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:任務中、危機に陥ったイリヤから突然分離して誕生した、もうひとりのイリヤ。オリジナルを殺害してそれに成り代わろうとするも、罠にかかって捕らえられ、[[遠坂凛]]の施したイリヤとの痛覚共有の呪いによって一旦は諦める。<br>元が同一の存在であり、名前も同じ「イリヤスフィール」を名乗ったが、ややこしいので凛が「クロ」と命名(肌の色がイリヤと違って浅黒いことに由来)。その後、周囲の人々にその存在が知られるに際し、「クロエ・フォン・アインツベルン」を名乗った。[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]と取引をし、騒ぎを起こさない代わりに捏造された戸籍等を入手し、イリヤの従妹として学校へ通うことになる。通称は「クロ」のまま。
 
:任務中、危機に陥ったイリヤから突然分離して誕生した、もうひとりのイリヤ。オリジナルを殺害してそれに成り代わろうとするも、罠にかかって捕らえられ、[[遠坂凛]]の施したイリヤとの痛覚共有の呪いによって一旦は諦める。<br>元が同一の存在であり、名前も同じ「イリヤスフィール」を名乗ったが、ややこしいので凛が「クロ」と命名(肌の色がイリヤと違って浅黒いことに由来)。その後、周囲の人々にその存在が知られるに際し、「クロエ・フォン・アインツベルン」を名乗った。[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]と取引をし、騒ぎを起こさない代わりに捏造された戸籍等を入手し、イリヤの従妹として学校へ通うことになる。通称は「クロ」のまま。
 
:しばらくはエーデルフェルト邸で暮らしていたが、イリヤの不用意な一言で再び敵対。[[美遊・エーデルフェルト]]、そしてイリヤと戦う。<br>しかし、突然現れた母・[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]の仲裁?により対決は中断。行き場のない憤りの矛先を母に向けるも、魔力が枯渇しかかり、存在が消えそうになる。最終的に、イリヤからの魔力供給ともともと持っていた[[聖杯]]の力の発現によりなんとか事なきを得た。<br>その後はアイリのはからいで、正式に家族として衛宮家で暮らすようになる。
 
:しばらくはエーデルフェルト邸で暮らしていたが、イリヤの不用意な一言で再び敵対。[[美遊・エーデルフェルト]]、そしてイリヤと戦う。<br>しかし、突然現れた母・[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]の仲裁?により対決は中断。行き場のない憤りの矛先を母に向けるも、魔力が枯渇しかかり、存在が消えそうになる。最終的に、イリヤからの魔力供給ともともと持っていた[[聖杯]]の力の発現によりなんとか事なきを得た。<br>その後はアイリのはからいで、正式に家族として衛宮家で暮らすようになる。
   
;人物
 
;人物
 
:もともとはイリヤが赤ん坊だった頃に、アイリによって機能と知識と記憶を封印された「本来のイリヤ(生前から施された[[魔術]]的処置により、赤ん坊ながら様々な知識を有していた)」。この封じられた記憶がいつしかイリヤの中で育ち「一つの人格」が出来上がり、ついに肉体を得た存在。イリヤが危機におちいった際、封印が一時的に解かれ、危機を回避した後に再封印される、というプロセスを経るはずだったが、円蔵山の地下大空洞の地脈逆流時に危機を回避しようとした際、地下に眠っていた『大聖杯の術式』の力により「[[エミヤ|弓兵]]」の[[クラスカード]]を核として受肉化した。
 
:もともとはイリヤが赤ん坊だった頃に、アイリによって機能と知識と記憶を封印された「本来のイリヤ(生前から施された[[魔術]]的処置により、赤ん坊ながら様々な知識を有していた)」。この封じられた記憶がいつしかイリヤの中で育ち「一つの人格」が出来上がり、ついに肉体を得た存在。イリヤが危機におちいった際、封印が一時的に解かれ、危機を回避した後に再封印される、というプロセスを経るはずだったが、円蔵山の地下大空洞の地脈逆流時に危機を回避しようとした際、地下に眠っていた『大聖杯の術式』の力により「[[エミヤ|弓兵]]」の[[クラスカード]]を核として受肉化した。
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:性格の基本骨子はイリヤと同じだが、「もしイリヤが魔術師として育っていたら」という存在であるため「stay night」本編のイリヤに近い性格で、小悪魔的な言動が多い。封印の反動か、「日常」や「家族の愛情」といったものに飢えていた。最初にイリヤの命を狙ったのもそれを手に入れるための手段であって、イリヤを憎んでいたというわけではない。家族として暮らすようになってからは、義兄・[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)‎|衛宮士郎]]に積極的に迫っては、イリヤと喧嘩する。ちなみに、イリヤとどちらが姉でどちらが妹かを争っているが、決着はついていない。
 
