18行目: |
18行目: |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 現時点ではスキルなどの詳細は不明ながら、「明かす者」の代表を名乗るだけあり初対面の一同の真名までも看破し、僅かな手掛かりから様々な情報を導き出している。 | | : 現時点ではスキルなどの詳細は不明ながら、「明かす者」の代表を名乗るだけあり初対面の一同の真名までも看破し、僅かな手掛かりから様々な情報を導き出している。 |
− | : しかし何度も独力でのレイシフトを繰り返したせいで、霊基数値が下がっており、EOR一章ではマスターよりちょっと強いだけのレベルまでランクダウンしている。 | + | : しかし何度も独力でのレイシフトを繰り返したせいで、霊基数値が下がっており、亜種特異点Ⅰではマスターよりちょっと強いだけのレベルまでランクダウンし、戦闘時でも特殊な外装を纏っている。 |
| : バリツと呼ばれる謎の武術を行使し、生前の段階でキメラを投げ飛ばせるほどの腕前を持つ。 | | : バリツと呼ばれる謎の武術を行使し、生前の段階でキメラを投げ飛ばせるほどの腕前を持つ。 |
| : 得意とする変装で巌窟王に変化することでサーヴァントとしての戦闘もある程度こなしてはいたが、その際の戦闘能力は巌窟王本人のものと比べて随分と下がっていた模様。 | | : 得意とする変装で巌窟王に変化することでサーヴァントとしての戦闘もある程度こなしてはいたが、その際の戦闘能力は巌窟王本人のものと比べて随分と下がっていた模様。 |
25行目: |
25行目: |
| <!-- | | <!-- |
| == ルーラー == | | == ルーラー == |
− | *真名:シャーロック・ホームズ | + | * 真名:シャーロック・ホームズ |
− | | + | * 身長:183cm / 体重:65kg |
− | 「[[ルーラー|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。インバネスを着込み、片手にパイプを持った長身痩躯の男。服の袖口などから先にルーペの付いた細い機械腕のようなものが何本も覗いている。<br>亜種特異点Ⅰでは「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]だと言っていた。 | + | * 出典:シャーロック・ホームズシリーズ |
| + | * 地域:イギリス・全世界 |
| + | * 属性:中立・善 |
| + | * 性別:男性 |
| + | * CV:水島大宙 |
| + | 「[[ルーラー|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。<br>亜種特異点Ⅰでは「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]だと言っていた。 |
| | | |
| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 比較的イケメンな天才肌の青年。 | + | : 比較的イケメンな天才肌の青年。インバネスを着込み、片手にパイプを持った長身痩躯の男。服の袖口などから先にルーペの付いた細い機械腕のようなものが何本も覗いている。 |
| : 探偵らしく論理的な思考を重視し、深い洞察を持って対象を観察しようとする。 | | : 探偵らしく論理的な思考を重視し、深い洞察を持って対象を観察しようとする。 |
| : 天才特有の嫌味な面も若干あり、確証が持てない事は身内にも黙っていたり途中まで言いかけて言葉を濁したりと付き合いづらい面もある。 | | : 天才特有の嫌味な面も若干あり、確証が持てない事は身内にも黙っていたり途中まで言いかけて言葉を濁したりと付き合いづらい面もある。 |
37行目: |
42行目: |
| : カルデアに身を置いた後、暇な時には薬を打ってるらしい。 | | : カルデアに身を置いた後、暇な時には薬を打ってるらしい。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
− | :背中のルーペの付いた細い機械腕で直接攻したり光線を放ち、素手での格闘と光る杖で戦う。--> | + | : 背中のルーペの付いた細い機械腕で直接攻したり光線を放ち、光る杖で戦う。バリツと呼ばれる謎の武術ボクシング組み合わせた打撃術を用いる他、カウンターや投げも得意とする。 |
| + | : また、[[並行世界]]や剪定事象、神代の知識や[[聖槍]]の事を知っているような素振りを見せているが、当人は人々がソレを知る必要はなく、知ってはいけないと考えている。 |
| + | --> |
| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
50行目: |
57行目: |
| | | |
| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
− | | + | <!-- |
| + | ;初歩的なことだ、友よ(エレメンタリー・マイ・ディア) |
| + | :ランク:B 種別:対人宝具、対界宝具 |
| + | :サーヴァントとして現界したシャーロック・ホームズが得た宝具。自らの起源である『解明』を宝具として昇華させたモノ。 |
| + | :立ち向かう謎が真に解明不可能な存在であったとしても、必ず、真実に辿り着くための手掛かりや道筋が「発生」する。 |
