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322 バイト追加 、 2017年9月15日 (金) 18:49
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*遠坂が「うっかり」で失敗し、アハト翁が「立てた作戦が裏目に出て」失敗したのに対し、臓硯は「慎重すぎて動かなかった」事が失敗に繋がっている。
 
*遠坂が「うっかり」で失敗し、アハト翁が「立てた作戦が裏目に出て」失敗したのに対し、臓硯は「慎重すぎて動かなかった」事が失敗に繋がっている。
 
*人の肉を食らった虫で身体を作り栄養も人から生気を吸って生き長える妖怪だが、実際のところ人としての機能は虫が果たし外見は擬態でしか無いため肉は何でもよく、栄養も普通の食事を食べて補うことが可能であり、人間から得たほうが効率は良いものの必須ではない。仮に人以外の肉で身体を作り栄養を摂ることに徹していれば人間の血液が必須な死徒などよりは人道的な延命法だっただろう。……人間性を保ったまま肉体が虫であることの苦痛や魂の腐敗に耐えられればの話ではあるが。
 
*人の肉を食らった虫で身体を作り栄養も人から生気を吸って生き長える妖怪だが、実際のところ人としての機能は虫が果たし外見は擬態でしか無いため肉は何でもよく、栄養も普通の食事を食べて補うことが可能であり、人間から得たほうが効率は良いものの必須ではない。仮に人以外の肉で身体を作り栄養を摂ることに徹していれば人間の血液が必須な死徒などよりは人道的な延命法だっただろう。……人間性を保ったまま肉体が虫であることの苦痛や魂の腐敗に耐えられればの話ではあるが。
*『Fate/Apocrypha』での臓硯は、その世界で開催された第三次聖杯戦争においてユグドミレニアに敗れ大聖杯を奪われたショックでほぼ廃人化した。マキリは既に衰退していたのと、後継者に恵まれなかったなかったこともあって、魔術師としては完全に未来を閉ざされた、と語られている
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*『Fate/Apocrypha』での臓硯は、その世界で開催された第三次聖杯戦争においてユグドミレニアに敗れ大聖杯を奪われたショックでほぼ廃人化した。マキリは既に衰退していたのと、後継者に恵まれなかったなかったこともあって、魔術師としては完全に未来を閉ざされた、と語られている。
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**アニメ版では、炎上する冬木教会の前で血塗れで地面を這いつくばりながら、奪われた大聖杯に手を伸ばす姿が描写された。身体のダメージは刻印虫がいれば平気の筈だが、「FGO」のイベント同様、刻印虫を全て破壊されたのだろう。
 
*「ロシアあたり」出身、蟲による最早人でなくなった延命等、北欧(正確にはロシアは東欧だが)本拠地で肉体改造主軸の魔術教会である「彷徨海」を思わせる人物だが、特に公式からは関連を述べられていない。或いは蟲による魔術は間桐では臓硯の代からの独自のものであり、源流は普通に「時計塔」辺りにある家なのかもしれない。
 
*「ロシアあたり」出身、蟲による最早人でなくなった延命等、北欧(正確にはロシアは東欧だが)本拠地で肉体改造主軸の魔術教会である「彷徨海」を思わせる人物だが、特に公式からは関連を述べられていない。或いは蟲による魔術は間桐では臓硯の代からの独自のものであり、源流は普通に「時計塔」辺りにある家なのかもしれない。
 
**『Fate/strange Fake』でのフランチェスカの発言を信じるなら、源流はキエフ(現在のウクライナ)らしい。
 
**『Fate/strange Fake』でのフランチェスカの発言を信じるなら、源流はキエフ(現在のウクライナ)らしい。
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**上記のように第四特異点では[[魔神柱]]バルバトスに変化してしまうが、彼がサーヴァントではなく当時の人間だったことを考えると、'''間桐家(マキリ家)そのものが魔術王によって呪いを刻み込まれていた'''という恐ろしい事実が推測できる。
 
**上記のように第四特異点では[[魔神柱]]バルバトスに変化してしまうが、彼がサーヴァントではなく当時の人間だったことを考えると、'''間桐家(マキリ家)そのものが魔術王によって呪いを刻み込まれていた'''という恐ろしい事実が推測できる。
 
***さらに言うと、『[[Fate/stay night]]』を初めとして冬木で聖杯戦争が昔から行われていた世界では現代まで生き延びている事、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]が[[マリー・アントワネット|マリー]]に恋をしたことで魔神柱の絶対尊厳を打ち破った事を考えると、'''ユスティーツァに出会って彼女に恋をしたことでそれらの世界では彼は魔神柱にならなかった'''、というロマンチックな想像もできる。その結果、間桐家そのものが衰退の道を歩み、彼自身も魂が腐っていくことになったのは皮肉な話ではあるが。
 
***さらに言うと、『[[Fate/stay night]]』を初めとして冬木で聖杯戦争が昔から行われていた世界では現代まで生き延びている事、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]が[[マリー・アントワネット|マリー]]に恋をしたことで魔神柱の絶対尊厳を打ち破った事を考えると、'''ユスティーツァに出会って彼女に恋をしたことでそれらの世界では彼は魔神柱にならなかった'''、というロマンチックな想像もできる。その結果、間桐家そのものが衰退の道を歩み、彼自身も魂が腐っていくことになったのは皮肉な話ではあるが。
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== 脚注 ==
 
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