差分
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;人物
;人物
:見た目は20代の青年に見えるが、実年齢は50歳を超えている。服装は赤いコートとシルクハットを着用している。コルネリウス・アグリッパ・フォン・ネッテスハイムの直系の子孫。魔術師としては血筋も実力もかなりのもので、シュポンハイム修道院の次期院長とも言われている。が、それゆえプライドが高く性格に問題がある。<br />魔術師、人形師として橙子の方が自分の上をいくと思われていることを認められず、学生時代から空の境界の時代に到るまで過剰に対抗意識を燃やしていた。一方で魔術師達の悲願と言われる根源への到達は出来る筈が無いと諦めている。学生時は頻繁に橙子の研究室に足を運んでは与太話・自慢話をしていたなど、彼女に自分の力を認めて欲しかったという面があり、橙子へは愛憎入り混じった歪んだ執着心があったようだ。ちなみに彼の大好物は学生時代に橙子が軽い気持ちでアルバに作ってやった蒼崎姉妹流家庭料理のピザ煎餅。<br />本編には登場しなかったが、[[使い魔]]は黒いドーベルマン。アルバは簡単に人を愛せないかわりに、そういう簡単に愛せる生き物は大好きなのだとか。<br />起源は『反証』。
:見た目は20代の青年に見えるが、実年齢は50歳を超えている。服装は赤いコートとシルクハットを着用している。コルネリウス・アグリッパ・フォン・ネッテスハイムの直系の子孫。魔術師としては血筋も実力もかなりのもので、シュポンハイム修道院の次期院長とも言われている。が、それゆえプライドが高く性格に問題がある。<br />魔術師、人形師として橙子の方が自分の上をいくと思われていることを認められず、学生時代から空の境界の時代に到るまで過剰に対抗意識を燃やしていた。一方で魔術師達の悲願と言われる根源への到達は出来る筈が無いと諦めている。学生時は頻繁に橙子の研究室に足を運んでは与太話・自慢話をしていたなど、彼女に自分の力を認めて欲しかったという面があり、橙子へは愛憎入り混じった歪んだ執着心があったようだ。ちなみに彼の大好物は学生時代に橙子が軽い気持ちでアルバに作ってやった蒼崎姉妹流家庭料理のピザ煎餅。<br />本編にはほんのわずかしか登場しなかったが、[[使い魔]]は黒いドーベルマン。アルバは簡単に人を愛せないかわりに、そういう簡単に愛せる生き物は大好きなのだとか。<br />起源は『反証』。
;能力
;能力
:脳を生きたまま保存するなど人形師として高い技術を持つ(人形は何もしなければ一ヶ月ほどはもつようだ)。[[魔術]]でエーテルをスライム状に具現化、高速詠唱によって高温の炎を出す、魔力を相手に直接ぶつけて斬撃のような傷を与える、人間の生首を素手で万力のように押し潰す握力などを持っている。格ゲーでいうならば超必殺技撃ち放題のようなもので、単純な攻撃力で言うと、TYPE-MOON作品の魔術師の中でも上位に入るとのこと。人形師としての技術なのか魔術なのかは分からないが見た目の年齢を20代ほどにすることもできる。
:脳を生きたまま保存するなど人形師として高い技術を持つ(人形は何もしなければ一ヶ月ほどはもつようだ)。[[魔術]]でエーテルをスライム状に具現化、高速詠唱によって高温の炎を出す、魔力を相手に直接ぶつけて斬撃のような傷を与える、人間の生首を素手で万力のように押し潰す握力などを持っている。特に詠唱に関してはスピードのみならず文面まで洗練されており、その完成度は橙子も認めるほど。さらには「Repeat」の一言で連続して再起動させることさえも可能。これは格ゲーでいうならば超必殺技撃ち放題のようなもので、単純な攻撃力で言うと、TYPE-MOON作品の魔術師の中でも上位に入るとのこと。人形師としての技術なのか魔術なのかは分からないが見た目の年齢を20代ほどにすることもできる。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
;「Go away the shadow. It is impossible to touch the thing which are not visible.<br> Forget the darkness. It is impossible to see the thing which are not touched.<br> The question is prohibited. The answer is simple.<br> I have the flame in the left hand. And I have everything in the right hand――――」<br>(影は消えよ。己が不視の手段をもって。)<br>(闇ならば忘却せよ。己が不触の常識にたちかえれ。)<br>(問うことはあたわじ。 我が解答は明白なり!)<br>(この手には光。この手こそが全てと知れ――――)
