;「……だから何だというのだ。<br>貴様は、貴様だ。そして、余は余だ。<br>小さき人の身であれど、認められぬこと、許容できぬことがある。……いつか、罪業の酬いにこの身が焼かれようとも。迷いしかない光に、この身が灼かれる事は決してない。かつての生で全てを諦めた過ちを、愚かさを、私は知っている。<br>もう二度とあの過ちは繰り返さない。そう―――余は、もう何一つ諦めない。なにより―――なにより!<br>こんな身勝手なサーヴァントを信じ頼ってくれるものに巡り会えたのだ!<br>我が奏者が目を背けぬかぎり、この生命を包む輝きは消え去らない!、<br>たとえ余の霊基が一桁になろうとも!<br>倒れぬ、挫けぬ、燃え尽きぬ!何故なら―――、<br>―――何故なら!<br>それが生命の基本原理!、<br>愛と呼ばれる炎だからだ!」 | ;「……だから何だというのだ。<br>貴様は、貴様だ。そして、余は余だ。<br>小さき人の身であれど、認められぬこと、許容できぬことがある。……いつか、罪業の酬いにこの身が焼かれようとも。迷いしかない光に、この身が灼かれる事は決してない。かつての生で全てを諦めた過ちを、愚かさを、私は知っている。<br>もう二度とあの過ちは繰り返さない。そう―――余は、もう何一つ諦めない。なにより―――なにより!<br>こんな身勝手なサーヴァントを信じ頼ってくれるものに巡り会えたのだ!<br>我が奏者が目を背けぬかぎり、この生命を包む輝きは消え去らない!、<br>たとえ余の霊基が一桁になろうとも!<br>倒れぬ、挫けぬ、燃え尽きぬ!何故なら―――、<br>―――何故なら!<br>それが生命の基本原理!、<br>愛と呼ばれる炎だからだ!」 |