではシェヘラザードの手で西暦2000年のアガルタに歪曲召喚されるが、その影響で記憶を失う。
:そこでまず安全な隠れ家を確保するために桃源郷に訪れ、そこにいたエレナを始末し<ref>実際は川に流されて生き延びたが、しばらくは地中で治療せざるを得ない程の重傷を負った。</ref>
+
:そこでまず安全な隠れ家を確保するために桃源郷に訪れ、そこにいたエレナを始末し<ref>実際は川に流されて生き延びたが、しばらくは地中で治療せざるを得ない程の重傷を負った。</ref>、次に必要な兵士を確保するために、地上から連れてこられた男たちを集めて焚きつけるのが手っ取り早いと判断してレジスタンスを結成。
:次に必要だったのは兵士であり、地上から連れてこられた男たちを集めて焚きつけるのが手っ取り早いと判断してレジスタンスを結成。
   
:そこで主人公たちと遭遇し、ともに行動するが、アマゾネスたちの戦いで怖じけついて役立たずになりかけたレジスタンスたちを目の当たりにした彼は、生存のために戦うしかないと知らしめるために桃源郷に火を放っていた。
 
:そこで主人公たちと遭遇し、ともに行動するが、アマゾネスたちの戦いで怖じけついて役立たずになりかけたレジスタンスたちを目の当たりにした彼は、生存のために戦うしかないと知らしめるために桃源郷に火を放っていた。
 
:巨英雄を獲得し、エルドラドでペンテシレイアを消滅したあと、本性を現して主人公達に自分の目的を明かした後に始末しようとする。
 
:巨英雄を獲得し、エルドラドでペンテシレイアを消滅したあと、本性を現して主人公達に自分の目的を明かした後に始末しようとする。
20行目: 19行目:  
;人物  
 
;人物  
 
:酸いも甘いも噛み分けた壮年の男。
 
:酸いも甘いも噛み分けた壮年の男。
:大事なのは諦めない事だと語り、くじけそうになっている仲間の肩を叩いて鼓舞する。何せ最後まで進み続けてさえいれば、望む場所には必ずたどり着ける事を信条としている。<!--
+
:大事なのは諦めない事だと語り、くじけそうになっている仲間の肩を叩いて鼓舞する。何せ最後まで進み続けてさえいれば、望む場所には必ずたどり着ける事を信条としている。<!--言葉はいつも前向きで、『亜種特異点Ⅱ』では仲間にも慕われるレジスタンスの指導者であり、戦力的に絶望といってもいい状況であっても諦めない。
:言葉はいつも前向きで、『亜種特異点Ⅱ』では仲間にも慕われる程に立派なレジスタンスの指導者であり、戦力的に絶望といってもいい状況であっても諦めない。
+
:しかしその本質は自分の夢を叶える為ならば、非道に手を染める事を厭わない強欲でエゴイストであり、犠牲は付き物として平然と人を食い物にし、アガルタに召喚されたエレナを騙し討ちにして重傷を負わせている。まさにダ・ヴィンチから評される通り'''紛れもない『悪』'''であるが、そのような糾弾さえも「単に己の夢に忠実な頑張りやさん」と開き直ったり、生前や作中での行動自身を正当化させている等、かなりタチが悪い。
:しかしその価値観は「奴隷制が良しとされる時代」に基づいており、犠牲は付き物として平然と人を食い物にし、アガルタに召喚されたエレナを銃撃して重傷を負わせた。
+
:その価値観も「奴隷制が良しとされる時代」に基づいており、とりわけ彼の場合は奴隷を「自分に金と地位と名声を与えてくれるお宝」として重宝している。アガルタを最高だと評したのも、生まれた時から完成した女が無限に増える事、男より強い女を奴隷にして高く売り捌く事にある。-->
:征服者である彼は、紛れもない『悪』であるが、自分は「単に己の夢に忠実な頑張りやさん」であると嘯いており、自分の夢を叶える為ならば、非道に手を染めてでも仲間を進ませようとする。
  −
:アガルタを最高だと評したのも、生まれた時から完成した女が無限に増える事、男より強い女を奴隷にして高く売り捌く事にある。-->
   
