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==Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ==
 
==Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ==
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コンプティーク2013年8月号より連載が開始された、『Fate/Prototype』の外伝小説。<br>小説は元ライアーソフトのシナリオライターで現在小説家の桜井光氏が、絵は『[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]』でイラストに携わった中原氏が担当する。
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コンプティーク2013年8月号より連載が開始された、『[[Fate/Prototype]]』の外伝小説。<br>小説は元ライアーソフトのシナリオライターで現在小説家の桜井光氏が、絵は『[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]』でイラストに携わった中原氏が担当する。
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『[[Fate/stay night]]』で言うところの『[[Fate/Zero]]』にあたる作品で、『Prototype』の前日譚が断片的に書かれている。<br>『Prototype』の黒幕である[[沙条愛歌]]を主人公として、セイバーとの出会い、過ごした穏やかな日々、そして聖杯戦争での暗躍が描かれる。
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『[[Fate/stay night]]』で言うところの『[[Fate/Zero]]』にあたる作品で、『Prototype』の前日譚が断片的に書かれている。<br>第一部『Little Lady』では『Prototype』の黒幕である[[沙条愛歌]]を主人公として、彼女とセイバーの出会い、過ごした穏やかな日々、そして聖杯戦争での暗躍が描かれる。<br>第二部『Best Friend』ではライバルキャラである[[玲瓏館美沙夜]]を主人公として、美沙夜の側から見るPrototype本編と、幼い頃の彼女の視点で見る八年前の聖杯戦争が描かれる。
    
==登場人物==
 
==登場人物==
 
===メインキャラクター===
 
===メインキャラクター===
 
;[[沙条愛歌]]
 
;[[沙条愛歌]]
:主人公。<br>この時代の彼女はかなり人間的で、綾香には一緒にご飯を作ったりする何でも出来て優しいおねぇちゃん、セイバーには頑張りが空回りしがちな恋する乙女の顔を見せ、穏やかな日常が描かれる。<br>だが……
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:第一部の主人公。沙条家の娘でセイバーのマスター。<br>この時代の彼女はかなり人間的で、綾香には一緒にご飯を作ったりする何でも出来て優しいおねぇちゃん、セイバーには頑張りが空回りしがちな恋する乙女の顔を見せ、穏やかな日常が描かれる。<br>だが……
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;[[玲瓏館美沙夜]]
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:第二部の主人公。玲瓏館家の娘。<br>現在の視点では『Prototype』本編で詳しい事が分からなかった彼女の内面が描かれる。過去の視点では10歳の幼い彼女が登場し、「早く大人になりたい」と背伸びしたり父を「最も優れた魔術師」として慕うなど子供らしい、現代では絶対に見ることが出来ない微笑ましい光景を垣間見ることが出来る。だが、愛歌の敵マスターの弱みを突くという「効率的な考え」によって……。
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;[[セイバー (Prototype)|セイバー]]
 
;[[セイバー (Prototype)|セイバー]]
 
:愛歌のサーヴァント。<br>昼は兄妹のように仲の良い主従として過ごし、夜は最強のマスターを据えた最優のサーヴァントとして剣を振るう。<br>聖杯戦争の開始前から愛歌の危うさに気づき、彼女が道を誤らないように誠意をこめて接するが……
 
:愛歌のサーヴァント。<br>昼は兄妹のように仲の良い主従として過ごし、夜は最強のマスターを据えた最優のサーヴァントとして剣を振るう。<br>聖杯戦争の開始前から愛歌の危うさに気づき、彼女が道を誤らないように誠意をこめて接するが……
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;愛歌・綾香の父
 
;愛歌・綾香の父
 
:沙条家の当主。魔術の才に愛された娘・愛歌をマスターに立て、聖杯戦争に臨むが、次第に愛歌の底知れない能力と予想外の行動に困惑と恐怖を覚え始めている。
 
:沙条家の当主。魔術の才に愛された娘・愛歌をマスターに立て、聖杯戦争に臨むが、次第に愛歌の底知れない能力と予想外の行動に困惑と恐怖を覚え始めている。
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;玲瓏館美沙夜
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:玲瓏館家の娘。<br>この時の彼女はまだ正常な体だったが、愛歌の敵マスターの弱みを突くという「効率的な考え」によって……。
      
==メモ==
 
==メモ==
 
*桜井光氏はTYPE-MOON作品初の女性作家で、男性作家ばかりだった今までの作品と雰囲気が異なる。だが読み難さは全くなく、むしろ作風である日常シーンの丁寧な描き方によってキャラクターの心情が分かりやすく、ラスボスとして知られる愛歌でも読者が感情移入しやすい。そのため読者の性別を問わない作品となっている。
 
*桜井光氏はTYPE-MOON作品初の女性作家で、男性作家ばかりだった今までの作品と雰囲気が異なる。だが読み難さは全くなく、むしろ作風である日常シーンの丁寧な描き方によってキャラクターの心情が分かりやすく、ラスボスとして知られる愛歌でも読者が感情移入しやすい。そのため読者の性別を問わない作品となっている。
 
*『Prototype』終盤では、ビーストと共にこの時召喚されたセイバー以外のサーヴァントが愛歌の手駒として登場することになっている。
 
*『Prototype』終盤では、ビーストと共にこの時召喚されたセイバー以外のサーヴァントが愛歌の手駒として登場することになっている。