60行目:
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:連作浮世絵の二十一作目『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』。
:連作浮世絵の二十一作目『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』。
:自然の振る舞いを見極め、神懸かりの境地より繰り出される筆鋒は、神秘的な実態を備え、鑑賞者の身も心も衝き動かす。
:自然の振る舞いを見極め、神懸かりの境地より繰り出される筆鋒は、神秘的な実態を備え、鑑賞者の身も心も衝き動かす。
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:そして、深淵の邪心と交信し覚醒した北斎は、その狂気を取り込み、唯一無二の浮世絵を描き上げた。それが『神奈川異海裏すさび』。
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:そして、深淵の邪神と交信し覚醒した北斎は、その狂気を取り込み、唯一無二の浮世絵を描き上げた。それが『神奈川異海裏すさび』。
:“表富士”三十六景に加えた“裏富士”十景、さらにその先の境地にまで踏み込んでしまった禁断の筆。
:“表富士”三十六景に加えた“裏富士”十景、さらにその先の境地にまで踏み込んでしまった禁断の筆。
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==真名:葛飾北斎==
==真名:葛飾北斎==
:江戸時代後期の浮世絵師。真名である「葛飾北斎」の他にも「画狂老人」「宗理」など30もの雅号を持つ。
:江戸時代後期の浮世絵師。真名である「葛飾北斎」の他にも「画狂老人」「宗理」など30もの雅号を持つ。