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− | ==キャスター==
| + | {{サーヴァント概要 |
− | * 真名:トーマス・エジソン
| + | | タイトル = キャスター |
− | * 身長:182cm / 体重:88kg (生前とは肉体組成からして異なるため、身長・体重も変化している)
| + | | 真名 = トーマス・エジソン |
− | * 出典:史実
| + | | 依代 = |
− | * 地域:北米
| + | | 読み = |
− | * 属性:秩序・中庸 / 隠し属性:人
| + | | 外国語表記 = Thomas Edison |
− | * 性別:男性
| + | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] |
− | * 声優:寺島拓篤
| + | | 声優 = 寺島拓篤 |
| + | | 演者 = |
| + | | 身長 = 203cm |
| + | | 体重 = 106kg<ref group = "注">修正前 身長182cm 体重88kg 生前とは肉体組成からして異なるため、身長・体重も変化している。</ref> |
| + | | 誕生日 = |
| + | | 血液型 = |
| + | | 出典 = 史実 |
| + | | 地域 = 北米 |
| + | | 属性 = 秩序・中庸 |
| + | | 副属性 = 人 |
| + | | 性別 = 男性 |
| + | | スリーサイズ = |
| + | | 一人称 = 私/我々<ref group = "注">大統領たちの意識が入り込んでいる。</ref> |
| + | | 二人称 = お前/貴様/ミスター/ミスなど |
| + | | 三人称 = 彼/彼女 |
| + | | 異名 =メンロパークの魔術師、発明王、大統王 |
| + | | 愛称 = |
| + | | イメージカラー = |
| + | | サーヴァント階位 = |
| + | | 特技 = |
| + | | 好きな物 = 自分の発明を誰かが使っている瞬間、直流 |
| + | | 苦手な物 = ニコラ・テスラの話 |
| + | | 天敵 = [[ニコラ・テスラ]] |
| + | | デザイン = pako |
| + | | 設定作成 = 東出祐一郎 |
| + | | レア度 = ☆4 |
| + | }} |
| + | |
| + | ==概要== |
| | | |
| 「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。 | | 「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。 |
| | | |
| ;略歴 | | ;略歴 |
− | :『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカに召喚され、世界を滅ぼそうとするケルトに対抗する陣営のトップとして行動している。 | + | :『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』では西暦1783年のアメリカに召喚され、世界を滅ぼそうとするケルトに対抗する陣営のトップとして行動している。 |
− | :本来なら対抗する立ち位置にある歴代のアメリカ大統領は自分たちが全員顕現しても勝てないと悟り、力を一人に集約させる為に最高の知名度を持つアメリカ人エジソンを選んだ結果、現在の姿になった。 | + | :本来なら対抗する立ち位置にある歴代の[[アメリカ合衆国]]大統領は自分たちが全員顕現しても勝てないと悟り、力を一人に集約させる為に最高の知名度を持つアメリカ人エジソンを選んだ結果、現在の姿になった。 |
− | :当初は大量に召喚された勇猛なケルト兵を主力として大陸を蹂躙するケルト軍への対抗意識から、武器や戦力の大量生産や過酷な労働、即戦力になる機械化兵士の投入に基づいた近代的な物量作戦で戦いを挑み、ケルト軍の侵攻を食い止めていた。しかし、使える資源も人材も限られ、戦力の質や数でもケルト軍に劣る自軍が、戦い慣れした強力な兵士やモンスターを短時間かつノーコストで無限に召喚できる聖杯を擁したケルト軍相手に自分のやり方だけで勝利するのは流石に厳しく、辛うじて戦線を維持しながらも少しずつ確実に追い込まれる。 | + | :当初は大量に召喚された勇猛なケルト兵を主力として大陸を蹂躙するケルト軍への対抗意識から、武器や戦力の大量生産や過酷な労働、即戦力になる機械化兵士の投入に基づいた近代的な物量作戦で戦いを挑み、ケルト軍の侵攻を食い止めていた。だが使える資源や人材に限りがある中、自軍よりも戦い慣れした兵士やモンスターを聖杯の力だけで無限に召喚できるケルト軍を相手に物量作戦だけで勝つのは非常に厳しく、しかもそこまで不利な条件にも拘らず彼自身の負けず嫌いで強気な性格が災いして方針転換する事を全く考えていなかったため、辛うじて戦線を維持しながらも少しずつ確実に追い込まれていく。 |
− | :だが、そこまで厳しい状況に陥ってもなお彼は自身の得意分野である大量生産で負けを認める事が出来なかったため、方針転換に踏み切れずにいた。更に、自身に力を貸していた歴代アメリカ大統領の意志や使命に影響されすぎている節が所々あり、当初は「聖杯を奪取したらアメリカを世界から切り離して他の時代とは違う時間軸に移転させる事で人理焼却から守り、独立した永遠の国にする。結果的に人理や他の時代が滅びるような事があっても自国を守る事が最優先なのだから仕方ない」と、アメリカさえ存続さえ出来れば他の地域や時代がどうなろうと知った事ではないというスタンスであったため、世界や人理を守る為に戦おうという考えは微塵も持っていなかった。 | + | :また、自身に力を貸している歴代アメリカ大統領の意志や使命に影響されすぎて国粋主義に傾倒している節が所々あり<ref group="注">漫画版『Fate/Grand Order -turas realta-』ではこの傾向がよりはっきりと描かれており、方針に反対する兵士に対して洗脳や薬物投与まで含む「再教育」まで行っている模様。テスラからも「生前からアレな奴だったが思想教育や強制労働までやって自分の意志に他人を従えるのは明らかにやりすぎ」と酷評されていた。</ref>、当初は人理や正しい歴史を守るという英霊の使命を端から放棄してアメリカだけを確実に人理焼却から守るという理念を掲げ、その手段としてケルト軍の持つ聖杯の奪取を目標にしていた。 |
− | :序盤では最終目的の違いから[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行と反目関係になってしまい、彼らが自分達の元を去った後もそのまま自分のやり方を貫き続けてきたが、最終的には[[ナイチンゲール]]と[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行、自軍の仲間達の説得や協力によって柔軟な思考と人理の為に戦う意志を取り戻して立ち直り、その後は主人公一行と協力して人理修正の懸かった大戦争を最後の最後まで戦い抜き、見事人理を修正して見せた。 | + | :序盤では最終目的の違いから[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行と反目関係になってしまい、彼らが自分達の元を去った後もそのまま自分のやり方を貫き続けてきたが、最終的には戻ってきた[[ナイチンゲール]]と[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行、自軍の仲間達の説得や協力によって柔軟な思考と人理の為に戦う意志を取り戻して立ち直り、その後は主人公一行と協力して人理修正の懸かった大戦争を最後の最後まで戦い抜き、見事人理を修正して見せた。 |
| :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 | | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 |