| + | :たとえば鍵の失われた宝箱があったとしても、鍵は「失われていない」ことになり、世界のどこかで必ず見つけ出せるようになる。尤も、さすがに手の中に突然発生したりはせず、どこかに在るそれを、ホームズないし協力者が発見せねばならない。 |
| + | :本来は常時発動型の宝具だが、『Grand Order』では真名開放を行う。 |
| + | :真名解放時には正体不明の「球体」が出現し、まばゆい光を周囲一帯に放出。敵陣を弱体化させ、自陣を強化する。倒せないはずの相手でも、倒すための道筋をホームズは見出す。 |
| + | --> |
| == 真名:シャーロック・ホームズ == | | == 真名:シャーロック・ホームズ == |
− | : シャーロック・ホームズ。世界的に有名な探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの主人公。”明かす者の代表”を自称する、あらゆる探偵の祖の一人。 | + | : シャーロック・ホームズ。世界最高にして唯一の顧問探偵。 |
− | | + | : 世界的に有名な探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの主人公。探偵という概念の結晶”明かす者の代表”を自称する、あらゆる探偵の祖の一人。 |
| + | <!-- |
| + | :サーヴァントとして召喚されたホームズは、彼のモデルとして伝えられるジョセフ・ベル博士やドイル自身、そして世界最古の探偵ヴィドックの似姿───等ではなく、一連の小説作品における主人公(としか思えない言動の人物)として現界する。 |
| + | :シャーロック・ホームズの物語はサー・ドイルが生み出した完全な創作なのか、あるいは実在したホームズの伝奇物語としてジョン・H・ワトソン医師が記したものなのか、それともその折衷かは不明。 |
| + | :仮に彼が物語から発生したとすれば、ドイルの小説のみならず、パスティーシュまで含んでいる可能性がある―――とカルデア職員の証言がある。 |
| + | ===関連=== |
| + | ;「シャーロック・ホームズ」シリーズ |
| + | :ホームズを主人公とする名作の呼び声高い探偵推理小説。 |
| + | :探偵ホームズが19世紀末から20世紀初頭の英国を舞台として幾多の事件を解決する物語。映像化されることも多く、翻案される例も多い。 |
| + | ;初歩的な事だ |
| + | :ホームズにまつわる有名な言葉の一つだが、実際に彼のものとして初出したのはドイルの小説ではなくウィリアム・ジレット主演・脚本・演出の舞台劇である。ドイルはジレットの演じるホームズを「自分の小説以上だ」と賞賛したという。 |
| + | :ちなみに、ドイルの短編『背中の曲がった男』の中ではワトソンに対して「初歩さ(“Elementary.”)」とホームズが発言しており、ここからジレットは着想を得たとされる。 |
| + | --> |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ | | ; Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ |
| : 「H氏」という仮称で生前のホームズらしき人物が登場。 | | : 「H氏」という仮称で生前のホームズらしき人物が登場。 |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | : 第六章に顔見せとして登場。様々な重要な情報をもたらすものの、今はまだ諸事情からカルデアに縁を結べないとして去っていった。 | + | : 第六特異点に顔見せとして登場。様々な重要な情報をもたらすものの、今はまだ諸事情からカルデアに縁を結べないとして去っていった。 |
| : 後に亜種特異点Ⅰにて主人公に協力し、そこで大きなダメージを負った為にカルデアに転がり込んで調査・工作の手伝い等をすることになった。 | | : 後に亜種特異点Ⅰにて主人公に協力し、そこで大きなダメージを負った為にカルデアに転がり込んで調査・工作の手伝い等をすることになった。 |
| | | |
95行目: |
122行目: |
| : 互いに社会から身を隠していた者同士で意気投合し、最終的に最期を看取ることになった。 | | : 互いに社会から身を隠していた者同士で意気投合し、最終的に最期を看取ることになった。 |
| | | |
− | === Fate/Grand Order 英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~ === | + | === Fate/Grand Order 英霊伝承 === |
| ; [[ヘンリー・ジキル&ハイド]] | | ; [[ヘンリー・ジキル&ハイド]] |
− | : 彼が解決した過去の事件の追跡調査などを行っていた。 | + | : 「英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~」では彼が解決した過去の事件の追跡調査などを行っていた。 |
