差分
→メモ
== メモ ==
== メモ ==
* 初代ローマ皇帝はガイウス・オクタウィウス・トゥリヌス(アウグストゥス)だが、オクタウィウスは彼によって後継者に指名され、彼が築いた基礎から帝政を完成させた。そのため彼は事実上の帝政創始者として見られることが多い。また、「カエサル」の名はローマ皇帝の称号の一つとして受け継がれ、「皇帝」を意味する言葉の語源にもなっている。しかし本作のカエサルは「皇帝特権」を持たず、「カリスマ」もC止まりである。[[ロムルス|帝政どころか共和政以前の「王」]]は「皇帝特権」EXなのだが……。
* 初代ローマ皇帝はガイウス・オクタウィウス・トゥリヌス(アウグストゥス)だが、オクタウィウスは彼によって後継者に指名され、彼が築いた基礎から帝政を完成させた。そのため彼は事実上の帝政創始者として見られることが多い。また、「カエサル」の名はローマ皇帝の称号の一つとして受け継がれ、「皇帝」を意味する言葉の語源にもなっている。しかし本作のカエサルは「皇帝特権」を持たず、「カリスマ」もC止まりである。[[ロムルス|帝政どころか共和政以前の「王」]]は「皇帝特権」EXなのだが……。
* カエサルの政治指導者としての評価は古代ローマ当時から今日に至るまで、毀誉褒貶が相半ばしている。「共和制のままではいずれ起こるだろう問題に対処できないことを予見し、それに代わる新たな国家像を創造した」という点は紛れも無く天才だが、その急進さ故に腹心に暗殺され、再び内乱を引き起こすことになった。
* カエサルの政治指導者としての評価は古代ローマ当時から今日に至るまで、毀誉褒貶が相半ばしている。「共和制のままではいずれ起こるだろう問題に対処できないことを予見し、それに代わる新たな国家像を創造した」という点は紛れも無く天才だが、その急進さ故に腹心に暗殺され、結局内乱を再び引き起こすことになった。
* 現在の暦のもととなったユリウス暦を制定している。当時としては驚くべき精度の暦であった。1582年、時のローマ教皇グレゴリウス13世によって現行のグレゴリオ暦に改訂されたが、その内容は「年数が100で割り切れ、かつ400では割り切れない年は閏年ではなく平年とする」というルールをユリウス暦に追加しただけのものである。
* 現在の暦のもととなったユリウス暦を制定している。当時としても現在としても驚くべき精度の暦であり、1582年にて時のローマ教皇グレゴリウス13世によって現行のグレゴリオ暦に改訂された際も「年数が100で割り切れ、かつ400では割り切れない年は閏年ではなく平年とする」というルールをユリウス暦に追加しただけのものであることから。
* カエサルの名言として知られる「賽は投げられた」「来た、見た、勝った」といった言葉にはたびたび言及し、「来た、見た、勝った」に至っては宝具発動時はそれを意識した台詞とともに'''「来た! 見た! 勝った!!」'''の文字が背後に飛ぶといった演出がなされている。
* カエサルの名言として知られる「賽は投げられた」「来た、見た、勝った」といった言葉にはたびたび言及し、「来た、見た、勝った」に至っては宝具発動時はそれを意識した台詞とともに'''「来た! 見た! 勝った!!」'''の文字が背後に飛ぶといった演出がなされている。
** なお、大阪にあった某家電販売店は「来た、見た、勝った」をもじった「来た、見た、買うた(買ったの大阪弁)」のキャッチコピーが有名で、イベント「月の女神はお団子の夢を見るのか?」では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の選択肢の中に「'''来た、見た、買った!''' ですよね!」がある。
** なお、大阪にあった某家電販売店は「来た、見た、勝った」をもじった「来た、見た、買うた(買ったの大阪弁)」のキャッチコピーで有名になっており、イベント「月の女神はお団子の夢を見るのか?」では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の選択肢の中に「'''来た、見た、買った!''' ですよね!」がある。
** もう一つ有名な言葉として知られるのが「ブルータス、お前もか」であろう。こちらも期間限定イベントにて'''「○○よ、おまえもか」'''とアレンジされ使用された。
** もう一つ有名な言葉として知られるのが「ブルータス、お前もか」であろう。こちらも期間限定イベントにて'''「○○よ、おまえもか」'''とアレンジされ使用された。
* カエサルは二回離婚を経験しているが、三回目の結婚で迎えたカルプルニアとの関係は良好で終生を共に過ごした。カエサルの浮気性は治らず、政治上の理由から彼女を離縁してポンペイウスの娘と結婚しようと図った時もあったが(ポンペイウス自身に断られた)カルプルニアは正妻として彼を支え続けたという。またカエサルもカルプルニアを他の愛人たちとは別格の存在として扱った。クレオパトラを愛人としてローマに招いた後も、彼女の別荘に入り浸りはしたが決して泊まることはなく、必ずカルプルニアの待つ家に帰ったという。
* カエサルは二回離婚を経験しているが、三回目の結婚で迎えたカルプルニアとの関係は良好で終生を共に過ごした。カエサルの浮気性は治らず、政治上の理由から彼女を離縁してポンペイウスの娘と結婚しようと図った時もあったが(ポンペイウス自身に断られた)カルプルニアは正妻として彼を支え続けたという。またカエサルもカルプルニアを他の愛人たちとは別格の存在として扱った。クレオパトラを愛人としてローマに招いた後も、彼女の別荘に入り浸りはしたが決して泊まることはなく、必ずカルプルニアの待つ家に帰ったという。