;能力
 
;能力
 
:銃とサーベル、鎖付きの舵のような形状の武器を駆使して戦う。
 
:銃とサーベル、鎖付きの舵のような形状の武器を駆使して戦う。
68行目: 65行目:  
:おそらく彼女が自分の企みに騙されてくれる気はしなかったため、邪魔者だと判断したと考えられる。-->
 
:おそらく彼女が自分の企みに騙されてくれる気はしなかったため、邪魔者だと判断したと考えられる。-->
 
==名台詞==
 
==名台詞==
 
+
<!--
==メモ==<!--
+
;「なに?卵の底の殻を割って……?立ててねェ、立ててねェ。俺だったら三日三晩かけても普通に立てるっての。<br> 諦めなきゃあいつか立つってことを示したほうがよっぽど有益だろう」
 +
:マイルーム会話「絆Lv3」。おそらくコロンブスの卵が元ネタ。
 +
==メモ==
 +
*TYPE-MOON世界では悪党や外道でも悲しい過去や同情すべき境遇が描写され、Fateシリーズで登場する英霊でも生前で行った悪行をフォローする形で理由づけているが、コロンブスはそれらを一切排している類希な人物。
 +
**FGO以前で言及していた『氷室の天地』でも[[氷室鐘]]はコロンブスを「'''真性の悪鬼外道'''」とこき下ろしている事から、どれだけ悪行をしでかしたかが分かるだろう。
 
*コロンブスの名前自体は『カルデアサマーメモリー』開拓6 C案『トウモロコシ畑』を作ろうにおいて[[アン・ボニー&メアリー・リード|アンとメアリー]]から言及している。
 
*コロンブスの名前自体は『カルデアサマーメモリー』開拓6 C案『トウモロコシ畑』を作ろうにおいて[[アン・ボニー&メアリー・リード|アンとメアリー]]から言及している。
 
**トウモロコシは元はほとんどアメリカ大陸にしかないものだったが、コロンブスがそれをヨーロッパに持ち帰ったことで、ヨーロッパ中にも一気に広まった。
 
**トウモロコシは元はほとんどアメリカ大陸にしかないものだったが、コロンブスがそれをヨーロッパに持ち帰ったことで、ヨーロッパ中にも一気に広まった。
***アンとメアリーが開拓計画として穀物畑を作ろうとしたのも、長い航海の果てに『大陸の常識』を奪った、'''海賊の大先輩'''ともいえるコロンブスに対しての敬意を表している。とはいえ、生前での所業を踏まえれば海賊と大差ないが。
+
***アンとメアリーが開拓計画として穀物畑を作ろうとしたのも、長い航海の果てに『大陸の常識』を奪った、'''海賊の大先輩'''ともいえるコロンブスに対しての敬意を表している。とはいえ、生前での所業と人間性を踏まえれば海賊と大差ないが。
 
*亜種特異点Ⅱ終盤で見せた「'''救いようのない外道だが、故に清々しいまでの悪役'''」というキャラクター性と狂気の入った笑顔から、ユーザーからは『からくりサーカス』の敵ボスキャラクター、フェイスレスと例えられた。
 
*亜種特異点Ⅱ終盤で見せた「'''救いようのない外道だが、故に清々しいまでの悪役'''」というキャラクター性と狂気の入った笑顔から、ユーザーからは『からくりサーカス』の敵ボスキャラクター、フェイスレスと例えられた。
**さらに言うと、「諦めなければ夢は叶う」という言葉は、フェイスレスが作中で言ったある台詞に通ずるため、それに拍車をかけている。-->
+
**さらに言うと、「諦めなければ夢は叶う」という言葉は、フェイスレスが作中で言ったある台詞に通ずるため、それに拍車をかけている。
 +
*アメリカ大陸の発見はだれでもできることだと批判する人々に対して、コロンブスは卵を立てることを試みさせるがだれにもできないのを見て、卵の尻をつぶして立てて説明した逸話から「コロンブスの卵」が絆Lv3でマイルーム会話でそれを聴くことができる。
 +
**が、マテリアルのフレーバーテキストでも「卵の底の殻を割って立てるのは邪道」と記述されてるとおり、マイルームでそれを問いただされると真っ向から否定している。作中でもド外道ぶりを遺憾なく発揮させたコロンブスだが、意地でも「時間をかけてでも諦めずに立てた」と証明するのだろうか。-->
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
10,592

回編集