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| :彼女達BBの分身(アルターエゴ)は、BBが自らの一部にある系列の複数の英霊を融合させて作り出した「英雄複合体」と呼ばれる存在で、複数の英霊の性質と力を兼ね備えた人工サーヴァント。<br>更に基本ベースとして組み込まれているのは、ハイ・サーヴァントと呼ばれる神話上の女神であり、最強クラスの英霊と同等の戦闘能力を持つ。<br>彼女に組み込まれた女神は三柱。<br>一柱目はギリシアにおける純潔の処女神と知られ、月の運行と連動し、狙った者を必ず射抜くと共に疫病と死をもたらす女神アルテミス。<br>二柱目は旧約聖書に登場するレヴィアタン、あるいはウガリット神話のリタンに由来する蛇十字の杖。<br>三柱目は七福神の一柱である弁財天の原流であり、インド神話において「流れるもの」を司る女神サラスヴァティー。<br>クラシックバレエに傾倒する彼女の嗜好から、完成された物語や舞台を元にした独自の戦闘スタイル「クライム・バレエ」を生み出し、多彩な能力を操る。<br>そのため小さな身体からは想像もつかない程に戦闘能力が高く、凄まじいスピードと様々な能力を付加して繰り出される華麗な蹴り技によって一級の英霊すら圧倒する。<br>だがそれらの技や能力は「クライムバレエ」の一端に過ぎず、本来は彼女の行った不正行為を表す。彼女は自身を無敵にするため、ムーンセルに介入し、月の裏側での基本ルール『時間感覚の喪失』を『自身への当たり判定の喪失』に書き換えていた。<br>つまり世界法則の改変による擬似的な「絶対回避」能力であり、規格外の能力であるのにも関わらず常時効果が継続していたため、当初、主人公達はこの能力は彼女を構成する女神が持つ権能であると誤認していた。<br>後に彼女の叛意を察知したBBの制裁によってこの常時「絶対回避」の能力は失われたが、戦闘中一時的に使用することができる。<br>だが彼女の真の恐ろしさはidーes(イデス)と呼ばれる、アルターエゴにのみ許された特殊能力にある。<br>彼女のイデスは[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『吸収』が進化して生まれた『メルトウィルス』。エナジードレインの最上級であり、ドレイン・コピー・スケールダウンなどを可能としている。また吸収能力に関しては「オールドレイン」という別名で呼ばれることもある。<br>ドレイン効果成立にはニ工程あり、彼女の体内で生成されるウィルスを蜜(どく)として対象に注入し、「魔力」「スキル」「容量」などの略奪する要素を抽出し、溶解させる。その後それら液化した情報を吸収し、自らの一部とする。このウィルスは彼女の分身でもあり、宿主を強制的に生かそうとするため、自決することも許されない。<br>有機物・無機物はおろか霊子体であるサーヴァントも吸収することが可能だが、精神性やスキルといったカタチの無い物は「自分の物」として変換することが難しいらしく、単純な養分にすることしかできない。<br>そのため彼女が主に奪うのは、自身の能力を手っ取り早く強化・拡張することができる「経験値」と「容量」となっている。<br>元々、強大な力を持つにも関わらず、このドレイン能力で自身の力をムーンセルの許容限界数値である「レベル999」という桁違いの数値まで上げている。この状態の彼女は、最強レベルのサーヴァントであるカルナを下した各パートナーサーヴァントですらどうしようもないと逃げ回るしかないという正真正銘の怪物である。<br>またコピー能力によって「自分の転写」を増やすことが可能で、桜の体内にスケールダウンさせた自らの分身を送り込み、上書きする形でその体を奪おうとした。一連の能力は彼女からだけでなく外部からの間接的な接触にも適用され、心象世界に入り込まれたのを逆手に取り、逆に桜を侵食するなど自己防衛機能も備えている。<br>更にBBを超え、レベル上限を取り払ってムーンセルを吸収した後は全ての人間の電脳体を溶かし、自らに同化することを画策していた。<br>マトリクスによるとBランクの騎乗スキルを持つが「メルトリリスがどうしてこのスキルを所持しているかは、想像にお任せしたい」とのこと。公式が病気。 | | :彼女達BBの分身(アルターエゴ)は、BBが自らの一部にある系列の複数の英霊を融合させて作り出した「英雄複合体」と呼ばれる存在で、複数の英霊の性質と力を兼ね備えた人工サーヴァント。<br>更に基本ベースとして組み込まれているのは、ハイ・サーヴァントと呼ばれる神話上の女神であり、最強クラスの英霊と同等の戦闘能力を持つ。<br>彼女に組み込まれた女神は三柱。<br>一柱目はギリシアにおける純潔の処女神と知られ、月の運行と連動し、狙った者を必ず射抜くと共に疫病と死をもたらす女神アルテミス。