:性格の基本骨子はイリヤと同じだが、「もしイリヤが魔術師として育っていたら」という存在であるため「stay night」本編のイリヤに近い性格で、小悪魔的な言動が多い。封印の反動か、「日常」や「家族の愛情」といったものに飢えていた。最初にイリヤの命を狙ったのもそれを手に入れるための手段であって、イリヤを憎んでいたというわけではない。家族として暮らすようになってからは、義兄・[[衛宮士郎 (プリズマ☆イリヤ)‎|衛宮士郎]]に積極的に迫っては、イリヤと喧嘩する。ちなみに、イリヤとどちらが姉でどちらが妹かを争っているが、決着はついていない。
 
:この他、キス魔で同性に対して非常にアグレッシブ。イリヤの周囲の女子5人のファーストキスを奪った。
 
:この他、キス魔で同性に対して非常にアグレッシブ。イリヤの周囲の女子5人のファーストキスを奪った。
   
;能力
 
;能力
 
:現界の触媒であるアーチャーのクラスカードによって英霊化の状態にあり、身体能力は人間以上。アーチャーの能力である投影魔術を苦もなく発揮し、その戦闘能力は高い。アーチャー同様に『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』を使いこなし、刀剣で壁を作るなど機転が利き、三人の中で最も状況判断が優れている。
 
:現界の触媒であるアーチャーのクラスカードによって英霊化の状態にあり、身体能力は人間以上。アーチャーの能力である投影魔術を苦もなく発揮し、その戦闘能力は高い。アーチャー同様に『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』を使いこなし、刀剣で壁を作るなど機転が利き、三人の中で最も状況判断が優れている。
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:黒い洋弓と干将・莫耶を用い、高い戦闘力を刹那的な思考で奔放に振るう。
 
:黒い洋弓と干将・莫耶を用い、高い戦闘力を刹那的な思考で奔放に振るう。
 
:型を借りた英霊が何者なのかは自覚していないが、その英霊が培った戦闘技術を継承している。
 
:型を借りた英霊が何者なのかは自覚していないが、その英霊が培った戦闘技術を継承している。
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== ステータス ==
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{| class="wikitable" style="text-align:center"
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|-
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
  −
|-
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| [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B || C || C || C || 対魔力:C<br>単独行動:C || 心眼(偽):B<br>投影魔術:B<br>キス魔:B || style="text-align:left"|
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|}
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==[[宝具]]==
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;鶴翼三連
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:ランク:C<br>種別:対人宝具
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:とある英霊が振るった絶技。互いに引き合う性質を持つ夫婦剣を三対投影し、投擲と斬撃を重ね当てる必中不可避のコンビネーション。
  −
:更にクロは敵の背後への転移をも組み合わせるため、心眼をもってしても見切ることは困難。
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:これを打ち破るには全方位への防護か、損傷を無視した術者本体への特攻しかない。
      
==[[宝具|投影宝具]]==
 
==[[宝具|投影宝具]]==
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:全体宝具と単体宝具という時点で単純な比較は不可能であるものの、当時は中の上程度の性能と評されていたエミヤに対し、第3スキルが非常に強力なクロエの方が運用しやすく強いとの声が多く挙がる。<del>本編外でまさかの下剋上である</del>
 
:全体宝具と単体宝具という時点で単純な比較は不可能であるものの、当時は中の上程度の性能と評されていたエミヤに対し、第3スキルが非常に強力なクロエの方が運用しやすく強いとの声が多く挙がる。<del>本編外でまさかの下剋上である</del>
 
:現在はエミヤのスキル性能が大幅に強化された事もあり、性能対比は落ち着いている。
 
:現在はエミヤのスキル性能が大幅に強化された事もあり、性能対比は落ち着いている。
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===Fate関連シリーズ===
 
===Fate関連シリーズ===
 
;[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
;[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
:'''とにかく酷い目に遭う'''。声や体の色が変になったり、変質者に目をつけられたりと、もう散々。
 
:'''とにかく酷い目に遭う'''。声や体の色が変になったり、変質者に目をつけられたりと、もう散々。
 +
 
===その他===
 
===その他===
 
;[[ちびちゅき!]]
 