| ; [[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|切り裂き]][[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック]] | | ; [[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|切り裂き]][[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック]] |
− | : 話のラストで新聞に凶行の記事が掲載されていたが、「犯行を遂げた人間の存在する犯罪」が自分の領分であり、これは時計塔の仕事であるとして捜査する素振りは見せなかった。 | + | : 「英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~」のラストで新聞に凶行の記事が掲載されていたが、「犯行を遂げた人間の存在する犯罪」が自分の領分であり、これは時計塔の仕事であるとして捜査する素振りは見せなかった。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
107行目: |
134行目: |
| | | |
| ; 「なに。初歩的な事だよ、諸君」 | | ; 「なに。初歩的な事だよ、諸君」 |
− | : 彼の台詞として恐らく1、2を争う有名な言い回し。しかし、実はこの台詞は類似したものを原作中で一度言っただけで、後年の舞台などで決め台詞のように使われ始めて定着したものだったりする。 | + | : 彼の台詞として恐らく1、2を争う有名な言い回し<!--であり、彼の宝具もそれが由来となっている。 |
| + | : -->。しかし、実はこの台詞は類似したものを原作中で一度言っただけで、後年の舞台などで決め台詞のように使われ始めて定着したものだったりする。 |
| | | |
| ; 「ふ。無垢なる少女に手放しで喜ばれるのなら、<br> 私もワトソンの小銭稼ぎも報われるというものだ。」 | | ; 「ふ。無垢なる少女に手放しで喜ばれるのなら、<br> 私もワトソンの小銭稼ぎも報われるというものだ。」 |
144行目: |
172行目: |
| **射撃を得意としていたことからアーチャーが適任だが、多芸な上に武術の心得もあり、その天才性と圧倒的な知名度から最優のセイバーも有り得るのとこと。 | | **射撃を得意としていたことからアーチャーが適任だが、多芸な上に武術の心得もあり、その天才性と圧倒的な知名度から最優のセイバーも有り得るのとこと。 |
| **また、親友のワトソンですら騙せる高度な変装術や、謎の日本武術「バリツ」を習得していること、スパイ活動をしたこともあるという点からアサシンクラス、コカイン中毒者であったことからバーサーカークラスの適正を予測するプレイヤーもいる。 | | **また、親友のワトソンですら騙せる高度な変装術や、謎の日本武術「バリツ」を習得していること、スパイ活動をしたこともあるという点からアサシンクラス、コカイン中毒者であったことからバーサーカークラスの適正を予測するプレイヤーもいる。 |
− | <!--**実装された際のクラスは[[キャスター]]ではなく[[ルーラー]]だったが。なお、奈須氏は竹箒日記でホームズの実装を匂わせるコメントをしていたことがわかる<ref>[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html]</ref>。--> | + | <!--**実装された際のクラスは[[キャスター]]ではなく[[ルーラー]]となったが、これは正式にカルデアのサーヴァントとなった際に霊基が変化したことに加え、聖杯を基軸とした英霊召喚ではなく、カルデア召喚式であったため。 |
| + | ***名探偵として難事件を解決したホームズもある意味、調停者や裁定者であるとマシュは評しているが、当のホームズは「あくまでも探偵は真実を明らかにするものであり見つけるもの」だとし、自分がこのクラスになった事に関しては複雑な反応を示している。 |
| + | ****あるいは、真実を調停し、人類史を維持するためにこそ万物を裁定する役割として自分にルーラーの霊基を与えられたのではないかと推測している。 |
| + | **なお、奈須氏は竹箒日記でホームズの実装を匂わせるコメントをしていたことがわかる<ref>[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html]</ref>。--> |
| * [[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]や[[巌窟王 エドモン・ダンテス|モンテ・クリスト伯]]のような『小説のモチーフとなった人物が実在していた』パターンだと思われる英霊。少なくとも英国最高の探偵「H氏」とその活躍を作品化していた「W博士」が実在していたのは確かである。 | | * [[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]や[[巌窟王 エドモン・ダンテス|モンテ・クリスト伯]]のような『小説のモチーフとなった人物が実在していた』パターンだと思われる英霊。少なくとも英国最高の探偵「H氏」とその活躍を作品化していた「W博士」が実在していたのは確かである。 |
| **ただしホームズの実在を喜ぶマシュに対する「私の正体、本質は貴方が思うものとは些か異なる」という言葉などの疑問点もある。 | | **ただしホームズの実在を喜ぶマシュに対する「私の正体、本質は貴方が思うものとは些か異なる」という言葉などの疑問点もある。 |