;「Go away the shadow. It is impossible to touch the thing which are not visible.<br> Forget the darkness. It is impossible to see the thing which are not touched.<br> The question is prohibited. The answer is simple.<br> I have the flame in the left hand. And I have everything in the right hand――――」<br>(影は消えよ。己が不視の手段をもって。)<br>(闇ならば忘却せよ。己が不触の常識にたちかえれ。)<br>(問うことはあたわじ。 我が解答は明白なり!)<br>(この手には光。この手こそが全てと知れ――――)
;「I am the order. Therefore,you will be defeated securely――――!」<br>(我を存かすは万物の理。全ての前に、汝。ここに、敗北は必定なり――――!)<br>「Repeat…………!」<br>(命ずる…………!)<br>「Repeat!」<br>「Repeat!」<br>「Repeat――――!」
;「I am the order. Therefore,you will be defeated securely――――!」<br>(我を存かすは万物の理。全ての前に、汝。ここに、敗北は必定なり――――!)<br>「Repeat…………!」<br>(命ずる…………!)<br>「Repeat!」<br>「Repeat!」<br>「Repeat――――!」
:詠唱。約2秒の速さで灼熱の炎を出し、一度繰り出した魔術は即座に再発動することを可能とする。橙子も内心で感心するほどのものだった……のだがその橙子の使い魔には全く通用しなかった。<br>「[[Fate/Grand Order]]」の概念礼装においては「(魔術詠唱は)一度きりでいい」という理論を提唱する姿が描かれており、これが設定に反映されるのならば革新的な高速詠唱のようだ。
:詠唱。これだけの文面を約2秒の速さで読み終えて、千度を超える灼熱の炎を出し、さらに一度繰り出した魔術は即座に再発動することを可能とする。この詠唱は速度のみならず長さ・韻の踏み方・精神の高揚具合すべてを高水準でまとめており、さらに物質界への魔術回路のつなぎ方も巧妙ときている。その完成度は橙子も内心で感心するほどのものだった……のだが、悲しいかなその橙子の使い魔には全く通用しなかった。<br>「[[Fate/Grand Order]]」の概念礼装においては「(魔術詠唱は)一度きりでいい」という理論を提唱する姿が描かれており、これが設定に反映されるのならば革新的な高速詠唱のようだ。
== メモ ==
== メモ ==
*実際には魔術師として家柄も良く、実力もかなりのものだが、橙子にあまりにあっさりやられてしまう(しかも二度連続)ところから、ファンの間では「赤ザコ」と称される事もある。<br />当然、作中でこのような表現は使われていない。
*実際には魔術師として家柄も良く、実力もかなりのものだが、橙子にあまりにあっさりやられてしまう(しかも二度連続)ところから、ファンの間では「赤ザコ」と称される事もある。<br />当然、作中でこのような表現は使われていない。むしろ攻撃能力に関しては間違いなく一流とされており、小川マンションの人形のほとんど([[臙条巴]]を含む)も彼の作品である。
*ちなみに声を演じた遊佐浩二氏は、後に『[[Fate/EXTRA CCC]]』にて作中最強クラスの大英雄[[カルナ]]を演じることとなる。
*ちなみに声を演じた遊佐浩二氏は、後に『[[Fate/EXTRA CCC]]』にて作中最強クラスの大英雄[[カルナ]]を演じることとなる。
*赤いコート、シルクハットにおかっぱ頭の容姿からネタでチョコレート工場長、または単に工場長と呼ばれたりもする。元ネタは映画「チャーリーとチョコレート工場」の登場人物ウィリー・ウォンカ(演:ジョニー・デップ)。
*赤いコート、シルクハットにおかっぱ頭の容姿からネタでチョコレート工場長、または単に工場長と呼ばれたりもする。元ネタは映画「チャーリーとチョコレート工場」の登場人物ウィリー・ウォンカ(演:ジョニー・デップ)。