<br>二柱目は旧約聖書に登場するレヴィアタン、あるいはウガリット神話のリタンに由来する蛇十字の杖。<br>三柱目は七福神の一柱である弁財天の原流であり、インド神話において「流れるもの」を司る女神サラスヴァティー。<br>クラシックバレエに傾倒する彼女の嗜好から、完成された物語や舞台を元にした独自の戦闘スタイル「クライム・バレエ」を生み出し、多彩な能力を操る。<br>そのため小さな身体からは想像もつかない程に戦闘能力が高く、凄まじいスピードと様々な能力を付加して繰り出される華麗な蹴り技によって一級の英霊すら圧倒する。<br>だがそれらの技や能力は「クライムバレエ」の一端に過ぎず、本来は彼女の行った不正行為を表す。彼女は自身を無敵にするため、ムーンセルに介入し、月の裏側での基本ルール『時間感覚の喪失』を『自身への当たり判定の喪失』に書き換えていた。<br>つまり世界法則の改変による擬似的な「絶対回避」能力であり、規格外の能力であるのにも関わらず常時効果が継続していたため、当初、主人公達はこの能力は彼女を構成する女神が持つ権能であると誤認していた。<br>後に彼女の叛意を察知したBBの制裁によってこの常時「絶対回避」の能力は失われたが、戦闘中一時的に使用することができる。<br>だが彼女の真の恐ろしさはidーes(イデス)と呼ばれる、アルターエゴにのみ許された特殊能力にある。<br>彼女のイデスは[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『吸収』が進化して生まれた『メルトウィルス』。エナジードレインの最上級であり、ドレイン・コピー・スケールダウンなどを可能としている。また吸収能力に関しては「オールドレイン」という別名で呼ばれることもある。<br>ドレイン効果成立にはニ工程あり、彼女の体内で生成されるウィルスを蜜(どく)として対象に注入し、「魔力」「スキル」「容量」などの略奪する要素を抽出し、溶解させる。その後それら液化した情報を吸収し、自らの一部とする。このウィルスは彼女の分身でもあり、宿主を強制的に生かそうとするため、自決することも許されない。<br>有機物・無機物はおろか霊子体であるサーヴァントも吸収することが可能だが、精神性やスキルといったカタチの無い物は「自分の物」として変換することが難しいらしく、単純な養分にすることしかできない。<br>そのため彼女が主に奪うのは、自身の能力を手っ取り早く強化・拡張することができる「経験値」と「容量」となっている。<br>元々、強大な力を持つにも関わらず、このドレイン能力で自身の力をムーンセルの許容限界数値である「レベル999」という桁違いの数値まで上げている。この状態の彼女は、最強レベルのサーヴァントであるカルナを下した各パートナーサーヴァントですらどうしようもないと逃げ回るしかないという正真正銘の怪物である。<br>またコピー能力によって「自分の転写」を増やすことが可能で、桜の体内にスケールダウンさせた自らの分身を送り込み、上書きする形でその体を奪おうとした。一連の能力は彼女からだけでなく外部からの間接的な接触にも適用され、心象世界に入り込まれたのを逆手に取り、逆に桜を侵食するなど自己防衛機能も備えている。<br>更にBBを超え、レベル上限を取り払ってムーンセルを吸収した後は全ての人間の電脳体を溶かし、自らに同化することを画策していた。<br>マトリクスによるとBランクの騎乗スキルを持つが「メルトリリスがどうしてこのスキルを所持しているかは、想像にお任せしたい」とのこと。公式が病気。 |
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− | === [[宝具]] ===
| + | == [[宝具]] == |
| ;弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト) | | ;弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト) |
| :ランク:EX<br>種別:対界宝具<br>レンジ:1~999<br>最大補足:1人 | | :ランク:EX<br>種別:対界宝具<br>レンジ:1~999<br>最大補足:1人 |
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| *またレヴィアタンには悪魔としての側面があり、七つの大罪では嫉妬を司る悪魔とされ、どんな悪魔祓いも通用せず、大嘘つきで人に憑りつき、 特に女性に憑りつくという。<br>この「悪魔」としての性質は、桜の体を乗っ取ろうとしたり、「新たな体を与える」とエリザベートを謀るなどの劇中の彼女の振る舞いや性格に強く影響を与えていると思われる。 | | *またレヴィアタンには悪魔としての側面があり、七つの大罪では嫉妬を司る悪魔とされ、どんな悪魔祓いも通用せず、大嘘つきで人に憑りつき、 特に女性に憑りつくという。<br>この「悪魔」としての性質は、桜の体を乗っ取ろうとしたり、「新たな体を与える」とエリザベートを謀るなどの劇中の彼女の振る舞いや性格に強く影響を与えていると思われる。 |