| + | :Lostbelt No.5『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』では破神同盟のサーヴァントとして登場。[[エレナ・ブラヴァツキー]]や[[ニコラ・テスラ]]と共に[[デメテル]]と交戦し全滅していたことが回想で判明している。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :筋骨隆々とした肉体に獅子の頭という異様な風貌をしている。一人称は「私」、「我々」(大統領たちの意識が入り込んでいる)。 | + | :筋骨隆々とした肉体にホワイトライオンの頭という異様な風貌をしている。 |
| :威風堂々として非常に尊大な性格。大雑把でどこか甘っちょろいが、常に前向きで暑苦しく、一度や二度の失敗ではへこたれない。 | | :威風堂々として非常に尊大な性格。大雑把でどこか甘っちょろいが、常に前向きで暑苦しく、一度や二度の失敗ではへこたれない。 |
| :スーパーブラック企業と全体主義が合体したかのごとき悪魔のような指導者であるためか、若干ワーカホリック気味なところがあり、自身が心がけている一日二十時間の労働をマスターにも要求してくるほど。 | | :スーパーブラック企業と全体主義が合体したかのごとき悪魔のような指導者であるためか、若干ワーカホリック気味なところがあり、自身が心がけている一日二十時間の労働をマスターにも要求してくるほど。 |
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| :独り言癖があり、廊下から部屋の中まで聞こえるほどうるさい。エレナからも注意されているが、治る気配はない。 | | :独り言癖があり、廊下から部屋の中まで聞こえるほどうるさい。エレナからも注意されているが、治る気配はない。 |
| ;能力 | | ;能力 |
− | :世界有数の知名度を誇るが、その新しさ故にサーヴァントとしての力量はやや劣る。『[[Fate/Grand Order]]』ではそれを補強するため、アメリカという国家を支えた歴代大統領が「エジソン」という概念を補強する一種の礼装として扱われたが、その方向性が割とブッ飛んでしまった形でパワーアップしてしまった。 | + | :世界有数の知名度を誇るが、歴史の浅い近代の英霊なのでサーヴァントとしての力量はやや劣る。『[[Fate/Grand Order]]』ではそれを補強するため、アメリカという国家を支えた歴代大統領が「エジソン」という概念を補強する一種の礼装として扱われたが、その方向性が割とブッ飛んでしまった形でパワーアップしてしまった。 |
| :キャスタークラスではあるが魔術はまったく使用せず、主に電気の放出、自分の発明品の利用によって戦う。また筋骨隆々とした肉体で白兵戦を行うこともあるが、筋力はあまり高くない。 | | :キャスタークラスではあるが魔術はまったく使用せず、主に電気の放出、自分の発明品の利用によって戦う。また筋骨隆々とした肉体で白兵戦を行うこともあるが、筋力はあまり高くない。 |
| :斬新な発明をするよりも、先達の発明をより普及に適した形に再構築するという点において極めて優れており、まったく無関係の人物同士の宝具概念を繋ぎ合わせて新しい宝具を創造してしまうほど。 | | :斬新な発明をするよりも、先達の発明をより普及に適した形に再構築するという点において極めて優れており、まったく無関係の人物同士の宝具概念を繋ぎ合わせて新しい宝具を創造してしまうほど。 |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
| |- | | |- |
− | | [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || EX || E || EX || A || EX || 陣地作成:EX(D相当)<br/>道具作成:EX(D相当) || 一意専心:B<br />大量生産:A<br/>概念改良:A+<br />変化:C|| style="text-align:left"| | + | | [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || EX || E || EX || A || EX || 陣地作成:EX(D相当)<br/>道具作成:EX(D相当) || 一意専心:B<br />大量生産:A→A+<br/>概念改良:A+<br />変化:C<br />メンロパークの魔術師:A|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「変化」→「メンロパークの魔術師」に変化、<br />「大量生産」がA→A+にランクアップ。 |
| |} | | |} |
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| :闇を照らし、消え去るはずの音を記録し、現実をありのままに映し出す装置を発明したエジソンによって、世界の隠秘は存在しないものになった。正確には「存在するのだが、それをエジソンが奪還した」という形になる。 | | :闇を照らし、消え去るはずの音を記録し、現実をありのままに映し出す装置を発明したエジソンによって、世界の隠秘は存在しないものになった。正確には「存在するのだが、それをエジソンが奪還した」という形になる。 |
| :隠されていた、秘められていたからこそ力を発揮したものを無造作に暴き立て、エネルギーでは計れない何かを零に固定する。民衆たちの神秘への信仰を零に貶める、「世界信仰強奪」対民宝具。 | | :隠されていた、秘められていたからこそ力を発揮したものを無造作に暴き立て、エネルギーでは計れない何かを零に固定する。民衆たちの神秘への信仰を零に貶める、「世界信仰強奪」対民宝具。 |
− | :一切の神秘をはぎ取り真実の姿をあらわにする性質を利用して、バニヤンの心象世界諸共ウェンディゴに変化したシカゴの住人を元に戻した。また、この宝具を暴走させることで自爆することも可能<ref>第五特異点 第22節より。</ref>。 | + | :一切の神秘をはぎ取り真実の姿をあらわにする性質を利用して、バニヤンの心象世界諸共ウェンディゴに変化したシカゴの住人を元に戻した。また、この宝具を暴走させることで自爆することも可能<ref group = "出">第五特異点 第22節より。</ref>。 |
− | :『Fate/Grand Order』では、敵全体にダメージを与えつつ、クリティカル発生率をダウンさせ、宝具・スキル発動を1ターン封印する。 | + | :『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&宝具封印状態を付与(1ターン)&スキル封印状態を付与(1ターン)&クリティカル発生率をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。 |
− | :ビジュアルは「二十○紀FOX」そっくりのEDISONロゴの上でポーズを決め、光ですべてを照らし出すという色々な意味で危険な代物。エジソンはハリウッドに居着いた映画制作会社勢力との確執があったはずだが、大丈夫なのだろうか。 | + | :強化クエストクリアでランクはそのままに、宝具威力倍率が上昇し「敵全体の攻撃力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果が追加される。 |
| + | :演出は「20世紀FOX」そっくりのEDISONロゴの上でポーズを決め、光ですべてを照らし出すという色々な意味で危険な代物。エジソンはハリウッドに居着いた映画制作会社勢力との確執があったはずだが、大丈夫なのだろうか。 |
| :ちなみに期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』内での発言によると「W・F・D(TM)」であり、宝具名は商標登録されているらしい。 | | :ちなみに期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』内での発言によると「W・F・D(TM)」であり、宝具名は商標登録されているらしい。 |