;[[ちびちゅき!]]
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:彼の戦いを見ていると、自分自身の力の使い方が解るらしいが……?
 
:彼の戦いを見ていると、自分自身の力の使い方が解るらしいが……?
 
:自分と同様に「他の誰かの為に戦い、自分を省みない」存在である事に気づいており、美遊のためにも生き続けることを望んでいる。
 
:自分と同様に「他の誰かの為に戦い、自分を省みない」存在である事に気づいており、美遊のためにも生き続けることを望んでいる。
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===Fate/Grand Order===
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;[[主人公 (Grand Order)]]
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:マスター。信頼度を上げると深い信頼を寄せるようになる。
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:その一方で、「何より凄いのはどんな英霊とも付き合えるコミュ力」と見なして若干引いている。
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:絆レベルを最大まで上げると、「死痛の隷属」の共有先をイリヤから彼(彼女)に変更する。
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;[[エミヤ]]
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:現界するのに借りた英霊の型・ある意味では自分の力の根源。
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:衛宮士郎と同一人物であることも気づいているようで、その人生を痛ましく思いつつも「お兄ちゃんなんて呼んであげない」と想いは複雑な模様。
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;[[エミヤ〔アサシン〕]]
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:イリヤと異なり、彼が衛宮切嗣の別の可能性であることにも気づいている。
  −
:自分が知っている「非情に徹したが、イリヤの為に全てを捨てた」姿とも異なる、「暗殺者」を貫いた姿に対して複雑な感情を向けている。
  −
;[[アイリスフィール〔天の衣〕]]
  −
:イリヤと異なり、彼女がアイリスフィール・フォン・アインツベルンであることにも気づいている。
  −
:胸当てをつけ忘れてることを指摘しているあたり、霊基再臨四段階目のイラストの姿だったのだろうか。
  −
;[[ファースト・レディ]]
  −
:期間限定イベント『プリズマ☆コーズ』で出会った相手。
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:最初はわりと意気投合していたが、後に彼女の目的の為に肉体を乗っ取られてしまう。
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;[[エドワード・ティーチ]]
  −
:期間限定イベント『プリズマ☆コーズ』後半戦で敵対した相手。
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:珍しいことに黒髭のノリにも否定的ではなかったが、彼の動機を聞いて「自分の初任務を茶番にされた」と逆ギレし、攻撃する。
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;[[ナイチンゲール]]
  −
:幕間の物語で遭遇。
  −
:気絶させた後に「魔力供給の相性」を試すものの、勘違いした彼女に全力で「正しい心肺蘇生法」を実地で教えられるハメになる。
      
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「もーやだー!なんでわたしばっかこんな目にー!」
 
;「もーやだー!なんでわたしばっかこんな目にー!」
 
:日頃の行いが祟ったか、花札出演時にて謎の被害(声がポポポポと電子音になる、体が一人だけモノクロ)に見舞われる。聖杯温泉に入る事で無事元に戻った…と思われたが、イリヤと美遊も同様のことを願った結果効果が三重になり、肌が赤や緑になるわ声がエコーやステレオ音声になるわでただで終わらず。ついでに勝利時の一枚絵ではイリヤのステッキであからさまに顔が隠れてしまっている。
 