* 愛人クレオパトラとの熱愛関係もあって当時のローマ市民からは「王位につきカエサリオンを後継者にするつもりではないか」「エジプトに国を売るつもりではないか」と疑われており、憎む者も多かったという。
* 愛人クレオパトラとの熱愛関係もあって当時のローマ市民からは「王位につきカエサリオンを後継者にするつもりではないか」「エジプトに国を売るつもりではないか」と疑われており、憎む者も多かったという。
** しかし暗殺後に明かされた遺言書にはクレオパトラやカエサリオンについての言及は一言もなく“オクタウィアヌスに遺産の大半を譲ること”“残りは市民のために用いること”“正妻カルプルニアとの間に子が生まれた場合の後見人”についてのみ書かれていた。ローマを売るつもりなぞ全く無かったのはともかく、カエサリオンを認知する=カエサルの後継者候補として担ぎだされる可能性が出てくるということなのでそれを防ぎたかったのではないかと言われている。事実オクタウィアヌスはクレオパトラの他の子供は生かしているがカエサリオンだけは殺させている。
** しかし暗殺後に明かされた遺言書にはクレオパトラやカエサリオンについての言及は一言もなく“オクタウィアヌスに遺産の大半を譲ること”“残りは市民のために用いること”“正妻カルプルニアとの間に子が生まれた場合の後見人”についてのみ書かれていた。ローマを売るつもりなぞ全く無かったのはともかく、カエサリオンを認知する=カエサルの後継者候補として担ぎだされる可能性が出てくるということなのでそれを防ぎたかったのではないかと言われている。事実オクタウィアヌスはクレオパトラの他の子供は生かしているが、カエサリオンだけは殺させている。
* 自称・太っているのではなくふくよかな体型の彼だが、これで意外と俊敏らしい。ステータス上では敏捷Bとセイバークラスの基本能力通り。
* 自称・太っているのではなくふくよかな体型の彼だが、これで意外と俊敏らしい。ステータス上では敏捷Bとセイバークラスの基本能力通り。
** ゲーム的な面でも、クイックが2枚と他のセイバー(いずれも1枚)より多いコマンドカード構成をしており、宝具もクイック属性。動けるDEBUである。
** ゲーム的な面でも、クイックが2枚と他のセイバー(いずれも1枚)より多いコマンドカード構成をしており、宝具もクイック属性(しかもセイバーに稀有な単体攻撃)。動けるDEBUである。
*『人ならぬ妖精の女と子をなした』とプロフィールに乗っているが、その子というのは様々な作品に登場するかの有名な「妖精王オベロン」の事であろう。彼はカエサルの息子とされ、[[ウィリアム・シェイクスピア]]の書いた文学作品にも登場するビッグネームとも言える。
*『人ならぬ妖精の女と子をなした』とプロフィールに乗っているが、その子というのは様々な作品に登場するかの有名な「妖精王オベロン」の事であろう。彼はカエサルの息子とされ、[[ウィリアム・シェイクスピア]]の書いた文学作品にも登場するビッグネームとも言える。
**ちなみにカエサルがオベロンの父であるとされてる様に、同時にオベロンにはある有名な存在が母親であるとされている。問題はその母親が[[モルガン|Fate的には余りにも意味深な名前]]という点であるのだが…、その名前を持つ者はアーサー王伝説では二人いるとされ、同一視もされるが別人として描かれる事もあるのでまだどっちの事を指しているのかは断言できないが、子があのオベロンな事もあり非常に興味深いエピソードといえよう。
**ちなみにカエサルがオベロンの父であるとされてる様に、同時にオベロンにはある有名な存在が母親であるとされている。問題はその母親が[[モルガン|Fate的には余りにも不穏な名前]]という点であるのだが…、その名前を持つ者はアーサー王伝説では二人いるとされ、同一視もされるが別人として描かれる事もあるのでまだどっちの事を指しているのかは断言できないが、子があのオベロンな事もあり非常に興味深いエピソードといえよう。
*聖槍として知られるロンギヌスの槍の所有者だったという伝説もある。それによればトバル・カインの鍛えた剣と槍が紆余曲折を経てポンペイウスの部下の手に渡り、カエサルへの贈り物とされたという。その後、カエサルはロンギヌスの祖父の戦功を嘉し、褒美としてこの槍を与えた。ロンギヌスは祖父から引き継いだこの槍で、イエス・キリストを刺したという。
*聖槍として知られるロンギヌスの槍の所有者だったという伝説もある。それによればトバル・カインの鍛えた剣と槍が紆余曲折を経てポンペイウスの部下の手に渡り、カエサルへの贈り物とされたという。その後、カエサルはロンギヌスの祖父の戦功を嘉し、褒美としてこの槍を与えた。ロンギヌスは祖父から引き継いだこの槍で、イエス・キリストを刺したという。
**なお、槍と共に手に入れたトバル・カインの剣については、ロンギヌスの祖父への褒美として一緒に渡されたとも、ブルータスに手渡されカエサル暗殺に用いられたとも言われる。
**なお、槍と共に手に入れたトバル・カインの剣については、ロンギヌスの祖父への褒美として一緒に渡されたとも、ブルータスに手渡されカエサル暗殺に用いられたとも言われる。