| | | |
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| :エジソンが晩年に研究していたとされる、あの世と通信できる機械。 | | :エジソンが晩年に研究していたとされる、あの世と通信できる機械。 |
| :『Fate/Grand Order』ではカルデアに来てからも研究を重ねて試作品を完成させており、期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』では事件の発端の一つとなった。 | | :『Fate/Grand Order』ではカルデアに来てからも研究を重ねて試作品を完成させており、期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』では事件の発端の一つとなった。 |
| + | ;大統砲 |
| + | :漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第五特異点で登場した兵器。 |
| + | :エジソンが作成したと思われる決戦兵器で、神代の宝具にも匹敵すると言われている。 |
| + | :全体が五芒星の形をしていて発射口がライオンの頭部を模している<ref group="注">何の因果か、[[魔神柱|ソロモンの七十二の悪魔]]のうちの一柱「ブエル」がこんな感じのデザインである。</ref>という凄まじく悪趣味なデザインをしており、ご丁寧に「U.S.A」のロゴまで入っている。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
− | * 〔キャスター〕キャラクターデザイン:pako / 設定作成:東出祐一郎 / レア度:☆4
| |
| : ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』クリア後ガチャに追加される。 | | : ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』クリア後ガチャに追加される。 |
| ===その他=== | | ===その他=== |
| ;[[ちびちゅき!]] | | ;[[ちびちゅき!]] |
− | :お月見団子盗難事件にて、月へ行く方法についてノリノリで意見を出してきた。 | + | :教師役。お月見団子盗難事件にて、月へ行く方法についてノリノリで意見を出してきた。 |
| :『Fate/Grand Order』とは異なり、体育祭では玄奘三蔵と並んで持久走が得意な様子を見せた。 | | :『Fate/Grand Order』とは異なり、体育祭では玄奘三蔵と並んで持久走が得意な様子を見せた。 |
| | | |
78行目: |
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| ;[[ニコラ・テスラ]] | | ;[[ニコラ・テスラ]] |
| :同時代の発明家。終生のライバル、不倶戴天の宿敵であり、嫌いなものとして名指しで挙げるほど。エジソン曰く「ミスター・すっとんきょう」。 | | :同時代の発明家。終生のライバル、不倶戴天の宿敵であり、嫌いなものとして名指しで挙げるほど。エジソン曰く「ミスター・すっとんきょう」。 |
− | :ベルやバベッジとは節度を保った付き合いを心がけているというエジソンだがなぜかテスラだけは常に例外で、出くわす度に訳の分からない言いがかりで互いに貶し合ったり張り合ったりして殴り合いを始める。 | + | :ベルやバベッジとは節度を保った付き合いを心がけているというエジソンだがなぜかテスラだけは常に例外で、出くわす度に生前より引きずる「交流か直流か」から主に始まる訳の分からない言いがかりで互いに貶し合ったり張り合ったりして終いには殴り合いを始める。 |
− | :一方で第五特異点において協力関係となった時では同じく電気を操るサーヴァントとして張り合いながらもその能力に関しては一目置いてる所もあり、必要ならばうまく協力し合う。しかし戦いが終わるとどちらが優れているのかで言い争いを始め、結局は殴り合いを始める事になる。 | + | :一方で同じく電気を操るサーヴァントとして張り合いながらもその能力や実力、得意分野などに関しては一目置いてる所もあり、考えや方針が一致したらうまく協力し合う。しかし戦いが終わるとどちらが優れているのかで言い争いを始め、結局は殴り合いを始める事になる。 |
− | :同じカルデアに居る時でもそれは同じで、何かにつけて互いを貶したり喧嘩を売るような事を言ったりしては睨み合いになり、すぐに取っ組み合いを始めようとする。 | + | :同じカルデアに居る時でもそれは同じで、何かにつけて互いを貶したり喧嘩を売るような事を言ったりしては睨み合いになり、すぐに取っ組み合いを始めようとする。期間限定イベントでもこの二人のコントが無い方が珍しいと言っていいほど、どこにでもやってきてどこでも殴り合いを始める。因みに二人そろった場合は名前が「紳士と獅子」と表記される。 |
| + | :下記のように生前には会社の利権の問題もあって陰険なことも行っていたが、サーヴァントになってからは利権の問題はなくなったので彼との喧嘩の理由は純粋に科学上のライバル心(と個人的な好き嫌い)である。実際、[[アストルフォ〔セイバー〕]]の幕間の物語『新月にて、浮かれ浮かれてなんやかんや』にて理性の七割が吹っ飛んだ際には「直流最高!」「交流最高!」と意気投合していた。 |
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| ;[[チャールズ・バベッジ]] | | ;[[チャールズ・バベッジ]] |
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| ;[[エレナ・ブラヴァツキー]] | | ;[[エレナ・ブラヴァツキー]] |
| :生前の友人。彼女が主催していた神智学協会にも関わっている。 | | :生前の友人。彼女が主催していた神智学協会にも関わっている。 |
− | :第五特異点では仲間として共に戦っていた、作中で彼の一番の理解者。エジソンの歪みを理解してなお王として認め、彼が落ち込んだ時も何度も叱咤して励ましていた。 | + | :第五特異点では仲間として共に戦っていた、作中で彼の一番の理解者。同時に頭の上がらない存在。エジソンの歪みを理解してなお王として認め、彼が落ち込んだ時も何度も叱咤して励ましていた。 |
| :ただ、そんな彼女でも[[ニコラ・テスラ]]と顔を合わせる度に下らない痴話喧嘩を始めてはヒートアップする彼の悪癖には呆れている模様。 | | :ただ、そんな彼女でも[[ニコラ・テスラ]]と顔を合わせる度に下らない痴話喧嘩を始めてはヒートアップする彼の悪癖には呆れている模様。 |
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| ;[[カルナ]] | | ;[[カルナ]] |
| :第五特異点で仲間として共に戦っていた。最初はエジソンがカルナに協力を請うた事で従っていたが、後にエジソンが改心した後は真に友人関係にもなった。 | | :第五特異点で仲間として共に戦っていた。最初はエジソンがカルナに協力を請うた事で従っていたが、後にエジソンが改心した後は真に友人関係にもなった。 |
− | :彼によるとエジソンはかつての仲間であるドゥリーヨダナにどこか似ているらしく、どうも放っておけないらしい。 | + | :彼によるとエジソンはかつての仲間である[[ドゥリーヨダナ]]にどこか似ていて、どうも放っておけないらしい。 |
| | | |
| ;[[ジェロニモ]] | | ;[[ジェロニモ]] |
− | :第五特異点では陣営としては敵対していたが、直接顔を合わせることはなかった。 | + | :第五特異点では陣営としては敵対していたが、直接顔を合わせることはなかったが、カルデアに召喚されてからは何だかんだでうまく付き合っている模様。 |