:日頃の行いが祟ったか、花札出演時にて謎の被害(声がポポポポと電子音になる、体が一人だけモノクロ)に見舞われる。聖杯温泉に入る事で無事元に戻った…と思われたが、イリヤと美遊も同様のことを願った結果効果が三重になり、肌が赤や緑になるわ声がエコーやステレオ音声になるわでただで終わらず。ついでに勝利時の一枚絵ではイリヤのステッキであからさまに顔が隠れてしまっている。
===Fate/Grand Order===
  −
;「とっておき、見せてあげるわ!」<br/>「山を抜き、水を割り、なお堕ちる事無きその両翼……『鶴翼三連』!」
  −
:宝具解放。投擲された剣と転移した彼女によって形成される、とある英霊の同名のそれとは似て非なる必殺技。
  −
:具体的にどう違うかは[[エミヤ]]がEXアタックで放つ鶴翼三連と見比べれば明白である(彼が文字通り"三連"撃を放つのに対し、クロは"三重"を一瞬のうちに叩き込む)。
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;「魔力供給……お願いね?」
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:絆レベル1で開放されるマテリアルに記載された台詞。魔力供給の方法はアレなので、マシュなどに止められそうではあるが。
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;「好きなものは何か?ん~、相性のいい人かな?魔力を沢山くれる人は、大好きよ。」
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:マイルーム会話より。台詞だけならまともだが、クロエの場合、魔力供給=キスなのでかなり際どい会話である。
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;「奔放に、わがままに、自分らしく。<br/> だってそれが女の子の特権でしょ?」
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:初登場時の紹介台詞。実に彼女らしい、小悪魔的な一言。
      
== メモ ==
 
== メモ ==
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*クロ役の声優・斎藤千和女史は、TYPE-MOON関連作品では他に、[[玉藻の前]]([[Fate/EXTRA]])、[[玲瓏館美沙夜]]([[Fate/Prototype]])も演じている。同じ声優が何度も出演すると演じたキャラ同士の違いが曖昧になってくるものだが、斎藤千和女史の演技力によって、それぞれ全く異なるキャラクターとして完成している。
 
*クロ役の声優・斎藤千和女史は、TYPE-MOON関連作品では他に、[[玉藻の前]]([[Fate/EXTRA]])、[[玲瓏館美沙夜]]([[Fate/Prototype]])も演じている。同じ声優が何度も出演すると演じたキャラ同士の違いが曖昧になってくるものだが、斎藤千和女史の演技力によって、それぞれ全く異なるキャラクターとして完成している。
 
**花札にてキャス狐と中の人同一の会合となると思われたが、プリヤ陣営シナリオでは前述の通り声が電子音のようになってしまい、エンディング以外では斉藤千和女史の声で喋らない(対戦モードや他陣営のシナリオでランダムエンカウントの際は喋っているが)。無論キャス狐側とは特別なイベント的絡みも無く終わった。
 
**花札にてキャス狐と中の人同一の会合となると思われたが、プリヤ陣営シナリオでは前述の通り声が電子音のようになってしまい、エンディング以外では斉藤千和女史の声で喋らない(対戦モードや他陣営のシナリオでランダムエンカウントの際は喋っているが)。無論キャス狐側とは特別なイベント的絡みも無く終わった。
*『Fate/Grand Order』でカルデアに召喚された際には魔力供給は十分なはずだが、イリヤ以外で相性がいい相手を求めて手当り次第に女性にキスを迫っていた(彼女曰く「おやつ」)。そのせいで「通りキス魔」されるハメになった。
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**とはいえ、士郎に対する態度で分かるように別に同性愛者なわけではなく、男性相手だと後々面倒になるから避けている、とのこと。一応相性が良さそうな相手は二人程見つけたそうだが、手を出すのが憚られる相手なので実行には至っていない。……十中八九、[[エミヤ|彼]]と[[エミヤ〔オルタ〕‎‎|彼]]であろう。
   
*他ゲームとプリヤがコラボする際は、他二人でなく彼女が配布キャラクターとなるケースが多い模様(『Grand Order』『かんぱに☆ガールズ』等)。立ち位置と積極的な性格が確実に仲間になりえるイベントキャラとしての説得力をもたせやすいためか。
 
*他ゲームとプリヤがコラボする際は、他二人でなく彼女が配布キャラクターとなるケースが多い模様(『Grand Order』『かんぱに☆ガールズ』等)。立ち位置と積極的な性格が確実に仲間になりえるイベントキャラとしての説得力をもたせやすいためか。
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[[category:アーチャー]]
 
[[category:アーチャー]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:サーヴァント]]
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[[Category:クロエ・フォン・アインツベルン]]
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