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2,201 バイト追加 、 2017年9月20日 (水) 09:58
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:『ツヴァイ』最終巻、最終章、『ドライ』過去編にて。願望器である美遊に向けられた祈り。
 
:『ツヴァイ』最終巻、最終章、『ドライ』過去編にて。願望器である美遊に向けられた祈り。
 
:この「願い」によって美遊は平行世界へと跳び、すべてが始まった。
 
:この「願い」によって美遊は平行世界へと跳び、すべてが始まった。
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;「とも……だち…?」<br>「………」<br>「…はははっ…」<br>「そうか…… そうなのか…」<br>「叶っていたんだな……」
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:『ドライ』第3話。エインズワース家地下牢幽閉時におけるイリヤとの邂逅。イリヤが発した「わたしはミユの友達です!」の宣言に対して。美遊が連れ戻されたことを知らされ絶望に沈んでいたところに、イリヤの宣言を聞いて自身の願いが僅かながら叶えられていた事に一筋の涙を流す。
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;「ああ… ああ……」<br>「君のおかげで…」<br>「もう 俺の願いの半分は叶ったよ…」
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:『ドライ』第3話。最愛の妹に命を懸けてくれる<ruby><rb>友達</rb><rt>イリヤ</RT></RUBY>の存在を知り、滂沱の涙を流しながら彼女への感謝を述べる。美遊に(はじめての)友達、しかも肩を並べて命すら懸けてくれる親友ができていた事は、それを願い続けていた彼にとってみれば確かな救いであった。
    
;「ジュリアン やっぱりお前を倒さない限り 美遊は幸せになれないみたいだ<br> お前が全のため一を殺すというなら 俺は何度でも悪を成そう<br> ―――覚悟は良いか 正義の味方」
 
;「ジュリアン やっぱりお前を倒さない限り 美遊は幸せになれないみたいだ<br> お前が全のため一を殺すというなら 俺は何度でも悪を成そう<br> ―――覚悟は良いか 正義の味方」
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;「大丈夫だよな美遊 きっとお前なら すぐ友達もできるさ」<br>「もっともっと 色んなことを……教えてやりたかったな」<br>「あ……そういや」<br>「海に連れてくって約束 忘れてた」<br>「まずいなぁ……怒ってるかな美遊 怒ってるよなぁ…」<br>「……まぁでも 俺もちょっとはがんばったし」<br>「許してくれよな」
 
;「大丈夫だよな美遊 きっとお前なら すぐ友達もできるさ」<br>「もっともっと 色んなことを……教えてやりたかったな」<br>「あ……そういや」<br>「海に連れてくって約束 忘れてた」<br>「まずいなぁ……怒ってるかな美遊 怒ってるよなぁ…」<br>「……まぁでも 俺もちょっとはがんばったし」<br>「許してくれよな」
 
:別世界へと送り出した妹へと向けた、最後の言葉。妹を案じながら自らの力不足を噛み締め、その行く末の幸福を願う。
 
:別世界へと送り出した妹へと向けた、最後の言葉。妹を案じながら自らの力不足を噛み締め、その行く末の幸福を願う。
:「ちょっとはがんばった」とは言うが、ちょっとどころか自らの存在すら犠牲にした、命がけのがんばりである。「ちょっと」どころではない。
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:「ちょっとはがんばった」とは言うが、ちょっとどころか自らの存在すら犠牲にした、命がけのがんばりである。
:そして美遊と交わした「海へ連れていく」という約束と「色んなことを教える」という願いは、並行世界の自分が、義妹の親友となった義妹と一緒に確かに果たしてくれていた。
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:そして美遊と交わした「海へ連れていく」という約束と「色んなことを教える」という願いは、並行世界の自分が、<ruby><rb>義妹</rb><rt>美遊</RT></RUBY>の親友となった<ruby><rb>義妹</rb><rt>イリヤ</RT></RUBY>と一緒に確かに果たしてくれていた。
    
;「勝ったよ………切嗣」
 
;「勝ったよ………切嗣」
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:自らを「悪」とし、それが養父の理想とかけ離れたものであると知りながら、士郎はそれでも胸を張って義父に向かいそれを誇った。
 
:自らを「悪」とし、それが養父の理想とかけ離れたものであると知りながら、士郎はそれでも胸を張って義父に向かいそれを誇った。
 
:それは善悪を超越し「たったひとつ」を貫き続けた「男」が得た「勝利」の言葉だった。
 
:それは善悪を超越し「たったひとつ」を貫き続けた「男」が得た「勝利」の言葉だった。
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;「と言うか 美遊の着替えは だいたい俺が 手伝って…」
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:『ドライ』42話。さらりと衝撃発言。女性陣の着替えの際、無頓着に部屋に入ってこようとした際、他ならぬ女性陣から「見ちゃダメ!」と締め出された際にクロから「乙女の着替えを除くな」と窘められ、自らデリカシーの無さを反省するとともに「'''妹と同じ感覚で立ち入ってしまった'''」という自然体の言葉を出した直後。クロから「ミユ相手なら(着替えの最中に)構わず部屋に入るのか」とツッコまれた際の天然すぎる返答。障子の向こうでやりとりを聞いていた美遊は恥ずかしさに顔を真っ赤にして「余計なことは言わなくていいの…!」と慌てて兄の言葉を差し止めた。
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;「パンドラの箱ってなんだ?」
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:『ドライ』第44話。まさかのひとこと。そして彼や美遊が所属する、この並行世界の核心に近づいてしまったひとことでもある。
    
== メモ ==
 
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