| :マイルームでは同じ時代を生きた人物として敬意を表すべきだと感じているが、先住民と開拓者という立ち位置から若干苦手意識がある節があり、期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』で共闘した際には多少は空気を読んだ言動をしていた。 | | :マイルームでは同じ時代を生きた人物として敬意を表すべきだと感じているが、先住民と開拓者という立ち位置から若干苦手意識がある節があり、期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』で共闘した際には多少は空気を読んだ言動をしていた。 |
| | | |
| ;[[メディア]]、[[クー・フーリン]] | | ;[[メディア]]、[[クー・フーリン]] |
− | :キャラクエストにて、彼女達の宝具を融合させ、新しい宝具「エジソン式ボルク・ブレイカー」を生み出そうとする。 | + | :キャラクエストにて、彼女達の宝具を融合させ、新しい宝具「エジソン式ボルク・ブレイカー」を生み出そうとする。なお、メディアからは最終的に呆れられるものの紳士的な態度だったため印象は悪く無かった。 |
| + | |
| + | ;[[ポール・バニヤン]] |
| + | :期間限定イベント『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』で出会った相手。 |
| + | :「ポール・バニヤン」が語られるようになった経緯を知っていたため半信半疑であったが、マスターに会いに行こうとする彼女を導く。 |
| + | :クライマックスでは宝具を使用して、「彼女が求める真実」を照らしだした。 |
| + | : 後の期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、アメリカ代表として「ライオンマン&ビッグボディ」を組んで出場した。 |
| + | |
| ;[[エミヤ]] | | ;[[エミヤ]] |
| :宝具の改造に抵抗が無い者同士で意気投合する。 | | :宝具の改造に抵抗が無い者同士で意気投合する。 |
| + | |
| + | ;[[加藤段蔵]] |
| + | :彼女曰く、ぎらぎらした目で見つめてくるらしい。 |
| + | :改造プランを考えているのか、大量生産する算段をしているのかは不明である。 |
| + | |
| + | ;[[オリオン|アルテミス]] |
| + | :2018年の夏イベントにて、配下のトーマス・アーミー達の射撃訓練の為に教官として招いた。 |
| + | :本人は目の保養のつもりもあったようだが、想像以上に危険な精神性を目の当たりにして部下達を置いて逃亡した。 |
| + | |
| + | ;[[ボイジャー (Grand Order)|ボイジャー]] |
| + | :Fate/Requiemコラボイベントにて共演。人類史におけるヒーローとして大絶賛していた<ref group="注">同じ科学関係者という理由もあるが、エジソンの中にいる歴代大統領の中にはボイジャー計画に携わったジミー・カーター大統領もいるので、その影響も考えられる。</ref>。 |
| + | :カルデアでも孫に甘い祖父のように世話を焼いている模様。 |
| + | |
| + | ;[[始皇帝]] |
| + | :期間限定イベント『水怪クライシス』にて共演。 |
| + | :『FGO material VIII』の時点で「'''儒の極み'''」とボロクソに評されており、出会うなり面と向かって罵倒されてしまった。 |
| | | |
| === サーヴァント・ユニヴァース === | | === サーヴァント・ユニヴァース === |
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| === 生前 === | | === 生前 === |
| + | ;ヘンリー・フォード |
| + | :「自動車王」の異名を持つ、自動車製造会社「フォード・モーター社」の創業者にして初代社長。 |
| + | :エジソンと生涯に渡って親交があり、敵の多かった彼にとって数少ない親友と言える存在であった。 |
| + | :一方でエジソンに対し「発明家としては大したものだが経営者としては最悪」と率直な意見も残している。 |
| ;グラハム・ベル | | ;グラハム・ベル |
| :同時代の発明家。エジソンも認める天才性の持ち主。 | | :同時代の発明家。エジソンも認める天才性の持ち主。 |
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| :同世代の伝説の保安官。西部伝説のガンスリンガー。 | | :同世代の伝説の保安官。西部伝説のガンスリンガー。 |
| :生前に面識があり、英霊でもおかしくないと語っている。 | | :生前に面識があり、英霊でもおかしくないと語っている。 |
| + | ;御木本幸吉 |
| + | :宝飾会社「ミキモト」の創設者で、世界で初めて真珠の養殖に成功した日本人。 |
| + | :真珠を作り上げた功績を「世界の驚異」と絶賛した。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| + | ===マテリアル=== |
| ;「サーヴァント、キャスター。トーマス・アルバ・エジソンである!<br/> 顔のことは気にするな! これは! アメリカの象徴である!」 | | ;「サーヴァント、キャスター。トーマス・アルバ・エジソンである!<br/> 顔のことは気にするな! これは! アメリカの象徴である!」 |
| :召喚時。最初から尊大さ全開。そして、気にするなと言われてもやはり気になる。 | | :召喚時。最初から尊大さ全開。そして、気にするなと言われてもやはり気になる。 |
| + | |
| + | ===マイルーム=== |
| | | |
| ;「バッドテイスト? いいか、一つだけ、言っておく。<br/> 私の前で……ニコラ・テスラの話はするな! 断じてなぁ!!」 | | ;「バッドテイスト? いいか、一つだけ、言っておく。<br/> 私の前で……ニコラ・テスラの話はするな! 断じてなぁ!!」 |
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| :ニコラ・テスラ所属時。即座に喧嘩を売る気満々。 | | :ニコラ・テスラ所属時。即座に喧嘩を売る気満々。 |
| :向こうからしても「悪鬼」呼ばわりしているため、顔を突き合わせた瞬間に争いが勃発すること必至であろう。 | | :向こうからしても「悪鬼」呼ばわりしているため、顔を突き合わせた瞬間に争いが勃発すること必至であろう。 |
| + | |
| + | ;「1%の閃き。それがあれば、あとは努力で事足りる。<br/> なぁに、存在するかも判らぬ状態で、1万種類の素材を試す以上に辛い事は、そうそう有るまい」 |
| + | ;「いいかい、マスター? 偉大になるのではない、君は既にして偉大なのだ。<br/> 君たちが私の後に続き、君の後には誰かが続く。それが人間の道のりだ」 |
| + | :絆Lv.4、Lv.5の台詞。普段は愉快な言動ばかりだが、彼もまた偉大な英霊の一人であることを示してくれる。 |
| + | :1万種類以上の素材を試す、というのは恐らく、彼の発明で最も有名である白熱電球の事だろう。他でも記述がある通り、白熱電球そのものはエジソンの発明ではなく、エジソンの功績は普及させるに適した形に再発明した事だが、当初の白熱電球はすぐにフィラメントが燃え切れてしまってまるで実用性が無かった。そこで開発が止まっていた事からも分かる通り長時間の発光に耐えられる素材が見つからないとされていた代物であり、まさに先の見えない手探り状態でエジソンはありとあらゆる素材を試し続け、ついにたどり着いたのが日本の京都にあった竹。これにより白熱電球は大衆に普及するに足るコストパフォーマンスを獲得する事になる。 |
