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[[聖杯]]自身に召喚され、『[[聖杯戦争]]』という概念そのものを守るために動く、絶対的な管理者。部外者を巻き込むなど規約に反する者に注意を促し、場合によってはペナルティを与え、聖杯戦争そのものが成立しなくなる事態を防ぐための[[サーヴァント]]。そのため現界するのにマスターを必要とせず、「中立の審判」として基本的にどの陣営に組する事もない。
 
[[聖杯]]自身に召喚され、『[[聖杯戦争]]』という概念そのものを守るために動く、絶対的な管理者。部外者を巻き込むなど規約に反する者に注意を促し、場合によってはペナルティを与え、聖杯戦争そのものが成立しなくなる事態を防ぐための[[サーヴァント]]。そのため現界するのにマスターを必要とせず、「中立の審判」として基本的にどの陣営に組する事もない。
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このクラスで召喚された者は与えられた役割を遂行するため、[[スキル (サーヴァント)|クラス特性]]としてサーヴァントの真名を知ることができる『真名看破』を有する。また『気配遮断』を完全に無効化するほどの高い索敵能力、サーヴァントの消滅を確認するために霊基盤を上回るほど知覚力が与えられる。また命令やペナルティを執行するため、召喚された聖杯戦争に参加する全サーヴァントに使用可能で、絶対命令を下せる特殊な[[令呪]]を各サーヴァントごとに二画保有する。
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裁定の基準は召喚されたサーヴァントに完全に委任されているため、基準はまちまちで、表沙汰になろうがなるまいが無関係な人間を巻き込んだ時点で対象者にペナルティを与えるルーラーも存在する。そのためペナルティや違反者の排除を実行する際の考え方もサーヴァントごとに異なる。
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「ルーラー」は本来、通常の聖杯戦争で召喚される事は無い。召喚され得る事態は大きく分けて二つ。一つは「その聖杯戦争が非常に特殊な形式で、結果が未知数なため、人の手の及ばぬ裁定者が聖杯から必要とされた場合」。もう一つは、「聖杯戦争によって、世界に歪みが出る場合」である。「ルーラー」は勝利者が叶えようとする願望に例えそれが我欲による物であろうとも干渉しない。だが「世界の崩壊を招く」願いは絶対に許容せず、聖杯戦争によって世界の崩壊が理論的に成立すると見做された時点で「ルーラー」は召喚される
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このクラスで召喚された者は与えられた役割を遂行するため、[[スキル (サーヴァント)|クラス特性]]としてサーヴァントの真名を知ることができる『真名看破』と、10キロ四方に及ぶサーヴァントに対する知覚能力が与えられる。この知覚能力はサーヴァントの生存・消滅を確認するためのもので霊基盤を上回るほどの精度があるが、『気配遮断』を持つ[[クラス (アサシン)|アサシン]]の場合、存在することは分かっても具体的な座標をを掴むことはできない。また命令やペナルティを執行するため、召喚された聖杯戦争に参加する全サーヴァントに使用可能で、絶対命令を下せる特殊な[[令呪]]を各サーヴァントごとに二画保有する。
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「ルーラー」は本来、通常の聖杯戦争で召喚される事は無い。召喚され得る事態は大きく分けて二つ。<br>一つは「その聖杯戦争が非常に特殊な形式で、結果が未知数なため、人の手の及ばぬ裁定者が聖杯から必要とされた場合」。もう一つは、「聖杯戦争によって、世界に歪みが出る場合」である。「ルーラー」は勝利者が叶えようとする願望に例えそれが我欲による物であろうとも干渉しない。だが「世界の崩壊を招く」願いは絶対に許容せず、聖杯戦争によって世界の崩壊が理論的に成立すると見做された時点で「ルーラー」は召喚される
    
このクラスの選定条件はいくつも存在するらしく、『現世に何の望みもない事』『特定の勢力に加担しない事』が分かっている。この条件のため、ルーラーのクラスで召喚されるのは「聖人」と認定された英雄が多い。
 
このクラスの選定条件はいくつも存在するらしく、『現世に何の望みもない事』『特定の勢力に加担しない事』が分かっている。この条件のため、ルーラーのクラスで召喚されるのは「聖人」と認定された英雄が多い。