| **メルトリリスの声を担当した早見沙織女氏は「絶対防衛レヴィアタン」の主人公、レヴィアタンを演じており、今後ネタにされる可能性が高い。 | | **メルトリリスの声を担当した早見沙織女氏は「絶対防衛レヴィアタン」の主人公、レヴィアタンを演じており、今後ネタにされる可能性が高い。 |
− | *Fate/EXTRA CCCのサウンドトラックに付属したマテリアル辞典によると、リップが彼女を嫌っているのに対し、彼女は心の底からリップを嫌っている訳ではないとか。 | + | *『Fate/EXTRA CCC』のサウンドトラックに付属したマテリアル辞典によると、リップが彼女を嫌っているのに対し、彼女は心の底からリップを嫌っている訳ではないとか。 |
| *プロフィールのボイスでは、身長で「好きなだけ見下してあげてよ」、弱点で「好きに想像したら?」、下着の色で「わざわざ言わせるなんて、変態」と罵ってくれる。ありがとうございます……! | | *プロフィールのボイスでは、身長で「好きなだけ見下してあげてよ」、弱点で「好きに想像したら?」、下着の色で「わざわざ言わせるなんて、変態」と罵ってくれる。ありがとうございます……! |
| *プロフィールによると、余暇はドールやフィギュアを集めているらしいが、その際に「'''邪神'''」を掴まされたことがあるとのこと。Fateで邪神と呼ばれるフィギュアといえば[[セイバー|彼女]]のものが有名だが、まさか……。 | | *プロフィールによると、余暇はドールやフィギュアを集めているらしいが、その際に「'''邪神'''」を掴まされたことがあるとのこと。Fateで邪神と呼ばれるフィギュアといえば[[セイバー|彼女]]のものが有名だが、まさか……。 |
| *技名は彼女が傾倒するクラシック・バレエの作品・登場人物に由来する。ジゼル・ヒラリオン・アルブレヒトはロマンティックバレエの代表作『ジゼル』から、セイレーンは『放蕩息子』に登場し領主の息子を誘惑した妖婦、オディールは『白鳥の湖』で王子を騙した悪魔からとられている。 | | *技名は彼女が傾倒するクラシック・バレエの作品・登場人物に由来する。ジゼル・ヒラリオン・アルブレヒトはロマンティックバレエの代表作『ジゼル』から、セイレーンは『放蕩息子』に登場し領主の息子を誘惑した妖婦、オディールは『白鳥の湖』で王子を騙した悪魔からとられている。 |
| *意味深な騎乗Bという彼女の持つスキルへのフォローをすると、彼女に組み込まれているサラスヴァティーに由来するものではないかという見方がある。 | | *意味深な騎乗Bという彼女の持つスキルへのフォローをすると、彼女に組み込まれているサラスヴァティーに由来するものではないかという見方がある。 |
− | *天敵に設定されている、キングプロテアは『CCC』初期企画案で登場したサクラファイブの一人。<br>正式に登場しなかったのにも関わらず、天敵に設定されているとは余程相性が悪かったのだろう。ちなみに、同じく登場が予定されていた[[ヴァイオレット]]はメルトを天敵としている。 | + | *天敵に設定されている、[[キングプロテア]]は『CCC』初期企画案で登場したサクラファイブの一人。<br>正式に登場しなかったのにも関わらず、天敵に設定されているとは余程相性が悪かったのだろう。ちなみに、同じく登場が予定されていた[[ヴァイオレット]]はメルトを天敵としている。 |
| *メルトの宝具『弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)』は、初期案では相手を水の渦に叩き落とし、動きを封じた状態で徹底的に蹴り倒し、互いに絶頂を迎えてフィニッシュとするという'''かなりアレな宝具'''であった。「芸術の神も倫理規定には勝てなかったよ……」とは奈須氏の弁。<br>だがラスボスのあの宝具がOKで、これがNGというのは一体……。余程過激な内容だったのだろう。 | | *メルトの宝具『弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)』は、初期案では相手を水の渦に叩き落とし、動きを封じた状態で徹底的に蹴り倒し、互いに絶頂を迎えてフィニッシュとするという'''かなりアレな宝具'''であった。「芸術の神も倫理規定には勝てなかったよ……」とは奈須氏の弁。<br>だがラスボスのあの宝具がOKで、これがNGというのは一体……。余程過激な内容だったのだろう。 |
| 各マスターごとのステータス | | 各マスターごとのステータス |