| + | :一般的に「天才」言うと物凄い閃きと発想を持つ人間というようなイメージがあるが、「1%のひらめきと99%の努力」という言葉からも分かる通り、エジソンを発明王足ら占めているのは、成功するまで繰り返し続ける膨大な努力の量である。 |
| + | |
| + | ===本編=== |
| | | |
| ;「トーマス、大変身、大改造の時である!<br/> この人間味あふれた紳士の体を捨てて、今こそ獣の如き<ruby><rb>雷音強化</rb><rt>ブーステッド</RT></RUBY>!<br/> トーマス・マズダ・エジソンに変貌してくれ――」 | | ;「トーマス、大変身、大改造の時である!<br/> この人間味あふれた紳士の体を捨てて、今こそ獣の如き<ruby><rb>雷音強化</rb><rt>ブーステッド</RT></RUBY>!<br/> トーマス・マズダ・エジソンに変貌してくれ――」 |
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| :第五章にて。ケルト軍との決戦を前に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]から「あなたは子供の憧れだ」の言葉をかけられて。 | | :第五章にて。ケルト軍との決戦を前に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]から「あなたは子供の憧れだ」の言葉をかけられて。 |
| :「エジソンは偉い人」と誰もが憧れたアメリカ最大の大英雄は、自身の名に恥じぬ戦いを誓うのだった。 | | :「エジソンは偉い人」と誰もが憧れたアメリカ最大の大英雄は、自身の名に恥じぬ戦いを誓うのだった。 |
| + | |
| + | ;「――立って、戦うことの何と難しいことか。」<br>「だが、幾多の絶望を踏み越えるからこその英雄。」<br>「この<ruby>小さなお嬢さん<rb></rb><rt>リトル・レディ</rt></ruby>にばかり負担を強いるなど――アメリカ人の名折れである!」 |
| + | :第五章にて。魔神柱二十八柱分と言う桁外れの戦力差に絶望し、膝をつきかけるものの、エレナの言葉と、エリザの勇姿に突き動かされ、再び戦意を取り戻す。 |
| | | |
| ;「私には彼らを――おまえたちを、ほんの少しでも長く守る責務がある!<br> アメリカ大統王としてではない! 発明王だからでもない! トーマス・アルバ・エジソンだからでもない! 私は人間だからだ!<br> 遠い未来、この土地を収奪し、この国に住まうようになった人間として――その責務がある!!」 | | ;「私には彼らを――おまえたちを、ほんの少しでも長く守る責務がある!<br> アメリカ大統王としてではない! 発明王だからでもない! トーマス・アルバ・エジソンだからでもない! 私は人間だからだ!<br> 遠い未来、この土地を収奪し、この国に住まうようになった人間として――その責務がある!!」 |
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| :終章『冠位時間神殿 ソロモン』にて。 | | :終章『冠位時間神殿 ソロモン』にて。 |
| :主人公の姿を見ても、その美しさを理解できないのであれば、魔神柱は敗北し続けると指摘する。そう――交流のように。 | | :主人公の姿を見ても、その美しさを理解できないのであれば、魔神柱は敗北し続けると指摘する。そう――交流のように。 |
| + | |
| + | ===イベント=== |
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| ;「さてさて、うりぼう文明はどうなったかな?<br/> 異世界との高速通信くらいは軽く出来る程度の文明レベルには到達していると予測しているのだがね!」 | | ;「さてさて、うりぼう文明はどうなったかな?<br/> 異世界との高速通信くらいは軽く出来る程度の文明レベルには到達していると予測しているのだがね!」 |
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| :主人公達が島にいたこと、そして時空の乱れで元の島に帰ってくる事を予測し、うりぼう達に自分の知りうるテクノロジーを(親切心で)全て教え、自作コールドスリープに眠っていた。 | | :主人公達が島にいたこと、そして時空の乱れで元の島に帰ってくる事を予測し、うりぼう達に自分の知りうるテクノロジーを(親切心で)全て教え、自作コールドスリープに眠っていた。 |
| :そして主人公達と合流したわけであるが、起きた時にはものの見事にうりぼう達の文明は復活した魔猪達の蹂躙により崩壊していた。 | | :そして主人公達と合流したわけであるが、起きた時にはものの見事にうりぼう達の文明は復活した魔猪達の蹂躙により崩壊していた。 |
− | :…「イカれた時代にウェルカム」の部分は同じく文明崩壊後の終末世界が舞台の漫画『北斗の拳』アニメ第二部のOPソング「TOUGH BOY」の歌詞「いかれた時代へようこそ」のパロディか。ちなみにコレ、Fateでは[[カレン・オルテンシア|既出のネタ]]だったり。 | + | :…「イカれた時代にウェルカム」の部分は同じく文明崩壊後の終末世界が舞台の漫画『北斗の拳』アニメ第2部のOPソング「TOUGH BOY」の歌詞「いかれた時代へようこそ<ref group = "注">TVでは放送コードの関係でふざけたに変更されている。</ref>」のパロディか。ちなみにコレ、Fateでは[[カレン・オルテンシア|既出のネタ]]だったり。 |
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| ;「ああ、何ということだ! この私が! 現代の知識をありったけ伝えたのに!」 | | ;「ああ、何ということだ! この私が! 現代の知識をありったけ伝えたのに!」 |
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| :アメリカは国土が広く生鮮食品の配送が建国当初からの課題であった為実にらしい言葉である。 | | :アメリカは国土が広く生鮮食品の配送が建国当初からの課題であった為実にらしい言葉である。 |
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− | ;「何故交流なのだ!?」<br />「何故交流なのか、と聞いている!!」 | + | ;<font size=5>「何故交流なのだ!?」</font><br />「何故交流なのか、と聞いている!!」 |
− | : 期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』でのコロンビア博覧会の電気について。 | + | : 期間限定イベント『オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~』でのコロンビア博覧会の電気について。 |
| : 交流が使われており、博覧会の守護者デビー・クロケット(と名乗るアルテラ)に対しての直流的な問いかけ。 | | : 交流が使われており、博覧会の守護者デビー・クロケット(と名乗るアルテラ)に対しての直流的な問いかけ。 |
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− | ;「なんだとこのヤロー!?」<br />「貴様をエジソンタワーに飾りとして串刺しにしてやる!」<br />「私は! 紳士として! 理性的に怒っている! わかるかねマスター! 伝記にはそう書いておいてくれ!」<br />「よし! すべてはニュートン力学によって数学的に対象を効率的かつ科学的に破壊するのだ!」 | + | ;<font size=5>「なんだとこのヤロー!?」</font><br />「貴様をエジソンタワーに飾りとして串刺しにしてやる!」<br />「私は! 紳士として! 理性的に怒っている! わかるかねマスター! 伝記にはそう書いておいてくれ!」<br />「よし! すべてはニュートン力学によって数学的に対象を効率的かつ科学的に破壊するのだ!」 |
