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*ディルムッドを信用できなかったために敗退したケイネス。一方のディルムッドもマスターに求めていたものは「忠義を受け入れる器」であり、ケイネスという個人はどうでもよかったふしがある。結局のところ、二人は互いにパートナーを理解する努力を怠っていた。
 
*ディルムッドを信用できなかったために敗退したケイネス。一方のディルムッドもマスターに求めていたものは「忠義を受け入れる器」であり、ケイネスという個人はどうでもよかったふしがある。結局のところ、二人は互いにパートナーを理解する努力を怠っていた。
 
**ランサーの最期の慟哭の際、ランサーが語った言葉をケイネスがどう思ったかは不明。ただ淡々と、切嗣に契約の履行がなされたことを確認するのみでった。
 
**ランサーの最期の慟哭の際、ランサーが語った言葉をケイネスがどう思ったかは不明。ただ淡々と、切嗣に契約の履行がなされたことを確認するのみでった。
*『月霊髄液』は小説では普段、陶磁製の壷に入れて重量軽減の術をかけて持ち歩き、実際の重量は140kg近く、量は10リットル程と、かなりかさ張る仕様だった。だが流石に見栄えが悪すぎるせいか、アニメ版以降「試験管一個分に収納できる」と設定変更がされている。
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*『月霊髄液』の重量は140kg近く、量は10リットル程とかなりかさ張る仕様で、小説では普段は陶磁製の壷に入れて重量軽減の術をかけて持ち歩いていた。だが流石に見栄えが悪すぎるせいか、アニメ版以降「試験管一本分に収納できる」と設定変更がされている。
 
*ソラウに[[ランスロット|バーサーカー]]より[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]撃破を優先したことについて「甘い」と責められていたが、実際の戦略として見た場合、相性的にランサーならば容易に倒す事が出来るバーサーカーにまず場を荒らさせておき、最後に残ったバーサーカーを仕留める、という「ケイネス・ランサー組の必勝法」が存在するので、ケイネスの行動は選択として悪くはない。また、弱っている敵から倒すというのはある意味当然の選択である。ここでソラウがケイネスを責めたのは、実際の戦略としての視点ではなく、ソラウがランサーを庇うために行っている詭弁でしかない。……が、言われたケイネスの方は反論が出来なかった。相手が頭の上がらないソラウだったことと、ソラウのランサーをかばうかのような発言に戸惑っていたことが、反論できなかった理由に挙げられるか。
 
*ソラウに[[ランスロット|バーサーカー]]より[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]撃破を優先したことについて「甘い」と責められていたが、実際の戦略として見た場合、相性的にランサーならば容易に倒す事が出来るバーサーカーにまず場を荒らさせておき、最後に残ったバーサーカーを仕留める、という「ケイネス・ランサー組の必勝法」が存在するので、ケイネスの行動は選択として悪くはない。また、弱っている敵から倒すというのはある意味当然の選択である。ここでソラウがケイネスを責めたのは、実際の戦略としての視点ではなく、ソラウがランサーを庇うために行っている詭弁でしかない。……が、言われたケイネスの方は反論が出来なかった。相手が頭の上がらないソラウだったことと、ソラウのランサーをかばうかのような発言に戸惑っていたことが、反論できなかった理由に挙げられるか。
 
*切嗣との相性は最悪で、もはや天敵と呼べる。魔術師としてのスペックは文句なしのケイネスだが、切嗣は「魔術師殺し」とまで言われる殺しのプロ。切嗣の本領たる戦場で、研究畑の彼では及ぶべくもない。ましてや、御三家の情報操作によって「聖杯戦争とは魔術師同士の決闘である」という認識の下で「魔術師として戦う」ケイネスは、自ら戦術の幅を狭めているため、勝てる道理はなかったといえる。
 
*切嗣との相性は最悪で、もはや天敵と呼べる。魔術師としてのスペックは文句なしのケイネスだが、切嗣は「魔術師殺し」とまで言われる殺しのプロ。切嗣の本領たる戦場で、研究畑の彼では及ぶべくもない。ましてや、御三家の情報操作によって「聖杯戦争とは魔術師同士の決闘である」という認識の下で「魔術師として戦う」ケイネスは、自ら戦術の幅を狭めているため、勝てる道理はなかったといえる。
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