| : 上記「交流は良い文明。直流はわるい文明」という、悪びれもないデビー・クロケットの返答を受けて。 | | : 上記「交流は良い文明。直流はわるい文明」という、悪びれもないデビー・クロケットの返答を受けて。 |
| : 宿敵ニコラ・テスラを前にしての優劣評価と直流全否定は、紳士の怒りを呼び起こし、暴力で解決するという理性的な結論へと導いた。 | | : 宿敵ニコラ・テスラを前にしての優劣評価と直流全否定は、紳士の怒りを呼び起こし、暴力で解決するという理性的な結論へと導いた。 |
| | | |
− | ;「確かに自己犠牲は尊いものだ。アラモに立てこもったデビー・クロケットの精神だ。」<br />「だが彼なら言うだろう! 紳士ならば、死地から帰還し、皆のところに戻ることこそ、さらなる偉業だと!」<br />「英雄たちは死んだから英雄なのではない! 最後まで希望を求めたから英雄なのだ!」 | + | ;「確かに自己犠牲は尊いものだ。アラモに立てこもったデビー・クロケットの精神だ。」<br />「だが彼なら言うだろう! 紳士ならば、死地から帰還し、皆のところに戻ることこそ、さらなる偉業だと!」<br />「英雄たちは死んだから英雄なのではない! 最期まで希望を求めたから英雄なのだ!」 |
| : 上記イベントにて、マスター達を先に行かせるために、命を賭して敵の群れを倒そうとするジェロニモに制して。 | | : 上記イベントにて、マスター達を先に行かせるために、命を賭して敵の群れを倒そうとするジェロニモに制して。 |
− | : この言葉を受けてジェロニモは「道化の顔をして、いつも真実を見極めている」「獅子の精霊の導き手」と称した。 | + | : この言葉を受けてジェロニモは「道化の顔をして、いつも真実を見極めている」「獅子の精霊の導き手」と称した。<del>でも、彼も第五特異点で同じ事をしようとしてたのはナイショ。</del> |
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| == メモ == | | == メモ == |
| *筋力のステータスはこの風貌で「E」。これははちきれんばかりの肉体をコントロールできないが故のことらしい。 | | *筋力のステータスはこの風貌で「E」。これははちきれんばかりの肉体をコントロールできないが故のことらしい。 |
| *エジソンの生前の異名の一つに「メンロパークの魔術師」というものがある。キャスタークラスとして召喚された由来はこの異名なのかもしれない。 | | *エジソンの生前の異名の一つに「メンロパークの魔術師」というものがある。キャスタークラスとして召喚された由来はこの異名なのかもしれない。 |
− | *エジソンが本来の形で召喚された場合は、もう少し実直な研究者方面に寄った感じとなるらしい。 | + | *エジソンが本来の姿で召喚された場合は、もう少し実直な研究者方面に寄った感じとなるらしい。 |
| **その場合、カリスマこそ消えるものの好き放題に何でも改良しようとするので、そっちはそっちで地味に手の付けられないサーヴァントとなる。 | | **その場合、カリスマこそ消えるものの好き放題に何でも改良しようとするので、そっちはそっちで地味に手の付けられないサーヴァントとなる。 |
− | *頭部がライオンとなっているが、これは第五章においてケルトの軍勢に対抗する為に取った非常措置としてエジソンを選んだ大統領の礼装の影響によるものであり、恐らく通常の聖杯戦争で召喚された場合はこの通りの姿である可能性は低い。 | + | *頭部がライオンとなっているが、これは第五特異点においてケルトの軍勢に対抗する為に取った非常措置としてエジソンに力を託す事を選んだ歴代大統領一同の力の影響によるものであり、恐らく通常の聖杯戦争で召喚された場合はこの通りの姿である可能性は低い。 |
| **カルデア召喚時に自分の顔について「これはアメリカの象徴である」とも言うが、言うまでもなく<b>アメリカ合衆国どころか北米、ないしアメリカ大陸全土にライオンは生息していない。</b>もっと言うとアメリカの象徴の生物と言えば「白頭鷲(ハクトウワシ)」、哺乳類にしてもせいぜい「アメリカバイソン」「グリズリー」「アメリカアカオオカミ」等のほうのが一般的である。 | | **カルデア召喚時に自分の顔について「これはアメリカの象徴である」とも言うが、言うまでもなく<b>アメリカ合衆国どころか北米、ないしアメリカ大陸全土にライオンは生息していない。</b>もっと言うとアメリカの象徴の生物と言えば「白頭鷲(ハクトウワシ)」、哺乳類にしてもせいぜい「アメリカバイソン」「グリズリー」「アメリカアカオオカミ」等のほうのが一般的である。 |
| **アメリカ大陸に生息するピューマの別名はマウンテンライオンであり、いないわけではない。……が、たてがみはないのであった。 | | **アメリカ大陸に生息するピューマの別名はマウンテンライオンであり、いないわけではない。……が、たてがみはないのであった。 |
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| **ちなみにメタ的に何故ライオン頭になっているのかはエジソンのキャラクターデザインを担当したpako氏の仕業である。カルデアエースにて語られたところによると、エジソンのキャラデザを発注したらpako氏から'''当たり前の様にライオン顔のエジソンのラフが上がってきた'''らしく、奈須氏と設定を担当した東出氏両名も困惑した後に「面白いからこれが活きる設定で行こう」という事でこの奇抜なキャラクターが誕生した。 | | **ちなみにメタ的に何故ライオン頭になっているのかはエジソンのキャラクターデザインを担当したpako氏の仕業である。カルデアエースにて語られたところによると、エジソンのキャラデザを発注したらpako氏から'''当たり前の様にライオン顔のエジソンのラフが上がってきた'''らしく、奈須氏と設定を担当した東出氏両名も困惑した後に「面白いからこれが活きる設定で行こう」という事でこの奇抜なキャラクターが誕生した。 |
| ***なお、当のpako氏はFate GOマテリアルでの一言で「'''まさかライオンとはね!びっくりですね!設定上ゴチャついてるとはいえライオンにはならないと思うのですが'''」と'''完全にしらばっくれていた。''' | | ***なお、当のpako氏はFate GOマテリアルでの一言で「'''まさかライオンとはね!びっくりですね!設定上ゴチャついてるとはいえライオンにはならないと思うのですが'''」と'''完全にしらばっくれていた。''' |
− | *非常に珍しい、名称がすべて横文字(漢字、ひらがなを含まない)の宝具の持ち主。他に該当するのは、存在そのものがかなり特殊な[[BB]] の「C.C.C.(カースド・カッティング・クレーター)」くらい。 | + | *非常に珍しい、名称がすべて横文字(漢字、ひらがなを含まない)の宝具の持ち主。他に該当するのは、存在そのものがかなり特殊な[[BB]] の「C.C.C.」くらい。 |
− | *戦闘BGMや宝具専用BGMを除けば、本作の中では唯一の会話劇中における専用BGMを持つサーヴァント。ご丁寧に「エジソン」と呼ぶコーラスまで入ってる。 | + | *戦闘BGMや宝具専用BGMを除けば、本作では会話劇中における[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|持ち曲]]を持つ数少ないサーヴァント。ご丁寧に「エジソン」と呼ぶコーラスまで入ってる。 |
| | | |
| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
− | ;三大発明 | + | ;難聴 |
| + | :FGOではこれに関するエピソードは特に出てきていないが、エジソンは片方の耳が殆ど聞こえない聴覚障害者であった事が知られている。 |
| + | :これは先天的なものではなく、ある時列車に乗り遅れたエジソンが走って追いかけて列車に引きずられていた所、最後尾にいた乗務員がエジソンの耳を掴んで引っ張り上げたために聴覚器官を損傷した事が原因。会話ができなくなるほどではないが、適切な向きから話しかけられなければ気づかない程度ではあった。 |
| + | :この難聴はいくつかの発明に関わっており、例えばグラハム・ベルの発明として知られる「電話」は、開発当初のベルのものはかなり音が聞き取りにくいものだったが、エジソンは耳が聞こえにくいが故に受話器の性能に拘り続け、現在の電話機の原型となるものを作り上げたのはエジソンである。また、ピアノが好きだったが難聴のためにピアノの演奏をまともに聞く事ができなかったエジソンは、頭を直接ピアノに押し付けて「骨伝導」によってピアノの音を感じる事ができることを発見し、「音は振動である」という事を理屈抜きの体感で身に染みて分かっていたことが、蓄音機の発明の源になったと後に述べている。 |
| + | |
| + | ;三大発明と文明の先導者 |
| :彼の発明とされる白熱電球、映画(キネトスコープ)、蓄音機だが、このうち、本当に彼の発明と言えるものは蓄音機くらいである。 | | :彼の発明とされる白熱電球、映画(キネトスコープ)、蓄音機だが、このうち、本当に彼の発明と言えるものは蓄音機くらいである。 |
| :白熱電球自体の発明はエジソン以前にジョゼフ・スワンという人物の手で行われており、エジソンの功績はむしろ、フィラメントに竹を使用することによる寿命の大幅な延長と、合弁会社を設立して配電に関するインフラを確立したことにある。 | | :白熱電球自体の発明はエジソン以前にジョゼフ・スワンという人物の手で行われており、エジソンの功績はむしろ、フィラメントに竹を使用することによる寿命の大幅な延長と、合弁会社を設立して配電に関するインフラを確立したことにある。 |
| :映画もル・プランスやリュミエール兄弟といった同時期に発明を行っていた人物たちがいる。エジソンは映画フィルムや特許の管理を行う会社を設立し、映画の配給方法を確立させたことでも知られているが、彼のキネトスコープ自体は後に主流となるスクリーン投影方式のシネマトグラフに駆逐されてしまう。 | | :映画もル・プランスやリュミエール兄弟といった同時期に発明を行っていた人物たちがいる。エジソンは映画フィルムや特許の管理を行う会社を設立し、映画の配給方法を確立させたことでも知られているが、彼のキネトスコープ自体は後に主流となるスクリーン投影方式のシネマトグラフに駆逐されてしまう。 |
− | :さらには映画関係者でエジソンの囲いこみに入れなかった者やエジソンの訴訟攻撃から逃れた者はハリウッドで活動を続け(宝具項にあるハリウッドとの確執とはこれのこと。因みに、何故ハリウッドだったかというと、ここはメキシコ国境に近く、特許関係で追手がかかった場合などは国外逃亡してしまおうという算段だったため)隆盛し、一方エジソンの特許管理会社は独占禁止法にてあえなく終焉を迎えるという皮肉な結果となった。 | + | :さらには映画関係者でエジソンの囲いこみに入れなかった者やエジソンの訴訟攻撃から逃れた者はハリウッドで活動を続け(宝具項にあるハリウッドとの確執とはこれのこと。因みにハリウッド地区は晴天の日が多く映画の撮影に向いていたうえに、地理的にメキシコ国境に近く、特許関係で追手がかかった場合などは国外逃亡してしまおうという算段も持てた)隆盛し、一方エジソンの特許管理会社は独占禁止法にてあえなく終焉を迎えるという皮肉な結果となった。 |
| :これらの権利関係に関してきっちり法で自分の利益にしていた一連を指して、「発明王」とは別に「訴訟王」という異名をされる事もある。 | | :これらの権利関係に関してきっちり法で自分の利益にしていた一連を指して、「発明王」とは別に「訴訟王」という異名をされる事もある。 |
− | :本作でも言及されている通り、「他者の革新的発明を普遍的に万人へ普及させる」ことにおいて天才なのがエジソンであり、「発明王」と言われるほどオリジナルワンな発明をしたわけではない。 | + | :本作でも言及されている通り、「他者の革新的発明を普遍的に万人へ普及させる」ことにおいて天才だったのがエジソンであり、「発明王」と言われるほどオリジナルワンな発明をしたわけではない。 |
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− | ;敏腕経営者 | + | ;敏腕経営者・訴訟王 |
| :彼を語る上で外せない要素の一つとして才覚に溢れた経営手腕と、三大発明の項で触れられた生涯大小合わせると数十とすら言われた訴訟の数々があげられる。 | | :彼を語る上で外せない要素の一つとして才覚に溢れた経営手腕と、三大発明の項で触れられた生涯大小合わせると数十とすら言われた訴訟の数々があげられる。 |
− | :独立一世紀を経て法整備の急激に進んだ当時のアメリカは、権利(利権)が既に非常に大きな力を得ていた。エジソンは若い頃に特許を安く買いたたかれるという屈辱的な失敗を経験したり、逆に経験を積み重ねた後に特許の売却によって大きな利益を得る経験もしてきたため、特許がどれ程大事なものなのかを身にしみて理解していた。 | + | :独立一世紀を経て法整備が急激に進んだ当時のアメリカは、権利(利権)が既に非常に大きな力を得ていた。エジソンは若い頃に特許を安く買いたたかれるという屈辱的な失敗を経験し、後に経験を積み重ねた後に特許の売却によって大きな利益を得る経験もしてきたため、特許がどれ程大事なものなのかを身にしみて理解していた。 |
| :その結果として、彼は彼自身の発明と彼の会社を守るために、新たな利権を得るための私設法律顧問団を結成したという逸話がある。特に、三大発明の項にある特許管理会社創設の際には、特許庁に一度は新規性がないと却下されたにも関わらず、法律顧問団の力を使って内容にほぼ変更を加える事なく強引に捻じ込む形で無理やり特許を得ている。 | | :その結果として、彼は彼自身の発明と彼の会社を守るために、新たな利権を得るための私設法律顧問団を結成したという逸話がある。特に、三大発明の項にある特許管理会社創設の際には、特許庁に一度は新規性がないと却下されたにも関わらず、法律顧問団の力を使って内容にほぼ変更を加える事なく強引に捻じ込む形で無理やり特許を得ている。 |
− | :他にもマスコミの扱いにも長けており、ライバルに対して強烈なネガティブキャンペーンを展開したり、自分の商品(トースター)を売り込むために<b>私の頭脳は一日三食の健康的な食事から生まれる</b>として、アメリカ全体の食生活に多大な影響を与えたりと、その実例は枚挙に暇がない。[[ニコラ・テスラ]]と電流戦争を繰り広げていた際にもマスメディアを利用し、彼の支持する交流に対して極めて過激な文言でネガティブキャンペーンを行っていた。 | + | :他にもマスコミの扱いにも長けており、ライバルに対して強烈なネガティブキャンペーンを展開したり、逆に自分の商品(トースター)を売り込むために<b>私の頭脳は一日三食の健康的な食事から生まれる</b>と宣伝して実際にアメリカ全体の食生活に多大な影響を与えたりと、その実例は枚挙に暇がない。[[ニコラ・テスラ]]と電流戦争を繰り広げていた際にもマスメディアを利用し、彼の支持する交流に対して極めて過激な文言でネガティブキャンペーンを行っていた。 |
− | :反面、当時としてはあまりにも強引で型破りすぎる彼のやり方そのものは世間からの受けが悪く、当時の一部メディアや学会などからは批判を受けていた。そして、真の発明家は経営に没頭しないだの、訴訟王だのと、彼らからボロクソに叩かれる事となってしまった。 | + | :反面、当時としてはあまりにも強引で型破りすぎる彼のやり方そのものは世間からの受けが悪く、当時の一部メディアや学会などからは批判を受けていた。そして、真の発明家は経営に没頭しないだの、「訴訟王」だのと、彼らからボロクソに叩かれる事となってしまった。 |
− | :しかしながら、エジソンは過去に特許関連で痛い目を見た経験があったため特許を死守する事の重要性を良く分かっており、また企業の在り方が日々進化している当時の時勢の中、普通のやり方では会社を維持するのが難しくなっている状況だった事を鑑みれば、非難される事があろうともこれだけの事をしておかなければならなかったというのも無理はない。現在でも行われている特許に関する抗争のルーツは彼の起こしてきた訴訟や行動にあり、権利の重要性を極めて重視したエジソンの経営者としての優秀さが伺える。 | + | :しかしながら、エジソンは過去に特許関連で痛い目を見た経験があったため特許を死守する事の重要性を命綱ほどに理解していた。また企業の在り方が日々進化している当時の時勢の中、普通のやり方では会社を維持するのが難しくなっている状況だった事を鑑みれば、非難される事があろうともこれだけの事をしておかなければならなかったというのも無理はない。現在でも行われている特許に関する抗争のルーツは彼の起こしてきた訴訟や行動にあり、権利の重要性を極めて重視したエジソンの経営者としての優秀さが伺える。 |
− | :一方、会社の規模が大きくなると、彼の強烈な個性やワンマン気質が仇となった。現在でも世界有数の大企業であるゼネラル・エレクトリック社は創業者の一人がエジソンなのだが、彼は他の経営者と対立して役員に降格させられたり、名前を会社名から外されるなどの屈辱を味わっている。親友の自動車王フォードも、エジソンは経営者としては一流ではないと言っている。 | + | :一方、会社の規模が大きくなると彼の強烈な個性やワンマン気質、強引な性格や破天荒なやり方などが仇となり、そのやり方に付いて行けない身内を敵に回す事さえ少なくなかった。現在でも世界有数の大企業であるゼネラル・エレクトリック社は創業者の一人がエジソンなのだが、そこでも彼は他の経営者と対立して役員に降格させられたりし、創業者の一人であるにも拘らず名前を会社名から外されるなどの屈辱を味わっている。それ以外にも自社の人物であった[[ニコラ・テスラ]]の離反などを最たる例に事業の障害に繋がる程の重大な人間関係の失敗を何度も犯しており、親友であった自動車王フォードも、経営者としてのエジソンは一流ではないと言っている。 |
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| ;エジソンの学歴 | | ;エジソンの学歴 |
− | :彼の最終学歴は小学校中退である。当時から知的好奇心が旺盛な性格であり、自分が何かに関心を持つと他の事が全く頭に入らなくなるほどの勢いでのめり込む人物であった。小学校に入ってもそれは変わらず、「1+1=2とは言うけど、泥団子2つを合わせたら(混ぜて一つにしたら)1にしかならないじゃないか」という類の質問を繰り返す、普通の人とはまた違った物の見方や感性を示す少年であった。しかし教師達にとっては、答えられない質問や訳の分からない質問ばかりを繰り返す上に教えた事を全然素直に飲み込んでくれない彼は「手間のかかる厄介者」「頭のおかしい異常者」以外の何物でもなく、到底手に負えなかった。そうして教師達から完全に嫌われ、見放されても彼のスタンスは全く変わらなかったため、成績も散々だったとのこと。ちなみに、[[ニコラ・テスラ]]と電流戦争を繰り広げる事になった原因の一つは、彼が微分積分等の高等数学が理解できなかったことである。 | + | :彼の最終学歴は小学校中退である。当時から知的好奇心が旺盛な性格であり、自分が何かに関心を持つと他の事が全く頭に入らなくなるほどの勢いでのめり込む人物であった。小学校に入ってもそれは変わらず、「1+1=2とは言うけど、泥団子2つを合わせたら(混ぜて一つにしたら)1にしかならないじゃないか」という類の質問を繰り返す、普通の人とはまた違った物の見方や感性を示す少年であった。しかし教師達にとっては、答えられない質問や訳の分からない質問ばかりを繰り返す上に教えた事を全然素直に飲み込んでくれない彼は「手間のかかる厄介者」「頭のおかしい異常者」以外の何物でもなく、到底手に負えなかった。そうして教師達から完全に嫌われ、見放されても彼のスタンスは全く変わらなかったため、授業に全く付いて行けないまま除け者にされて成績も散々だったとのこと。ちなみに、[[ニコラ・テスラ]]と電流戦争を繰り広げる事になった原因の一つは、彼が微分積分等の高等数学を理解できなかったことである。 |
− | :なお、彼を小学校から中退させたのは、彼の母親である。息子の成績に苦言を呈しただけでなく、その好奇心や感性を病気扱いして貶した学校側の対応に激怒してその場で息子を退学させ、以降は自分が息子に全教科を付きっきりで教育したという。ただ彼女の専門外であり詳しく教えることのできない理系に関しては図書館で自力で学習したらしい。 | + | :なお、彼を小学校から中退させたのは彼の母親である。息子の成績に苦言を呈しただけでなく、その好奇心や感性を病気扱いして貶した学校側の対応に激怒してその場で息子を退学させ、以降は自分が息子に全教科を付きっきりで教育したという。ただ彼女の専門外であり詳しく教えることのできない理系に関しては図書館で自力で学習したらしい。その母親は教員資格を持っていたともされるが、年齢的に考慮すると創作ではないかと言われている。 |
− | :近年、史実のエジソンは注意欠陥多動性症候群(ADHD)や発達障害等を持っていた可能性も考慮されている。これらを抱えている人々は普段から注意力が散漫しがち、落ち着きがない、対面して話をする時に中々目を合わせられない、などの欠点を抱えている事が多い反面、一度物事に関心を持ったり集中し始めると高い集中力を長時間維持する事が出来る傾向があり、中にはその個性をフル活用して特定の分野で大きな成功を収める人物もいる。実在の人物では、アルバート・アインシュタイン、トム・クルーズ、スティーブン・スピルバーグ等が存在する。 | + | :近年、史実のエジソンは注意欠陥多動性症候群(ADHD)や発達障害等を持っていた可能性も考慮されている。これらを抱えている人々は普段から注意力が散漫しがち、落ち着きがない、対面して話をする時に中々目を合わせられない、などの欠点を抱えている事が多い反面、一度物事に関心を持ったり集中し始めると高い集中力を長時間維持する事が出来る傾向があり、中にはその個性の長所が良い方向に働いて特定の分野で大きな成功を収める人物も少なくない。実在の人物では、アルバート・アインシュタイン、トム・クルーズ、スティーブン・スピルバーグ等が存在する。 |
| + | |
| + | ;晩年の研究 |
| + | :エジソンは合理主義者を自負していた一方でオカルト好きでもあり、降霊術や来世が実際にあると硬く信じていた。そういった一面が高じて上記の通り、晩年は霊界通信(正確には死者との交信)を研究しており、研究所が火災に遭って金銭的にも大損害を被っても諦めずに研究を続行している。 |
| + | :なお、霊界通信機に関する全データはエジソンの死から数十年経過した現在も行方不明らしい。Fate世界においては、そんな研究内容を「魔術の秘匿」を侵す行為とみなした魔術協会の刺客により、ありとあらゆる手を尽くして闇に葬られた可能性も十分有り得る。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
− | <references/> | + | ===注釈=== |
| + | <references group="注"/> |
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| + | ===出典=== |
| + | <references group="出"/> |
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| == リンク == | | == リンク == |
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| {{DEFAULTSORT:とおます えしそん}} | | {{DEFAULTSORT:とおます えしそん}} |
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| [[Category:登場人物た行]] | | [[Category:登場人物た行]] |
− | [[Category:Fate/Grand Order]]
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